ダナンの旅【4】Sep 19, 2015~Sep 23, 2015
昨日の夜は早々にホテルで食事を取ることにした。昨日のオプショナルツアーの会社に頼んでも、チャーターができるようで、価格は「4時間」でひとり60ドルだという。
8時間拘束をすると、ふたりで160ドルと言う。ドライバーとガイド(兼任かもしれない)とすれば、それくらいはかかってもしかたがないか・・・と思っていた。
最近(2018年)、CMを見ていると、HISで3月21日出発北海道発チャーターで行くダナン(※2019年終了しました)というお得なツアーが企画されている。
現在も北海道発 ダナンへ直行便のプランが企画されています。
ベトナムのダナンは、最近人気の観光地です。
お盆休みの企画ですが、ベトナムの人気リゾートへ「札幌発」が身近になります。ホテルと朝食が付いてお得です。(かなりお安いプランなので売切御免です。)
航空券とホテルが決まったら「現地のオプショナルツアー」を使って、行きたい・見たいの時間の節約もできます。
ホテルの車を使うか、昨日のツアー会社か、それともタクシー貸切にするか?
ホテルのパンフレットでも、オプショナルチャーターができそうなので相談してみる。1日一台貸し切りで時間制限がなく240ドル。(入場料などかかる場所の金額は込み・・・一番安心できるサービスに違いない)
周遊したい場所をいくつかあげておいて、通常のタクシーのチャーターの場合も教えてもらうと70ドルとの事。ベトナムのタクシーの場合は「英語」が通じない場合が多いので、躊躇するのだが安さにはかなわない。朝の10時から8時間ほどお願いする事にした。
ホテルのスタッフの気遣いに感謝
ホテルのスタッフは、きっと気をきかせてくれてくれたのだろう。
チャーターしたタクシーのドライバーに、目的の場所を指示するのも苦労するだろうと・・・
ガイドブックを見ながらベトナム語で、行く順番を抜き出してくれた。さらに、もう一枚の紙にダナンで美味しい店「2店」を書いてくれた。
今日の朝は、迎えのタクシーが10時とあってゆっくり朝食の会場に行く。少し遅いこともあって、昨日とは違ってパラパラと座席が埋まっている。私達が着席すると、あとから続いて客が入ってくる。
甘い物で目が覚めるというのはこのような事だろうか?普段のコーヒーはブラックしか飲まないので、強烈な甘さえある。ただ、香りがいいのとココアのドリンクを飲んでいるような錯覚をおぼえるくらいなので、コーヒーと考えないと「美味しい」と思える味である。
どこかで飲んだ味と考えると「アイスチョコレートドリンク」といった感じである。コーヒー豆というよりもカカオを使っているかのような練乳と微妙にマッチしている。
プライベート感満載のビーチは「鳴き砂」でした
食事が済んでもまだ時間があるので、ホテル前に広がるビーチへ。
ここは、鳴き砂である。こういう時は、裸足になって確かめることが重要である。
「クッ・クッ・クッ・クッ」と音がでる、鳴き砂である。今日も1日陽差しが強そうだと思いながらビーチを散策。
そろそろ準備のため、部屋にもどる。
また、部屋のドアが開かない???
