
プノンチュヌーク(ヒンドゥー教洞窟寺院)
リクエストしておいた遺跡巡りへ
Aug. 12, 2025~Aug.17, 2025
今日の予定:プノンペンからカンポットへ
●ケップの蟹市場へ
●カンポットペーパーを求めてLa Plantationへ
●プノン チュヌーク(ヒンドゥー教洞窟寺院)
ーーおまけーー
●プノン・クバル・ロメアス(Phnom Kbal Romeas)

Brateak Krola Lakeは、シークレットレイクとも呼ばれている。
クメール・ルージュ時代の灌漑用水のネットワークを構築して年間の稲作を支えていた。それを作るための背景にはジェノサイド、人の犠牲が必要だった。それが現在はリゾートとして観光整備されている。
新しい道路、道路整備と経済効果が現れている?
しばらくすると、道路が工事中という事で迂回することになった。このような時は、手持ちのスマホのマップの方が正確に導いてくれる。

寺院らしき建物に・・・
道のりとしては、大半が未舗装路を走ることになる。車の数が少なかったのと先行車両がいなかったので土埃もなく快適です。しかしながら、ひとたび雨が強く降ると道の様相は変わるのだろうと思います。
迂回があったのでGoogleマップで確認すると、数年前まで未舗装の道が舗装されていることがあります。それらの道路工事現場にたまたま出くわしたのだと思います。
ガイドさんも新しい道ができているのに驚き、近くの店などで聞き込みをして方向を定めていました。
モバイルバッテリー世界初充電式ナトリウムイオン電池を使う。
海外旅行では、スマホを持ち歩くことがほとんどだと思うので、話はそれますがモバイルバッテリーの考察を少し。
スマホのカメラからの撮影をふんだんに撮ったことと、移動中の電波状況の変化により普段よりバッテリー容量が15%を切っている。このままだとエコモードになるので、今回の旅行用に用意したナトリウムイオン電池を採用したモバイルバッテリーにつないだ。
リチウムバッテリーに対する変更だったが、この機会にリチウムを使わないナトリウムイオン電池を旅のアイテムに入れてみた。

ナトリウムイオン電池 9000mAh 45W
従来のリチウムバッテリーに比べると、容量を9000mAhを確保すると、厚く重い状態になる。スマホの充電には問題が無く、4000mAhのスマホのバッテリーなら理論上2回充電でくることになる。車の移動中の作業であったが、90%位になるのに1時間位。
電波の状況も変化しながらの充電なので、相方のリチウムバッテリーと遜色はないようだった。 USBの規格PD( Power Delivery)に対応しているので使い勝手はいい。さらに、近年問題になっている発火事故に関しても安全を担保している点は海外旅行では必須アイテムになっていくだろう。
課題は、サイズとウエイトで、これが解決すれば今後の主流になっていくように思う。大手のショッピングサイトでは、軒並み売り切れ状態が続いている。
ホテルでランプ2つ残す状態で、モバイルバッテリーを充電すると約2時間弱で満充電になった。

5000回の繰り返しの充電が可能。理論上毎日充電しても13年間のスペック
帰国後、満充電の状態でこの記事のため、調べてみるとほぼ容量抜けはなかった。マイナスの温度帯でも安定供給できるということなので、秋の登山や冬のスキーなどで使おうと思っている。
前アンコール期(約6世紀から9世紀)の遺跡「プノン チュヌーク (Phnom Chhnork)」
カンボジアのクメール文明が発展を始めた時期であり、南部遺跡群を含めて、多くの小さな王国が存在しています。この時期にはヒンドゥー教が盛んに信仰されており、後に仏教が広まる基盤が築かれました。この境目の宗教文化が融合している点がカンボジアのアンコール遺跡に興味が沸く理由です。

プノン・チュヌーク
小高い丘に階段を使って登って行きます。 203段の階段を登り切ると洞窟へ続く下りの階段に変わり、外から見ると暗い内部に寺院がある洞窟というのがうっすらと見えてくます。
ヒンドゥー教と仏教が共存していた時代の遺跡が多く、洞窟内にはシヴァ神を象徴する石柱リンガ(リンガ)や仏教の彫刻が見られます。
洞窟の自然の造形がゾウの姿と案内の子供達(ここでも、ガイドは子供達)は説明してくれます。
この洞窟の構造は、山の頂上付近は浸食されていて今日は晴れているがこれが雨季特有の雨だったら洞窟内は一変する雰囲気。長い年月をかけてこの美しい景観を作り出しているのだろう。
プノン・クバル・ロメアス(Phnom Kbal Romeas)
Beautiful Caving Tour:美しい洞窟ツアー
Via Ferrata: 鉄の道(イタリア語)クライミングの意
Abseiling:ロープで急斜面を降りるの意
ROCK Climbing:ロッククライミング
Thank for you Visit:来てくれてありがとう
ロープが垂れ下がっている場所がいつかあり「ロッククライミング」の聖地のようになっているようです。
洞窟ツアーという意味合いがうすい感じがこの看板から読み取れます。
プノン チュヌークからは、30分ほど、ただ道が悪く水溜まりを避けて走行しつつも、せっかくキレイに洗車されたアルファードが、ここに来てタイヤに泥をかぶる走行です。今日一日、雨季が嘘のように快晴に恵まれています。
階段の奥に洞窟が広がっていきます。ここに来る予備知識がなかったので少し調べてみました。
あまりはっきりしていないのが残念ですが、洞窟にはかつて宗教的な彫刻や遺物が存在していたとされています。しかし現在ではそれらがほとんど残っていない状況でした。
これには、いくつかの説があり洞窟の天井の崩落によって多くの遺物が失われたというものです。自然災害や経年劣化によって洞窟の一部が崩れた可能性があり、それが遺物の消失に繋がったと考えられというもの。
もう一つは、クメールルージュ時代(1975年から1979年)は、カンボジアにおける極めて混乱した時期で、多くの文化財や歴史的な遺物が破壊されたり、国外に持ち出されたりしました経緯がありました。あくまで可能性ですがこの時期に洞窟の宗教的遺物も失われたというものです。
いずれにしても、何も残っていません。仏教施設で地元の人が来ているのだろうと感じたのは、岩の描かれたお釈迦様だけでした。
内部からも登るためのロープが残っています。洞窟ツアーというよりもケービングが主な施設というようなかんじがしています。

所々崩落しいる様子がわかります。
ここで、今回のツアーは終了です。カンポットの街を少し散策します。竜の落とし子の付近は、厚い雲に覆われてきました。プノンペンへの帰路の方向の雲行きが怪しくなっています。川の護岸整備が多くの場所で目にするカンボジアです。
とうとう、車内に乗り込んで暫くすると雨が降ってきました。
カンポットのオプショナルツアーならGetYourGuideがオススメです。
実際のプノン・チュヌーク(Phnom Chhngok Cave)の写真ですが、
ツアーガイドさんをつけて訪れるのが便利です。
画像をクリックすると、カンポット発のツアーが見られます。
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