ふるキャン∞(Unlimited)ーメンテナンス『その2』ーModel442編

 

フェザーストーブ 442-726J

オールドキャンパーの「ひとりごと」シリーズ第二弾です。

ヴィンテージになりかねない古いキャンプ道具を大切に使いこなす、これぞ!「ふるキャン」です。

昔は「PEAK1」と言われColemanの製品で400番系の品番がつくとおおよそ形がわかる。これが、キャンプ道具のガソリン系コールマンで一番新しいモノとなりました。

Coleman Single Burner Feather Stove Model 442 メンテナンス

これが、キャンプから遠ざかって日の目を見たのは北海道全土を停電となった「2018年9月6日3時7分59.3秒(平成30年です)」です。その前に使ったのは、約10年前で一応簡単なメンテナンスをして、災害時に備えて「いつでも持ち出せるBOX」に保管したままでした。

そのとき「リュブリカントオイル」をポンププランジャーに塗布していました。

北海道胆振東部地震が電力の急激な使用により停電してしまいます。

そのとき、自宅は、水・都市ガスが使えたためなんとか生活は確保できましたが、会社の事務所は、電気しか湯を沸かすことさえ手立てがないので、取り出したのがこの「Coleman Feather Stove Model 442」でした。

リュブリカントは購入してすぐに、使い初めは確認の意味で使う

ポンピングが少し固くなっていたのですが、リュブリカントオイルを塗布すれば解決するのに、非常時との意識が働いて無理に加圧していました。一度目の加圧からの点火、お湯を沸かすのは問題がなかったのですが、二回目に悲劇が起こりました。

加圧していると、何か圧が抜けてしまうような感覚です。

そうして確かめてみると、ポンププレジャーの誘導版の役割をしている白いプラスチック部分が欠損していまします。ゴムのポンプカップも固まったオイルとポンピングの摩擦で劣化しています。

ポンププランジャー一式の交換が必要です。

ポンププランジャー一式の交換が必要です。

リュブリカントオイルを使い初めに塗布すれば、問題が無かった事をわかっているのに「やっちゃった!」って気持ちになっています。

交換パーツは手配済み

ププラスチックワッシャーを見つける事ができなかったので、ポンププランジャー一式のリペアパーツ

プラスチックワッシャーを見つける事ができなかったので、ポンププランジャー一式のリペアパーツ

PEAK1用のポンププランジャー一式として購入しておいたもの

本体から「ポンププランジャー」を外します。プラスチックワッシャー割れてそのままメンテナンスをしないまま放置しておいたので、さすがに固くなっています。再びリュブリカントオイルを注入して動きをよくします。

リュブリカントオイルを注入口から入れる。

リュブリカントオイルを注入口から入れる。

次に、前回の「Model553編」と同様に、コールマンのスーパーレンチで黒いプラスチック製ポンプキャップをゆっくり回します。

ふるキャン∞(Unlimited)ーメンテナンス『その1』ーModel533編
シングルバーナー 無鉛ガソリン ホワイトガソリン
スーパーレンチが活躍します。

スーパーレンチが活躍します。

取り外してわかった事は、

  • ガソリン燃焼器具用ポンプキャップ(プラスチック)
  • プッシュオンナット
  • チェックバルブ&エアーステム

は正常でした。

プラスチックワッシャーの欠けとゴム製のポンプカップは変形とゴムの乾きによる劣化があり不良です。
プラスチックワッシャーは汎用品ならコストを落とせそうですが、パーツの量が多すぎるので一式交換

プラスチックワッシャーは汎用品ならコストを落とせそうですが、パーツの量が多すぎるので一式交換

ポンププランジャー一式をアッセンブリで交換するので、清掃は必要はないのですが、前回同様に「ブレーキクリーナー」で固まった油脂を取り除いています。

強力な脱脂を行うなら純正の「ホワイトガソリン」がいいのですが、なんたって1Lあたりのコストとしては大きいかなと思います。

チェックバルブ周りも、固まったオイルなどがあり、状態を確かめて見るために外します。

チェックバルブは専用工具で外しましょう。

チェックバルブは専用工具で外しましょう。

この作業を行う時は、三本の足を閉じてから行った方がよいと思います。かなりの力が掛かりますので、曲げてしまうこと必至です。

底面は不安定でぐらぐらして、うまく固定できなかったので、本体の側面を手で固定してチェックバルブを外しました。それにしても「固い」ネジです。

下に柔らかいもの(ライトロン)とダンボールを敷いて行っています。

下に柔らかいもの(ライトロン)とダンボールを敷いて行っています。

外したチェックバルブの状態を見るためにアルコールで洗浄してみます。中のボールの動きがよいようなので正常なようです。

チェックバルブは正常でした。

チェックバルブは正常でした。

これを見ると、フェザー442は、燃焼によってリュブリカントオイルの乾燥が他のモデル(前回のメンテナンスModel533など)よりも早く起きやすいような気がします。頻繁にオイルの塗布のメンテナンスが必要な気がします。

