Dec 31, 2023~Jan 04, 2024
沖縄のモバイル通信状況を調べてみた。
バスを使って古宇利島を巡ってきた昨日、今日は那覇に移動して首里城を見る予定ですが古宇利島を例としてネットの通信環境を振り返って見ようと思います。
レンタカーの旅ならあまり気づけなかったモバイル通信環境にスポットを当てて番外編としようと思います。この沖縄旅で持って行ったモバイルギアとしてのスマホは、iPhone14Pro・Xperia 1Ⅱと相方のiPhone14とシンプルなものです。
これらのスマホはすでに旧モデルとなっていて、もしかしたら最新モデルでは違う結果となったかもしれません。ただ、モバイル通信実験機のiPhone14Proには、楽天モバイル・UQモバイル・mineoとトリプル(3)SIM仕様にしています。
Xperia 1Ⅱは、docomoの5Gギガホ プレミアなのでモバイル通信量で不満はありません。相方のiPhone14は、UQモバイルくり越しプランを使っています。普段は自宅や職場内のWi-Fiに繋がりますので容量を使う場面はありませんが、旅行などでは写真のアップロードを含めてふんだんに使っているようです。
海外旅行で持ち歩いているiPadは、国内のデータ通信用SIMカードはSoftBankです。渡航時は海外SIMを入れてWi-Fiルータ代わりにしたりしますが、今回はその必要性がないので置いてきました。
バス旅での通信状況は、人が住んでいる所や観光地と密接についていて停留所のある場所が主に通信環境が良くなる傾向です。那覇空港内やその路線を使った名護市内までは、高速道路走行中で頻繁にアクセスしたりする事はありませんが、事前チケット購入画面の表示やQRコードアプリの立ち上げなどでもたついたりして困った事はなかったです。
名護市内は、徒歩で歩いた名護城跡へ続く、オリオンビール工場前からその名護城跡公園内でどのキャリアも困ることはなかったです。
特に意外だったのが世界遺産「今帰仁城跡」です。シーズンとして人が少ないという理由もあるかも知れませんが、どの通信回線に接続しても「速い」という印象が残りました。
その体感のスピードを例に表すと、以前ハノイから新千歳へ向かう時、仁川空港をトランジットしたときのこと、モバイル通信とは違い比較対象にしてよいかわかりませんが、空港内のFree!Wi-Fiとラウンジ内のネット速度を彷彿します。
普段なら、Wi-Fiを切ってモバイル通信にさっさと変えるところでしたが、思わず接続したままになりました。
ハートロックから古宇利島の駅(ソラハシ)まで歩いた通信環境
この記事を書こうと思ったのは、ハートロックでの通信環境の逆転現象でした。
この場所は、今回の沖縄旅で車とバイク、そして人が一番集まって混み合っている場所でした。普段よりも気温が上昇していて、浜特有の遮るモノがなく地面の照り返しも強く、店がいくつかあるなかでアイスクリームや清涼飲料水などがたくさん売れているようでした。
しかも四島線のバスは、ハートロックの停留所にこの時点で100分(1時間40分:下車した時からは2時間)こないのでトケイ浜に行ってみようかとも思いました。しかしまたここに戻ってこなければならないようで、それなら古宇利島オーシャンタワーを徒歩で目指すことにした次第です。
そこで、問題になるのは今まで気温とちょうどマッチしていた上着が問題になります。
私の方は、重ね着を脱ぐだけでトレッキング用のTシャツになりますが、相方(妻)は、重ね着の下も長袖でこの辺の温度は夏日の25℃に近い感じです。さらに、車道を歩くとなるとアスファルトからの太陽の照り返しも気になってしまします。
熱中症対策で、観光地でよく見るご当地Tシャツを購入することに。
数多く飾ってあるTシャツから「オリオンビール」のロゴが入った黄色いTシャツを選びます。支払方法は、現金はもとより、クレジットカードや交通系のキャッシュレスなどが使えるようでした。
ハートロックに来てから気になっていたのがdocomoのアンテナのピクト本数です。
相方のiPhone14はUQモバイル、ネットの繋がりやアクセスも不満がないようでいつも通り写真のアップロードも普通に行っています。
UQモバイルは、ほぼau回線を使っているようなので5G対応のPhone14では、快適に使えていたようです。
