マレーシア北へ南へ2000kmの旅へ【10】Aug. 11, 2017~Aug. 16, 2017
8月15日マレーシア最終日。
タイに初めて行って興味を持ったシルク王ジムトンプソン。そして世界中を巻き込んだ失踪事件の推理から松本清張が書いた「熱い絹」。そこから興味を持ったキャメロンアイランド。そんな事に思いをはせていた時間はもう少しで終了する。
このキャメロンアイランドがなかったらきっとツアーを選択せずに、同じエアアジアXを使い新千歳からクアラルンプールに飛ぶルートにせよ、プライベート旅行を選んだと思う。しかしながら、個人では得られない数多くの情報がこのツアーにあったのも事実だったりする。短い期間の中で効率よく見てまわるには最適な選択肢だったと思う。
まずは、本場マラッカのニョニャ料理を食べに
ホテルの出発は10時ということなのでゆっくりと準備を始めればいいのだが、普段からの習慣(年のせいでもある)かいつものように5時過ぎに目がさめる。朝食の開始時間も6時30分なのでまだ時間がある。
1階の朝食のレストランに行くと、外は雨模様になっているようだ。いつものように数時間経つとすっかりあがっているようにも思える。
スーツケースの中も帰国準備をしようと思うのだが、まだ昨日購入した「高反発枕」をケースに入れてしまおうか、LCCの重量制限があるので決めてない。持った感じでは、ギリギリ20Kgの制限内のようなのだが・・・。
たしか、昨日添乗員Sさんが、計りがあるので心配な人は計量できると言っていたのでお願いしようと思っている。
昨日は、ステーキハウスに行っているので、朝もそんなに食欲がわかない。ホテルを出発してマラッカに着いてすぐに昼食となるようなので、さらに食事の量は進まないだろうと予想していた。
ホテルを出発して2時間30分ほどでマラッカに到着する。休憩を高速のパーキングエリアで行っているので、到着は13時を少しまわっていた。雨はクアラルンプール市内ですでに上がっていたので、快適であった。
ニョニャ料理店へ到着する。案の定お腹が空く要素がない。
ココナッツミルクを使った甘さの中に酸味のあるスープとニョニャ料理の特徴でもある豚肉を使った(マレー料理では使わない)ポンテ・ポークという煮込み料理。食欲があまり無いのでつい冷静な目で分析してしまう。
着色が強いグリーンのデザート。天然着色料だと思いつつも、食べるのはためらう色彩。味は甘くておいしい!?
マラッカに来たなら「なまこ石鹸」?
ツアーらしく、日本人向けのお土産雑貨店。なまこ石鹸が売りのようだった。トンカットアリ(トンカアリ)というマレーシア人参も(滋養強壮として配合したもの)置いてある。
お土産全般は、今回の旅行の道中でもう十分に買っている。
先日購入の『海外に来てまで枕みたいな大きなモノを買うのもどうかしている』と思われてもしかたがないし、自分用とはいえ躊躇するが当たり前だろう。それくらい一旅行者にとっては容量と重さは、不安になる商品である。
それに比べれば、美容と健康によいとされるモノをお土産として購入する方が気がきいている。しかし、どういう訳か、その手のモノに気乗りしない。
そこで、
「美容になまこ石鹸は買わないの?」と相方に声をかけた。
「こう言うのは多少高くてもネットで探す方がいいかな。でもあまり興味はないから日本でも探さないとおもうけど・・・」
「たしかラテックスの高反発枕の時は、若返るという機能が気に入って買ったんじゃなかったけ・・・」といってみた。
「最終目標はなまこ石鹸と同じようでも違うのよ」
なるほどと思った、何もしないで寝るだけで若返るのと、毎日石鹸使って洗うのとは手間も努力も違うはずだとひとりで納得した。(笑!)
ようやく本題のチャイナタウンがのジョンカー・ストリートの散策
スカットした青空でなうが、マラッカと言えば赤土色を思い浮かべる。街のカラーという感じがする。
このような通りは、以前2015年9月のベトナムダナンの「ホイアン」などに近い、日本で言うなら同じ世界遺産である「石見銀山の大森エリア」の町並みのように古くからある建物を現在でも利用している。
今は人通りだけだが、週末などナイトマーケットが開かれると歩道に店が出店されて賑わうらしい。マラッカをじっくり見たいならここで1泊を考えるのもいいかもしれないと思う。それほど、博物館や記念館があるのでじっくり腰を落ちつけて見るところだと思える。
マレーシア最古の中国寺院のチェン・フン・テン寺院です。彩色がキレイな小さなお寺という印象です。
特に屋根の上の装飾は見事な色使いできめ細かな造型が目に留まります。
外の装飾に中も負けてはいません。入口の狛犬は朱赤で塗られていますし、中国寺院らしく金色をふんだんに使っています。
オランダ広場は、人気スポットで人・人・人
ジョンカー・ストリートがマラッカ川に交差する。すぐそばには、有名なスタダイスが見えてくる。Hard Rock Cafeの建物がある通りだ。
写真でも有名なムラカ・キリスト教会です。マラッカと言えばここの写真が紹介されるので、多くの人はここをバックに写真を撮っています。
入口付近は装飾を施したトライショーが待機しています。キティちゃんとかが人気なようです。
象徴的な「マラッカキリスト教会」を中心に巡る旅です。
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