沖縄バス旅－1・エピソード1（いかに車を使わずに旅ができるか）

いよいよ定刻出発ですが・・・

Dec 31, 2023～Jan 04, 2024

旅の始まり-雪の世界から

いつもと違うのは、新千歳空港までの行き方。普段ならマイカーでを使うのが常となっていたが、ここ数年、天候や事故などで途中、高速を下ろされたりすることを想定して、時間を多めにとって空港へ。

もう一つ、今回のおきなわの旅は、レンタカーを使わない旅をしたら面白いがどうだろう。沖縄のガイドブックがドライブ編集のものが多く、眺めていると「ここも、あすこも、まだ行ける」と旅を詰め込んでしまうような気がして、過去に行った沖縄の旅の道中の印象が薄いのもその性のよう。

札幌駅構内の待合所ストーブの前。自由席で十分でしたが、昨日から天候が荒れる予報でしたので・・・

那覇空港からもモノレール「ゆいレール」があるし、すぐに那覇から移動するなら高速バス路線もあると言う事なら、その前後となる札幌市内から市電を使い、地下鉄にsuicaで乗りつぎJR札幌駅から快速エアーポートで新千歳空港駅という鉄道を使ってはじめる旅にした。

ここまでは、さすが北海道の交通機関、定刻通り。

空港でチェックインをした時は、出発時刻等に変化は無かったが、他社の便のアナウンスを聞くと到着予定の便の多くが遅れていて、少しずつ搭乗受付時間が変化していくのでぽっかりと時間が空いた。

こんな時は、保安検査を受ける前なのであまり落ち着けないけれど「クレジットカード」ラウンジが便利です。と言っても、ほぼすべての便が遅れているので、今回は混み合っていました。 3F スーパーラウンジ（1,100円での利用も可）

Peach　MM271便11:20発は、何度か変更のうち12:30出発に変更となり、およそ13:10に新千歳空港を離陸した。

現在の時間を見ると、通常で遅れが無ければ那覇空港へ到着する時間。機内Wi-Fiを使ってフライト位置を見てみると宮崎の手前、九州の上空あたりを飛行しているのがわかる。

inflight.flypeach.com

窓からの上空を見ると雲は多いが所々陸地がうっすらと見えている。

フライトの案内以外にも機内グッズや食事などWi-Fiから注文できたり、動画サービスの鑑賞ができたりする。飛行時間が4時間+αなので、ヒマにならない工夫をしてくれる。

機内の窓から15：35分ころ

この辺から、機内の空調が変わっているように感じられる。涼しさを感じて来ていよいよ到着間近と教えてくれる。札幌の朝は氷点下4℃くらいだったから、到着が夕方近くとなるけど気温差は20℃はあるだろう。

というところで、機内の中では服などの変化はありませんが、極寒の街から常冬の街へ移動する時の持って行く服と着ていく服。

スタイルはバックパックなので、スーツケースなどは持って歩いていません。

レンタカーを使う旅ならもっとアバウトな選択ができそうですが、そこがずっとシビアにパッキングしています。

問題点1、シューズ

札幌市内は,少なからず雪道を歩きます。現地で軽いサンダルと使い分ける方法もありますが、東南アジアのカンボジアほど暑くないし、バスと歩きを伴うのでいいとこ取りをして軽量化（一足に）したい。

ローカットのトレッキングシューズに決めたのは、実際の登山で夏の残雪に多少グリップしてくれるもので、適度にベンチレーション機能がいいもの。

私　モンベル　相方　キーン

問題点2、レイヤー

着ぶくれもしたくないので、ヒート系のインナーと、フード付きのパーカー。それに、ライトウェイトダウンでレイヤードすると、温かさに応じて脱いでいく。その分バックパックは膨れていくのだが・・・。往路と復路の着替えをシミュレーションしておく。

冬の北海道の場合、すべてに要求するスペックが違うので別物として共通化するのは結構慎重になり、登山用品がそれに近い。

やんばる急行バスの停留所を探す。

乗車する予定だった目的の路線バスは、1時間前に発車済みで次の到着を待っています。那覇空港国内線旅客ターミナルのバス停の「2番」乗り場は、主に高速を使いいくつかの方面に分かれていて行くのですこし迷います。

名護方面へ向かう「やんばる急行バス」は、乗車時に目的地を言って支払う「前払い制」です。支払方法は、現金の他QRコードのPay決済やクレジットカード・電子マネーと使える決済方法が豊富でした。

乗換案内のチケット。美ら海水族館などの入館券が付いたお得なチケットもあり。

もう一つの支払方法があって、「乗換案内PREMIUM」アプリから事前に購入した乗車券を使って乗車します。バーコードを表示するだけなので便利です。

その日1日が、有効期限なので乗車が可能を確認の上購入するのが得策だと思います。今回のように16時台のバスに乗る予定が、ずれ込んでもバスが動いていれば有効となります。

家以外で年越しを迎えるのは2019年のベトナム・ハノイ以来4年振りです。国内旅行とはいえ新鮮な気持ちになっていました。

沖縄そばで年越し

チェックインをして、館内の説明を聞く。本日は「年越し」があるようなので部屋で志度を済ませて会場のレストランへ。

丁度、空腹だったのでお腹を満たしてくれました。

年末年始なので、飲食店も開いていない所も多く、探すのも苦労しますが、徒歩圏にある居酒屋で泡盛を飲みたくて訪問します。案の定、店内は混んでいてカウンター席に滑り込ませてもらいましたが、事前に予約をしておくとスムーズです。

ルートインホテルに一番近い居酒屋「いこい」
泡盛の種類、沖縄の食材がリーズナブルに食べられる居酒屋でした。

ホテルルートイン名護は、温泉施設のあるホテルです。ただ、温泉が洗い場を含めて「露天風呂」の型式ですので、風の強い日・雨の日などは、この季節寒さで凍えます。

海からの風が心地よいとも言えますが、身体を温めたいと思う場合は注意が必要です。