また、Phone14 Proは、トリプルSIMですが通信の状態を「楽天モバイルとmineo」か「UQモバイルとmineo」のデュアル環境に設定して切り換えています。
楽天モバイルは、所々圏外を作っているものの、観光地など人が集まるところでは快適なWeb環境を提供していました。auから回線を借りている部分もあるので、この辺も遜色なくカバーしているのかも知れませんが普通に使えました。
さて肝心のdocomoです。
4Gエリアでも、かなり遅い通信になっています。
Xperia 1Ⅱは、最新モデルではなく型落ちモデルとなってたとはいえ、5G回線で契約しています。こちらも、アンテナは1本がやっとです。
観光地で人も多いしdocomoユーザーが多いとも考えられます。また回線が混み合う12時~13時台なので混み合っているという想定もできます。
そんななかdocomoの回線を使い、Suicaなどの決済端末を使っているようで、あまりにも受信状態が悪いといって店内から外へ持ち出してくれても、決済画面を長い時間をかけて表示しても結局タッチするとエラーとなり終了となりました。
昔から観光スポットでなかったところが、急に人気になった場所とはいえ、何か解決策がなかったのかなと思います。ただ、データ通信ではなく電話回線として考えると意味合いが違ってくるのでしょう。
iPhone14 Proに入っているSIMカード「mineo」でデータ通信してみました。アンテナは1本立っています。
一応このSIMも5Gの契約ですが、MVNOの速度規制はかかっているかも知れません。
データ通信の周波数エリアはXperia 1Ⅱより機種が少し新しいため、古宇利島バス路線のハートロックまでは5Gエリア(4G共用)となっているところに対応に変化があります。
歩いてわかるのですが、docomoの回線は古宇利島オーシャンタワーまで電波が他のキャリアより悪く、モバイル通信を使って撮ったXperia 1Ⅱの写真をアップロードするのを休止しておきました。
車では2分から3分なので気にも留めなくていいレベルですが、徒歩約30分の中で通信が遅いのはちょっとしんどかったです。
意外とデータ量も気にせず使えたのは「楽天モバイル」でした。今なら最新iPhoneが2万円引き、SMIフリー版で使い勝手もいいです。
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旅の写真保管の失敗!
なぜこんなに国内での通信のスピードや精度に拘るか、旅の写真は特に貴重で撮り直しができない一瞬のポイントと思っています。その中で感じるのがメディアのエラーで失った過去の記憶です。
前回の沖縄旅(2009年)のカメラのSDカードがPC取込不良にあって、いくつかの写真データを失っています。また、ガラケー時代ですが、函館旅の写真が撮影中にSDカードがエラーを起こしているのに気づかず、数枚分シャッターを切ったため全データが破損、後でメディアの修復しようと試みましたが物理的に壊れていました。
その時から、写真を撮ったらいち早くクラウドストレージに保管したい、が原則となりました。
写真用のクラウドの環境は、Googleフォト・Amazonフォト・iCloudなどがありますが、私と相方は、Googleフォトにアップロードしています。親和性の強いiPhoneとiCloudですが、もっぱらMacのストレージ環境と共用して使っているので、メインの写真は切り分けて保管しています。
iPhone14Proで撮影したものもGoogleフォトにモバイル通信回線でアップロードしています。
那覇市内の写真データは、iPhone14Proからは楽天モバイルのデータ通信量を使っています。
Xperia 1Ⅱからは、アプリPhoto Pro(Photography Pro)から静止画がメインでしたので、思ったほどデータの使用量は少なかったです。5Gギガホプレミアムのプランなので、3GB以下なら少し金額が安くなるのでいいのですが、本来はそんな使い方のためのプランではなく、気兼ねなく大容量のデータを使うつもりで契約し続けています。
