定番はずれのマイナーな場所【2】May 26, 2019
月のまたまた晴れた日曜日、前回と同じく後志道を使って古平(ふるびら)から、今度は積丹半島の途中から横断するようなルートで、神恵内村(かもえないむら)へ。
古平から神恵内間は、トーマル峠を通る難所であたかもシェルターのようなトンネルを走行します。この構造が冬場の雪の視界を確保することにもなり、ホワイトアウト時には避難にもなるのだろう。
また、泊村には原発があるので、本来の避難場所としての機能も有している。
こちらは、つづら折りの走行でスピードが高くなるのを押さえつつ、車のシフトを「Bレンジ(プリウスは、B:バックではなくエンジンブレーキとして)を多様しながら下っていく。
Uターンするかのような半径の小さなカーブは、トンネルで覆われている。夏には必要かと感じるものも、長年の冬期間の通行止めなどの経験が生きた道路だと言える。これができる前はカーブが多く、夏でも難所の峠越えだった記憶がある。
今回の旅の目的は、「温泉」は源泉かけ流しで「本当の温泉」としても有名な「リフレッシュプラザ998」。この名前にある「998」というのは、この「古平-神恵内線」の道々998号線を表しているのだと思う。
ネーミングとしては、地元の人にも他の所から来る人ものわかりやすい。
そして泉質は、神恵内村のHPにもあるように「海水の1.3倍という塩分濃度と炭酸ガス」が特徴で、できれば暑くなるこれからよりも、グッと冷え込む秋から冬にかけてがいいように思う。
身体が塩分濃度が濃いので浮遊する感覚があるので、身体を浮かせて脚などの関節に休養を与えるには最高の温泉なんだと思う。
わかりやすく書かれているのは、こちらでした。
車で来る人がほとんどのように思いますが、近隣の人達は、日に何本もない路線バスに合わせてきています。
私達は車なので、神恵内村で食事をすることにします。まだ14時前なので何とかランチ難民にはならずに済みそうです。候補は人気のお寿司屋さん「勝栄鮨」にするか食堂らしき店は「まるまん食堂」です。
折角なので、このような海の幸に恵まれた場所の選択肢は、「鮨」を選ぶのよいと思いますし、口コミもよいのですが、なぜか「浜ラーメン」の言葉に惹かれて食堂を選んだ私と相方です。
少し時間がかかりましたが、豪華な魚介たっぷりのラーメンです。
お腹も満たされたので、いよいよ泊村を経由して国道5号線に入ってまた「後志道」で札幌を目指します。
しばらく国道229号線の海岸線を走ると「弁財澗大橋」が見えてくる。その先には弁天島があり、観光スポットになって賑わっていた。
手前の信号を左折してUターンするように曲がると、専用の駐車場がある。
泊村の広範囲のマップ。弁天島の事についてもう少し深い看板は無いかと探すが・・・。
弁天島について、スマホで検索すると「泊村」のHPに載っていた。
この隣は「盃海水浴場」となっていてロケーションも水の綺麗な海岸なので人気のスポットでもあるので併記されていた。確かに水遊びの道具を持ったお子様が多いし、遠浅の海水浴場のようだ。
弁天島・盃海水浴場
アイヌの美しい娘が、かなわぬ恋を実らせるため毎日歩いて通いつめたとされる伝説の島です。以来、子宝を望む女性や良縁を求めようと、祈願に訪れる人たちが絶えないといわれています。
盃海水浴場は、岩場で水深も浅く、小さな子供たちも安心して水遊びができます。前浜に浮かぶ島は、磯釣りの好ポイントになっています
ー泊村のHPより抜粋ー
茂岩海岸とあります。もう一方には、ひらがなで「もいわべんてんばし」と書かれています。
海の水の透明度のレベルはこんなにキレイです。
水遊びに来ているファミリーも多く見かけます。
このへんは、先ほど車を止めた奥に「盃野営場」というキャンプ場があり温泉施設「茂岩温泉ホテル」も近い、盃海水浴場もありでちょっとした穴場でもありそう。
さあこの景色ともお別れです。
ここから一気に、札幌へ帰宅します。
そこで、気づいたことがあります。『ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ』の存在です。前回は、積丹岬まで札幌から使えることを書きました。
そこで、今度は先ほどまでいた「リフレッシュプラザ998」を基点としてこの「フリーきっぷ」をつなげてみました。
岩内ターミナルまでも使えるお得な「バスきっぷ」の存在
車を使わず、もし「バスだけ」を乗り継いで積丹半島の旅をするならを考えてみました。
