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沖縄バス旅-2:元旦初詣と路線バスでブセナ海中公園へ

護佐喜御宮(ごさきのおみや)

Dec 31, 2023~Jan 04, 2024

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沖縄の元旦

旅の計画時の話と前後しますが、沖縄観光と言えばレンタカーを使ったドライブ旅行がガイドブックでも定番の編集となっているよう。交通網が緻密に網羅されているわけでなく、交通機関を使った場合に行ける場所が限られてしまう事情もありそうだ。

ツアーを使った旅行なら、空港からホテルへ行き、その場所からオプショナルツアーで専用の車両で名所旧跡巡りを付けたりもできそう。もちろん個人旅行でも、ホテルへリムジンバスを使う空港送迎や専用シャトルタクシー、ホテルから出かけるなら専用プランで希望の場所へ運んでくれるというサービスを利用する方法もあるようだ。

そういう訳で、自由きままな路線バスを使った移動は、かなり少数派となるように感じている。

沖縄のバスマップ

バスマップ沖縄

那覇市内では、いくつかの場所で無料配布されているので、近くに寄る機会があれば入手できるようですが、私達の旅の日程では、空港から名護方面に空港到着後に移動とするスケジュールでしたので、事前に 郵送してもらいました。

これで、沖縄の元旦からのスケジュールは万全です。

バスマップ沖縄は、QRコード決済(PayPay)を使いって申込み決済ができました。

名護で初詣

ホテルの朝食会場前では「新春振る舞い酒」を年始に相応しく行われている。レンタカーで移動があるなら飲酒はできないが、今回は都合よく、歩きかバス乗車なのでありがたく戴くことにした。昨日、居酒屋で泡盛飲み比べをした中でも、香味が感じられて、深いコクがあるような味覚を感じた。

新里酒造 泡盛 黄金の日々

調べて見ると、新里酒造という沖縄最古の泡盛で「黄金の日々」は、常圧蒸留製法をでつくられ3年間樫樽でじっくり熟成させてお祝い事用に金箔を入れている25度の蒸溜酒ということだった。

世冨慶(よふけ)バス停付近からホテルの前を過ぎ、新浦和橋手前まで続いている。

折角なので、ホテルの前にある名護湾沿いに続く海岸線を歩いて、目的の「護佐喜宮(ごさきのみや)」へ向かうことにする。

地元の人が朝の散歩に使ってたりするので、波のない長閑な日のウォーキングには最適です。

昨日まで、札幌市内の雪道を歩いていたので、太陽光が当たるコンクリートのテカリが意外に鮮度がいい。

海岸線が途切れてしばらく歩くと、名護湾の漁港食堂の入口(元旦はお休み)手前に、国道をまたぐ歩道橋が見えてくるので、名護城跡方面へ渡ります。

落ち葉が隅にたまって、季節の冬を感じている。

正月三が日でなければ、この時間でも賑わいがあるのだろう。2階も見てきたがお休みのお知らせが貼ってあり、数人の観光客も素通りして建物をあとにしていました。

名護市営市場の建物

神社に集まる雰囲気がこの道を歩いて行くと遠くからでも感じます。ダーツゲームやチョコバナナなど、どこの地方の神社でも経験します。

こちら側は、出口専用となっているようです。

初詣に来る人はほとんど、マイカーを使っているようで「大中公民館」向かいの駐車場に駐めてくるようです。

大中公民館前の駐車場は、混雑しています。

規模は小さくとも、初詣の熱気を感じます。新しい年を祝う人気(ひとけ)がまわりの空気をも変えています。

私達の並んだ後ろにもすぐに長い人並みができ、この護佐喜宮の人気の高さを感じます。

護佐喜御宮(ごさきのおみや)

文化遺産として「護佐喜宮」を調べてみると「名護大百科事典」によれば、

護佐喜宮は名護では初期のコンクリート建築として清村勉氏(熊本県出身)の手で設計された。拝殿の下に「護佐喜宮」と刻まれた碑が建つ・・・。(名護大百科事典から引用)