ここ数年、頻繁に旅行へ出かけなくなった事の歪みのようなモノだと思います。docomoの回線は海外旅行でもSIMカードの交換なしに自分のデータ容量を消費しながらローミングできたりして便利ですが、行く機会も失ってしまった期間というのも、オーバースペック通信量になっている事は確かな結果です。
話を戻しますと・・・
撮影エラーが、早くわかれば撮り直しもできるチャンスがあったはず
前回2009年に沖縄にに来たときのSDメモリーカードエラーにより、写真データが破損しているとAdobe Photoshopからも警告される写真データです。
最初の取込時に、PC側の問題だったかも知れませんが、その後SDメモリーカードを修復しましたが撮影の半分以上の写真を失いました。
もう一つは、2008年の1月4日、相方のガラケーで起きたメモリカード(SDmini)のエラーです。撮影中に突然壊れました。
函館へ正月の旅行として2泊3日で、撮りためた写真がすべて失ってしましました。私の方は、辛うじてガラケー905SH(SoftBank)の方は無事でしたが、バカラの美術館のものなど相方が撮影したすべて残っていません。
何かおかしいと思い、2から3回シャッターを切ったらメモリカードエラーとなり読み取れなくなりました。
その後、私はSDカードに写真の保存がイヤになり、2008年iPhone 3Gの機種変更、相方は、遅れること3年ほどしてiPhone 4に変更して今に至ります。
それが、クラウドのストレージを使うきっかけになりました。
20GBまで安いだけじゃだめ!
私達の使い方は、自宅や会社ではWi-Fiを使っているのでその普段使いでは、データ容量の消費はほとんどしない。もっぱら、撮影した写真や動画をCloudに上げるという使い方。
移動通信網を最初から構築し全国へ広げていったので、電波が届く所は一番なのかもしれないが、各キャリアと同様ahamoのようにGB(ギガバイト)という数値的には、価格を合わせ安くなっても遅く繋がらない、は意味がない。
観光地の有名スポットで撮った写真をアップロードできなければ、どんなに容量無制限のプランでも使う事ができないという事です。
契約容量とどんな場面で使うかが重要で、キャリア(MNO)であってもキャリアの回線を使うサブブランドという場合でも同じでしょう。
※おまけ:通信回線のない古いコンパクトカメラ
最近になって、昔持ち歩いていたコンデジLUMIX LX5が気に入っている。
今回の旅にも撮影機材のサブのサブという感じで使って見ました。画素数も最高で1000万画素程度で、今のスマホに比べるとフロントカメラにも満たない性能です。
オプションのライブビューファインダーを付けることにより、ローアングル撮影や屋外での逆光時の構図確認などがすぐれていて。最近になって10年以上ぶりに旅で使ってみました。ただ、ほとんどのスペックはスマホに完敗です。
マクロの撮影ですが、このカメラの特性としてもっと赤味が強く出るプロファイル印象がありました。iPhone14 Proに撮影場所を記録するのに同時に撮しましたが、艶っぽい表現も背景のボケ具合も負けていました。
ライブビューファインダーがあると、太陽光などで明るさに差があるような時便利です。
今回はモバイル通信のネット環境と旅をまとめてみました。
同時に、現在の環境は以下の通りです。
- Xperia 1Ⅱは、docomoの通信回線
- iPhone14Proは、UQモバイルの通信回線を主に使い、容量が足りなくなったときに楽天モバイルで補間しています。
- 相方のiPhone14に至っては、UQ mobileの通信回線でアップロードしています。
iPhone14Proは、トリプルSIM仕様になっていて、組合せは「UQモバイル+mineo」に設定するか「楽天モバイル+mineo」でデュアルSIMの状態で切り換えながら使っています。
MVNOの回線ですが、mineo(マイネオ)の回線は、docomo・au・SoftBankの回線から選ぶ事ができて、今使っているキャリアからそのままスマホ本体を変えずに移行できるメリットがあります。こちらのリンクから申し込むと新規手数料(3,300円)が無料となります。
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