そうすると、昨日と同じ『ロックが解除されない』・・・むなしく赤ランプと警告音がなる。電子マネーのようにカードをかざすが、むなしく赤ランプが点いたままである。
昨日と同じように、ホテルのフロントに行って事情を話す。係りの者が来るまで待つことにする。作業は、端末を持ってきてドアのロックを解除する。昨日の手順を知っているので不安はない。慣れって不思議である。
チャーターしたタクシーが来る時間なのでロビーに行こうと思ったら
通常に開け閉めができるようになった所で、いよいよ外出の準備である。
『内線が鳴った』・・・これから、この部屋に来るという。ホテルのフロントからだ。
内容は、「この部屋に不具合があるので、移ってほしい」というもの。つたない私の英語の解釈力で思うと、今日の外出している間に別の用意をしておくので、外出の前に、一度荷物をまとめてほしい。この部屋は、工事に入る。そんな感じである。
急いでスーツケースに荷造りして
滞在中必要な荷物の荷造りである。さすがに、かたづける物もそんなにないので、スーツケースに入れてフロントに預けて外出。そのとき、新しい部屋番号を知らされていた。
室内灯などの接触のわるいところがあったので、キーが開かなくなる原因の一つは電気系統なんだろうなぁ。そんな事を思っているとチャーターしておいたタクシーが15分ほど遅れて迎えにやってきた。
無口でシャイなドライバーとダナンを巡る
迎えに来た車は、ベトナムではよく見るメーカーの韓国製KIAブランドのコンパクトカーである。日本車でいうトヨタのヴィッツ・ホンダのフィット・マツダでいうデミオクラスだろう。
ホテルで紹介されたチャーターなので、タクシー会社を気にすることもないし、反面安心である。
ちょっと無口そうで、シャイな若者がドライバーだ。今日一日、一緒に行動する仲間である。
途中にタクシー会社があるようなので、ホテルからのピックアップなどの状況を報告にいったようだ。
こちらのメモで渡した場所を会社で再確認中!
ここで、メモを渡して今日一日のスケージュールを見てもらうと、程なく店内に入って場所を確認してきたようだ。次は、交通量が多くなっている国道をはさんで向かえの商店で、冷たいミネラルウォーターを抱えてきた。私達の分のようだ。ペットボトルに水は、この暑いところなので必須である。
日本が作ったという6.4kmもある長いトンネルを抜けてダナンの市街に。(このトンネルは今日戻ってくると3往復になるだろう)
衣料品や電化製品所狭しの「コン市場」
まず手始めに、「コン市場」である。さすがにベトナムらしい交通量で、ひやひやしてしまう。バイクの量にすごさに目が慣れるまで戸惑う自分がいる。
Tシャツが山積み縫製もしっかり・・・と言うより、三人の店員の言葉の勢いがすごい
勢いに負けて、1枚20,000VNDのTシャツを2枚購入。おおよそ日本円で1枚100円位。日本では100円では買えないレベルの品質。でも、この店内にいると巨大な100円ショップにいる感覚に。何か目的を持って、値段の交渉の好きな人なら天国ですね。
高台から見るダナンの街がキレイ
次は、新名所と言われているソンチャ半島にある、ベトナム最大の観音像のあるリン ウン バイ ブット寺(Linh Ung Bai But)に行く。高台にありダナンの市街地の風景がオススメです。中国圏の観光バスが入ってきているようでした。
日本人はざっと見たところ私達だけだったようです。
別名レディブッダと言われ、ベトナム最大の観音像がパワースポットとなっている。ホテルでオススメされなかったら観光としては微妙と思ったけど、観光客の人数からすると人気のルートなのかもしれない。
ダナンの海岸線が広がっている。風景写真を撮るよりももっぱら、建造物をバックにしている人が多いのはびっくり。
30分ぐらいの予定でいたが、あまり興味がないので早々に、タクシーに戻ることにした。炎天下で、歩き回っていたのでエアコンが効いた車内はありがたかった。
昼食は、ドライバーの意見を聞いてMadam LANへ
「昼食にするかい!」とジェスチャーを交えて言ってきた。ちょっと遅めの昼食になりそうだ。
今日の目的、五行山・マーブルマウンテンでトレッキング
腹ごしらえがすんだら、今日の最大の目的「五行山(マーブルマウンテン)」でトレッキングである。火を吐くという2013年3月末に完成した「ドラゴンブリッジ(ロン[=龍]橋)」を使いハン川を渡って、4~5kmといったところで、五行山に着くようだ。