護佐喜御宮(ごさきのおみや)と彫られている

また、神殿へ続く階段は直線的な上りで、手水舎や古札などは詣用の仮設のような感じである。

急階段の一方通行

この階段の途中、左方向に聖域に相応しいアコウの大木があり、樹齢は60年くらいと言われて名護の銘木の一つになっている。

樹齢60年 、アコウの銘木

御祭神は、祭祀として護佐喜宮例祭など地域に密着した信仰のようで、のぼり旗が示すように五穀豊穣、無病息災、厄除けを主としているように見えます。

おみくじは「大吉」でした。

社務所で、今年の移動(旅)の安全を願って交通安全のお守りを選びました。

それにしても、雪の無い初詣は新鮮です。

札幌に帰ったあと、会社のご祈祷を北海道神宮で行っていましたが、降りしきる雪の中の参拝です。

北海道神宮 令和6年1月6日、12時

名護城(なんぐすく)跡

初詣を済ませた足で、700mほど先にある名護城公園へ。その手前には名護の名水(名護ぬ水小:なぐぬみじぐゎー) を使ったオリオンビールの製造工場がありますが、元旦はさすがに休みとなっていて、外観を眺めるだけです。

オリオンビールの工場、通常に日であれば工場見学もできるよう。

そう言えば、沖縄に来てからまだ、ビールを飲んでいない事に気づく。泡盛に関しては今日の朝も含めて多くのテイストを味わっていたが、ついオリオンビールを口にするのを忘れていた。

昔飲んだオリオンビールの印象は、アメリカのバドワイザーのような、軽い喉ごしで真夏の沖縄では深くホップが効いた味よりは爽快で暑い夏には合っていた記憶がある。

現在はどんな味わいに変わっているのだろう。

名護城公園南口

この南口からは、長い階段を登る必要がありので、車なら横の道を通って上へ行くのが人気のようです。その先には名護神社の奉納殿があります。

数えた訳ではありませんが、およそ650段と言われていますので、歩くのが嫌いな人や小さなお子さんを連れたファミリーなどは避けるのかも知れません。

上り下りで、声をかけられた地元の人風のウォーキング・海外の観光客(アジア系以外の欧米人)は、何だか苦もなく階段を使っていました。

最初の一歩、途方もなく遠く感じるものですね・

一つ目の鳥居をくぐると、目の前には車道が横切っています。その時、車が横切ったりすると気落ちします。ただ、この鳥居を正規に参拝手順に準じるなら、階段の登坂しかありません。

鳥居の前の道を車が横切っていきます(-_-;)

車道を横断するともう一つの鳥居が見えてきて名護神社の存在がわかります。といっても、この階段、50段以上残しているので、気を抜けません。

目的の名護神社の外観が見えてきます。

拝殿には、何人か参拝をする人がいます。先ほどの「護佐喜宮」のように人の並ぶような状態ではありませんが、数分ごとに集まってきます。

拝殿があり、その奥に小さな本殿があります。

後ろ側へまわると、手入れされた小さな本殿が見えてきます。

私達が目指したのは、「ナングク」なのか「ナングク」なのか?

どちらにせよ、名護城跡を目指したのです。

なんぐすくこうえん

ブセナリゾート前バス停へ

バスマップによると、ここからブセナリゾートへ行くには、名護ターミナルを始発とする那覇バスターミナルか那覇空港へ行く便に乗車できれば20分もあれば行けそうな感じがします。

乗換をせずに、ブセナリゾート前に行くには「20番」「120番」系統のバスに乗車するのですが、一番近いバス停は「名護城入口」のバス停です。道路両側にバス停があり進行方向を確かめる必要があります。

ブセナリゾートは、東江(あがりえ)方面に向かえば間違いがなさそうです。

名護城入口と言っても南口からはすこし離れた場所でした。

バスマップで、距離感をつかむと路線バスを使って旅をするのが、思っているよりも可能打と言う事がわかる。これから乗る路線を使えば、渋滞が起きにくい距離として「美浜アメリカンビレッジ」なら1時間30分で到着する。

