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【2023年度版更新】なぜ、タイでは禁酒日やお酒の販売できない時間があるのかを調べてみた。

タイの禁酒日

タイの禁酒日

 

2021年秋、国内旅行に関しては徐々に戻って来ているようですが、いざ海外旅行へ行くとなるとまだまだハードルが高いようです。ワクチンパスポートの有効性を各国で認めて拘束される期間がなくなればと思います。

さて2022年、そんな海外旅行が行けるようになった時、有意義にタイで観光するには、欠かせない?お酒の禁酒日を念頭に入れてスケジュールを立てると良いかも知れません。

西暦2022年(仏暦(タイ歴)2565年)の禁酒日の更新をしました。

タイでお酒の飲む基本

タイでは、17時にならないと「お酒」は販売も提供もされないです。(ツーリストホテル内などでは、飲めますが・・・)

日本でも自粛要請により、お酒は20時までとか、休業要請などで大方飲酒は「家飲み」になってしまったので、タイの禁酒日や販売時間を事前に知ることで対処しやすくなったと思います。

日本もタイ国と同様、仏教を重んじていると言ってもいいと思います。

ただ、今回の日本の飲食店における禁酒令?(語弊があるかも知れません、あしからず)は、初期の段階は許せる範囲としても、全くデータや統計が示されずに「陽動」されているように感じた人も多いのではと思います。

それに、ひきかえタイは、仏教(宗教上)の理由により飲んではいけない日が決められています。

日本人の場合は、法ではなく性善説で「自粛」ができているからかもしれませんね。

タイではお酒が販売や提供されない時間がある。

タイは海外旅行の渡航先のなかでも、いつも上位にランクインしています。
日本からの直行便が多いのも理由のひとつですが、日本の四季とは違う気候が温暖で過ごしやすさもあるでしょう。

札幌では、雪を求めて来るタイの人のインバンドが盛んなように「親日国」でもあります。「ワイ」の国は礼節を重んじ、英語を話せるタイの人と会話をすると、こちらの要求には口癖のように「No problem」と言うことが多いです。

はじめは、その言葉「ノープロブレム」という言葉に違和感をもって警戒もしましたが、杞憂に終わった事を覚えています。寛容な心を持っている人達なのだと思ったものです。

また、ご存じの通りタイ国内は、コンビニではセブンイレブンが多いという印象があります。特にバンコクなどは数メートル進むとまたあるの?という店舗の数。そのため見慣れているし使い勝手いいので安心して入店してしまいます。

レジで時間が来る前は、種類の販売できないようになってます。

 

タイへ渡航する人気理由は、バンコクがこのようなコンビニがそろっていたり、空港までのエアポートレイルリンクや地下鉄のMRTにスカイトレインと呼ばれるBTSの交通網による移動のしやすさだろうと思います。

タイのバンコク交通網は安心して移動できる。

タイのバンコク交通網は安心して移動できる。

バンコクを経由するトランジットやトランスファーなどが8時間以上あると、一度入国して楽しみたいと旅の計画時から思ってしまう。その魅力はまさにそんなインフラが優れているからだろう。

トランジットタイムを使う

プーケットからバンコク、9時間ほどの乗り継ぎでバンコク小旅行

そんななかで、タイの旅行した人なら経験した方も多いのではないでしょうか。

午後17時(5PM)前には、お酒を飲めないという癖をつくる。

タイの気候はビールがうまい

タイの気候はビールがうまい

 

タイには、お酒に関して一定のルールがある。

日本の外務省のデータによると、タイの宗教は94%仏教でイスラム教が5%と圧倒的に仏教徒であることが分かります。日本のように無宗教といっても代々続いている宗教があり仏教の人が多いと思ういます。

 

ご存じのように、宗教上で「お酒」が禁止されていると思い浮かべるのはイスラム教だと思います。これは、インドネシアのジョグジャカルタへの旅ではっきりと体験したことですがコンビニではお酒が販売されないという事を・・・。

コンビニでは、ほぼノンアルコールビール

ジョグジャカルタのコンビニでは、ほぼノンアルコールビール(-_-;)

