ビーチリゾートでもチャンパ遺跡巡りへ【1】Apr. 28, 2018~May 04, 2018
「ドン(VND)ってどれくらい残っている」
ベトナム旅行も三回を重ねて、また来るからという理由をつけて外貨を残してきた。
あえて残したお金といっても、日本円に換算しても数千円程度の金額。
航空券とホテルを予約する前に、一応確認してみた。
その中で、ニャチャンが気になっていたのは、チャンバ遺跡が足を少し伸ばすと見ることのできる範囲にあること、泥温泉やダラットの高原野菜や良質なコーヒー豆。
ニャチャンには、今までホーチミンから汽車で往復できないかとか、ハノイから飛行機で2時間ほどで格安で行けそうとか、ベトナム国内に居ながらにしてパソコン片手に検索していた記憶がある。
それが、ひょんなことからニャチャンへ行くきっかけが生まれたのだ。
初めての仁川空港の第2ターミナル
韓国のピョンチャンオリンピックが開催されていた頃、仁川の空港が竣工さてれ第2ターミナルに人が押し寄せているというニュースがを見た。オリンピック開催に合わせての拡張というタイミングなので、これが終わるとグッとスムーズな動線となることを予想していた。
何度か仁川空港を経由したが、第2ターミナルを見てみたくなった。
そんな時、いつものように「ソウル」から発着する航空券をゴールデンウィーク期間を当てはめて検索すると、ベトナムのニャチャンへの航路があることがわかる。
いつものように、「スカイスキャナー」で出発地と旅行期間だけを入力する。
たまに、ビジネスクラスでも格安のものがあるので二回目以降は検索してみてもいいかもしれない。
下記のような使い方である。
「スカイスキャナー」なら、このような、どこへ行こうか決めていないけど、なんとなく「何処かいこうか!」というときに使ってます。(あえて言うなら夢旅行?)
「ソウル経由で行けるなら『新千歳』から行けないか?」と検索したところ格安といっても良い航空券がある事が判明。
早速、相方に「ニャチャン」に行かないかと話してみた・・・。
・・・ニャチャンへ向かう日がやってきた。
これからゴールデンウィークが始まる4月28日。まさに新千歳空港にいる。
ボーディング・ブリッジではなく、久し振りのtrap(タラップ)、それも天気がよいので気分もいい。LCCに乗り込むイメージ?
札幌から、ギリギリその日のうちにニャチャン到着というルート
昼過ぎに新千歳空港に向かう。
ソウル経由で最終ニャチャンには23時45分に到着である。
大韓航空 796便から467便へ乗り継ぎ
新千歳 KE796便16:15~19:25(ソウル着)4/28乗継(ソウル 仁川空港)KE467便へ 1時間5分しかない。仁川空港 KE467便20:30~23:45(ニャチャン着)4/28
このルートを選択したとき、いくつかの懸念材料が頭に浮かんだ。すぐに色々なサイトを検索して調べてみたのだが、最近の情報が出てこない。
まず、仁川空港(ソウル)では何度か乗り継ぎを経験しているが、新しくなった第2ターミナルははじめてである。バッケージスルーとはいえ、乗り継ぎが1時間5分くらいしかない。
同一会社の「大韓航空」なので問題はないと思うのだが、事前に日本のサービスセンターへ確認してみた。
といっても第2ターミナルができる前でも、端から端までだけでもかなりの距離がある。
当日どこのゲートに到着して、どこのゲートからニャチャン行きが飛び立つか聞くしかない。急ぎ足になるのは、覚悟の上。
ニャチャン(カムラン)空港には深夜到着の不安?
もう一つの不安、ニャチャン(カムラン空港)の深夜の情報である。その日のうちに到着するといっても23時45分で入国審査などを終えて、手荷物をピックアップしてもすでに翌日の深夜となってしまう。
日本円で2500円ほどドン(VND)が残っていたので・・・
そこで、
両替所は開いているのか SIMカードの販売はしているのか?