乗換案内90日(無料版もありますが、有料PREMIUM版なら経路の提案が複数表示可能)など運行情報アプリを使用すると、前もっての計画以外に、ここに行けないか?などの時間検索ができて便利です。何度も助けられました。

那覇の市内だと渋滞で時間が読めないということがあるかも知れないが、郊外のバス路線をうまく使った旅がレンタカーを使わず実現できそうな感じがする。もちろん、詰め込んだ訪問先(観光)はできないが・・・。

乗換案内で検索すると、ブセナ海中公園内の徒歩部分カットすると、14分乗車で到着する。

ブセナリゾートの入口、バス停で降車したのは私達だけでブセナ海中公園への入口は、タクシーかレンタカーがほとんどで、信号を渡る人もほぼいない。ネットの情報で、元旦はグラスボートの営業をしていない書き込みがあったので、人が少ないのかもとも思う。

ブセナテラスビーチリゾート(The Busena Terrace Beach Resort)入口

グラスボートと海中公園

券売機の前にきました。思ったよりも海外の観光客が多いようです。発券には、クレジットや電子マネーが使えると思いきや現金(Cash Only)だけとは意外でした。観光客が日本円をそんなに持ち歩くのかな?

券売所があるビーチハウス

公園内を巡回している無料のシャトルバスがありますが、時間によっては歩いて行ける距離なので歩いて行きます。結局、グラスボートも運航されていました。すこし波があるようで船酔いに注意とのことでした。

券売所のそばに、シャトルバスのバス停があります。

クジラ型のグラスボートに乗り込みます。船の真ん中がくり抜かれてガラスエリアがあり、そこを囲むように着席して船底を見るので、係の人からあまり下ばかりを向いていると酔いが回るのでたまに外の景色を見ながら楽しんでください、と注意があります。

グラスエリアからは、様々な魚が見えて子供だけでなく大人も興奮しています。ここでも、海外からの観光客が多かったように思います。

側面には、魚の種類のボードで解説があります。

大人2人、かつグラス底ボートと海中展望塔のセット券なので無くすと心配なので、相方に持ってもらいます。

グラス底ボートに乗ったので下の半券を切り取られます。

下船後、海中展望塔へ向かいます。

思ったよりも波が立っています。

1981年ウィンドサーフィン世界大会(第8回)の記念碑がありました。すでに湘南海岸ではウィンドサーフィンが定着していた時代だった気がします。

海中公園へ続く道。

入口は一方通行で階段を降りていきます。

海中に設置された窓には、一定の周期があるのかしばらくすると大挙してフレーム内に収まってくれます。

こちらでも、海外の観光客が多かったです。一度ものすごく混んで来てたので無料のシャトルバスが一団を運んで来たタイミングだったのかもしれません。
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ザ・ブセナテラス

2時間ほど過ごした部瀬名(ブセナ)岬を満喫しました。夏のハイシーズンなら、ビーチも人で一杯のように思います。泳げる訳でないのでそろそろ来た道を帰ります。

A&W(エンダー)のバーガー

年末年始、特に元旦は普段ランチが美味しいという店であっても、お休みのところが多いので沖縄のソウルフードとも言えるハンバーガー店に立ち寄ることにします。

MacDonaldが日本に進出するより遙か早く営業を開始しているので、丁度国道を挟んだ向かい側にあるマクドの入店の頻度が気になるところです。

遅い昼食で、すこし早い夕食となんとも中途半端な時間ですが名護店に寄ってみることにします。駐車場はバイクと車がひっきりなしに入れ替わります。店の中は、小さなお子さんを連れたファミリー層が多いのもビックリっでした。

The A&Wバーガーとルートビアドリンクのセット

ルートビアはどんなドリンクと聞いたら、薬草などを配合した飲み物ということで、頼んで見ることにしました。今までに飲んだ味に近いのが「ドクターペッパー」かなと思いますが、嫌いではないですが滋養強壮(栄養ドリンク)の一種と言われれば納得する味です。ただ飲み慣れたコカコーラの方が、ハンバーガーには合うように思います。

元旦料理は、沖縄のカルチャーバーガーでしめることにします。

今日の名護湾は、ゆっくりと陽を沈めていきます。

 

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