これを、今回の『後志道が開通したので行って来ました、その2「リフレッシュプラザ998」』で書いている岩内への道中と次回予定しているの『後志道が開通したので行って来ました、その3「神威岬編」』に分けて時刻表と繋いでいきます。
そして『後志道が開通したので行って来ました、その1「積丹岬」』を含めると札幌駅からの「バス旅」プランができそうです。
あくまでマイプランなので、もっとお得な良い方法があるかもしれません。
札幌に住んでいると、この積丹半島に来るなら「車」なんですね。きっと北海道の旅行として道外から来る皆さんもレンタカーを使うのではないかと思います。レンタカー比較といえば、たびらいレンタカーと言うように、新千歳空港から出発や札幌駅から出発といった要望での比較が簡単にできます。
地域別の旅行ガイドブックを見ると、交通機関を使う旅よりもマイカーやレンタカーといった「ドライブマップ」を元に紹介しているのが大半だと思います。
そんな中で、バスだけを使ってというのは異質なのかもしれません。
バス路線の神恵内線の時刻表を眺めていると、数少ない本数のなかで時間繋がります。車のドライブのような旅ができないか、こんなマイナーな所も「バス旅」ができるのではないか?さらにそこでフト目にとまったのが中央バスとニセコバスが一定の条件で使える二日間通して使えるフリーパスでした。
北海道内全体、数少ない路線バスですが、札幌駅から積丹半島を海岸線を巡ってぐるっと二日間でまわれます。
突き詰めていくと、2日目として、これから行く「岩内ターミナル」に16:09分にバスで到着すると、16:45分発の札幌駅前ターミナル行きに乗ることができて『ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ』の金額4,400円で札幌駅発ー積丹半島内で一泊ーぐるっと回って札幌駅へというルートで二日間の旅です。
この二日間の決めては、どこに一泊するかではないでしょうか。キャンプ場は海岸線などにもたくさんあります。神威岬なら「道営野塚野営場」、古平なら「古平家族旅行村」、漁港のキャンプ場で評判のいい「美国漁港海岸キャン
岬といわれる美国(びくに)にある黄金岬・島武意海岸の駐車場近くにある「積丹岬キャンプ場」・神威岬の「野塚野営場」などキャンプ場にはことかかない。
1日目で、どこまで、このフリー切符を使っていくかによります。理想は「美国」近辺で宿泊するのが、景勝地の観光を含めて理想のように思います。
もう少し詳しく書くと、
前回の記事に書いた「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」を使って、神威岬を出発して岩内方面へ抜けるには「11:45分」にバスに乗り、「12:32分」に温泉998に到着、ゆっくりと温泉に浸かって「15:18分」発で、中央バスの「岩内ターミナル」へ。
そして「岩内ターミナル」を16:09分にバスで到着します。ここで「高速いわない号」16:45分発の札幌駅前ターミナル行きに乗ると『ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ』の金額4,400円で二日間の旅が完成します。札幌到着時間は、19:18分です。
そのまま札幌駅からJR快速エアポートに乗り込み、21:00~21:30分のフライトの予約であれば羽田なら、23時前後の到着。すると都内の交通機関も動いているので「モノレール~山の手線」、京浜急行など羽田空港からのアクセスする交通機関を使って帰宅できる可能性も高いように思います。
格安航空券の最安値販売「エアトリ」
なら直前でも各社の最安値の検索ができます。金曜日の夜の便で札幌駅まで来て朝、9:15分発の神威岬に乗るのが、短期間では効率がいいように思います。
(※当日、羽田発の朝6:15分発の「ANA987」便で7:45分着、JR新千歳空港駅発「快速8:15分」に乗車できるとJR札幌駅着「8:52分」で中央バスの「札幌駅前ターミナル」で9:15分発に乗るという荒技が可能かもしれません。ーーーどこかで少しでも遅れがあると危険?)
前泊するなら、バスターミナルのあるJR札幌駅の「南口」がわかりやすいかもしれません。
JRイン札幌駅南口なら、朝の「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」で出かけるのにも便利です。
北海道内以外の皆さんも週末マイナー国内旅行ができるかもしれませんね。
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