カンボジアの空路入国
Aug. 12, 2025~Aug.17, 2025

仁川第一ターミナルから乗り継ぎ
プノンペン国際空港

Phnom Penh国際空港。2025年9月9日、新空港へ移転が決まっている。
カンボジアは、VISA(査証)が必要な国のため空港到着時に取得してもいいが、深夜便やツアーなどなら事前に手続きをしておくのが得策。
ネット上で完結してしまう「e-VISA」が便利なので、前回のシェムリアップの時と同様に取得。
前回の時と大きく違っているのが「e-Arrival」で、今までは紙に記入していた「税関フォーム」「入国管理」「健康状態」などがアプリ申告になった。(入国時に、タブレットがあり申告も可能ですが混み合っているとさらに時間がかかるので、事前にスマホに「Cambodia e-Arrival」をインストールして所定の要件を申告しておくと便利)
ココで困ったことが、発生する。
「e-VISA」は事前にプリント(2通)をしておくだけ、「e-Arrival」は、カンボジアの空港内で必要となるためネット環境が必要になる。
スマホは、キャリアによって、24時間を定額にしてローミングで繋いで「モバイル通信回線」を確保して表示する方法。
または、空港の無料Wi-Fiにアクセスして表示する方法。プノンペンの空港の場合は「_VINCI Airports Wi-Fi」を選ぶと表示可能。
さらに、事前にカンボジアの通信キャリアのSIMカード&eSIMをセッテイングしておく方法で表示する。
プノンペン国際空港が2025年9月9日に移転して開業を始める。私達にとってこの旧プノンペン国際空港は、最後になるだろうと思う。
仁川(ソウル)空港のプライオリティパスラウンジ
プライオリティパスがカード形式より、アプリ表示となった。
カードを持ち歩かないので便利になったはずだが、ここでも、また通信回線につながっていなければ表示できない。

プライオリティ・パス デジタル会員カード
そこで、方法は空港の無料Wi-Fiにアクセスして表示することが簡便だが、ソウルのように通信先進国ならWi-Fiの速度も速く、大量の人数にも対応していて快適ですが、中途半端な無料Wi-Fiなら、表示に時間がかかりそうだ。
そういう時は、docomoなら「世界そのままギガ」やau海外放題(UQモバイル含む)をつかったり、楽天モバイルなら「海外ローミング2GBまで無料」などキャリアプランを使う方法もある。
以前は最強だったAIS sim2flyアジア34ヶ国プリペイドカードは、非常に便利だったが、価格が高くなった事と使用時に名義認証作業(パスポート№・電話番号・顔認証等)が必須となり、空港や現地のキャリアショップで調達した方が安価になるようなケースがでてきました。
このように、日々変わって行く情報とスマホの使い勝手をマスターしないと、私のように年齢を重ねてくるとなかなか混乱してしまう。
タイとカンボジアの領土戦争
変わった事の筆頭は、これにつきる。
今回の旅の準備を進めてほぼ航空券・宿泊・貸し切りチャーターツアーなどすべての予約が完了したときに、その第一報が「たびレジ」によって知ることになった。
●タイとの国境付近(ウドーミエンチェイ州全域、プレアビヒア州チョアム・クサーン郡)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●タイとの国境付近(バンテアイミエンチェイ州、バッタンバン州、パイリン州、ポーサット州及びコッコン州のタイ国境から30km以内)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引上げ)
●上記以外の全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

カンボジアの危険情報【一部地域の危険レベル引き上げ】本文を書いている8月23日時点でも有効。
2014年に、シェムリアップに行ったときにプレア・ヴィヘアを考えていたが、数年前の戦闘によりツアーが解禁にはなっていなくて断念した思い出がある。結局実現したのは、2019年にクメール遺跡の旅をするまでチャンスがなかった。今回もこの件でタイ国境付近は、危険レベルが上がっている。
首都プノンペンはどうだろう。知り合いの日本語ツアーガイドさんからの情報では、国民がかなり冷静に対処しているとのこと。内戦の深い歴史から争いを好まない人達という事はわかる。
カンボジア国内の状況は、国の資格を取得している日本語ツアーガイドさんのFacebookから状況がわかる。
プノンペンに着いてから8月15日に発表があったので、少し安心する。
カンボジア・タイ国境地域における緊急無償資金協力の発表と植野大使からのメッセージ
カンボジアの皆さんへ
8月15日、日本政府は、カンボジアとタイの国境地域において発生している緊急人道ニーズに対して、国際移住機関(IMO)及び国連児童基金(UNICEF)を通じて総額約180万米ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。この協力を通じて、生活必需品や一時的避難施設の配布等の人道支援を実施します。
日本政府は、カンボジアとタイの間の即時無条件の停戦合意を強く支持するとともに、一刻も早い平和の回復を願い、被害を受けた方々の困難を軽減するために努力してまいります。私自身、そして当館の原防衛駐在官も国境地帯を視察し、被害の状況に心を痛めております。在カンボジア日本大使館としても、平和の回復とカンボジアにおいて影響を受けられた方々への支援に尽力いたします。
植野篤志
8月12日の渡航の準備をしていた中で、新千歳からバンコク経由でプノンペンという航路もフライトスケジュールを見ても通常運航をしている。私達は、新千歳からソウル経由プノンペンも大きな変更がない。
実際の渡航はどうだったと言うと、新千歳-ソウルも日本人が少ない感じで、ソウル-プノンペンに至っては日本人も少なく海外のビジネスや観光客も同様で空席があった。
ソウルからプノンペンへは、離陸が1時間ほど遅れたことで、ホテルに到着したのは現地時間の午前0時を回っていた。
ホテルの送迎とレイトチェックアウトの支払い
ホテルの予約時にお願いしていた空港からの送迎と最終日のチェックアウトの延長を頼んでおいた。
この分は、現地で決済なのでチェックインの時に支払うことにした。ところが「楽天カード」で支払いができない。カンボジア国内は、概ね「アメックス」は使えないのは知っていたが、楽天カードでエラーになる。タッチも従来の差し込む方法の決済も通らなかった。

楽天VISAカード
その場は、他のカードを使って難を逃れたが、ちょっと納得がいかない気持ちのまま、長い移動から解放されるように案内された部屋に入った。
楽天カードは、平カード・ゴールド・プレミアムと楽天経済圏のポイントが魅力でステップアップしていたが、これまで海外で使用でこんな事があったか、と振り返る。現地のe SIMに接続してカードの管理画面である「楽天e-NAVI]を見るが、これと言った警告がされていない。
海外利用の制限解除手続きが必要。
この解除の仕方は、次の章で・・・。
今日は、ここまでにして明日に備えることにした。
明日は、7時10分からカンポット~ケップ方面に行く予定。
疲れを残したまま、また長時間移動です。
プライオリティパスでラウンジ利用が年間5回まで付帯している。ラウンジの利用料金は36ドルなので、1$≠150円で計算すると1回「5,400円」。5回利用で27,000円、年会費をラウンジ利用だけで置き換えるなら3回利用でお得という事になる。それ以外に楽天市場内での利用特典も大きいけれど。
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