クメール遺跡を求めて6年越しのシェムリアップへ【2】Apr. 29, 2019~May 06, 2019
新千歳を離陸
タイのバンコクドンムアン空港行きの便は、給油に多少時間を費やしたが定刻を過ぎて出発した。機内は、日本人も多かったが、タイに帰るような人達も見受けられた。
レガシーキャリアに比べて、モニター画面がなく機内のエンターメントを楽しめないくらいで、安定した飛行を続けている。
2014年にシェムリアップ行きに使った大韓航空では、最新の映画を見られたのと違いはあるのは仕方がない。(その時日本では超ヒットして大ヒット上映中の「アナ雪」をゆっくり機内で見られたのは得した気分だった)
使う事はありませんでしたがHOTシートを座席指定していたので、座席の下からAC電源を取る事ができるようです。スマホの充電や持ち込んだタブレットでのビデオや映画鑑賞などには都合がいいので、機内サービスとして無くても過ごせそうです。
長丁場のフライトでも安心感があります。
ほぼ、飛行もフラットになり窓から外の景色をみると・・・。
ドンムアン空港で当日シェムリアップへトランスファーする
シェムリアップへの乗り継ぎは、20:00PMジャストなので、まだ表示外です。あとで「搭乗ゲート」の確認をしないとならないと思いながら人の波に任せて進む。
機内モードのままで、現地時間をみるとiPhoneの反応が早い事がわかります。
単なるタイミングの問題でしょうが、グローバルモデルの優位性と感じてしまいます。
乗り継ぎは、国内線と国際線に分かれます。表示に従って入口にはいるとすぐAirAsiaのチェックインカウンターがあります。それぞれの航空会社のカウンターがあり、それぞれ手続きをします。
ここで、航空券のゲートを手書きで書かれていました。
そこを通ると、手荷物の検査です。
ココまでの手続きも、多少ならびましたがそれでも多くの時間が残ります。そこで活躍するのが、プライオリティパスで使えるラウンジです。
ラウンジの掛け持ち
ドンムアン空港内では、多くの店がありショッピングも楽しめます。はじめはバンコクに一度入国して時間を有意義に使おうかとも思っていました。いろいろなサイトの情報を集めると、入国審査も中国人のツアーとぶつかると時間がかかるようなことが書いてあります。
ただ、中国人の入国専用カウンターがもうけられているような表示があり、そこに一かたまりの団体がいました。たの入国カウンターは意外に人が少ないように見えたので、バンコク市内に出ようかと迷います。
ただ、問題は戻って来てからの出国手続きがどれくらいかかるかわかりません。ビクビクするのも避けたいところで、すぐにあきらめました。
早速、ラウンジに行きます。
プライオリティパスのアプリで検索すると、ドンムアン国際空港の国際線(Terminal1)では3つのラウンジが使えます。
この中から、出入国審査を通過したあと目の前にある立地の「Coral」に行きます。
ここは、プライオリティパスでの入場者は、3時間までの滞在です。意外と制限時間に対しては、厳しく言われている人達がいました。(プライオリティパスの条件とは違うようでした)
国際線(Terminal1)には、いろいろな食事を提供する店があります。空港ですから思ったよりも金額がかかりますし、どこも混み合っていて席を探すのも苦労しそうです。その点ラウンジなら、ゆったりできますし飲食も好きなモノを選んで食べることができます。
プライオリティパスが無くても、有償で利用できるラウンジがあります。この「Coral」も同様で、お金を払って利用している人も多いようでした。その場合、一回利用は3000円ほど。空港内で、アルコールを飲んで飲食をするとたぶんそれくらいになってしまします。
それならば、ゆったりとできるラウンジを選ぶのもうなずけます。
クレジットカードの楽天プレミアムカードなら年会費10,000円(税別)を持っていれば、「プライオリティパス・プレステージ会員、年会費429USドル(約47,000円)」が付帯しています。ラウンジを3回ほど利用するとカードの年会費分になります。
ここでスマホの充電や明日からの予定などを確認し1時間半ほど過ごしました。まだ、シェムリアップのフライト時間までは、二時間以上あります。一度フライト表示盤があるところで再確認します。
もう一つのラウンジへ1時間ほど過ごす事にします。なぜなら、ゲート1~6のフロアは常に人で混雑しています。座る場所もないくらいです。早々に避難することにします。
