マレーシア北へ南へ2000kmの旅へ【1】Aug. 11, 2017~Aug. 16, 2017
クアラルンプールの空港に到着すると、タクシーを使わなくても市内へ移動できる。そんな利便性は、タイのバンコクに似ている。
公共の交通網が便利に使えそうなのは、旅のテーマの「テクテクと。」にピッタリでもある。
鉄道、KLIA Express(快速)かKLIA transit(各停)に乗車してKLセントラル駅に行けば、あとは市内を走るLRTやKLM(モノレール)を使うとクアラルンプール内で困る事はない。
ペナン島にはジョージタウン、大戦中に日本軍が占領していたマラッカと世界遺産を見てまわるには絶好の国だと思っている。
計画編-マレーシアには新千歳からの直行便がある。
エアアジアXが、新千歳空港からクアラルンプール直行便を発着しはじめたのは、2015年10月。新千歳空港が海外へ直行できる航空会社の便はそれほど多くなく、羽田や成田などの国内を乗り継いで海外へ行くことが多い。
そのように乗り継ぐ場合、一般的な日本の休日に合わせると金額面以上に、便の予約も限られてくるし、国内で前泊も余儀なくされる場合も多い。その場合、日数で1日とか2日間、休日が足りない事態にもなってしまう。
いつかはマレーシアへ
海外旅行へ初めていったタイのバンコク。
最終日にジムトンプソンの家(博物館)へ行ってから、心に引っかかってしまった、シルク王となり成功をおさめたジムトンプソンの失踪事件。
マレーシアといっても、クアラルンプールに到着して失踪の地のキャメロンハイランドを目指すと、せっかくのマレーシア、ペナン島にある世界遺産のジョージタウンや、マラッカなどをまわると日数が足りなくなりそうだった。
相方の意見もあった。
納得させるほどではなく決めてに欠けるが、ちょっとだけ反論したくなって言ってみた。
一年を通して四季のないマレーシアなら、少し涼しく過ごせる避暑地となるキャメロンハイランドの標高をもとめるのも納得できる。しかし札幌在住で、雪模様からやっと開放されて春が過ぎ短い夏を感じる今、さらに一時でも暑い国に行きリフレッシュしたいと思う身には、躊躇する場所である。
相方が強く否定するのもわからないでもない。
世界遺産には行って見たいと相方は言っているので、ペナン島とマラッカは押さえてスケジュールを組んでみる。
仕事が終わって「羽田便」を使うというのも捨てがたい
限られた時間と言えば、8月11日~16日まで。
有効に使う方法を考えていた。
そう言えば、「週末海外」が可能な同じエアアジアXの羽田からの便の中に、時間を有効に使えそうなものがあった。
これを使えば、10日の仕事を納めて新千歳ー羽田の国内線を19時台でギリギリ、国際線に乗り継ぐことができて、翌日の朝から、ペナンに乗り継ぐか、クアラルンプールで過ごすかも考えられる。
そして、15日は火曜日なので
問題は、新千歳と羽田間のフライト金額。さすがに検索した時期は、お盆休みの始まりの前日らしく価格にはお得感が少なくなっていた。(もう少し早く気づけば・・・)
このルートは、クアラルンプールを日曜の夜出て、月曜が休日となる週末海外に使えそうだ。
これから、どんどん路線網が増えていくだろうLCCのエアアジアで新千歳ーバンコク の ドンムアンの路線も復活すれば、また旅の仕方も変わるかも知れない。
変化する金額にソロソロ予約を、新千歳⇔クアラルンプール往復
基本通りに落ち着きそうになっていた。
新千歳 ⇔ クアラルンプール往復を決めて、11日にそのまま国内線を乗り継いでペナン島へ飛ぶか、クアラルンプールのホテルにチェックインして1泊するかを悩んでいた。AirAsia X の航空券は、日々価格が変化していた。
そんなとき、相方が見つけ出してきた。
フリーで行くか、ツアーに便乗するか?
機内で使うのに重宝します。折りたたみなので機内持ち込みも邪魔にならないです。一時期Timberland社製がありましたが、いつの間にか廃番になってしまったようです。
また、最近、踵(かかと)を潰すして履くシューズがアウトドアで人気だそうですが、そのような使い方は、クロックスなどのサンダルに任せています。ただ、機内などはそのような構造の方が、うっ血やむくみの防止にはいいように思います。
相方が見つけた、ツアーの内容は大方、世界遺産をまわり懸案であって諦めることにしたキャメロンアイランドにも1泊するというプラン。フリーで計画をすると、接続などの関係があって、どうしても1日以上不足する。
8月11日に出発して16日には帰国していたいので、驚くような日程である。(※一通り行きたいところを網羅しているし、この11日の出発の予約が可能であれば言うことない。)スケジュールを見渡すと、自由時間が少なく移動がタイトなのが難点。
それゆえ、決めてになったのは相方の心をくすぐった予算の問題である。
フリーで航空券やホテルを組合わせて予約する事で、グレードやロケーションなどを自由になる反面、ツアーと同じように移動(ほぼ日程的に不可能でありいくつか諦めたとしても)しようとすると、1人5万円位の予算の違いが生じる。
ツアーは、バスの移動をメインとしているが、フリーで考えたプランは航空機での国内移動や鉄道、その間を結ぶタクシー代の概算に現地のオプショナルツアーに参加などの代金などを合わせて見積もったものだ。
相方に言われて、いつも購読している阪急交通社のメルマガを読み返して見る。
気づかなかったが5月のGWあとの日付のメルマガのなかに、「ちょっと贅沢なマレーシア縦断6日間」というおススメの海外旅行がWEBに公開されていた。
一度は諦めた「ジムトンプソン失踪」を題材とした推理小説 松本清張 熱い絹上下巻を読んで、実際の目で確かめたくなったキャメロンハイランドの地に足を踏み入れることができそうだとうれしくなっていた。
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