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【カンボジア】3、メコン川と合流する地点付近までトンレサップ川のリバーサイドを歩く。

この日は午前中に入場(有料)できた王宮

この日は午前中に入場(有料)できた王宮

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プノンペンから行くサンボープレイクックや南部遺跡の旅【3】

Dec. 30, 2017~Jan. 04, 2018

 

トンレサップ川沿いのフードエリアへ

陽が沈む前にホテルに入り、いつもの習性のように水辺を目指して外出します。

メコン川の支流となるトンレサップ川ですが、ベトナムのような赤土色の川の色はしていません。偉大なる川として国々を流れていく川は、それぞれに見せる表情が違っているようです。

少し暗くなってくると、帰宅を急ぐのか車やバイクの量がいつの間にか増えてきます。ここまで来たのは良いけれど、この時間帯になるとさすがに道路の横断をするには勇気がともないます。

タイ・ベトナム・インドネシア、そしてカンボジアのシェムリアップと東南アジアの道路横断も慣れてきたベテラン?ですが、その国に着いてすぐにはタイミングをつかむのがむずかしい。

それまでは、慎重に・・・です。

トンレサップ川に面した町並みを見る。オープンテラスを持つ飲食店は賑わいを見せる。

目の前のシソワット・キーという名の道路は、道幅が広く交通量が多い。地元の人について渡ろうと思うのですが、なかなかタイミングが合わない。数人の足取りのタイミングを見て要領をつかむとなんとなく渡れる感覚が戻っていた。

今日は4時前に起床して朝早く空港に向かったので、2時間の時差で17時過ぎたばかりでも、すでに15時間も起きている。さすがに疲労は、その時差分が重くのしかかる。この近くで夕食をという事で歩いていたら、呼び止められたので、メニューを見るも面倒になってOKを出した。二階席があるというので、案内されるまま考えず入店。

人気の席は、川に向かって窓のカウンター席ですが、外の音が大きいので静寂を求めて室内の席にしました。トンレサップ川沿いの店のほとんどは、おしなべてオープンテラスのような席から埋まって行きます。

軽く食事を済ませてホテルに戻って、着いたままで外出したので簡単に荷ほどきをします。

プノンペンまでの機内でも充電してきたXpriea Z5 Premiumは、もうすぐ2年になるためか、バッテリーの持ちが悪くなってきています。プノンペンの空港に着いた段階では100%でしたがもう半分を切っています。

バッテリーの減りには気を遣うようになってしまったので、そろそろ替え時とも思えます。しかし、相方にこのタイミングで言うと不機嫌になりそうなので黙っておきます。

明日31日は、プノンペンの市街を散策です。今年最後がカンボジアにいる事がちょとだけ不思議な気分です。

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今日は、シャワーを浴びて就寝です。

朝は、路上市場の中を抜けて

SUN&MOON UBARN

ホテルは近隣の中では、ひときわ高い建物なので、迷うことはなさそう。

昨日と同じように川に向かって歩いていく。にぎやかな雰囲気を見て少しだけ細い道に入る。

狭い通路にぎっしりと並んだ、新鮮な野菜や魚介類、さらに鶏肉なども売っている。人ひとりが通るのがやっとのようなせまい路を通って見る。

路上市場

カンダルマーケット横にある朝の路上市場

日常の生活風景には、独特の雰囲気がある。生臭いにおいと人の波。食材が豊富なので興味がわくが、立ち止まる事が許されないほど、場違いの観光客だった。購入して両手いっぱいに持った食料品、購入時のお金の受け渡し、どれも部外者のようにひたすらこの空間を抜けるだけるために歩いていた。

道幅が広くなったなったところで安心して振り返る

ワット・ウナロムという寺院が見えてきた。ここからはトゥクトゥクから盛んに声がかかる。東南アジアの旅ではよく見せられる「写真」で示す観光案内。ドルで金額を言われるのだが、やっと慣れてきた4000(ほとんどは4100で計算されていた)リエル=1ドルという換算を当てはめると、高い感じがする。

ワット・ウナロム

ウナロム寺院手前の当たり、急にトゥクトゥクから活発に声がかかる。

ここは、川沿のシソワット・キー通りと王宮の横を通るソティアロス通りの分かれるところであり、チョットした駐車スペースがあったりして声をかけやすいロケーションになっている。

「ここも行くし、ここも行く・・・」と行っているようだが、今日はここら辺の周辺を散歩して最終日に行く所を同時に決める距離感覚を知るだけ。そのためあまり目的を持たずにざっくりとトンレサップ川周辺というだけで出歩いている。

王宮が開門するという情報に、待つ事を決めたたった一つの勘。

再三、トゥクトゥクの運転手からは、「今日は王宮が閉まっている」という意味で手をクロスさせて「×(バツ)の字」を作っていた。それでも、多くの観光客は集まっていて、入口の門から中を見たりしている。

まばらな人影が、あと20分くらい、10時10分に開くらしいという情報があり待つことに。

外国人観光客を案内している英語のガイドさんが話していた情報で不確かなのだが、少しだけ待って見ようと決めた。やめようかと一度心が動いたのは、さっきまでいた日本人の20名くらいの団体がいつの間にかいなくなってしまったときだ。

これが、開門するかも知れないと思った最初の出来事。日本人の観光客が待っていたということと、時間が足りなくなって立ち去ったような?スケジュールに厳しい日本のツアーらしさがでていた。~~~勘が働きました!