日本人に人気のバリは同じインドネシアでも、比較的お酒の調達に困らないのとは対象的です。その理由としては、国内の中でも仏教徒が多いという説もあります。

そこで、そもそも日本でも世界的においてもお酒を認められているイメージの「仏教」が、タイの国内ではなぜこんなに厳しく規制されているのかです。

仏教という立場から禁酒について書かれています。

 

「大乗仏教においても古来より、飲むことを禁じられてきたアルコール飲料」
書かれているように、日本仏教における不飲酒戒(ふおんじゅかい)の変遷が書かれています。

タイに行くのに読むのはオススメするわけではありませんが、日本の仏教だけが飲酒に寛容なのかという事だけは知っておく必要があります。

 

また、イスラム圏で飲酒をする旅のルポを書いている高野秀行氏の著書イスラム飲酒紀行 (講談社文庫)」の中のあとがきにも、「・・・それから本当は絶対酒を飲んではいけないはずの仏教徒も、飲酒が大好きである。(引用)」 仏教は禁酒と述べています。

 

タイでお酒を販売、提供していい時間。

○AM11時~PM14時

昼食時に乾杯はできますね。ただ、レストランなどで14時を過ぎて17時までの遅い昼食となった時などは、アルコールメニューを外していることも多いと思います。

○PM17時~PM24時

16:00時台、僅か数分前でもコンビニ等では、レジに持っていっても売ってはくれません。レジの方でPOSを読めないようにしてあるようです。一度、数分待って購入したこことがあります。
POSレジのない商店なら多少は、時計の誤差で売ってくれることがあります。しかし、冷蔵庫ではなく常温の場合もあった記憶があります。

(※タイのような暑い国で、常温のビールはあまり飲みたくないのでホテルの冷蔵庫に入れて明日の備蓄用としました ー 同じ銘柄同じサイズなら、ホテルの冷蔵庫の冷えたビールと・・・という裏技を使う方もいます)

タイの禁酒日は、仏教国である事を再認識する

毎年行われる行事に合わせて禁酒になるのは、

◆マカブーチャ(万仏祭)

◆ヴィサカブーチャ(仏誕節)

◆アサラハブーチャ(三宝節)

◆カオパンサー(入安居)

◆オークパンサー(出安居)

です。

今年2019年の日付を当てはめてみると

2/19 (火)マカブーチャ5/18 (土) ヴィサカブーチャ~5/20 (月) ヴィサカブーチャ振替休日7/16(火) アサラハブーチャ7/17(水) カオパンサー10/13(日)オークパンサー

2015年から10月のオークパンサーも禁酒日になっているようです。

また、今年は総選挙がありその関連する日も禁酒日になりますから、

おそらく

3月23日(土)選挙日前日(18:00)~ 3月24日(日)選挙日
3月23日(土)不在者投票前日(18:00)~ 3月17日(日)不在者投票日

も禁酒日になるでしょう。

選挙のある年は、事前のリサーチが必要です。

2020 年度用にアップデートしておきます。

タイ政府の詳しい発表はこちら。(2020年:仏暦2563年)

◆マカブーチャ(万仏祭)2/8(土)
◆ヴィサカブーチャ(仏誕節)5/6 (水)
◆アサラハブーチャ(三宝節)7/5(日)
◆カオパンサー(入安居)7/6(月)
◆オークパンサー(出安居)10/2(金)

※7月5日~7月6日まで連続で「酒類販売禁止日」になるようですので、この時期渡航するなら注意が必要だと思います。

このような日にタイに渡航を予定している人で、かつお酒をタイで飲む事を目的にする場合は、24時間禁酒となり、提供される場所を求めるのに冒険が必要となるかもしれません。

 

2021 年度に更新します。(仏暦 2564年)

◆マカブーチャ(万仏祭) 2月26日(金)
◆ヴィサカブーチャ(仏誕節) 5月26日(水)
◆アサラハブーチャ(三宝節) 7月24日(土)
◆カオパンサー(入安居) 7月25日(日)
◆オークパンサー(出安居) 10月20日(水)

まあ、前日に買いだめをしておいて、ホテルで飲むのはいいようです。

という事で、

宗教の教義と密接に結びついている事がわかります。

また、

「eコマースなどの電子的手段・形態によるアルコール飲料の販売禁止」

が2020年12月7日より施行されています。これは新型コロナ渦によるオンライン販売の急増による年齢や販売時間の確認が困難であることからのようです。

2022 年度に更新します。(仏暦 2565年)

