ダナンの旅【2-2】Sep 19, 2015~Sep 23, 2015
ホイアンの街並みを歩く
陽差しが強くなってきた。
移動でのマイクロバスのエアコンがありがたい。ここからホイアンには来た道を戻るようなイメージだろうか。
今日は、朝からバタバタとしていたので、少しお腹が空いてきた。ホイアンを巡る前に昼食を取るようだ。
店内は、風が通り抜けていくのと、陽差しからの熱を伝えないので意外に涼しい感じだ。ただ、巨大な扇風機の風は食事には不向きなような気がする。ベトナム料理は、食べやすい。タイと同じインディカ米が多いとされるのだが、グレードが少し高いのか、粘りがそこそこあって、臭みがない。(国は遺伝子組み換えを奨励しているので、今後どのような評価がされていくのか)
ここの風景は、どちらかというと中華的な建造物が多いように感じる。
ホイアンの建物には、入口に家紋のような装飾がある。
木製で「目」と呼ばれている。これは両目のように左右に平行に並べられている。大きさは20cm~25cmくらいか。
ちょうど「入口」の上に二つ並んでいる。
2階建ての民家であった風情である。現在は「貿易陶磁(海のシルクロード)博物館」となっている。
かつて、海上交易の拠点だった事を示しています。中国の青磁・白磁などが盛んに輸入されていた様子がわかる。そのなかで、有田焼きも形を残してはいないようですが展示されている。航路図などをみると、ホイアンが重要な東西を結ぶ貿易の拠点だった姿を示していた。
ここホイアンは、夜の提灯の通りの方が風情がありそうだ。
宿泊しているホテルではホイアンにも無料でいけるサービスもある
泊まっているホテルでは、ここにピックアップしてくる「無料のバス」があるので、今回の旅行の期間中に時間があれば夜の雰囲気を味わいに行ってみようと思う。ただ、ユネスコの世界遺産のなかでも、街並みを保存していくのは、観光みやげ屋の並びと同じような感じであまり好きではない。(遺跡が好きなんだよね!)
縁起物を買ってたら、迷子になった!
干支のコインが縁起物と言うことで、「支払い」に手間取っていたら、迷子になった。
「暑いのでお茶しましょう」とガイドさんは言っていたので、「すぐわかるかなぁ~」と思っていたがそれらしき場所ばない。来遠橋(通称「日本橋」)まで行くが見当たらない。訳を話してその橋を渡ってもう一度戻ってみる。
日本橋は、迷子には都合がいい場所だった
「日本橋」といいっても、中華的な橋で寺であろう。
渡る手前に、チケット売り場がある。そこで、スマホで、ベトナム語に翻訳。「迷子になった事を伝える」色々な手をつくしてくれて、電話もしてくれたり大変お世話になった。何とか、現地のツアー会社の連絡先につながった。
無事合流!
もう一度、中国スタイルぽい「日本橋」を渡り散策すると終了である。
この街並みを見ると、確かに日本とのつながりがみえてこない。
ものの本によると、江戸時代、日本人は「交趾(コーチ、こうち)」という名で呼んでいて、朱印船貿易(交易)としてホイアンと交流していた書かれていた記憶がある。その痕跡はどこに消えてしまったのだろう。
ホイアンの街の散策もいよいよ終わりである。
象のコレクションがまた増える
この後、お土産店へ。
恒例のぴったりと、張り付く店員。このベトナムの石をメインにして販売している。
「象のミニチュア置物はないか?」と聞いたら、奥にあるからと案内される。
猫目石、別名キャッツアイに心が動く
まずはキャッツアイ(猫目石)の黄色を勧めるが、ホントかな?赤でも、青でも「ネコメ」と言うのでちょっと不思議!接客時に必ず言われる、得意の・・・1つ「●×ドル」で二つなら「○×ドル」。
翡翠(ヒスイ)があったので、二つ購入する事にした。そうしたら、店内の店員に取り囲まれるようになっていたみたいで、一緒のツアーの人達も心配そうだったようだ。
カードで購入できるというので、頼んでいたが、現金(ドル)なら都合がいい、といわれた。
日本円でもいい・・・ドルよりもお得?・・・お釣りもあるって!
持ち合わせがなかったので、サイフをツアーバスに戻って取ってこようとしたもんだから、尚のこと取り囲まれる事になったようだ。
しかも、最後には「日本円でもいい」と言いだす。(その価格はドルで100円換算の金額になる。)たまたま、今度は日本円が別サイフで持っていない・・・。
ずっと取り囲まれていると思ったと感じて、相方が登場!
日本円で「ちょうど」がない!・・・ダメ元で、おつりはあるか?と聞くと「日本円」であるという。
今までも、日本円を受け付けた所はあったが、おつりはドルか現地通貨に遭遇したことがある。
たとえば、カンボジアではドルで支払うとカンボジア通貨のリエルでおつりが返ってくるような。時たまややこしいことになる。
お土産店なので、安いとは思わないが無事購入できた。
超遠距離場所なので、最後に降りる
ツアーの一向の中では、私たちが最後に降りることになる。
9人のメンバーは、ホテル毎に下車していく。そこからが、長い・・・。
ダナンの市内には入ると、ガイドさんの交代時間となった。まあ、後はホテルに送るだけなのと、私たち夫婦の乗った時間が7時としても、ホテルに来るには朝6時前には開始しているはず。今の時間は17時に近い。
日本に介護の勉強に来たことがあるという
かわりに乗ったガイドさんは、日本で介護の勉強をしていたという。日本語を話すベトナムの人は英語も話せる人が多いから
「ベトナム語を含めて三ヵ国語を話せるんだ!」と聞いたら、『日本語の勉強をしたら英語を忘れた!』と答えていた。
そして日本は「みんなジドウ(自動)で、きれい」といっていた。「トイレも・・・電車の改札も・・・飲み物も・・・」
将来、ベトナムの若い力で支えられるかもしれない日本という国
きっと将来、ベトナムの人達に支えられて介護を受ける日本があるように思った。
日本が好きだと言ってくれる人、そして国である。
1時間30分ほどの道のりで、ホテルに戻ってきた。まだ陽が残っている。
ビーチの方へ、夕涼み・・・
今日は、朝から疲れました。
夕食何にする・・・
どこかに出かけようと、思っていたが・・・「ホテルの中で食べようか?・・・」
つづく・・・
事前予約で、現地オプショナルツアーを使えば、時間の節約にも日本語で対応も可能、日本で申し込みだから安心です。
ホイアンのシンボル日本橋
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