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後志道が開通したので行って来ました、その4「空想旅編」

羽田空港から、レンタカーなどの「車」を使わず交通機関を乗り継ぐ「空想の旅」を作ってみました。しかしながら、企画した時の期間限定キャンペーンはもとより、フリーきっぷの販売、温泉施設の閉鎖などで、ほとんど時間通りの旅はできなくなっています。

残念ですが、北海道内の列車やバスなどを乗り継ぐ旅はなかなかの困難に立ち向かう覚悟とたくさんの時間が必要になることがわかりました。

あくまでも、空想した旅行計画です。施設の閉鎖に伴いバスの路線も廃止されています。やはり、マイカーやレンタカーが無ければなかなか時間を点と線に結ぶのはむずかしくなっています。

雑感です。
積丹半島、ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷの旅

積丹半島、ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷの旅

 

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定番はずれのマイナーな場所【4】Future date

この空想旅行も「リフレッシュプラザ998」が閉鎖された事で当時(2019年)のルートを使えなくなってしましました。

このマイナーの旅は、将来(10数年後?)運転免許証を返納したくなった時を仮定して、車を使わずどこまで行けるか、どんな旅が残されているか、今のうちに色々と試して記憶のメモとして残そうと思います。

免許証返納と言うと生活の足としての課題ばかり話題ですが、マイカーを捨てる不安は、どこへでも気軽に行ける安心感を失う恐怖との戦いのような気がしています。

今目指している公共の交通機関(バスや列車)を使った時刻表の旅や、今だからできるマイカーを使いながら、可能な路線を探求して行きます。まだまだ、現在も未来も「テクテクと。」旅の途中でありたいと思っています。

高齢者ドライバーの運転免許証の返納がニュースでたびたび取り上げられています。特に北海道に住んでいると、他の都府県とは違った面があります。それは広さ、言い換えれば生活圏でのインフラが近くに無いこと、それと半年間は降雪地帯になること。

そこで、普段自家用車を使って約200km~250km程度の日帰り旅行(ちなみにこの程度ならドライブと言った方がいいかもしれません-そんな感覚があります)を実際公共の交通機関を使って旅をするにはどうするかをテーマに「もし運転免許証を返納したなら!」という空想旅行です。

今回、ド定番のような観光地ではなく、しゃこたんブルーが美しい、神威岬のある積丹半島一周の旅を選んだのは、これまで車で行って確認してきた「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」に目がとまったからです。

こんなにお得なきっぷ「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」があることも知らなかった!

こんなにお得なきっぷ「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」があることも知らなかった!

これは、いずれ運転免許証の返納時を予想した楽しい旅行をテーマにしたフィクションです。

美国港手前の厚苫(あつとま)付近

美国港手前の厚苫(あつとま)付近

ある晴れた土曜日、かつて友人から是非行ってみたいと言われていた「積丹半島」の旅。以前から計画していたその約束の日がいよいよやってきた。

北海道好きの友人Aは、この計画をを話しているうちにすぐに反応した。

「ちょっと待って」と言って一度、こちらからかけた電話 格安SIMの「mineo 」無料通話アプリ「LaLa Callを切った。お互いこの「LaLa Call」のアプリを入れているので何時間話しても無料だ。数年前、あまり気にしていなかったスマホ代金を断捨離した結果だった。

いままでは、スマホで通話なんかしないで、SNSやメールが主だったのが、運転免許証を返納したあたりから、電話の頻度が増していた。自分でも不思議だったが、話した方が面倒がないという事だろうか。

 

しばらくして、折り返しの電話が鳴った。

何をやっているのかと待っていたら、成田発のLLC、ジェットスターGK1016:15発→7:55着を予約したという。機材は、エアバス A320-200で成田からなので1時間40分のフライト時間か。

 

ある8月の土曜日のフライトの金額を見てみた。

ある8月の土曜日のフライトの金額を見てみた。

この時間帯の便は、搭乗1週間前くらいになると残席があっても金額が跳ね上がるくらい人気である。

航空券の比較サイトでも一目瞭然で成田→新千歳便で午前中に到着する大手国内線キャリアが満席になると、早々に高くなるような感じである。

国内格安航空券予約サイト スカイチケット

一番早く到着するとはいえ、定刻7:55amに着いて降機後、新千歳空港駅までダッシュしても単純計算すると7:55以降のダイヤで8:15の快速エアポート札幌駅行きに乗り込むのギリギリか間に合わない?