 

「やっぱり、開門しないのかなぁ~」と相方。

「ガイドブックには、無休で午前中は朝8時からとなっているけど・・・イベントなどの催しものがあるとダメな場合があったりするらしい」

「大晦日だからかな?・・・」

それでも、どんどん人が増えて来たのは、何かの根拠があるようにも思える。時間は5分ほど過ぎている。

門の前列近くにいたはずが、だんだん後ろへ追いやられていく。国民性がでてしまう瞬間?

群衆が押し寄せるとは・・・。さすがに、欧米チームは冷静ですが、チケット売り場はもう混雑。窓口ではドルを出して足りないと返されるものがいるなんかで、今回持参した通貨リエルがここで生かされた。窓口には『40,000リエル』と書いてあり、ドルの表示がない。

普通は、ドルに両替しているので「40,000リエル」が10ドル相当になるなんて換算していない。さらに、10ドル出して「丁度なのか、おつりがくる」のかも微妙なところ。

たまたま、私達は無意味とも思える暴挙で「リエル」にしていたので、1$=4000(4100)リエル=110円 なんて考えなくてもいいような数式を頭に入れていたのですぐわかったが、大半の人は、ドルで支払うから大混乱。

その前に心配なのが、この人の押し合いでの背負っているバックパックです。

ここプノンペンに来るときに気になっていたリュックサックがありました。アンコールワットもそうですが、スリが多いという情報があります。

オランダのXD Design社のリュックサックは、その点優れた機能が備わっています。

オランダのXD Design社

オランダのXD Design社

XD DESIGNのリュックは「防犯」「耐刃」「防水」が特徴でサイズやカラーが選べます。

使いやすい多機能ポケットがついたリュックサックは、旅行アイテムとしても考えがちですが、その分、頻繁に取り出さなければならないサイフなど不用意に外側の便利な場所に入れてしまいがちです。

日本にいる以上に注意するために検索していたら「XD DESIGN Bobby Compact」というモデルが気になりました。隠しジッパー機能やナイフなどで裂こうとしても簡単にはできない防刃機能、
そして、旅行歩きには必須のスマホ用、USBの充電ポートが外に付いているためリュックを開けたままにならない特徴があります。

カンボジア通貨「リエル」が役に立った瞬間

ここでリエル出して、支払った私達はスムーズにそしてスピーディに支払いを完了しました。

まだ誰も入場していないときの王宮を撮影したものです。広大な敷地のある様子がわかります。一般の入場はこの門からではなく、もっと東側からです。

王宮の敷地内に入る前に飛び込んでくるのは、見上げるほどの大きな木です。一様に上を見て進んで行きます。

「大きな木のもとには人が集まる」は本当のようです。

大きな「即位殿」に人は吸い寄せられていくようだった。

王宮の区画を離れて、シルバーパゴタを囲む回廊には「ラーマヤナ」のを題材とした壁画がつづく。

「ラーマヤナ」とは。シェムリアップにある「アンコールワット」の第一回廊の浮き彫りがありそのレリーフが物語りのように読んで行くことができる。その中で、西面の北側にあるインドの古代叙事詩をモチーフにしている。

 

左には「シルバーパゴタ(銀寺)」右には「ノロドム王の騎馬像」、そして奥には「ノロドム王のストゥーパ」と立ち並んでいる。

理由はわからないが、ミニチュアのアンコールワットの模型があり、精巧なつくりになっている。その奥に見えるストゥーパは、スラマリット王のものだ。

カンタボーファ王女のストゥーパの奥には、仏教とヒンドゥー教の聖地を模した「カイラス山」の丘がある。

「カイラス山」の丘を上る入口(出口?)の階段。

出口の方へ進んで行くと、クメール文化の博物館には、カンボジアの昔ながらの生活様式の道具などが飾られていた。

あと数メートルで出口という手前にひときわ賑わっているブースがあった。ホワイトエレファントパレスである。白いゾウは仏教にとって特別な「聖なる象」として崇められている。

