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沖縄バス旅-4:四島線に乗り継いで古宇利島周遊【2】

Dec 31, 2023~Jan 04, 2024

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古宇利島アダムとイブ-人類創世伝説「恋の島」

古宇利島は別名「恋島」というだけあってこの正月の期間でも観光地として人気が高く、沖縄の人もドライブコースになっているようだ。

古宇利大橋を横断中!

レンタカーで来るのが大半のような気がするが、オプショナルツアーで使われるバスは、この路線バスに比べて一層バスの車体が大きくなり、駐める場所も苦労しそうである。

まだ古宇利島の駅 ソラハシ(古宇利島物産センター)なら問題がないが、周遊してトケイ浜やハートロックなどは駐車スペースも確保できないだろう。

だからかマイカーを使ったドライブが主になって、ハートロック近場の駐車場は満車状態。

路線バスは、県道古宇利屋我地線(247号)起点から続く、島の周回路で北に位置するティーヌ浜海岸線の上を通っている停留所で下車する。そこが「トケイ浜・ハートロック」のバス停となる。

浜まではやや距離があるが、細い道は人の往来が激しい。

カップルが、ハートロックに寄り添う影をつくっていた。

JALが2014年、「嵐」のCM「先得キャンペーン」で流れた効果もあって一気に観光スポットとなったようです。確かにそれ以前の沖縄観光ガイドブックにも取り上げられていた記憶はありません。

バスの時刻は、昼だけ2時間来ない

ハートロックを見てまわると言っても、バス停から歩いてティーヌ浜まで降りて20分程度、海の浸食でできる奇岩の類いとしては北海道の積丹半島の方が、一歩上という感じなので写真を数枚撮って戻るといった具合。バス停の名にあるようにトケイ浜も近いが、同じく海水の浸食で空洞ができた、という岩であまり興味をそそらない。

この浜は、ビーチとしては静かな所のようで、ハイシーズンならこの近くで宿泊してまったりとするのもいいかも知れないと思いつつ、今日は、ここで時間を潰すことができないと思い、次の目的地である「古宇利オーシャンタワー」を徒歩の道順と時間をGoogleMapsで割り出してみる。

Google Mapsの起動して道案内に使う

車で5分程度で到着する距離なので歩きで30分以内と想定しているが、途中興味のあるものを見つけて寄り道しなければです。

歩いていると、地図にない道が現れるもので、これはどう見ても海岸付近に続いている。

徒歩で歩くとこのような場所が現れてしまう。

海岸線まで行けそうな道なのですが、バスのドライバーさんに「ハブ」には用心して下さいと言われたことを思い出し断念しました。田畑や山野への出入りでの被害報告が多いので沖縄の分布図を見てみると、古宇利島が入っていました。

歩いている道路は、歩道は無く路側帯も僅かで、草木が伸びているとそのスペースも歩きに使えません。何度か両方向からすれ違う車を避けながら歩き通しました。

ただ歩くと違いますね。車なら気にも留めないような、サトウキビ畑であったり脇道へ誘われそうな看板があったりします。

気温はさほど上がってはいませんが、道路のアスファルトの照り返しが強くて、熱中症になりそうな体感です。あと少しで目的地「古宇利島オーシャンタワー」です。

古宇利島オーシャンタワー

車が通るたびに端によったり、珍しいものがあるとカメラを向けたりしながら予定通り所要時間30分弱で到着しました。裏から向かっているので、閑散としているように見えますが、まったくそんなことはなく第一駐車場・第二駐車場とも賑わっていました。

さすがに、徒歩できた人は見かけませんでしたが・・・。

古宇利島オーシャンタワーのWebサイトが異常に重く、アクセスするのにモバイル通信回線なら途中でやめたくなるレベルです。ギガの消費を気にしなくていいのならいずれ表示されますが、容量を節約しているならWi-Fi環境のあるところで事前アクセスして必要な情報を押さえておくのが必須です。
実は、先ほどのハートロックにある店で買い物をする時、suica決済をしようとしましたが、通信環境が悪くてエラーに何度もなり、結局現金で購入してきました。モバイル通信回線を使っているようで、店の外で受信して見たりしていましたが効果がないようです。
相当な観光客が訪れて、回線も余裕がるように思えませんし、一番混雑する昼の時間帯もあったと思いますが、せめてスマホのアクセスがスムーズになるような増強をお願いしたいところです。MVNOでもサブブランドでもない本キャリア(MNO)でさえ通信できない(遅い)状況になります。
海外からの観光客でクレジットカードも決済できないと心配します。
実は、この古宇利島オーシャンタワーの入場券ですが今帰仁城と同様「アソビュー!」で購入できます。(10%OFFになります)しかし、通信環境もあって面倒なので、ここは現金で購入しています。
この古宇利島全体の通信環境もありますが、サーバーを含めて観光用に改善してもらいたいものです。
この歩き移動によってバスの空白の2時間の1時間分を節約したことになりました。遅いほど、早いを実践しました。

自動運転カートで入場

カート乗り場には、多くの人が並んでいます。次々と自動でカートが到着するので乗車までの待ち時間はほとんど気になりません。一応運転席らしき位置にはハンドルは付いていますが、操縦するわけではありません。

