プーケット、雨季と言っても時々刻々美しいリゾート【3】Aug 11, 2016~Aug 16, 2016
話は前後するのだが、プーケット行き18:15発TG221の飛行中の機内でこんな話になっていた。相方が「バンコクエアウェイズ」のラウンジを目にしたからだった。
スワンナプームの国内線は、国際線に比べて小さなスペースである。プーケットに到着して、ホテルに到着を考えると、ちょっとだけ食事をしておいた方がいいだろうということで、国内線制限エリア内フードコートで何となく選んだのが、マクドナルド。
「ワイのポーズのドナルド・マクドナルドの場所変わったのかな?」以前マクドナルドの店舗前に必ず置いてあるので、不思議そうにさがしていた。
「こっちの方にあるわよ!」とすかさず相方が答えた。
バンコクエアウェイズのラウンジはエコノミーでも利用できて便利。
フードコート内は随分混んでいた。国内線なのでタイの人が多いのかな?と考えがちだが、意外と色々な国にお人達が多い。ここで食事を楽しむくらいしかないのであろう。制限エリア内に入ってしまうと、何もする事がないし食事もそんなに安くはない。
タイ航空のラウンジと、バンコクエアウェイズのラウンジがあるので他の多くの人はそこに集まっているのだろう。タイ航空のラウンジは通常は上級会員向けである。条件をクリアするのはそこそこ搭乗回数やビジネスクラスの利用、スターアライアンスの上級メンバーなどでハードルは高いようだ。一方でバンコクエアウェイズというと、エコノミーでも利用できる。
JALのマイルのキャンペーンもやっていた
「そう言えば、JALを乗り継いで国内線をバンコクエアウェイズ利用なら、エコノミーでもラウンジが使えるし、キャンペーン(バンコクエアウェイズ(PG)提携記念ディスカウントマイルンー終了しています。)が継続されていればお得なマイルでプーケットに行けたはず」と私が言うと、
「それなら、成田経由で行くっていう方法もあったってことね?ここでラウンジで過ごせるのもいいわね!」と今更ながら相方が言う。
「もう現地に到着するんですけど・・・」と呆れ気味に言い放った。
今回は絶対に間違わない・・・INTERNATIONAL BAGGAGE CLAIM
空港に到着すると、人の流れに合わせてというよりも乗り継ぎの時貼ってもらった黄色いシール(INTERNATIONAL BAGGAGE CLAIM) の方向へばかりが気になっている。
以前、チェンマイにいった時、間違って国内線の受取でずっーと待っていて係り員に教えてもらったという苦い経験が記憶の奥底からわいてきていた。
預入手荷物は、思ったよりも早く出てきた。
何組かは、手荷物の検査機を通すように係り員に言われるが、途中でそのまま通過するように指示が変わった。
SIMカードの購入のできるところ
到着ロビーに出ると、左手にツアー予約カウンターが見える。その店員の一人に何故か目が合ってしまう。
見渡すと何もない、もう一つ出口の通路があるので、そこを出るとすぐに外なのだと思っていた。目が合ったついでに、SIMカードの購入できるところを聞いた。
はじめは、どこのホテルなのか?、いつまで居てツアーは予約しないのか?とこちらが聞く前に、一通りのことは言ってきたようだ。話が一応おさまったので、おもむろに聞いてみた。
「ツーリストSIMカード?」と言うと、使い込まれた、一覧表を出してきて、滞在日数を聞いてくる。表にある「7day」を示すが、随分オフィシャルより高い。これなら日本であらかじめ海外SIMを用意した方が価格は高いが精神衛生上良かった気がする。
ただ、今日から宿泊予定のホテル、アンダマンホワイトビーチリゾートまでSIMカードが手に入らなければ、周りには何も無いので入手は数日困難になるだろう。
そんな感情がよぎっていて、言い値で手を打つしか無さそうだ。(正規のサービスカウンターに比べるとここは高いが・・・日本で購入よりは随分安かった。)
ネットがつながるのを確認して、支払いを済ませて受け取って外に出ると今度はタクシーの呼び込みである。チラッと見ると、SIMカードの「TrueMove」ブースのようなものが見える。
『ちょっと早まったか?』 と思いつつ、外でいくつか並んでいるタクシーカウンターを目指した。
ホテルまでのタクシーは、最初は同一価格で交渉で値段まちまち
ここでも、タクシーの価格はまちまちである。パタヤビーチよりもずっと近いホテルなのに何か割高のように思えてならない。1000THB(バーツ)というところや1200THBまで様々である。
「大体、今日のレートは3円位だから、3000円~3600円というところ。絶対に高い・・・」と相方がいう。
「確かに、30分くらいでホテルまで着くと思う。その距離では納得できないよね。」
一つのタクシーカウンターで、ホテルの場所を示した地図を見せて、ここからの距離間をわかるようにしたら、はじめは、1000THBと値段表を見せていたのに、それを裏返すと手書きで500THBの文字が書いてある。それを指さして「これでどうか」と言うので決めることにした。
それでも本当は高いかもしれない。
ただ、きょうの一日は、まだホテルのチェックインが残っている。ここら辺で妥協するしかない。
やっと、空港を脱出できる。
若いそのタクシードライバーは、こちらのスーツケースをトランクに手際よく入れている。キビキビした態度に好感が持てる。
車が動き出すと、スピード感が通常の人よりも早い。
とにかく早いのだ。救いは運転が下手ではないことだ。しかし安心して乗っていられる巧さではない。レーサーにでも成るならいいのだが、他人を乗せて運ぶサービス業としてはどうか。
やっとホテルにチェックイン!まわりは何もない
ことなくして(命拾い・・・)、ホテルに無事到着。
ドアを開け降りると
張り詰めた気持ちからか深い呼吸をしていた。
相方の方は「ふっー!」とため息が聞こえていた。
ホテルにチェックインして、一通りの説明のあと部屋に通された。
長い移動の一日が、終わろうとしていた。
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