この平地の中で突然、山が現れてくる。
5山のうち、洞窟のあるトゥイーソン山は、エレベーターがあり、山の中腹まで運んでくれる。人気のようだがテクテクと階段を使おうと思っている。
15,000VNDを払い、まずは洞窟巡りである。
階段を登っていくと、洞窟の入口である。
洞窟にはいくつかの道があり、頂上へ続く道と深く下へ行く道がある。下へ続く方へ行くとなんとも怖い展示物があります。
いくつか写真を撮りましたが、載せない方良さそうです。地下へ進むと行き止まりでしたが、けっこう怖い展示物を目にしました。興味のある方は行って見て下さい。
また、広い空間のある元の場所に戻ってきました。今度は上へ向かう通路があるようですので、行ってみます。
頂上へは、最後がかなりの急階段。路面はぬれているので滑ります。(大理石なので余計にすべります)
その中のトゥイーソン(水)の洞窟側から登り一度下山した。入口を変えてトゥイーソンの中腹へ行くことにする。
共通の入場券ではないらしい
そして、エレベーター横を通って、階段で外側から登ることにする。これに乗車すればすぐなのだが、観光バスが到着し行列を作っている。
徒歩で登るにも別料金の15,000VNDを支払う。共通券ではないようだ。今登っているトゥイーソンは、中腹ではこんなロケーションになっているようだ。
地図上の①から②へ向かって、エレベーター横の入口の急階段を上り始める。
この山は、標高108mで、山としてはまったく気合いが入るものではないのだが、とにかく暑い。これが尋常ではない。
そして、このトゥイーソン山は、いくつかの山頂があるようなので、見晴らしを求めて登っていく。
すぐに、降りて進んでいくと、また洞窟。
そしてもう一つの展望台
さすが急階段がつづく。
こちらの展望台も何とか登頂!
今日のトレッキングは、これでいいかなぁって雰囲気です。何しろ暑い・・・熱中症寸前かも。
こんなのガイドブックにもあまり載ってないし、展望台に登ったくらいの事なんだけどイイ汗かきました。
チャム彫刻博物へ
この後は、チャンパ遺跡が展示してあるチャム彫刻博物館へ。石造彫刻が見物です。
札幌からベトナム・ダナン国際空港へは、ソウル経由が便利でした。
※ダナンのモバイル通信事情
ベトナムでモバイル通信などをするには、人気のアジア周遊SIMカードが使えないので、日本で用意する場合、ベトナム専用のSIMが必要です。(※現在は使えます)
また、iPhoneやiPad(SIMフリー&SIMロック解除)などなら、LTEのバンドを格安SIMで使える「Vietnamobile ベトナムプリペイドSIM 」がダナン中心なら使えます。
ベトナム観光だけなら、Vietnamobile 20日間タイプのデータ容量60GBで十分だと思いますが価格変動があるので、容量の多い方がお得な場合があります。
こちらは、大容量のモバイル通信が可能なSIMカードです。ベトナムの「ホーチミン」で使ってみました。(2020年1月は、ハノイでも使ってます。)
さらに、30日間+データ容量120GBというVietnamobile 格安SIMカードです。ビジネス用途の予備としても使えますし、大きな容量の写真ファイルを通信回線が安定するダナンの市街地でCloudにアップするなど使い道はさまざまです。
ベトナムは、今は4Gの通信速度でモバイル通信できます。その都市の中にはダナンも入っています。空港に着いたらすぐにインターネットの環境にしておきたいとか、ツアーで来ているので、現地でSIMカードを手配できないなど不安がある場合が多いと聞きます。
ツアーなどで、空港でSIMカードを購入できないなら「日本国内で調達」が原則です。
このSIMカードもモバイルルーターで運用し、PC用に使いましたが通常の検索などには問題の無いレベルの通信速度で、5~6泊程度では容量は5GBも使わずに終わりました。
容量を少しでも使うために、このSIMカードの周波数(バンド)は【3G】2,100Mhz ・1,900Mhzに対応しているとわかり、郊外へ出かける時に使ってみました。docomoのSIMロック解除済みのXperiaに入れて使って見ましたが、極端に速度が落ちることは無かったです。
なんと言っても、日本で購入しているのにベトナムの価格と変わらないか、むしろ安い場合がるのが魅力です。オススメのSIMカード2点です。
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