フリーキップを使いながら東北を満喫【1】Aug 14, 2019~Aug 18, 2019
東北には、お得で優れたフリーキップの存在を知って、空港を使わない列車の旅に出ることにしました。
思ってもいなかった、足が無い。
最初から難関が待ち受けていました。朝の6:00頃のJR札幌駅から出発する便に乗るには、地下鉄沿線に住んでいる以外は、路面電車やバスなど公共交通を使っては無理です。
方法としては、
1,札幌駅近くのホテルに前泊する。
2,知人・友人・親戚など車で送ってもらう。
3,マイカーで行き駅の駐車場に駐めておく。
4,タクシーで来る。
その中で、一番コストがかからないのは「2」の送ってもらうことですが、頼めるような親戚もいないし、それほど親しい友人も近くにいない。そこで「4」のタクシーが最も有効だと思っていた。
しかし、旅行の前日に5時頃迎えに来てくれないかと、近くのタクシー会社へTEL。配車センターがあるからそちらでとかけ直す。そこで思わぬ展開が待っていた。
「そのような予約はできないので、当日、空いていればすぐに向かわせる。」というような雰囲気でかけ直すように言われた。
長年、札幌に住んでいるので自宅の近くを午前5時頃ならタクシーの「空車」ぐらいはあることはなんとなくわかる。しかし、この時間に「予約」をできないことは、これからの「旅」の一歩を踏み出す前に、不確実な要素を抱えたまま当日を迎えることになってしまう。
そらなら、家の近くのタクシー会社に限定せずに、MKタクシーに電話をすると遠くから来るにもかかわらず「予約」が可能でした。
このような環境をみると、札幌で自動車免許証の返納なんてまだまだ整備が整っていないのだと感じてしまった。返納の対象となる年齢の人が生活圏の足が確保できれば、という議論もありますが、マイカーが無くなると、遠くに旅するのができなくなる恐怖の方が大きいと思っています。
初めての新幹線「函館北斗駅」へ「トクだ値30」を使って
先ほどの話に戻るけど、これなら、朝早い新千歳のフライト便でもJRの札幌駅から快速エアポートを使うことで、費用と時間の節約になるとも思った。
改札開始まで、まだ十分な時間がある。
あと10分ほどで改札が開く予定で、そのトイレの方が快適なのであえて改札前のトイレを使わない人もいる。
定刻6:00発のスーパー北斗に乗車。これが9:13に函館北斗の到着する。
JRの予約も随分と楽になった。PCで予約ができる「えきねっと」を使っている。予約時点では、「トク30」や「トク40」といったお得な価格で購入代金を節約できる。
今回は、このきっぷを購入。みどりの窓口で購入するが、このお得なきっぷは旅程が完全に(間違いなく)決まってから購入、もしくは、時間が許せば当日の購入がペストである。発券後のキャンセルはできないので、もしもの場合は全額の負担になってしまう。
その点を気を付ければ、圧倒的にお得感がある。
北海道・東北新幹線へ乗り換え「お先にトクだ値40」を使って
スーパー北斗からの乗り換えもスムーズで、キヨスクは新幹線の乗り換えのホームにあり、ちょっとした飲料や弁当やお菓子なども購入できて便利である。
札幌-新函館北斗間の指定券・乗車券とこれから乗る新函館北斗-新青森の指定券・乗車券を同時に改札に通します。
このPC上(えきねっと)で用意していた北海道新幹線のきっぷは、繁忙期にはより効果があるように思えます。
乗り換えの時間は22分で、十分余裕があります。
このまで移動は、登り降りもなくスムーズです。乗り換えの配慮があるホーム構造でした。
1時間ほどで、新青森駅に到着します。青函トンネルに入ったと思ったら到着したという印象で、揺れも格段に少なく快適な列車の旅を満喫?しました。
東北の町には、お得なフリーキップがたくさん
新青森駅では、お得なフリーキップを「みどりの窓口」で購入する予定にしています。この「津軽フリーパス」はクレジットカードで購入もできます。
JR線の改札は自動改札機が使えて後の弘南鉄道・津軽鉄道や弘南バスは提示することでフリーエリアを使える。
この「津軽フリーパス」を使って、待ち時間と接続のタイミングの時間がちょうどいいのでエリア内となる「青森駅」に行きます。
ここでは「青い森鉄道」の青い森ワンデーパスを購入するためです。
この青い森ワンデーパス、提携割引施設とか各駅の情報はHPから見ることができます。しかしこのような乗り降り自由なきっぷは、ガイドの指針となる紙の情報の提供があるとうれしいのです。
キップ売り場にも、そのようなものが無かったので、相当事前に調べていかないとならなかったのがつらいです。
この「青い森ワンデーパス」の便利な所は、使う当日にコンビニでも購入できるので、今日の購入に焦る必要はないのですが、念のため17日分として購入しておきます。
先付けで購入したためか払い戻しの注意の紙を渡されました。(使用せずに220円の手数料を払って、払い戻しをする人ってそんなに多いのかな?)
今回の旅程を組む上で悩んだのが、「あおもりホリデーパス」です。
陸奥湾を中心にまわる日程があったら、こちらがよかったかも知れません。
購入を終え、JR奥羽本線で「川部」を目指し、同じJRの五能線に乗り換えて「五所川原」を目指します。
ここから、津軽鉄道に乗り換えて「太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)」へ。
ここは「金木駅」にほど近い場所にあり、まだ芥川賞を取る前の小説「火花」の作者「又吉直樹」氏や旅のバイブルとも言える「深夜特急」の「沢木耕太郎」氏なども来たことがあるという隠れた資料館です。
東北の旅は始まったばかりです。
「えきねっと」を使うと便利です。
つづく・・・。
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