一応目指しているのは、快速エアポート83。

一応目指しているのは、快速エアポート83。

たとえJR快速エアポート83に飛び乗ったにしても、札幌駅9:07なら札幌駅バスターミナルまでの移動が今度は無理である。たとえ足が速くても余裕は8分、9:15発の「高速しゃこたん号」に乗り込むことできない。

思わず・・・

「それ無理だしキケン」

当然、金曜日の夜のうちに札幌へきて前泊すると思っていた。それを早朝の1便フライトを使い羽田空港ではなく成田だという。

それには、彼らしい訳があるらしい。早朝便を使うには、自宅から空港までのアクセスの都合がいい方が楽だと言う。

東京駅からが都合が良かったので「エアポートバス東京・成田

THEアクセス成田が便利だった

THEアクセス成田が便利だった

東京お台場の大江戸温泉物語に泊まった場合は「京成バス」の早朝便が便利だという。

※新たに日本最大の空港連絡バス「AIRPORT BUS「TYO-NRT」(エアポートバス東京・成田)」に生まれ変わりっています。

JR小樽駅のバスの車内で落ち合おう

さらに友人Aからは、意外な答えが返ってきた。

「そちらは札幌駅バスターミナルから乗ってくれ、新千歳発8:30発には是が非でも乗車する。乗換無しで小樽駅に行けるから・・・」

さすが、学生時代から一番お得感があった「青春18きっぷ」を使って北海道の主要な場所に行っていたことはある。

小樽駅で乗換を選ぶ

小樽駅で乗換を選ぶ

札幌駅バスターミナルを出た「高速しゃこたん号」が小樽駅に到着するのは、10:23発だから、JRが到着後28分の余裕?が生まれる。

しかもバス停は小樽駅前だ。

さらに続けて友人Aは言う。

「それに間に合わない事態が発生しても、小樽駅から積丹方面へのバスは圧倒的に多いし、最悪12:00発の神威岬行きに乗って、1時間半遅れで観光するよ」

確かに「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」が使えるルートの時刻表を見ていて、札幌駅からなら日に2本だけど、小樽駅まで行くと神威岬方面の積丹線は数が増えるから、島武意海岸入口までいくなら、次の小樽駅12:00発でも旅を中断せずに行えるわけだ。

ただそうなると、1日目に出会うのは、宿泊予定にしている「厚苫(あつとま)」か、と不安になっていた。

「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」を使った旅が始まった。

私が起きる前にすでに活動し始めていて「THEアクセス成田」の東京駅4:10発に乗り込んだとメールが届く。さらに、成田発ジェットスター GK101の最終搭乗のアナウンスがあり、定刻通りの出発であると知らせてきた。

私は、いつものように市電に乗り札幌駅バスターミナルを目指す。途中地下鉄に乗り継いでおおよそ1時間半あれば余裕で到着する。

循環外回りを選ぶか、内回りを選ぶかはその日の気分次第。

循環外回りを選ぶか、内回りを選ぶかはその日の気分次第。

札幌駅バスターミナルから私もバスに乗り込んでいた。バスの中で話し相手も無く暇なのでこの旅のプランから実現した今日までを思い出している。

時計台前でも乗降できる。

時計台前でも乗降できる。

友人は、こんなことも言っていた。札幌で前泊しようと考えたけど、その時期、札幌の宿泊料金が高かった。まだ、東京駅周辺の方がなんとかなりそうだし、数時間なので足を伸ばせればいいと考えると「カプセルホテル」でもいいかなと。

バスは順調に進んでいく。スマホを見ながらくづくメールやSNSは便利だと思った。友人Aは、Facebookに、新千歳空港駅から乗った「快速エアポート」が、そのまま札幌駅で小樽行きに変わり出発した動画をアップしてた。(・・・子供か?)

