クメール遺跡ボロブドゥールの旅【1】Apr 28, 2016~May 04, 2016
台湾旅行から帰って来て数日、旅行予約サイトを眺めていたら国内・海外の「ゴールデンウィークの人気旅行先」という記事が目に入って来た。数年前に見たカンボジアの「アンコールワット遺跡群」は東南アジアの中でも人気のスポットとして紹介されていた。
思えば、タイのアユタヤ遺跡やスコータイ遺跡は、その規模でアンコールワットに及ばない。それでも遺跡巡りにきっかけを作ってくれていた。そんな事を考えながら仏教遺跡なら「ミャンマーのバガン遺跡にもいきたいなぁ!」と思いつつ、札幌からのルートを考えて見る。
※この2016年当時のルートやオプショナルツアーなど、現在では予約ができないプランもあります。
世界三大仏教遺跡の一つに行きたい
ゴールデンウィークのような国民的休日と言われる時以外は、なかなか海外旅行に出ることができないので、そこそこ高い運賃ルートを選ぶ事になる。どこに行くのも躊躇してしまう価格である。
気を静めるために「世界三大仏教遺跡」を書籍で調べてみる。
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その中にボロブドゥール遺跡が入っていたと思い立つ。そして偶然にも調べて行くと、インドネシアの出入国に必要だった「VISA」が緩和されていることがわかってくる。
インドネシアの出入国の査証(VISA)が緩和されている
そんな時でも立ちはだかる新千歳発着便
新千歳発着を基準とするので、あまりいいプランが思い浮かばない。
たとえば、AirAsiaでは、こんなのがあった『*札幌~クアラルンプール~ジョグジャカルタ』航空運賃は安くなるが、マレーシアで一泊するしかないし(休日の期間を考えるとどうしても、トランジットに要する時間が長いのを避けてしまう)
ジョグジャカルタから直接入国ではVISAの緩和対象にならないようだ
脱線ー妄想旅行(*このルートで、時間があったら旅して見たい。)
帰りは朝出発のソロ (SOC) にあるアディスマルモ国際空港から、マレーシアのクアラルンプール国際空港へ行き、夜中の便で札幌へは翌日戻る。(ちょっとだけ検索してみるが、GWはいつものように主要な便のチケットがすでに完売しているものもあった)
※2018年1月には、運行していないようだ。AirAsiaAK357便 アディスマルモ国際空港 (SOC) 発
こんな旅程で新千歳を出発です。
今回の旅程は、
「スカイスキャナー」の出てきた結果を踏まえてANAのサイトで一応確認。
この出発の日程だけ安いプランが出てきた。ANAのスターアライアンスとスカイチームのガルーダインドネシア航空とのコードシェア便。
そのためジャカルタ-ジョグジャカルタの国内便については、マイルの換算が無いようだ。それでも、旅行の日程としては、あまり無駄がないので購入してしまった。
世界遺産ボロブドゥール遺跡はマイナーなのか?
インドネシア渡航というと観光であれば、「バリに行くの?」「ジャカルタ?」と言われる。
ボロブドゥール遺跡を見に行くというと、「何でまた?」とかえってくる。
海外旅行としてはかなりマイナーなほうなのだろうか。遺跡としては価値があるんだけどなぁ~。(世界遺産ですから!)
4時起きでおねがいします(出発当日相方へ・・・)
出発に近づくに連れて仕事を急ピッチで仕上げる。昭和の日の祝日前日の28日に旅立つには相当の覚悟が必要だ。しかも、朝が早い。
実質、羽田から海外に行くようなものなので、新千歳を朝早くの便に乗るスケージュール。
『・・・また朝4時起きです。』と相方に言っておかなくてはならない。
私の方は、普段から5時前には起きているのでいいのだが・・・
「あ~あ、4時なの!」と聞き返されるのは、いつものことだ。
当日は、新千歳空港周辺の駐車場にお世話になる。今回は「ロングターム駐車場」、指定場所に駐車し、無料で各空港ターミナルに送迎してもらうタイプ。連休などで混み合うときも予約なしで来ることができるのが最大の理由です。
送迎のバスは「今日、どの位の人数を乗せていくのか」
朝6時に着いて、今は6時15分をまわってるので、しばらく人が集まるのを待つことになるのか。タイのアユタヤの帰路で乗った乗り合いバス「ロットゥー」を思い出す。といっても、トゥクトゥクのドライバーに、半強制的に便利だと言われて乗ったのだが・・・。
このような、空港周辺の駐車場がイヤだという人も多い、送り迎えの時間が一定でないので、車の受取に制約を受けない空港の駐車場を利用者もいる。
7時30分発羽田行きに搭乗することで、いよいよ、旅行へ出発する気持ちが出てきた。
羽田空港の国内線から国際線への乗り継ぎは意外とむずかしい
地方都市から羽田空港経由して海外へ行く場合は、迷う可能性が高い。荷物が持込手荷物しかないとはいえ、乗り継ぎ時間が少ないと焦ってしまう。
到着して、流れにまかせて行くと無料連絡バスがあるので、それに乗ってしまえばいい。しかし、思いのほか、第2旅客ターミナルビルから17分という時間がかかるのがやっかいなのだ。
モノレールに乗って移動する方法を選んでいた。こちらの方が移動が早い利点がある(どちらも無料)
右往左往の羽田出国手続き
ところが、国内線の到着とで降りた乗客と一緒に、吸い込まれるようにバスの待合室へ向かってしまったのだ。
乗り継ぎの時間は、定刻通りついても1時間10分しかない。さらに追い打ちをかけるのが、グローバルWiFiの受取を国際ターミナルに指定しておいたことだ。
バスと到着場所から受取場所のアクセスは、もちろん確認さえしていなかった。安易に考えていたのだ。
一度、2階の到着ロビーに戻らなくちゃならないし、そこまで行けば見える範囲の場所にあると思っていたら、奥まった場所にある。ようやっと探し当てて、3階の出発ロビーに戻り、今度はチェックインから出国手続きである。
『間に合うのか?』と少し焦っていると、相方は、呆れた顔をしつつも根拠も無く「大丈夫」とうなずいている。
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つづく・・・
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