Sept.19,2021
昨日まで降っていた雨が上がり、よく晴れ渡った秋らしい青空が迎えてくれます。テクテクと。歩きには清々しい空気感が、運動不足のストレスをゆっくりと和らげてくれます。
JR北海道のヘルシーウォーキングに参加しました!
10kmほどのウォーキングに出かけたのは、なんとなくここ1年半ほど運動不足が気になっていたからです。そんな時に見つけたのは「JRヘルシーウォーキング2021」。何か理由付けをしたかったのかも知れません。
「JRヘルシーウォーキング」は、毎回いろいろな場所で行っていて時間があれば参加したいプログラムがたくさんあります。参加するとポイントが貯まったり、場所によってはコラボ企画があって楽しみが増えます。
本来ならJR北海道の企画行事ですので、札幌駅から追分駅間を列車を使って行くのがいいのでしょうが、気づいたのが前日だったのと、完走後の寄り道ルートを考えて路線バスなどの乗り継ぎ時間を調べるとうまく組み立てができません。
泣く泣くマイカーでスタート地点のJR追分駅を目指しています。北海道の場合、駅と路線バスなどの公共交通の繋ぎがネックになり、車が手放せなくなってしまします。もちろん、全国的に土日・祝日などはバスは運休が多くなっているので、観光客はなかなか使うことさえできない現状です。
追分駅からスタートしゴールする10kmのウォーキングルートにオプションコース
延長コースの往復2.4kmは、登り勾配の考慮すると1kmを15分から20分で進んでいるとして、いつものように写真を撮っているので50分程度使うかなという計算をします。そこで10km+オプションコースとしたので、当初11時00分フィニッシュタイムを11時50分へ変更して開始です。
まずはじめに、駅前通りを右折して舞鶴追分線の「道道226号線」を南下します。黄色い看板が目印の「ホクレン」のガソリンスタンドが追分ファームに向かう分岐点です。
追分ファームへ向かう道は自然が作り出す風景
住宅街を抜けていくと、北海道らしい広大な土地が目の前に広がります。普段webの仕事でレイアウトや商品アップなどPCに向かっている時間が長いので、この風景を見ると視力を改善し目が楽になり視界をよくします。
一度住宅地を離れると、もう農場と牧場とか織りなす景色が堪能できます。
遠く中央には、かすかに恵庭岳が見えています。肉眼ではその左隣に連なる樽前山も確認できます。そういえばここ数年、時間を作っては登山をしていましたがずーっと登っていないことに気づかされます。
あびらフットパスコースの展望台へ(オプショナルコース)
オプションコースへ向かう人と戻って来る人が行き交います。丘の上の展望台という感じなので、思ったよりも登り勾配があります。
今回のコースの中で一番の急坂(のぼりルートは別にあったようです)を行きます。本当は帰りコースの下りとして設定されていたようですが、ほぼ周りの人達はこのコースを使って登っていたようです。
展望台が折り返し地点となるようです。横に置いてある切り株の上に立って「360°」見渡し稜線を繋ぎ合わせると地球が円(まるい)事がわかります。
早く戻らないと、昼12時をまわってしまいそうです。早く「おかえり」と促されるように下山開始です。
基本コース(10km)の分岐点まで戻って来ました。オプショナルコースと同様、舗装路が無くなり土の道になります。この方が足の負担が少なく歩きやすいです。登山道などでは、土の路面をトレッキングすると足へのアタリの柔らかさを感じます。
晴れているので、尚のこと歩きやすさがわかります。
現在10時30分を少し過ぎたところです。写真撮影が主になってしまって歩みを止めてしまっています。やっと物す距離5kmをすこし進んだところなので、到着は12時頃かと思っています。
再び舗装路になりますが、景色を写真に残したくてつい何度も足を止めます。そのたびに、後方から追いついた人達が抜いて行きます。それでも、よく見ると疲労が出ていてゴールへ向けてスパートしているように感じられます。
「道の駅あびら」へ分岐する手前にある「有限会社 中道農場」さんの入口が見えてきました。目印の無い一本道に、ランドマークがあると安心します。
働く音が響きます。この丘陵には、この音色が最も適しているようにも思います。
残すところ1Km、「道の駅あびら D51ステーション」へ
日本で最後にSL「さよなら列車」が走った地であり、追分駅~夕張駅間をSLとして貨物列車が運行しました。1975年12月24日石炭専用列車が追分駅構内に到着し、SLは国内(当時は日本国有鉄道)から姿を消します。
できれば、一緒に食べたいと思っています。そこで、一度ゴールを目指して「ホテルわたなべ」さんで受け取って、もう一度ここへ戻ってくる予定です。
順路に従って、追分駅へ向かいます。
追分ファーム方面に行くとトイレがなく、ちょっと困っている人がいました。今後の課題かなと思います。
復刻!追分の駅弁を舌つづみ
予定通りお昼に、予約してあった「復刻!追分の駅弁」を受け取る事ができました。
「あびら肉コロッケ」の引換も長い列を作っています。今回のウォーキングの参加者も想定以上の人が歩いたような気がします。整理券を配られたので「ベーカリーショップ」で先に買い物を済ませます。
参加記念でお一人様1個もらえる「あびら肉コロッケ」です。できたてのホクホクを味わいました。
鉄道遺産を残していく動き
屋外展示されていますが、かなり手入れされていつように思います。このようなご時世なので車両内の見学ができないのは残念です。ここへ立ち寄ったファミリーを見ていると大人と子供が共通の接点が、鉄道にあるような気がします。
鉄道記念館のWeb通販ショップ「D51ステーション e-TRAIN SHOP」があり、これからは全国へ向けてこの場所へ来られない、手に入らない「D51ステーション」のオリジナルGoodsの販売が活発になって行くことでしょう。
鉄道資料館のD51を見て「道の駅あびら D51ステーション」から疲れと汗を落とす温泉へ向かいます。
マイカーを使った理由のひとつに、この「ふる里の名湯 鶴の湯温泉」があります。
源泉かけ流しの本物の温泉なので、疲労感があるときにどっぷりと浸かると、帰るのがイヤになるので、そこそこにしほてりの和らぐぐらいの休憩を挟んで、一路札幌へ。
今回の「安平・追分ウォーク公称12.4km(オプショナル含む)」は、ここ1年半以上の体調管理・健康管理に欠かせない歩く事に自粛を求められていた中で清々しいイベントだったと感謝しています。
北海道は今後廃線となる鉄道路線が増えていきますが、一方で形として歴史を残しすことが必要な時期にきています。