これなら、間違いなく小樽駅で高速しゃこたん号の車内で会えそうだと一安心する。

友人Aが乗り込んできた「小樽駅」

友人Aが乗り込んできた「小樽駅」

無事再会を果たして、車内で盛り上がった。その割には10年以上会っていないのに感動はなかった。

1時間ほど走ると、今日の目的地「島武意海岸入口」バス停に到着。

何か食べたのかと聞くと朝から移動で相当疲れている様子が見てとれる。バス停から10分ほどの登ると島武意海岸のトンネルに到着する。その手前にあるレストハウスでランチタイムの昼食をとることにする。

10分ほどかけて登ってきた。車なら1分以内を知っているのでつらい。

10分ほどかけて登ってきた。車なら1分以内を知っているのでつらい。

歩きながら「お食事処うろこ」のメニューを見ると「割引クーポン」があったのでモバイルの画面でキャプチャしておいた。

海産物はこれからたっぷりと宿泊先でも食べられるのでと思った。しかし積丹のウニは8月までなので、友人は迷わずウニ丼。雲丹はいくら食べてもいいらしい。こんな時しか雲丹三昧はしないので快く付き合うことにした。

トンネルをくぐり抜けて、横の階段から海岸へ降りるかと聞いたら「もちろん!」という答えが返ってきた。先ほどのウニ丼でパワーが戻ってきたらしい。

積丹ブルーが、晴れた天候で一層深く。

今来た階段を登り、再びトンネルをくぐり元の場所へ。

キレイに舗装されているので、つまずく事はないが、視界は暗い。

キレイに舗装されているので、つまずく事はないが、視界は暗い。

灯台へ向かうには、再び登りの道である。

私は聞いてみた。

「足腰や膝はどうなの?流行のコンドロイチンやグルコサミンといったたぐいは?」健康の話にをするのは老化の始まりとも言うが現に現実である。

「その手のものは飲まないと、うそぶきたいが、飲んでるよ!コストコブランドのカークランドのやつ。300錠入っていて数ヶ月保つからお得と思って。。。そう言うそっちはどうなのよ」

「50歳になる前から、健康予防のためサプリメントは飲んでるよ、おかげで何とか健康体でいられる。父親も37歳で病気で亡くしているから気をつけはじめたのは同世代より早いかも」

登りの頂上とも言える灯台

登りの頂上とも言える灯台

島武意海岸の看板を見たら安心したのか、汗が噴き出している。

この看板からまだ遊歩道が続くが、ここで駐車場へ戻る人が多い。

この看板からまだ遊歩道が続くが、ここで駐車場へ戻る人が多い。

この看板をみると、『P』パーキングの位置は書かれているが、私達のようなバス旅で、バス停の目安があれば心強いと感じた。

遊歩道といっても「女郎子(じょろっこ)岩」を目指すなら、それなりの装備を

遊歩道といっても「女郎子(じょろっこ)岩アップダウン1.9km」を目指すなら、それなりの装備を

あとからわかるのだが、女郎子(じょろっこ)岩から遊歩道使うなら、「積丹幌武意」のバス停で下車して島武意海岸へトレッキングするルートもありのような気がする。

今回はバスの乗降をタイトに組んでいるし、折角、本州からの友人Aの手前、昼飯抜きにもできないので素直にここから元の場所に戻ることにするが。

そこで、島武意海岸のバス停へ戻りさらに神威岬方面行き13:49発に間に合うように来た道を下る。

島武意海岸を背にして国道への道のりを急ぐ。

島武意海岸を背にして国道への道のりを急ぐ。

神威岬方面行きに再びバスに乗車し、ここから七つ目のバス停「岬の湯 しゃこたん」で下車をする。友人Aも、さすがに早朝からの大移動で相当疲れている。という私も、先ほどの登りと今日の気温の高さで汗だくである。

