沖縄最終日となりました。
今回の旅行は、海外へ行こうか悩みました。昨年のGWもパスポートを更新して準備していましたが、結局国内旅行にしたのは、ここ3年~4年で海外渡航への抑圧が旅の面白さを無くしてしまっていないかと自問自答したこと。
さらに、国内では、極力マイカーやレンタカーの車旅から、公共機関の鉄道やバスなどを使った旅の楽しさを知ってしまったので、海外のまったく違う風景や習慣には敵いませんが、緻密なスケジュールが可能になるインフラが、他の国とは違う旅の醍醐味を知ってしまったからです。
さて、今日ははじめに、ゆいレールに乗って美栄橋駅から牧志駅まで行き、国際通りを県庁方面へ歩く計画です。実は、2009年の7月に沖縄旅で同じように最終日にこの国際通りに行く予定でいました。
しかしながら、前日予定していた美ら海水族館に急遽行く事にしたので、当日の午前中を当ててしまいましたので新鮮な気持ちで見ています。
現在静岡⇔那覇は、期間限定で運航されているようで、年末年始を見ると新千歳から静岡 到着時刻:12:20、静岡発那覇行きが12:55なのでギリギリ乗り継ぎ可能なのかな?と思います。
Dec 31, 2023~Jan 04, 2024
ゆいレールの駅周辺
モノレールの鉄道駅があると、観光客にとって基点となる場所からの移動が分かりやすくて便利です。朝、美栄橋駅から牧志駅1区間をSuicaで乗車します。券売機での購入が不要になるのでタイパ(タイムパフォーマンス:時間節約)になって慌てずに乗車ホームで待つことが出来ます。
牧志駅から県庁駅へ向かって国際通りを歩いています。生活用商店と観光土産店が共存しているような活気あるエリアです。そのため、正月を休みにしている店と観光客用の店は、開けているのではっきりと区分されている様子もあります。
国際通りから、平和通り商店街へ入ります。地元の人たちも買い物しているようで、気付けばもう1月4日で今年初めて店開きというところもあるのかと感じます。
店がぎゅっと圧縮されている「通り」という場所は、観光客の流れがあると混み合って見えるし、その人達が、店に吸い込まれるとちょっとした空間ができます。正月で無かったら、生活必需品も揃うので、もっと混んでいたのだと思います。
かりゆし通りは、どちらかというと観光土産というよりも昔からの伝統のある店が並んでいるといった感じです。ここを通ることにしたのは、新しくできた「牧志第一公設市場」に向かう近道のように思えたからでした。
牧志第一公設市場は新しい建物に生まれ変わって
昨年(2023年3月)に新市場として完成した新しい建物で、1階は、生鮮品が並ぶ店があり地元の人以上に観光客で賑わっていました。2階は食堂(飲食店街)となっていて、私達の目的はもっぱらこちらです。
東口3から入店しました。
まだ、昼食には早い時間なのですが、ホテル向かいの24時間営業マックスバリューで朝食を購入したコーヒーとバンを少し入れただけで、ここで食べなければいつものように食事難民となり19:30PM頃の札幌駅着まで行動食?となると予想している。
かなり、観光客を意識した作りとなっていて、ちょっとだけ早く座った店は、最初は数名しかいない店内が、注文した海鮮丼とジーマミー(沖縄の言葉でピーナッツの意)豆腐が来た頃には、満席になっていました。
ジーマミー豆腐はピーナッツを主原料に使っているので、アレルギーの対策がされていた。ピーナッツは大好きなので大丈夫ですが、多くの観光客は、豆腐と名の付くところから誤解がないようにという事でしょう。
メニューのお品書き以外に、1階で購入した食材を調理加工してくれる加盟店なので、店頭に来て頼んで食事する人がいました。昼になると満席となる「豊年」は、価格や時間など問い合わせしておくとスムーズだと思います。
公設市場を後にして、国際通りに戻り県庁前へ。
那覇空港の出発時間は、15:30なので少し時間があります。県庁前から「ゆいレール」に乗って那覇空港駅が一番スムーズな移動方法です。リウボウデパートには、那覇市歴史博物館がありますが、正月は7日(日)からオープンのようです。
百貨店としては、規模が大きく人の来店も多いようですが、なにぶんトイレが少なく困っている人がいるようでした。沖縄の観光土産はここで集約して購入でき便利です。せっかくの国際通りなので小さな店の専門店を巡り、掘り出し物?を捜す方が楽しいともいえますが・・・。
2009年にも感じたことですが、那覇のお店は随分キャッシュレス決済が、小さな店でも郊外のカヌー体験であってもEdy(現:楽天Edy)が普通につかえていましたが、なお今は進化してQRコード決済・電子マネー、そしてクレジットカード決済と広がりを見せていました。
那覇市内からバスを旅に利用しなかった訳
沖縄のガイドブックをいくつか見ると、レンタカーの旅が主流になっているような雰囲気があります。特に那覇郊外に出てしまうと『沖縄自動車道~ICから、車で20分』などの表記が多く、一つひとつを最寄りのバス停を捜して移動というのがむずかしくなりそうです。
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当初考えたプランは、南城市のエリアへのバス旅です。
ここから南城市コミュニティバスの(C1)に乗換ます。
玉泉洞のバス停から「ガンガラーの谷」というルートでした。
下調べでは、最も興味のある場所でしたが、残念でした。やはりお正月の壁は厚かったです。
目的の場所が決まらないと、使い勝手が慣れるのに時間はかかりますが大きなターミナルのバス停の配置地図があり便利でした。旅には持参しませんでしたが旅の予習本としては有効に使いました。
持参するなら電子書籍のkindle版もあるので、書籍タイプより持ち運びには便利です。
ガンガラーの谷は、予約が必要なので事前にWEB予約などが必要です。また、オプショナルツアーを使う方法もあるようです。
現地集合のオプショナルツアーは一番安いですが、午前中の朝の出発なので近くに宿泊が必要かもしれません。那覇発もあるので、ホテルを拠点とする場合スケージュールと相談して予約すると、バスの旅のような乗り継ぎも気にならないで行動できます。
1日券ならガンガラーの谷からその日に那覇に戻る案も考えますし、3日券なら南城エリア・糸満エリアなどで宿泊地を変えて那覇に戻り、美浜アメリカンビレッジ(片道1時間ほど)往復(滞在3~4時間)であれば、何とか乗り継いでまわる事が出来そうです。
3時間5分の直行便フライト、氷点下の札幌へ帰着
市電を下車すると、雪がチラついていました。
さっぽろ雪まつりに向けてイルミネーションが街を飾り付けていました。
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