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10,数奇な運命をたどるベトコンとカオダイ教、ツアー参加で時間節約【2】

ドンコイ通りを目指してホーチミンの旅【10】May. 02, 2017~May. 07, 2017

 

今回のホーチミン旅の日程
5月2日(火) 札幌CTS(新千歳)発-高雄KHH着(CI)
5月3日(水) 高雄KHH発-ホーチミン着SGN(VN-CI Code Share)~ドンコイ通り散策
5月4日(木) メコンデルタのミトー ~ ドンコイ通りのサイゴン大聖堂へ
5月5日(金) クチトンネルからカオダイ教の寺院へ~ベンタイン市場(ナイトマーケット)
5月6日(土) ホーチミンSGN発-桃園TPE着(CI)~MRT空港線に乗って
5月7日(日) 桃園TPE発-札幌CTS(新千歳)着(CI)

 

ベトコンの首に巻いた手ぬぐい

ツアーのミニバンのなかで、南ベトナム解放民族戦線 (ベトコン)の一般的なスタイルが気になっていた。男女ともに、首には、チェック柄のネッカチーフ(手ぬぐい)を巻いている。地下トンネルで過ごすための、汗ふきになり、戦闘での止血にも使われたのであろう。

チェックの手ぬぐい

ベトコンの兵士のスタイル、チェックの手ぬぐいは男女共通

 

バーデン山 (Black Lady Mountain)が見える

キレイな円すい型の山である。南部ホーチミンの地域では、最高峰と言われていて平野が続いていた道から見ると、そのバーデン山だけが急に盛り上がったような地形に驚く。登山ルート三ヶ所あるのと、仏教寺院の雲山寺(ヴァンソン寺)があり日本のように信仰登山の意味合いが強いのかと思ったりする。

山頂には、ベトナム軍の通信施設があり、その場所は立ち入り禁止となっている。登山というよりも、ゴンドラがあるそうなのでそれを使うと数10分でしょう。登山なら4時間との情報があるので、日帰りのツアーでは無理ですがせっかくここまで来ているので、「バーデン山公園」も入っていると長い移動が少し和らぎそうに思います。

バーデン山 Black Lady Mountain

標高986mと言われているバーデン山は登山もできるらしい。

『クチトンネル~カオダイ教寺院で礼拝を見て~バーデン山公園でゴンドラ乗車ってプランどうですかね!ツアーの場合、昼食をはさむのでホーチミン市内へ夕方まで戻れなくなるかな。

そんな妄想をしているうちに、まもなく、目的地のカオダイ教の総本山へ。

礼拝がある12時までには充分間に合いそうです。

不思議な建築様式と広大な敷地は異空間

見学者参観

見学者の入口はこの道路の正面、靴を脱いで入ります。

なかに入ると、信者に手招きされて、細い階段を登り2階に上がります。思ったよりも欧米のツアーが多く、礼拝の始まるを待っているのはほとんどが英語圏からのようでした。日本人は私達のツアーの3人だけでした。

礼拝が始まる前に

静粛な中で、礼拝が進んで行く。流れとしては写真にある通り。

この施設内では、自撮り(セルフィー)は禁止されている。天眼に向かう宗教によるものなのか?また、礼拝が始まると、見学者用の入口以外は近寄ることができなくなる。

カオダイ教礼拝

礼拝の様子は粛々と行われていた。

白いアオザイの信者達、装飾と独特の世界観が印象的。フリーメーソンのような三角形と目。

秘密結社との関係は都市伝説のように伝えられていますが、実際に天眼というシンボルを間近にみると、宇宙規模の何か目に見えない作用が働いているのかもしれません。そのような観点から訪れるなら一見の価値があるかもしれません。

礼拝では、最も奥にある球体の天眼に向かって行っています。ベトナムのガイドさんにとっても、どのような事を唱えているかはわからないともことです。信者の年齢も幅広いようですが、高齢化が進んでいるように思います。

 

5つの宗教(仏教,キリスト教,イスラム教の三大宗教と儒教,道教)の思想が入り交じった様式の建物

拝礼はまだ続いているようでしたが、12時に始まるのチャンスを逃すと18時らしいので、この時間に集中して観光客が来ているようです。本尊とされる天眼が1ドル札を連想させるのも、米国の観光客に人気の理由でしょうか。それとも惹きつけられる何かがあるのでしょうか?

今回お世話になったのは、単独で予約したH.I.S.航空券・ツアーの「海外現地ツアー」にお世話になりました。通常なら航空券から滞在ホテルを決めて、そのフリータイムを利用の相談しながら参加するのも効率がよくなると思います。

カオダイ教寺院をあとにして・・・

カオダイ教

広大な面積の中にあるカオダイ教、この一直線の道の長さからも

ちょっと遅めの昼食です。このカオダイ教寺院から車で15分ほど移動します。このタンニン省がそんなに都会ではないので、道路では車も人もまばらです。数時間前にいたホーチミンの雑踏とは大違いで、寂しささえ感じます。

レストランへの道、来た道を振り返って見る。

車一台が通れるかどうかの細い道にそのレストランはあった。こんなところにあるのかと思えるほどの住宅街で、ひっそりと建っていた。中にはいるとそれなりに賑わっている。

Restrant THU THAO

入口手前の庭は、きれいに手入れされている。

ホーチミンはひと雨来そうな天候です

大きな通りで待っているツアーのミニバン。3人のツアーとしては贅沢なスペース

1時間ほどのベトナム料理のランチを終えてあとはホテルに戻るだけです。

みんなお腹も満たされて、心地のよいエアコンの空調に揺られてウトウトしながら、2時間ほどでホーチミンのそれぞれのホテルに到着です。少しスコールが来そうな曇り空が気になりますが、無事、まったく雨に当たらずにツアーを終えました。

一緒になった福岡のA君と、またどこかで、と取り留めないお別れを言ってツアーは終了です。

 

ホーチミンの最後の夜は、ベンタイン市場の壁の両脇に、夜になると突然できあがって行くというナイトマーケットへ。

つづく・・・。

 

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