車を手放してから、趣味の登山さえ、以前の思い立ったら行くというスタイルが取れないので、運動不足が続いていた。それが今回の汗が止まらないくらいの大汗だったように思う。

岬の湯しゃこたんに到着。

岬の湯しゃこたんに到着。

観光バスが数台並んでいたので、混み合っているのかと思ったが、多少アジアの言葉が飛び交っている割には、ゆっくりと湯船につかることができた。

車で来るときは、身体がだるくなるまで入るわけにいかない。でも、その運転という事から解放されたので十分湯に浸かってしまっている。

ゆっくりと休憩室で横になりながら「岬の湯 しゃこたん」15:32に着く小樽駅前方面行きのバスを待つ。今度は、今日来た道を美国方面までバスで戻る。それは、積丹でいつも人気の宿泊施設「海鮮の宿 みはらし荘icon」を予約していたからである。

積丹線の厚苫へ

そのため「厚苫(あつとま)」のバス停まで戻ります。

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それには理由があって『ユーザーが選んだ「積丹地区」でいつも上位にランクイン』している宿で、友人Aに積丹の新鮮な料理を堪能してほしかったからというのが一番大きいのですが、もう一つ、明朝の朝食後にすぐに一番のバスに乗り、神威岬目指したかったからでした。

二日目の朝、昼頃から風が強くなりそうだと、漁師さん

いよいよ積丹町の入口とも言える「厚苫」から先端の神威岬へ

いよいよ積丹町の入口とも言える「厚苫」から先端の神威岬へ

朝が少し早出となりますが、厚苫が8:13発の神威岬行きへ乗り、神威岬に行きます。友人Aとは学生時代にまだ海岸線から行くルートから入り、岬から尾根に沿った道で戻るコースがあって思ったよりも長い距離を歩いた思い出があります。

現在のように整備された神威岬は初めてと昨日の夕食時に盛り上がっていた。そのため、そんな苦労をせずに灯台まで行けます。

このバス到着が9:18ですので、神威岬をゆっくりと観光できます。この便を逃すと神威岬11:18着で、観光もせずに神恵内線11:45発に乗り込んで旅を続けることになりってしまいますので避けたいところです。

朝の早い時間のためか駐車場の車は数台、大型観光バスがちょうど連なるように二台入って来ます。

朝の早い時間のためか駐車場の車は数台、大型観光バスがちょうど連なるように二台入って来ます。

地図に従って歩いて行きます。朝、厚苫の漁師さんの言葉のように、晴れているのに風が強いです。乗用車がすべてが離れて駐めているのはドアが風圧で開いてしまうからかもしれません。隣同士で並んで駐めている車はない理由でしょうか。

「車の時は、こんな時気を遣うだよね。岬は特に・・・」と言うと、思い出したように友人Aが話しかけてきた。

「一緒に襟裳岬にいった時はすごかったよな。降りるときドアもげそうになった。」

随分遠い昔のことを言うね、と心の中でつぶやいた。

「あの日は、車のハンドルも風で取られるし、速度を落とさせるのにパトカーが連なる車列を先導して、やっと岬の駐車場に入った、その時もすべての車が、一台分スペース空けて駐めていた。」

友人Aが言う、車じゃないから気楽というのが表情を見ててわかりやすい。思わず笑ってしまった。

強風で岬の先端へは行けません!ガビーン

強風で岬の先端へは行けません!ガビーン

この看板を見たとき、次のバスの時間までの2時間あまり何してようか?という事だけだった。また、襟裳岬を思い出してしまった。森進一の方ではなく作曲者が歌う吉田拓郎が、さらりとした声で

