チェンマイの旅【2】Dec. 28, 2014~Jan. 03, 2015
昨日、あったことがまだ整理がつかない。
本来泊まるはずだったホテルと移動した距離感は持ち合わせているが、ここのロケーションは、まったくと言って不案内である。深夜の出来事からが、チェンマイの旅の始まりと思うと、スケジュールの組み替えが必要である。(始めは1dayとは思わず、帰国までここで過ごす覚悟をした)
ここへ到着後の深夜、外からの声が聞こえていた。近くにある、飲食店なのか営業中の電灯の光と人の声が聞こえていた。朝、あらためて窓からみると、聞こえていたのはホテルのプールサイドだったことがわかる。
このホテルを日本の検索サイトで探すなら、どんな条件なのか?
なんとなく、庶民が暮らす住宅街に建っている。やっと、ローケーションが見えてきた。このホテルを、日本で宿泊先を選ぶ事を考えたら、どんな基準なら検索されるだろうか?
朝食付きの手配というので、睡眠不足のなか1Fのロビー横にある会場へ。
客層はタイのファミリーが多いのか、車で旅をしているような感じである。
また、食事はタイの人のための味付けで、なかなか慣れない味に寝不足もあって食が進まない。
スケージュールの変更は容易ではない
早々に部屋にもどり、段取りを考える。
自由な時間を使って旅しているのではなく、仕事をなんとかやりくりして正月休みの期間だけを使った旅である。短い期間なので予定が根本から崩れ去るのは非常に対応しにくい。
しかし、このようなときに備えて「海外WiFiルータ」をレンタルしてきている。4G・3Gなどモバイルデータ通信で、パソコンがつながる安心感があるたらだ。
今日、1日をかけて旅の日程の変更と同時に、宿泊先を現地で探すという前代未聞の行動をしなきゃならない。
そして、日本で予約しておいた、オプショナルツアーの集合ロビーの変更をしなくてはならない。
(ツアーの日程を、今日29日は外していたのが幸いしてる)ーまだ余裕がある、と言い聞かせる。
明日のオプショナルツアーの変更の電話をするが・・・
ツアー会社へ慣れないタイでの国内通話する。「050puls」がつながらない・・・。
仕方がないので、通常の国際ローミングでかける。
昨日の今日で実感もないホテル名を伝え、旅の段取りを整理していく。
(これがまた一苦労で、通じない・・・スペルでホテル名を言い対応してもらった!)
「明日の、ホテルの場所を・・・・変更願いますと・・・)
自分の甘さもかなりあるだろう。日本のサービスに慣れきっているのがよく分かる。
毎年この時期は、ニセコヒラフにスキーに行くのが恒例としていたのだから。
(そんな日本と同じスタンスをもつのは、平和ぼけ?)
内線電話の音・・・今日から居場所がなくなるのか?明日は・・・
フロントからの電話である。英語で「すぐにチェックアウトせよ」と強い口調でまくしたてられた。
「そんなこと聞いていないぜ!」
脳裏では、こんな不案内な外国に来て、本日の泊まる場所も決まらず、途方に暮れるのか?
どんな理由でチェックアウトを要求しているのか分からず、フロントへ。
事情を聞くと「本来の宿泊先の用意ができているので、戻ってほしい」という事らしい。
やれやれ、である。ちょっと安堵して、深呼吸を一つ。
本来のホテルに戻る事になって一安心
全く、2014年の締めくくりに、神様のいたずらにしては、手が込んでいる。
本来予約してあったV レジデンス チェンマイ ホテル(V Residence )に戻ることにして、ここはチェックアウト。
トゥクトゥクをホテルにて手配していただいて、ホテルに1分ほどかけて戻る。
通常は13時からのチェックインなので部屋には入れない旨を、先ほどのホテルで言われたが荷物だけでも預けて、すぐにでも行動に移したかった。
昨夜のフロントの人が出迎えてくれた。
チェックインの心配はよそに、部屋は用意されてすぐに通された。アーリーチェックイン?ができたということだ。(人がいいのも・・・本来、昨日チェックインできたはずだろう)
同時に心の荷もおりた。口コミサイトから、評判がよいサイトだったので安心していたが、予約されていなかったのはいただけない。
価格から見ても普通なので、「V レジデンス チェンマイ」のホテルは、長期に滞在する人にとっては人気の場所でした。
せっかく変更したオプショナルツアーの集合場所、またまた変更
相方が突然・・・
また、オプショナルツアーの迎えに来てもらう場所また変わったこと伝えなくちゃね!
