タイのWi-Fi事情を知ってチェンマイを選んだ理由
2013年にタイのバンコクを訪れたとき、日本のWi-Fi環境がいかに貧弱かを身をもって知ることになります。さらに翌年の年末、当時ノマド環境が充実していて「チェンマイ」を選んで旅をすることにします。
当時は、日本国内でもコワーキング((Co-working:Coworking)など、共同利用型の仕事環境スペースが構築されていました。同時にインターネット環境がいかに整っているかが不可欠でもありました。
宿泊に便利なところは旧市街の周辺だと思いましたが、2014年にできたばかりの大型ショッピングモールの「MAYA:マヤ(現地の発音でメィ-ヤー)」に興味を持ちました。
当時、まだ都市チェンマイの認識は、旧市街から行ける仏教寺院やホテル・食事案内と言った観光案内が主だったように感じます。一方でネット上では海外で暮らしながらビジネスをする「ノマドワーカー(Nomad worker)」という働き方改革が盛んになっていました。
私自身の環境を言うと、インターネットショッピングでの顧客のやり取りなどが長期の休暇で対応できるかを課題にしていました。サーバーの管理を自社からAWS(Amazon Web Services)に切り替えたりしてどこにいてもコントロールできる環境作りにコストをかけていました。
最大の問題は、インターネットショッピングにおいてのケータイからのキャリアメール(docomo.ne.jp,ezwweb.ne.jp,softbank.ne.jp(i.softbank.jpは届いていることが多かった))の処理です。
それは、今でもまだ続いているのですが、
キャリアメールの受信は、PCからのメールを受け取らない設定になっているために起こる事を知らない人がほとんどでした。
また、今では、改善されてきていますが、RFC(Request For Comments)違反メールアドレスもキャリアメールには多く自ら届かなくしているアドレスも多くありました。
auの「ezwweb.ne.jp」などはデフォルトで「受け取らない」ため、買い物でキャリアメールを登録していると設定を変えなければ100%届きません。
世界中から新しい働き方ノマドワーカーが集まって来る街
ノマドを使ったビジネスを考えて移動している人には一般的なサイトがあります。ノマドの人気ランキングがわかるはありがたいです。
チェンマイは、こんなコロナ騒動でも上位にランクイン。
「Nomadlist」
※会員登録しないでも見ることができます。アクセスすると促されるので「×」でチェンマイのデータを見ることができます。
そして、現在では「コワーキング」スペースとして人気の高いのがMAYA Lifestyle Shopping Centerの5階にある『AIS CAMP』です。
その頃、日本でも「コワーキング」のスペースが各所に生まれて来ていた時期でした。出張など移動先で仕事の環境が必要な時など、短時間も利用できる場所が求められてブームにもなっていました。
旅先で仕事モードに切り替える時間があればと思っていたところです。
現在のコロナによるリモートワークや感染疎開など仕事こなす原点が、すでにこの当時あったように思います。
アジア周遊「2FlySIMカード」で有名なAIS。
タイ国内でつかうならタイ専用SIMカードが必要です。渡航の際は、タイで購入するよりも安価で購入できます。
AISのショップはここ「MAYA Lifestyle Shopping Center」の3階にもあるので、AIS Super Wi-Fi を購入すると設定もしてくれるのでいいようです。
私の場合は、空港に着いてすぐにネット環境が無いのはいやなので、日本国内で購入してしまいます。特に、直行便で場合は、ほとんど夜遅く到着してしまうことが多い・・・。
以前の記事より。
「CAMP AIS」については、すでに人気やレビューが確立されており、説明するまでもありませんが、タイの通信キャリアの「AIS」が運営していてネット環境に特化している点でも好感が持てます。
海外旅行には、MacBook Airを持って歩いていましたので、このような通信環境があるのは助かります。最近は現地のSIMカードを使ってiPadでの作業がメインとなり、当時のように重要度はないのですが、コワーキングスペースが充実していたのがチェンマイでした。
テレワークをはじめとして、これからの働き方の変化はこのようなコワーキングとかコリビング(Co-living)などを感じるにも適した場所だと思います。
事実、ここに集まってくる人達は、そのスペースを使うだけでなく、情報共有の場所として店で買い物をしたり食事を取ったりと他のテナントに少なからず波及していたからです。
雪景色に憧れるチェンマイの人
新千歳から直行便を考えるなら、タイの人がどれだけ来てくれるのかも重要な要素だと思う。MAYAがあるニマンヘミン通り交差点側の向かいが一際賑わっている。
小さなお子さんは、この時の気温は30℃の中で、ダウンジャケットを身につけている。(さすがに、前のチャックは開けたまま)
あたり一面、白い砂?を砂を敷き詰めているのですが、その量はまわりの店内の通路までを覆い尽くしています。
雪像(風)もあります。本当の雪だったらどんなにか感動するでしょうか?