理由のわからないことで 悩んでいるうちに
老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月を
拾い集めて 暖めあおう
襟裳の春は 何もない春です

思い浮かべたのこのアルバムに収録された「襟裳岬」です。(懐メロを思い出す時点で歳を感じます)

※襟裳岬をメジャーな観光地に押し上げた楽曲ですが、森進一さんの貢献が大きいでしょう。そのなかで、吉田拓郎氏と歌詞が違うところがあります。「悩んでいるうち(に)」の’に’なのですが、吉田拓郎氏は念を入れるように(に)が聞こえます

 

春ではないですが、途方に暮れてます。(積丹半島では)こんなにメジャーな場所で、観光バスも大挙して来ます。そんな所でも、「折角来たのに・・・」という事が景観を売りにした場所ならではの悩みです。

友人Aが言葉を添えます。

「摩周湖って三回行ったけどいつも霧の中・・・」

「(霧の摩周湖:布施明 なんて言わないだろうな)ああ、子供の頃から記憶では同じく3回行ったけど、見えたのは確か修学旅行の時だけ、そのバスの中ではガイドさんから日頃のおこないがいいからだと褒められた」

「えっ、と言うことはこの通行止めは『お・こ・な・い』がよくないと?」

「歳だからさ、諸行無常だよ、ところでどうする」

この場所は、神威岬の先端を境に、左右海を見渡せる。写真でも撮るという意気込みで、背負っていたバックパックの中から一眼レフカメラを取りだしていた。一眼といってもフィルムカメラで「積丹ブルー」の海を数枚記念に撮るという。

懐古趣味以外のなにものでもないフィルムカメラを持たせてもらうと、ずっしり感が腕に伝わってくる。軽薄短小に慣れてしまった時代にはヘビー過ぎる。

清水の舞台を飛び降りる気持ちで若いとき買ったCanonF1だったけど、気がつくとデジタルに飲み込まれていたらしい。今の時代なら絶対にないな。

フィルムをネガやポジに現像して、スキャンニング。もうその時点でアナログの銀盤フィルムの良さをなくして、デジタルになってしまうじゃないか・・・。

あとから送ってもらった写真いは、あの先端まで行きたかったという気持ちを感じた。

あとから送ってもらった写真いは、あの先端まで行きたかったという気持ちを感じた。

こちらは、旅はライトウェイトが心情なので、今回はスマホの内蔵カメラのみ。

そう言えば、先ほど数台止まっていた大型観光バスの駐車場を見るとすでに一台もいない。乗客も降りて「女人禁制の地」の前に集まっていたが、早々に引き上げてしまったようだ。

あと15分ほどで神恵内線のバスが来る。ここに来るバスは日に二本の便だけ。効率良く巡るには、道の駅「オスコイ!かもえない」を越えたあたりにあるバス停「大森」より岩内ターミナル寄りのバス停を目指す必要がある。

神威岬の停留所は、とにかく1日2便だけ

神威岬の停留所は、とにかく1日2便だけ

そこで、考えたのが、塩分濃度の強い温泉がある「リフレッシュプラザ温泉998」を目指すことにする。神威岬11:45発の神恵内線で国道から道々998号線へ入る「温泉998」バス停を下車することに。

リフレッシュプラザ998にある隠れ名所「さわやかトイレ:湯の花の館」もある

リフレッシュプラザ998にある隠れ名所「さわやかトイレ:湯の花の館」もある

神恵内村には隠れ名所として「さわやかトイレ」が10ヵ所ある。そのひとつがここの「湯の花の館」

「リフレッシュプラザ998」ここも閉鎖されてしまいました。泉質がよかっただけに残念です。

ここで、温泉を楽しめる時間は1時間。13:32発の神威岬行きに再び乗車する。

「リフレッシュプラザ998」の閉鎖により、このバスルートはありません。(※2021年追記)