今度は、免税店King Powerのすぐ横が、受付になっています。Miracle Loungeは、向かい側にもあります。こちらは、受付の横の階段を上って行きます。
手荷物があるときは、ちょっと階段の登り降りがあって不便かもしれませんが、相方と私はきになりません。
ここで早速用意してあるAISのSIMカード(SIM2Flyアジア32ヶ国プリペイドSIMカード)に入れ替えます。
ただし、このSIMカードは、タイ国内では使えないので、ラウンジ内のFreeWi-FiでSIMカードの設定だけをします。
カンボジアでのキャリアSIMカードを購入してもいいのですが、このSIMカードでローミングする方が断然楽です。カンボジアでは早くからLTE(4G)に対応した「Smart」が使いやすいと評判だがそのキャリアにローミングしてくれます。
また、微妙なところで通話品質がいいと評判のキャリア「Cellcard」も郊外の電波状況の悪いところでも微妙につながっていたような気がします。(こちらも選択できました)
いよいよ目的地シェムリアップへのフライト時間です。
ここのラウンジの出て階段を降りた正面に「トイレ」があります。なぜかわかりませんがメインの通路にはあまりないのでこのトイレ位置はチェックポイントです。
ラウンジを使えば快適なトイレを使えることは言うまでもありません。
予定の6番ゲートへ。
実際20分の遅延により時間はあります。先ほどちょっと覗いた時に比べて混雑具合はさらに拡大しています。
突然、ゲートの変更が発表されます。ゲート前に待機して座っている人の大移動が始まります。よく聞こえないかったのですが1番ゲート?のようなアナウンスでしたが微妙なままで、電光掲示板の表示がありません。
その混乱のなかで、やっとゲート4になり搭乗カウンター側に押し寄せてしまってます。
この1~6のゲートは、頻繁に変更のある場所のような気がします。注意していないと間違いそうです。直前まで掲示されていく情報が頼りでした。
このままでは、優先搭乗もないような気がします・・・。結局、混乱のなかで「Premium Flex」の札を掲げていましたが、どうもあまり関係なく並んだ順にチェックをして、バスに乗り込んで行きました。
予定では1時間のフライトです。20分遅れの出発でしたが約50分程度で目的地シェムリアップに到着です。
「Premium Flex」で機内食が付いています。満腹でしたが「カップヌードル」以外はないというのでもらう事にしました。タイのホットに辛さのあるヌードルでしたが、辛いものが不得意な相方もおいしいと言って食べてます。
ラウンジの食事+機内食は別腹という事でしょうか?
そう言う訳で、思った以上にやること(食べる事)が多くて離陸したらすぐに到着したという雰囲気です。さらに入出国カードと税関申告書を記入していたら本当に着いちゃったという時間感覚です。
シェムリアップ国際空港もタラップを使用しての降ります。
ここから歩いて空港内に向かいます。東南アジア特有の温度を肌に感じます。20時の気温で35℃はありそうです。
同時到着のフライトが少なかったのか、今のところスムーズです。これならアライバルビザの申請も早く終わりそうです。
相方と私はe-VISAなので、表示に従って入国手続きに進みます。
やっと予約してあるホテルへ
混み合っていなかったこともあり、入国もスムーズです。大きな団体とぶつかると1時間位かかる気がします。
手荷物を待ちます。
手荷物を受け取ったあとは、両替です。2017年1月のプノンペンで使用したカンボジアの本当の通貨の「リエル」が残っているので、今回は素直に$(ドル)の両替にします。
前回のプノンペンの旅では、無謀にも「リエル」で過ごしました。いいこともあったけど、計算違いで損をしたりといい経験になったのも思い出です。
今日のレートに比べて、目減りするのはしょうがないです。でも一番空港が便利です。
準備が整ったところで、ホテル予約時にメールをしておいたホテルの送迎車がきているはずです。
20分ほどで、ホテルに到着です。
今日は、朝早くから活動してカンボジア時間22時は、日本時間で午前0時を過ぎるころです。疲れがどっと出て来ました。明日は早速遺跡巡り「クバール・スピアン」「プノン・クレーン」とトレッキングをすることになります。
つづく・・・
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