1時間ほど見ていただろうか。通常であれば11時に午前中の開門は終了しているはず。そろそろ、閉門の時間だろうと思い出口へと人の流れにつづく。

それにしても、なぜあの時間帯から開いたのだろう。午後は通常であれば14時から開くのだが今日は開くのかもわからない。

外へ出ると、王宮の前にあるソティアロス通りとシソワット・キー通りの間に人が、特にバスで来ている観光客だ集まっている。バスが到着するのを待っているのか、シャボン玉売りも人気であった。

ソティアロス通りとシソワットキーの間、今日はソティアロス通りの前は車両進入禁止の歩行者天国だった。

ランチを食べにトンレサップ川のリバーサイドをテクテクと。

釣り人が多いのもうなずける、このトンレサップ川は漁場として豊富な魚がいるののだろう。

王宮の横を通って、国立博物館の前にでる。最終日に見る予定でいるのだが入場料を一応確認しておく。10ドルと書かれているので、リエルなら1$が4,100で41,000リエルという計算だろう。

相方が一応、クレジットの支払いが可能かを聞くと「キャッシュオンリー」と返ってきた。納得しながら、敷地内にある「ミュージアムカフェ」に入る。相当陽が上がって来て涼しい場所を探していたら目に入った。

ブラットオレンジを注文したが、無いと言うので絞りたてアップルジュースに変更した相方

私はオーソドックスに、アイスコーヒーの砂糖なしを注文し、相方はフレッシュジュースの中から、柑橘系のブラットオレンジを選んで注文を取っていった。

しばらくして、オレンジがないので、他のものに変えてと言ってグレープフルーツか、アップルかという。リンゴはカンボジアで生産されているのかと思いアップルにした。味は手抜きなしの一番絞りという感じでした。

アーチストやアンティークなどの店が多く並ぶ「アートショップ通り」をのぞいて見る。石材の加工品や仏像などの大型のものなどがあったりするが、面白いものはアーチストが作った小物などの雑貨が目にとまった。

GoogleMaps 写真撮影GPSより

トンレサップ川沿いの店の前を歩くと、車・トゥクトゥクが歩道を埋め尽くすような駐車の仕方と、店のテラス席が歩道上まで来ているということもあって、一本中の道路に入って歩くことにした。

何せトゥクトゥクからの声がかかるのが少し減るだけでも歩きやすい。

最終的には、シソワット・キーの大きな通りを決死の思いで横断して川っぷちの歩道を歩くのだが、注意する点が多すぎて大変。渡ろうとしているトゥクトゥクから声がかかったり、走行している車との距離を測って、ここぞと思うと横からバイクが急に出てきたり・・・。

色々と寄り道してきたが、夜は川を見ながら雰囲気を楽しめるという人気店、ボパー・プノンペン・タイタニックに昼には遅く14時30分頃に入る。

カンボジアは「コショウ」が有名なので、生コショウを使った料理を頼む。烏賊などの魚介の炒め物を写真を見せて注文したが、肉の生コショウ料理だった。それでも、コショウの香りとが、生で食すると強い刺激もなく食べやすい。

食事を終えて、店から出ると道を挟んで向かえには、これから数時間後に始まるナイトマーケットの会場がある。すでに、仮設テントは建てられていて飲食関係は始まっているし、衣料やアクセサリーの店は準備に余念が無い。

カンボジアに来た記念にTシャツなどを物色してみる。価格を聞くと意外に高く感じる。値札通りなのだが、ここからディスカントするのだろう。カンボジア特有のクメール文様などをあしらったデザインの衣料品があったので、相方が購入を決めた。

ナイトマーケット

夜になるとこの狭い通路も人で埋め尽くす!今日は31日、カウントダウンいつもより盛大?

最初の値段が40,000リエル(日本円で1,000円位)と言われて断って他店に行こうとすると、20,000リエルまで下がった。日本円で500円位なので納得して購入することに。

準備中とはいえ、ずいぶん長い時間をかけてこの中にいたようだ。歩いて5分程度の中央郵便局を見に行くことに。フランス統治化にフレンチコロニアル様式で建てられたものだ。そのため、この辺は、道路や土地も区画整理ができていて、ここら辺を中心にして発展したようなあとを感じる。

コロニアル様式の郵便局。この様式では、近くにあるラッフルズホテルが有名かな!

もう少し行くと、ワット・プノン(丘の寺院)があるのだが、時間が遅くなって来たのと歩き疲れなのかホテルに戻ることにした。

ワット・プノンは「プノンが丘」で「ペン婦人」が14世紀に建てた。プノンペンの名の由来?

暑い一日が終わろうとしている。帰り道、セントラルマーケット付近でもを通ると色々な場所でカウントダウンイベントの案内をしている。

明日は、正月か・・・。

つづく・・・。

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