「神恵内役場前」のバス停に行こうとしたのは、友人Aとの旅の最後の日、積丹半島の海の幸三昧の最後を飾りたいからだった。

勝栄鮨は午後15時までの営業なので、並んでいても何とかなるだろう。

バス停は1駅なので、13:36に到着。ちょうど良い具合に並ばずに店に入れたので早速、生ちらし鮨を頼みます。

生ちらし鮨のイメージです。

生ちらし鮨のイメージです。季節によってネタは違います。

一番心配なのが、ここが大詰めで、バスの時間が気になります。

神恵内役場前バス停15:13発に乗車して岩内ターミナルが16:09着です。

この岩内ターミナルから友人の都合で「高速いわない号」の16:45発-札幌駅前ターミナル着19:18分着に乗る計画です。

16時45分発を見逃すと、予定している新千歳から羽田への便に乗れない。

16時45分発を見逃すと、予定している新千歳から羽田への便に乗れない。

この便に乗車すれば、19:18着で、私の方は淡々と帰宅するだけで、強いて迷うとすれば地下鉄南北線を札幌駅で乗り、「大通り」駅で下車するか「すすきの」駅かだけである。勘違いしてもらうと困るが、酒を一杯ひっかけて帰るかどうかではない。

単純に、市電で内回りか外回りで帰宅するかの気分の問題です。

しかしながら、友人Aは、それどころではありません。この計画を友人Aと詰めて行く段階で、中央バスの札幌駅バスターミナル到着から最短でJR札幌駅の快速エアポートに乗り込むシミュレーションをしておきました。到着したら案内役をかってでるためです。

バスの時間によっては「北1条西4丁目」バス停で下車して、地上を走っていく距離や信号などがありながらも5分ほど節約できます。(走ればですが・・・)

この二通りを用意しておきます。

無事、第一案の最短ルートで送ることができました。

JR快速エアポートの19:50発、新千歳空港駅 20:27着に間に合いました。

一応、予備として普通・札幌駅20:05発ー 新千歳行き20:55着も用意しておきます。

なぜなら、友人Aは、新千歳空港から「エアドゥ」21:45発の東京羽田行きへ乗りたいというので、その理由を聞くと「エアドゥ」に乗った事がなかったからと言います。

ANAからも予約ができると思いましたが、公式HPから予約したようです。その理由が・・・。

今、『保安検査場「30分の壁」キャンペーン』をやっていて、早速新規会員になったと言います。この課題をクリアすると毎日抽選で3名様に、1万円分のAmazonギフト券 が当たるようです。
※終了しています

私が、友人Aと別れて地下鉄の「大通(おおどおり)」駅から市電の4丁目駅で乗り継ぎ帰宅した。しばらくすると、Facebookのメッセンジャーに、「エアドゥ ADO 044 73D便」の搭乗最終案内で機内に乗り込むところ、じゃーね!と連絡がくる。

羽田到着時に京浜か山手線が動いていれば何とかなるからと、家に帰宅せずに「品川」駅周辺で泊まるそうだ。

「無理すれば帰れるだろう、と思いながら不良老人め・・・。」

 

これで、

いずれ運転免許証の返納時を予想した楽しい旅行を終わります。

運転免許証の返納の課題が、生活の足ばかりに目が向いています。

東南アジアを旅して「トゥクトゥク」って生活の足にするのに便利だな、と思います。

日本で使うには車両関連の法規制は通らないでしょうけど、地域社会のなかに生活の足として取り入れるなら「1人でも乗せてくれる」コミューターとして「トゥクトゥク」のような交通網ができれば良いと思います。(軽自動車の改良版のような交通網)

雪国の場合の課題はたくさんありますが・・・。

配車アプリPassAppで新車両のトゥクトゥクが人気のカンボジアシェムリアップ市街

配車アプリPassAppで新車両のトゥクトゥクが人気のカンボジアシェムリアップ市街

運転免許証の返納=ドライブもできない、と言う恐怖感も大きいように思います。各公共の交通機関が協業しながら、車をやめた人への楽しみを提供し続けていただけたらと思います。