◆マカブーチャ(万仏祭(節)) 2月16日(水)
◆ヴィサカブーチャ(仏誕節)5月15日(日)
◆アサラハブーチャ(三宝節) 7月24日(土)
◆カオパンサー(入安居) 7月25日(日)
◆オークパンサー(出安居) 10月10日(月)

 

2023 年度にアップデートしました。(仏歴 2566年)

◆マカブーチャ(万仏祭(節)) 3月6日(月)
◆ヴィサカブーチャ(仏誕節)6月3日(土)
◆アサラハブーチャ(三宝節) 8月1日(火)
◆カオパンサー(入安居) 8月2日(水)
◆オークパンサー(出安居) 10月29日(日)

この禁酒日にあたる日は、タイ国内の大きなスーパーマーケットや手軽なコンビニでも、購入することはできません。もちろん、レストラン・バー・クラブといった飲食店でも提供されなくなります。

ビジネス・観光で禁酒日に当たる日にどうしてもお酒を飲みたい場合は、前日に購入しておく事が必要です。さらに、5時PM(17時)前には購入できないので同時に注意しておくと完璧です。

一応、タイと同じ仏教国の日本ですが、ゆるゆるの考えを改め、楽しいタイの旅行をしてください。

日本の大使館の休日情報も載せておきます。

タイ国内の「祝日」と禁酒日の兼ね合いが見えてきます。

土曜日・日曜日が休日なので、3連休以上は青マーカで示してあります。

1月 1日(日)元日
  2日(月)元日振替
  3日(火)年始休暇

3月 6日(月)マカブーチャ(万仏節)

4月 6日(木)(チャクリー朝記念日)

13日(木)(灌仏節 ソンクラン)
  14日(金)(灌仏節 ソンクラン)
  15日(土)
  16日(日)

6月 3日(土)ウィサカブーチャ(仏誕節)
   4日(日)
   5日(月)(スティダー王妃誕生日及び仏誕節の振替日)

7月28日(金)(国王誕生日ーワチラーロンコーン国王陛下)
  29日(土)
  30日(日)

8月1日(火)アサラハブーチャ(三宝節)
2日(水)カオパンサー(入安居) 官公庁(タイ)のみ休日 ※注意

14日 (月)(シリキット王太后誕生日振替)

10月13日(金)(前国王命日)
   14日(土)
       15日(日)

21日(土)
       22日(日)
       23日(月)(チュラロンコン大王祭)

  29日(日)(オークパンサー/出安居)

12月 5日(火)(前国王誕生日)

9日(土)
   10日(日)
   11日(月)(憲法記念日振替)

29日(金)年末休暇
  30日(土)
  31日(日)

お酒は、タイの国では禁酒日に注意して飲みましょう。

神前結婚式

神前結婚式

まあ、日本は、神の国として神道という解釈の仕方がありますし、お酒の神(醸造)もあります。

京都、松尾大社

タイでは、法律で禁止されている時間と日があります。気をつけて楽しい海外旅行をしましょう。

ビアシンSINGHA(シンハー)

タイのお酒の記事を書いていたらビアシンSINGHA(シンハー)が飲みたくなって買ってきました。

近場の店で、缶のビアシン(SINGHA:シンハー)を探したのですが瓶のタイプになりました。Amazonでは、すぐに手に入るようです。

タイに行くと飲みたくなるビールの銘柄№1です。

日本なら、24時間いつでもオンラインでお酒を購入できます。もちろんタイのビールも気軽に手に入ります。

Singha(シンハー) ビール 缶 ピルスナー タイ 330ml×24本
Singha(シンハー)
¥7,288 (¥304 / 本)(2022/11/22 22:57時点)
原材料:麦芽、ホップ、糖類

 

お酒には関係ないですが、タイでは、嗜好品として「路上での歩きタバコ」や指定の場所以外の喫煙には気を付けましょう。厳格に禁止されています。
また、日本で購入した「電子タバコ」のタイ国内へ持込はできないです。

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