そうだった・・・・・
どうせなら、直接現地事務所に行ってみようよ。ここから歩いていけそうだよ。
と、相方が地図(Google maps)を見ながら楽しそうに話しかけてくる。
そんな訳でオプショナルツアーの事務所に直接向かうことにする。もう一度、集合場所の変更を伝えなければならない。
日本でいくつかツアー会社を当たってみたが、年末年始に希望するツアーはゆえに締め切っているか、この期間は開催がされていないということで、不可の返事をもらっていた。
本当は、今日からツアーを入れたかったが、申込時期が遅かったこともあり予約の取れるものはなかったが・・・。
Wi-Fiルーター接続のモバイル通信+GPSでも徒歩なら補間するスピードも問題なしで、思った以上に正確でした。
さっそくホテルを出て行動に
Google mapsにしたがって歩くことに。
iPhone5は、的確に足取りを進めてくれる。
この市街地には、新しい建物がいたるところでできている。街にパワーを感じる理由であろう。暫くいくと、左折する道路付近。道がない。完全に工事中で閉鎖されているので、イベント会場なのか広いスペースを横断することにした。
大変だったのは、太陽の熱とアスファルト(コンクリート)からの照り返しの強さである。
たった数分なのだが、かなり堪えた。32℃近くの気温の中、日陰もないのがつらい。そして、数日前まで、氷点下の気温の札幌から来ているので身体がまだ順応できていない。
あとで、わかるのだが大きな道路を選択したため、ぐるっと遠回りになってしまった。
当初のスケージュールに行動すると戻っていく
ホテルからは、裏道を通りHuay Kaew(ファイケーオー)(※なかなかこの発音が通じない)道路から、ニマンヘミン通りに行く方が、断然早いことがわかる。
日本で現地ツアーを予約するならJTB海外現地ツアーを使ったりするのだが、エイチ・アイ・エスで航空券 を購入後に、そのままHISの「現地オプショナルツアー」を申し込む方法もありだ。
私たちが参加した時も、旅行会社のツアーに組込まれてる人と一緒になったが、よく「どのプランのツアーですか?」と聞かれることが多かった。
「航空券+ツアー」で予約したなら、海外についた当日に部屋がない、なんてことはほとんどないのだろうが、今回は「現地オプショナルツアー」だけの予約のためチェンマイ支店に行ってみた。
今回こみ入った内容を、変更に変更を重ねていることが一番気がかりであった。
そして今日、オプショナルツアーの予約可能ものがあれば、申込をしてみたいという淡い期待をもって来店することに・・・。
ラッキーな事に日本人スタッフがいた。
おかげで、話はスムーズである。明日から可能なツアーをすぐに調べ上げてくれた。
「トリップアドバイザー」などの口コミを事前に調べていたら人気No.1のオプショナルツアー、エレファントキャンプに参加できるようだ。
やはり、私たちのスケジュールで可能なツアーは限られていたが、希望していたいくつかのオプショナルツアーの予約を取ることができた。
やっと、この旅行が日本で考えたスケジュール通りに戻っている感覚になる。
旧市街のタイの寺院を巡るのはあまり興味がわかない。というのも、二年前のバンコクで見てまわり、充分に満足しているからかもしれない。
ターペー門へトゥクトゥクに乗って
ターペー門に行くのにトゥクトゥクと交渉。チェンマイでもかなり少ない、女性のドライバーであった。ちょっと高いと思いながら150バーツ(THB)で手を打った。
150バーツ(THB)は口裏を合わせるように、通常使われる金額である(ように思う?)
レンガ造りの壁が見えないくらいに埋め尽くされていた
ナワラット橋まで散策して見る
ターペー通りをナワラット橋まで散策してみる計画である。
やはり、このエリアで宿泊するというのが、やはり一般的なのだろう。この周りは多くのホテルがあるように見える。滞在する環境には適しているのだろう。
歩いてチェンマイ駅までは、無理そうだと判断する。ターペー門の城壁は、この時期イベントでテントが張られている。雑貨屋さん服屋さん、食べ物屋さんと夕暮れにかけて賑わってきそうな雰囲気。
城壁に沿って並ぶ、雑貨屋、Tシャツ屋、アクセサリー屋など様々。その中から、ハンドメイドの木彫りの象をゲット!
並んでいる露店にはテントが張ってあり、ほとんど陽をさえぎってくれている場所なのに、さすがのタイの国30℃は越えている。
「スターバックス」で熱中症対策
さすがに、熱中症になりそうなので、目の前にあったエアコンが効いた店内の「スターバックス」に入ることにする。
昨日までは、氷点下に届きそうな雪国から来ているので、まだこの暑さには順応していない。さらに、昨日の事件で寝不足でもある。
普段だったら、こんなに甘いコーヒーは飲まないのに異国では、身体が順応しようとするのか、人一倍甘そうなメニューを選択してしまう。
旧市街の散策
ナイトバザールが開催される通り「チャン・グラン通り」の歩道には、開店用意の店がぽつぽつと並び始める。
三つの寺院があるようなので見てまわることにした。というよりもこの通りを歩くと自然に現れてくる。
特に観光で人気があるわけでもないようだが、タイの文化を感じさせます。先ほどにスターバックスに続いて、ファミリーマートもある。(チェンマイではここだけのように思う)というより、その手前のアート(落書き?)が気になる。
それでも、どちらかというと雑貨店などが面白い。タイといえば「象」という風な・・・ありったけの象さんがいた「DON COLLECTIONS」という店の店内も広かった。
ワロロット市場方面へ向かってみるが、食品・衣料・雑貨とあまりのボリュームに圧倒される。それより、ここら辺の建物はどこでも、生活必需品を買いにくるので、人の波に酔ってくる。
一通り店内をぐるぐると回る。タイのチェンマイの人たちの台所とい感じがする。
ここを後にして、城壁の中を通って戻ることにする。
どちらかと言うと旧市街(城壁)は、観光化された部分が強く、外国人