このお得な交通機関のチケットの文章は、「後志道が開通したので行って来ました、その3「神威岬」」でも書いていますが、出雲大社への旅行で使った空港に降り立った時から使える「縁結びパーフェクトチケット」を使用して充実した旅をした経験が大きいです。(販売が終了しました)

乗り放題や松江等にある施設利用料の割引などなど。レンタカーを借りない旅と運転免許証の返納後の旅のスタイルは似ています。

今回は架空旅行でしたが充実していました。

 

番外編 「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」を平日に使ったら

本当はもう少し余裕があれば、「ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ」の終了場所を、ニセコバスを使って岩内ターミナルから寿都(すっつ)ターミナルで終えるとか「倶知安(くっちゃん)駅前」で終わる方法もありそうでした。二日間使用したお得なきっぷはここで終えますが寿都(すっつ)で宿泊先を決めるとか、倶知安ならニセコひらふ高原近くでの宿泊も可能かなと思います。

岩内ターミナルには16:09着なので、寿都ターミナル行き16:50発に乗車できます。

また、翌日ニセコ方面の予定を入れるには、

18:40着倶知安駅前までのルートで終える方法もあります。

さらに日曜・祝日でなければ、岩内ターミナル→寿都ターミナル→島牧 のルートが使えます。

島牧村へは、寿都ターミナル17:58着から19:10発の島牧村原歌(はらうた)町へのバスに乗車、「賀老通り」バス停で下車します。徒歩5分程度で、島牧ユースホステルで旅を終えるという方法もあります。
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これは、移動のための点としかとらえていないので、大きな都市、余市の観光の目玉ニッカウヰスキーや余市宇宙記念館・オチガビワイナリーなどに立ち寄ることもなのでもったいない気がしますが、

 

岩内ターミナルで「高速いわない号」に16:45発に乗り、余市駅前十字街で17:35下車します。

今度は、小樽駅前から来るニセコバスに同じ「余市駅前十字街」バス停で18:26に乗り替える事で、一度は帰路の方向へ向かいつつ、ニセコ方面で終わるということもできます。

この便は19:47にニセコ駅に到着である。

その場合、その日の宿泊場所を予約しておく必要があるので、「ニセコ駅に無料送迎付きのニセコの宿泊先」を探す必要があります。

無料送迎ありの、ニセコ温泉のおすすめホテル

ニセコは、温泉が豊富なので温泉宿を考えてみます。また、時間が20時近いのでチェックイン時間を過ぎている宿もあります。事前に送迎可能なのかチェックは必要です。

北海道内でJRの廃線などが叫ばれていますが、マイナーな旅を「お得なチケット」という周遊券を企画することで、これからのマイカーを使わない旅を想像できるように思います。

まだまだ、時刻表の旅は続きます。(同時に、前もって車で確認する旅でもあります)

空想旅行の限界が見えた北海道観光、そして提案

ここまで書き進めた「空想旅行」でしたが、北海道の旅行ではバスや鉄道といった公共機関を使っての旅には限界がある事がわかります。

国内旅行にしても、インバウンドによる海外旅行客の増加でレンタカーの旅が増えていますが、一時停止の概念の違いや冬道の挙動のつかみ方の違いによる「交通事故」も多く見るようになっています。

ただ、団体旅行からミニマム単位の北海道旅行には、レンタカーの役割は大きいかもしれません。ただ、旅行がドライブに依存してしまうのが難点という考えの人も少しずつ増えています。

そう言う点では、私達がよく海外で使う「オプショナルツアー」などを宿泊先のホテルから始まる企画や法律的に解決する問題はありますが日本版の「トゥクトゥク制度」などを導入して、主要な駅からの観光ガイドが手軽にできるような仕組みがあるとマイカーやレンタカーを使わずとも目的地に行けます。

従来のタクシー会社やバス会社などが、オンライン決済で観光チャーター業をすると北海道の観光シーンが変わって行くかも知れません。

 

 

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