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Coleman peak1ランタン 222B編 『その3』-【30年目のメンテナンス】ふるキャン∞(Unlimited)

peak1 LANTERN 222B

peak1ランタン 222B

オールドキャンパーの「ひとりごと」シリーズ第三弾です。

オールドパーツや現役のパーツのメンテナンス用品も含めて、ここ二年ほどで価格が高騰していますね。今のうちに一度メンテナンスをしておくと、数年間は軽いメンテで十分使えます。

ヴィンテージになりかねない古いキャンプ道具を大切に使いこなす、これぞ!「ふるキャン」です。

Coleman peak1 Lantern Model222B メンテナンス

黒のピーク1はアメリカ向けで、シングルマントルランタンで、小型モデルです。透明のホヤはまぶしいくらいに明るく工夫が必要でした。

GASのホヤを使って見たりしましたが、最終的にはイエローガラスのホヤに落ち着きました。

一応、このようなケースとホヤカバーを付けた状態で保管してありました。

キャンプテント前、第二の照明として使っていました。

多少、汚れなどを拭いてしまっておいています。写真の赤いケースはショップに注文してから永遠連絡がなく長い間放置されていた記憶があります。と言うのも、一度こちらから連絡すると、まだ入荷なしと言われてほとんど諦めムードでした。

完全閉店になる予定だったのでしょうか?突然「入荷していますが・・・」と言われて取りに行った覚えがあります。

古い思い出です。

主要なポンププランジャーから始めます。

Colemanのホワイトガソリンを使った燃焼系は、これまでのStoveと同じポンピングのメンテナンスから始めます。

ポンプキャップのタイプが旧式のクリップタイプなので、取り外しにはラジオペンチなどの工具があると便利です。

ポンプキャップクリップの取り外し

ポンププランジャー一式のパーツは、ポンプキャップクリップタイプにするには、分解が必要です。

旧タイプのポンプキャップクリップはラジオペンチ等で広げて外す。

そのため交換になると、一手間必要な作業があります。

以前購入しておいたパーツです。

以前購入しておいたパーツです。

前回のFeater Stove 422の時は、ポンプカップの白いプラスチック部分の交換で、あとは使用していないので、今回その余ったパーツをすべて使います。

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Coleman Model442編 『その2』-【30年目のメンテナンス】ふるキャン∞(Unlimited)
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ポンプステム部品

車用のスラッジ除去クリーナを使うと完璧なようですが、あまり強い洗浄力のモノを使う気にならないので、メンテナンスには、アルコールとブレーキクリーナを代用しています。

いつものようにポンププランジャーの動きが悪いので、リュブリカントオイルを充填しておきます。あとで汚れ落としとともに拭き取るのでかなり多めです。

燃焼させるとすぐに乾燥してくるので結構使います。
燃焼させるとすぐに乾燥してくるので結構使います。

結局、ここのメンテナンスの難関は、「チェックバルブ」の取り外しなので専用工具があれば75%は、終了したと思えるほどです。モノいじりが好きな人にとってはここの部分が済むと力仕事はないです。

破損防止のためホヤは外しています。さすが初めての取り外しは、固く締まっています。

こんな感じでチェックバルブ&エアーステムを取り外して洗浄します。

汚れや固まったオイル付着があるくらいで機能は問題なしです。

ポンププランジャー一式のパーツは、白いパッキンカバー以外は取り替えてしまいます。今回の取り出したポンププランジャーは、予備パーツにします。

チェックバルブも見ましたが、正常ですのでもとに戻します。

作業しながらの撮影なので、ぶれてしまっています。(-_-;)

ジェネレーターメンテナンス

照明は、バーナーよりもジェネレーターの不具合が出やすいです。しかも微調整があまり効かないPEAK1ランタンなのでスス汚れなどを慎重に見極めていきます。

ベイル(ハンドル)を広げて屋根(ベンチレーター)を外します。

ここで、マントルの破れがホコリ状になって落ちていれば、掃除機で吸い取っておくと作業がしやすいです。ヒートシールドを外します。

センターロックナットを専用工具で外します。

タンクと切り離しができるのと、ジェネレーターカバーを外すことができます。

ジェネレーターが見えてきました。

燃焼バルブとジェネレーターの位置関係を確かめるために、燃焼オフの位置でナットを専用工具で緩めていきます。

ジェネレーターは柔らかい材質なので、ネジ山など傷めないように。

燃焼バルブをプラスドライバーで外します。

ジェネレータと燃焼バルブ位置は再調整が必要です。

ジェネレーターの先の外観は、カーボンがついていますが内部の細いピンは汚れも少なく曲がりもなく正常です。(ここは、購入後3年くらいで燃焼が悪く点検すると、曲がってしまい交換しています。