ここまで歩きで来たこともあり、カートがグイグイとトルクフルに斜面を登っていくのを感じ、こんなにも楽なのかと安堵しながら乗車しています。

さらに、乗車中の景観もこの高さ見る古宇利大橋もキレイに見えます。この古宇利島はこの大橋を中心として観光スポットとして存在しているように感じます。

360°の展望ですが、屋上のオーシャンデッキも「古宇利大橋」が目玉の景色だと思います。

いつものようにランチ難民になりたくないので、レストランに入ります。

レストラン入口にあるメニュー黒板に手書きのチョークで書かれたTower Beerが気になりますが、日昼にアルコールを入れるのを極力控えているので断念しましたが、同じカウンターのとなりの席に座ったカップルが注文して飲んでいました。

この店のオススメ品のパスタに私達は落ち着きましたが、大きな窓からの展望は、やはり「古宇利大橋」が見える席が特等席のような気がします。

またまた、バスの時間が合いません。折角「1日乗車券」があるので有効に使おうと思っていますが、次の古宇利島物産センター前(現在:古宇利島の道の駅ソラハシ)行きを待つくらいなら、いっそ歩いても早く着いてしましそうでした。

島の半分を歩いて見て。

バス旅がどちらかと言うと歩き旅に変わっています。バスの時間は15:08ですが、5分程度の遅れがあるだろうと考えると「古宇利島の道の駅ソラハシ」まで徒歩で15分から20分とするとバスを待つよりも早く着くだろうという算段です。

歩道が付く飲食店が並ぶエリアまでは、これまで歩いたように車の動きに気をつける必要があります。生活が見える家並みが見えて来ると歩きやすくなっていきます。

島の人口はどれくらいなのだろうと気になります。

古宇利島の駅ソラハシがやっと見えてきた。正月という時節柄かも知れないが徒歩で歩きすれ違う車はレンターカーナンバーでした。

ここに来て、すこしこの島の街としての車を見かけるようになる。産業としては、スイカ畑やサトウキビ畑などを見てきたので、農業と大橋周辺の漁船から漁業、そしてリゾートとして観光に従事する人が思いつく。

レンタカー以外の沖縄県内のメンバープレートの車が意外なほど多く駐車しているのがわかる。地元の人もこの古宇利島の観光に来ていることが何故か不思議な感覚となった。

ビーチで泳ぐ季節なら納得するが、観光名所と言っても限られたハートロックやオーシャンタワーと今行って来たところ。

ここから、大橋まで行ってこようと思っているがその時間を使うと、この島から脱出する公共機関は、今帰仁村役場行きまでの16:30発が最終便。

私達観光客は、その時間帯に合わせて行動するしかないが、この島で暮らすにはマイカーを持って運転できることが条件となるくらいバスの本数1日6本と少なく、この最終便で出かけると、帰路は18:10発の村役場前で乗車しても、天底(あめぞこ)公民館止まりで島の手前までで帰ってこれない。

もし、古宇利島内で宿泊して、チョット夕飯を食べに出かけるとタクシーを探して戻るしかない。やはり沖縄ではレンタカーが便利なのがよくわかる。

バス停の位置を確認

この古宇利島の駅ソラニワで、時間を過ごすと先ほどの16:30発の最終便で戻ることになる。歩きで来たためバス停位置がわからないので先に確認しておく。

無謀にも古宇利大橋往復するため「レンタサイクル」「歩き」という案があったが、一応見て見ようということになり、その通り道、館内のふれあい広場から聞こえてくる沖縄特有のリズム音にスッーと引き寄せられてしまった。

軽快なリズムに興味があったが、すこし立ち止まりつつも、大橋を目指していく。

橋の全貌を、一応見ることにが良かったかもしれない。自転車でも歩きも往復は止めることにした。

橋の両側がビーチになっています。

ここを通って行くと橋に登る階段があるようです。

橋の歩道を進んでみます。最初は、往復も考えましたが思った以上に景色としては単調です。一度バスで通った道だったのがその理由だったかもしれません。

中間地点までも行かずに、古宇利島の駅ソラニワに戻ることにします。実際橋の全長は片道約2kmで往復4km、レンタサイクルでも、バスの時間ギリギリ(モタモタしていたら間に合わない)でした。

新春に行われているイベントには、多くの地元の人が集まっているようです。先ほど通り過ぎた時よりフードコート内は賑わっています。

島唄「あしび」のあしびの意味を知りたくて検索してみました。沖縄の言葉で「遊び」を意味するようです。もう少し慣習的な使い方を調べてみると、酒や料理をたしなみながら唄や舞を堪能する、と言う広義もあるようです。

新春島唄「あしび」は、演者がチャンプ流ぅ芸能団・喜友名朝樹・他芸能しんかとなっていて終了間際のクライマックスには、小さなお子さんも年配者も曲に合わせて踊る音楽ライブ会場となり賑わっていました。

演目がしたのは16:00すこし前でしょうか、祭りのあとといった風情で賑わっていたステージ前のフードコートは、人がまばらに着席するように変わっていきます。

すこしバスの時間が気になっていました。というのは、ここから乗車する四島線は今帰仁村役場前までしか行きません。持っている1日券は空港線でもエリア内は有効とのことですが・・・。

古宇利島で宿泊するなら、人気のプールヴィラがあります。元々小中学校の敷地跡に建ったらしくて地元の人も認知度が高いホテルです。

2024年4月から、ホテル名が変わります。

プールヴィラ 古宇利島 by コルディオスマートリゾート (旧ロワジール テラス & ヴィラズ )icon

少し高台に位置していて、沖縄で最も美しいと言われる離島の絶景ラグジュアリーリゾートと評判です。

那覇空港から車で90分、空港バス乗り継ぎならもう少しかかりますが『古宇利島物産センター』で下車し徒歩で約10分の好立地にあります。
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