日本から「雪を運ぶプロジェクト」があっても良さそうです。また、その冷たさを知ると子供達は飛び上がると思います。
雪を見たことのない人がほとんどでしたから、このようなイベントが人気なのだと思います。
休憩スペースの足元に相方が手書きのイラストを残しておきます。
エレファントキャンプとアート
年末年始の期間限定で政府機関の軍馬の飼育施設を開放していました。旧市街から伸びるChotana通り107を北上しSuper Highwayを越えてしばらくいくと普段閉鎖されている門がある脇道があります。
その道は、ほとんど今来たChotana 通りと平行しています。牧歌的な雰囲気の中を走り抜けていきます。
朝早い時間だったので、観覧席は良いポジションを取ってくれましたが、混雑はすでに始まっていました。
文字や数字を描くゾウの作品は、高価になるのかもしれません。
また、新年を記念してのご祝儀相場かもしれません。
エレファントキャンプは、規模の大きさとパフォーマンス、ゾウとのふれ合いなどチェンマイからの観光としてオススメです。
ゾウ使いは「カレン族」という山岳民族で、中国・ミャンマー・ラオスとの国境に接する山岳地帯は、美しい刺繍のモン族や首長族といわれ独特の文化をもつバドゥン族などが住む村がある。
スコータイ遺跡へ日帰りで行くには
クメール文字からタイ語ができたとされる記念の地「スコータイ」へ行く方法として、バンコクからスコータイ空港へというのが一番早く行く方法だと思う。
スコータイ(Sukhothai-幸福の夜明)と呼ばれるこの地を、数日かけて回るのもいいかも知れません。
スコータイ遺跡を展示してある「ラームカムヘーン国立博物館」を見て、1時間ほどの昼食時間を取っても十分みて回ることができます。
バンコクからならスコータイ空港へ1時間かからずして到着できるのでツアーなどで遺跡を見る方法を確保すれば、十分日帰りは可能です。
しかし、チェンマイに居ながらにして朝早く出て3時間半ほど、午前中から見てまわって日帰りができるオプショナルツアーを使うと効率がいいようです。
チェンマイからバスをつかったり、バンコクから鉄道を使いピッサヌロークでバスに乗り換えなどありますが、どちらを使ってもツアーを申し込んで時間を節約する方が遺跡巡りのポイントも押さえやすい。
スコータイ様式の仏像はタイのなかでも最大級を誇っている。
短い期間で、多くを見てまわるならホテル移動をあえてせずに少し遠出をしてみるのも楽しいです。
帰路は、チェンマイに入ってから渋滞があり、少し時間がかかりました。見てまわった時間よりも往復の時間が2倍くらいになりますが、貴重な時間だったと思います。
チェンマイは旧市街にも寺院が多くあり、小さな寺院を含めると300ほどあります。ターペ門からチェンマイの鉄道駅に向かうだけでも仏教寺院に出会えます。
そんな寺院巡りの旅でも楽しいと思います。チェンマイには年末年始に行ったのでちょうど乾期で雨にもあいませんでしたが、決して寒い訳でなく連日30℃を越えていました。札幌は氷点下になってもおかしくない時期で温度差30℃越えです。
北海道から見ると南国で夏を感じますし、チェンマイにいる人は、北海道の冬を感じて見たいと思っているようなイベントが盛りだくさんでした。クリスマスからニューイヤーは、ホワイトな世界に憧れているように感じます。
夢の新千歳発直行便-その4へつづく・・・
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