初の海外旅行バンコクへ【4】May. 02, 2013~May. 06, 2013
世界で一番ボロいトゥクトゥクでアユタヤ巡り
このタイでの海外旅行を皮切りに、色々な東南アジアでトゥクトゥク(これに類するものも含む)に乗ってきたが、これほどダメージがある車体に乗ったことはない。
まわりの新しい車両を見ると、いかにも私と相方が乗車しているトゥクトゥクは、貧乏旅行をしているように見られているかのように視線を感じる。
新しいトゥクトゥクには、どんどん抜かれて後塵をあびる。しかし、若いドライバーが多いなか年配らしく道路の段差や歪みなど頭に入っているのか運転は的確で安心できた。
他の大型のトゥクトゥクが、サスペンションを最大限使って乗り越えても車体が大きく揺れるところでも、このドライバーは、車体の小さいながら、前輪の1輪のサスをストロークいっぱいを縮めて吸収して乗り越える。後ろの二輪も同様にして、バウンドを最小限に抑えた運転だった。
ワット・チャイ・モンコン(Wat Yai Chai Mongkon)へ
ヤイチャイモンコン寺院(Wat Yai Chai Mongkon)に向かっていく。もしレンタサイクルだったら行く事のなかった場所だったかもしれない。当時セイロン(スリランカ)に留学してきた僧侶のために作られたチェディと言われる仏塔の寺院らしい。
ここにも大きな涅槃像が横たわっています。(タイは横になっているブッタが多いのかな?)
セイロンから帰って来た僧侶達を表しているのか、この寺院を囲むように、座仏像が並んでいます。
ヤイチャイモンコン寺院は72mの高さがあり、アユタヤのなかでも背が高い建物になる。ここは、アユタヤ駅から南西に位置していて鉄道の線路を基準とすると、バンコク方面に少し戻るような場所にある。
アユタヤ史跡と歴史公園が集まっているチャオプラヤー川の東側とは、反対となる西側である。
ここは、観光客も多いがタイの人も多いように感じた。観光客としても見所も多く見逃すところだったかもしれない。階段の上の方は削れていて不安定だった。降りる時の方が注意が必要だった。
こちらは本堂で、熱心なタイの人が祈っている。日常の風景がまたいい。
また、女性に大モテのイケメン僧侶「サンカチャーイ」
さぞ煩悩に堪えたのでしょうか。作り替えたばかりなのか非常にキレイ置かれていました。
金箔を購入して仏像に一体ずつ貼っていく、ちょっと金箔を残してしまいます。
日本人のツアーも含めて、多くの人が集まっています。アユタヤの思っていたイメージがもっと点在していて、修復を含めて満足度が低いと思っていたので、この場所は意外でした。
トゥクトゥクのドライバーと待ち合わせの場所に戻ります。暑さがピークに達していて炭酸系の飲料がほしくなります。ここの出入り口付近に数件の店があります。その一軒でコーラを注文しよう先客を待っていたのですが、その欧米人はその値段に納得していない模様です。
値段をそれとなく聞いていたのですが、明らかに観光地の価格。持っていた小銭が足りなかったのか、やめて行ってしまいました。一度並んでしまった手前「コーラ」と言うと同じように高い!
しょうがないので、隣の店の冷えたサイダーにする事にしました。そのため、トゥクトゥクのドライバーの分を買っても十分お釣りがきました。(さすがに、甘くて後悔しましたが・・・)
最新のトゥクトゥクには、あっという間に抜かれます。
バンコクのトゥクトゥクとは違って、ここアユタヤの車両は前輪がすべて覆われているフルフェイスの流線型です。といっても私達の乗るトゥクトゥクは文化遺産?なのでその限りではないのですが、オープンエアーでそれなりのスピードで走るので、事故の危険性のリスクはあるかもしれません。
今回はアユタヤへ、鉄道の旅優先したので単独できましたが、本来の世界遺産のガイドをしてほしい場合や、交通機関の事を考えると現地ツアーを使う事も考えるべきだと思います。
ウサギと亀のようなトゥクトゥクで、安全な速度と言えば聞こえはいいのですが、車やバイクと最新のトゥクトゥクが一緒になる三車線なんかは、ビヤーンと追い越されます。
少しスローなスピードで、アユタヤと言えば一番印象深い「ワット・プラ・マハタート」に到着ました。
最新の「トゥクトゥク」は、どんどん追い抜いていきます。きっと交渉した値段は大して変わらないとおもいますが、きっと他のトゥクトゥク乗車した人から見ると相当値切ったと思われても仕方がないくらいです。
つづく・・・
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