分解から組み付け

チェックバルブのOリング部分に劣化が無いことを確かめたので、リュブリカントオイルを軽く塗布しておきます。

チェックバルブの点検項目として、Oリングが劣化がなければ安心です。

チェックバルブの点検項目として、Oリングが劣化がなければ安心です。

ポンププランジャーはリペアパーツなので油分は全くないので、今回は入念にリュブリカントオイルを使います。多めに使って拭き取るぐらいが丁度よかったようです。

エアーステムの動きをよくするためにリュブリカントオイルを流し込んでおきます。

エアーステムの動きをよくするためにリュブリカントオイルを流し込んでおきます。

重点的に確認しておきたいのが、プラスチックワッシャー(白)とポンプゴム(黒)が、本体との密封性とスムーズな動きです。エアーステムに制御されての動きですので、そこの動きが改善されていなければ、また、プラスチックワッシャー(白)とポンプゴム(黒)にダメージがきてしまします。

リュブリカントオイルで動きを調整します。

リュブリカントオイルで動きを調整します。

最後にエアーステムをチャックバルブに装着して、ポンプを取り付けて行きます。ここで、もう一度スムーズにポンプの動くか途中で引っかかりなどがないかを確認します。

今回も一連の洗浄にブレーキクリーナを使ってみました。正しいかどうかは不明です。

今回も一連の洗浄にブレーキクリーナを使ってみました。正しいかどうかは不明です。

燃焼テスト

ポンプングをするときは、三本の脚をすべてたたんでから行っています。無用な力が脚に掛かって変形させないためです。

ガソリンを少し補充して、三本の脚をたたんでしまっておきます。

ガソリンを少し補充して、三本の脚をたたんでしまっておきます。

最初は、加圧が少なかったためとジェネレータが加熱されていないので、少し赤い炎が混じっています。

点火時の予備燃焼中といったところ・・・。

点火時の予備燃焼中といったところ・・・。

軽くポンピングすると、青い火が安定してきたので燃焼レバーで調整します。大雑把に強火と弱火といった調整ですが安定した燃焼をしています。

ジェネレーターの清掃や交換まで必要がなかったので時間は30分くらいでできました。

余ったパーツはをどうしようかと思ってランタンを確認したら金属ポンプキャップとクリップタイプがありました。

余ったパーツは、ランタンを確認したら金属ポンプキャップとクリップだったので交換してみようかと・・

今回使ったパーツは

ポンプリペアキット ポンププランジャー一式 ピーク1

リュブリカントオイル

コールマン純正 スーパーレンチ

おまけ:ガソリンフィラーからガソリンが漏れる!

コールマンのガソリン系のランタンやストーブを使い始めたときに購入したもので、あまり気づいていなかったのですが、給油のときに押し込むと可動部からガソリンが漏れるというのを聞き検証をしてみました。

現在は分解式になっていないので、今回のモノは古過ぎて役に立たないかもしれません。

結論から言うとドボドボとは漏れることはなかったけれど多少は漏れてきます。

その対策だされた「 ガソリンフィラーII」という改良版がでていてそれを購入すれば解決できるとのことです。壊れているわけでもなく、昔のコールマン純正アルミ製 「ガソリンフィラー」も持っているので改めて購入するのも馬鹿らしいので、パーソナルな対策をしてみました。

耐久性はないので使い勝手は良くありませんが、低コストで済みます。

調理用の使い捨ての薄い手袋を使います。今回の油脂を取り除いたりするのに一部使っているものです。

親指側ですとちょっと太いので密着性が落ちます。それで、小指か中指あたりを切って使います。

両端を切ります。

あとは、ガソリンフィラーに注ぎ口からかぶせ、肝心の可動部を覆うようにします。破けても手袋の片手4本指分が使えましたのでコストとしてはどうでしょうか。

こんな感じです。

どれぐらい保つかわかりませんが、多少の耐油性はありました。

どれぐらい保つかわかりませんが、多少の耐油性はありました。

鋭角なものに当たると、食品用手袋なので弱いです。手袋をつけやすいようにコーンスターチが入っているのでガソリンフィラーにもつけやすかったです。

横から見るとこんな感じで装着しています。

横から見るとこんな感じで装着しています。

可動部のテンションで、装着がしにくい場合は、分解して開放して作業すると楽でした。

単純ですが、本体に適量のガソリンを入れられるのは便利です。

単純ですが、本体に適量のガソリンを入れられるのは便利です。

まあ、これから用意する場合は、素直に対策となっている「ガソリンフィラーII」がおすすめです。

 

キャンプ道具のメンテナンスが一通りできたら、キャンプ地をベースにしたトレッキングを久しぶりにしてみたくなった。でも、ブームだから予約取れなさそうですね(^^)/

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