ジェネレーターの先も問題なし。

軽く外観の表面汚れを清掃して終了とします。

燃焼バルブのON/OFFの位置決め

フックが一番上昇位置はOFFの位置です。

ゆっくりと、ジェネレータのヘッドにピンが入るようにしてナットを締めていきます。

このとき、燃焼を行わない(ガソリンが出ていない)状態になるように「燃焼バルブ」をOFFの位置に合わせます。

ポンププランジャーを仮組みして空の燃料タンクを軽いポンピングでエアーが停まるか、出るかでON/OFFの簡易テストができます。

ジェネレーターカバーを通してセンターロックナットを締めれば終了です。

ホヤで変わる採光の楽しみ方

イエローのホヤを手に入れてからはもっぱらPEAK1に付けたままです。オリジナルのクリアは、照度を明るくする目的では優れていますがちょっとまぶしいくらい明るいのが難点でもあります。

イエローグローブは、なんとなく眩しさを和らげてくれます。

レギュラーのクリアのホヤにすると明るいですが、思ったよりも微調整の効かない燃焼バルブなので、キャンプ場で品のよい光具合をだすのに苦労しました。

PEAK1ランタンに始めから装着されていたクリアのグローブです。

一・二度使って保管していたので、比較的きれいなままでした。

裏技ですが、直径80Φぐらいのモノを探していたら、フランスの CAMPINGAZ(キャンピングガス)のスリットの入ったホヤを長い間使っていました。

CAMPING GAS(キャンピングガス)のスリット入りのグローブは、サイズがほぼ一緒だったので使っていました。

CAMPING GAZ(キャンピングガス)のグローブも使えました。これだけ白いスリットが入るだけで、眩しさがなくなりキャンプの照明のコントラストを変えることができます。今このようなホヤが手に入るかわかりませんが、こんな事をして楽しんでいました。

最後に:メンテ後の燃焼テストは必ず屋外で!!

ジェネレーターのメンテナンスして、燃焼テストをするときは面倒くさがらずに外で行いましょう。消化のための水も用意しておいた方がより安全です。

ポンピングも必ず野外で行い燃焼を確認ください。

Colemanの旧式フューエルファネル は、小型モデルの給油には使いやすい。

PEAK1のような小型モデルの燃焼テスト後は、リュブリカントオイルの乾燥が早いので補給して保管しておきます。

長期間使わない場合は別ですが、次に使うときも動きがスムーズです。ポンピングする前に、多少オイルの補充をした方がいいように思います。

長く使うには、メンテナンスの部品を用意しておきたいので、

ポンププランジャー一式 ピーク1

Coleman リュブリカント

●専用工具( スーパーレンチ

ジェネレーター#226A/229(226-2991)

とくに、壊れやすいジェネレーターは予備でもって置くと便利です。もともと付いていたジェネレーターG2、G2Aは、すでに廃番です。現在の適合品はジェネレーター#226A/229(226-2991)となりますが、径が1mmほど大きいので「ヒートシールド」を若干広げる加工が必要になります。

ジェネレーター#226A・229(226-2991)場合、ヒートシールドを少し広げる。

コールマン ジェネレーター#226A・229 226-2991
コールマン(Coleman)
¥2,240(2024/04/18 14:01時点)
222・226・229交換用ジェネレーター 226-2991です。 *222に使用する場合はヒートシールドを拡大加工して下さい。

もう手に入りにくくなっていますが、コールマンのオールドパーツとしては、PEAK1用のマントルがあります。

PEAK1専用のMantle二枚入りです。

PEAK1専用のMantle二枚入りです。

コールマンのガソリンチェックバルブ外しには欠かせません。旧タイプのカナダタイプ(ステム先端が太いタイプ)やオールドタイプ(ヴィンテージ)を持っているなら両方メンテできる(ネジサイズが違います)レンチが便利です。また、十字レンチのように使えるハンドルが付属するのも使いやすいです。

チェックバルブ レンチ(US、Canada兼用)

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