ネットで検索するも、日中の時間帯の情報はあるが、「深夜」の時間帯の空港の様子がつかめない。
と思いつつも・・・。
たとえ深夜に到着しても、次の日くらいまではベトナムのお金に困らない安心感があった。これまで、3回のベトナム旅行で残った紙幣があった。
空港内がとても賑わっている根拠としては、ロシア人に取ってニャチャンが日本人が思うハワイリゾートと同格ようなところ、それに最近急激に増えているという中国人が押し寄せている。理由は、空港近隣をはじめとするホテル建設などリゾート開発の資本が入っているからだろう。
日本では考えられないくらい、ニャチャンでは建築ラッシュなのである。
SIMカードも両替も全く心配いらなかった
そんなパワーバランスを持っているニャチャンの空港は、両替のできる銀行が深夜といえ閉まっているはずがない・・・と予想はするのだが、時短だ・働き方改革だと慣らされている日本人感覚の私には不安が残っていた。
フロアの中央の方には、SIMカード購入者がたくさん集まっていました。各航空便の到着時間が拮抗しているのか、入管には列を作っていたので人がたくさんいるのは間違いない。もう深夜1時をまわっていますが、閑散とするような感じではありません。
契約しているSIMカードの内容がわからないので、なんとも言えないところですが、日本で買ったベトナム用のSIMカードの金額が、ここで買うより安いような雰囲気。
また、ベトナム simカード 10日間 (5G対応 eSIM対応)通話付きが購入できるなら、現地で調達を考えるよりも安い感じがする。
ここ空港の店舗で、SIMカードを購入するとSIMカードの取替と設定までやってくれるようだけど、日本で購入したものは詳しい説明書もあるので、断然便利である。
これは15日間使えるので、今回の旅行日程では十分な期間、さらにスマホやタブレットにしても6GBのデータ通信は使い切れないくらい。
それでも容量が不安だったりするなら、80GB(1日4GBまで高速利用可能×20日)のVietnamobile ベトナムプリペイドSIM 4G・3G 20日間利用だってあります。
これなら、モバイルルーター用など、予備にひとつ持っていくのもありかな?と思います。テザリング用のSIMフリーのスマホを一台用意して、家族で使うとかでも経済的かも。
こちらはベトナムでは人気の通信会社の「Viettel」のsimカードで安心なら安心です。今では日本で購入できる利点が大きいとおもいます。
SIMカードに関しては、無用の心配事でした。ただし、日本国内で購入し準備する方が気楽です。観光用のプリペイドSIMカードなので、ベトナム国内を長期間滞在などでTOPーUPでチャージするなら別です。
ホテルの送迎をお願いしておいたのは正解だった
到着口から出てきて振り返るとまだたくさんの乗客が出てきます。到着ロビーでも両替などできるようでした。無用の心配と言えば聞こえはいいですが、この深夜帯でも活気があるのを懐かしく思うのは、日本でもかつてあったような・・・。
まっすぐ出口へ向かいます。サインボードをもった人達がまだまだ大勢います。
空港でタクシーを拾ってもいいと思ったけれど、深夜に値段交渉もするのも面倒。メーターで行くと45分くらいかかるようなので、そこそこの値段になりそうだし「一律」という値段で350,000~400,000VNDらしい。
ベトナムなら、空港から出るときに空港使用税(車の駐車代?)のゲートがあるだろうし、現金をそんなに持ち合わせていなかったこともある。
きっとそのように換算していくと、ホテルに送迎をお願いしたほうが安全かな。深夜のこの時間でなければ、もっと色々考えたかも知れない。
Novotel Nha Trangは、交通量の多い道路を挟んで、すぐ目の前がビーチであり、専用のパラソルの張ったエリアもある。徒歩圏で色々な所へ行くのに便利のロケーションだった。
この時間、ホテルからの迎えの車を利用する客がずいぶん多いことがわかった。これで一安心である。ホテルに到着は午前1時30分を過ぎるだろう。
いつのもように、朝5時頃に起きているので、そろそろベトナムの時差2時間を含めると22時間以上起きている。それでも、トランジットタイムを入れても最短でニャチャンに到着。
体力的には、一寸きついけどLCCを使わずに思ったよりも格安のフライトでベトナムに来た。ホーチミンやハノイを経由したら、もう一日、日本国内かベトナムで一泊必要だったかも知れない。
数少ないベトナムの連休は、リゾートをめざして大挙する。
翌朝、大きなチャンフー通りを渡りビーチの方からホテルを見上げる。周りは高層ビルが建ち並んでいるが、日差しを遮ることもなく、とてもロケーションがよい立地なことがわかった。
海外のホテル予約サイトが不安な場合は、JTBの予約なら安心です。「ノボテル ニャチャン」も予約できます。
ホテルに着いて、シャワーを浴びてすぐに眠りについた。習慣なのか現地ベトナムでも5時30分には目がさめた。もう明るい日差しが入ってきている。
朝7時30分をまわったので、朝食を食べにホテル2階のレストランへ降りる。
そこにはビックリするくらいの人がいたのでした・・・。
つづく・・・
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