Dec. 28, 2014~Jan. 03, 2015
チェンマイの旅【3】Dec. 28, 2014~Jan. 03, 2015
朝食を前日のように7時過ぎにレストラン会場へ。
前日から思っていたのだが、ここのレストランは、調理の責任者が清潔感を保っている。
このホテルを日本で予約するとき、場所が郊外という知識のなかで朝食付きを条件に選択した。
ホテルのレビューも全体を見渡してみる
「Full Breakfast」となっていて、そのホテルのレビューもトーストとインスタントコーヒーなどという記述があり迷いに迷った経緯がある。
しかし、実際きてみると典型的なタイの朝食(タイの人が普段食べるような食事)であった。
バイキング形式のため、お客がこぼして荒れたブースは、その責任者が率先してタイミングよくキレイにする。とっても几帳面な人だった。
お粥に、トッピングするのを躊躇していたら、その几帳面な責任者に声を掛かられて、盛りつけの仕方をレクチャされた。
その流儀を知ってからは、かなり美味しくいただくことができて、旅がぐっと充実した感じがした。
食事がおいしく感じるのは重要である。
そして衛生的がプラスされると、大きな不安感が取り除かれる。
インスタントコーヒー以外が飲みたい
ただしインスタントコーヒーというのは、なんとかならないものかと思うが・・・。
(タイの国内では、インスタントコーヒーが飲食店で目立つ。それもクリープと砂糖がどっさり入り・・・レギュラー珈琲をブラックで飲みたい(^^)/)
予約したツアーに無事参加できた
いろいろあったオプショナルツアーから予約可能なものを選んで参加する。
このオプショナルツアーは、午前中にあいてるものを、どちらかというと飛び込みのようなもの。
現地での予約でもあり、ほぼツアー予約は埋まっているなかでのリクエスト。
エレファントキャンプへ
今回の旅は、滅多にいけない場所をいくつかセレクトした。
そのなかで、エレファントキャンプを。
タイの山岳民族のカレン族の男性が、一頭のゾウとともに暮らしながら芸を教えて行く。
子育てにも似た接し方が特徴である。
そのため、象使いとともにいる事が、ここで生まれた象の安心感につながっているという。
人間の親子関係のようなもののようだ。ここの象は、その師弟関係の良さなのか、おとなしくキレイな瞳をして優しく感じるのが特徴らしい。
バナナを購入して
バナナ一房とサトウキビを40バーツで購入。
ガイドさんに、「バナナは一本ずつではなく、3~4本の塊であげてください」と言われる。一回の量が少ないと、象がイライラしてしまうそうだ。
ショーの一部ではあるが、水浴びとともに、体をキレイに洗ってもらう。
それぐらい、動物特有の臭いもなく、常に清潔に保たれている。
ここのエレファントキャンプでは、よく動物園で感じるような臭いは全くなかった。(北海道旭川にある、旭山動物園も臭いは無いがそのレベルに管理されている)
メーンイベントである「絵(象さんアート)」の開演時間に合わせて、ガイドさんが「先にイイ席を取っておきます・・・」といって集合場所を指示していた。
象のお絵かきショーは見事だった
暫くして、一通り「水浴び」をみて、象のお絵かきショー会場へ。
はじめは、象が身につけた色々な芸を披露している。
これまで過去見てきた動物芸は、本当に動物達にとって心地良いのだろうか、と考えることがある。
しかし、ここの象は、瞳が喜んでいるように見える。
ビデオカメラで、象の顔のアップをしてみて、今まで抱いていたイメージとは違っていた。
サッカーゴールに向かって蹴る「ボール蹴り」や鼻で器用に積み上げていく「積み木」などの知能の高さを示した芸が一通り終わる。
いよいよイベントのファイナルである。お絵かき用キャンバスをイーゼルにのせ、象使いがショーの舞台に配置する。5~6頭が一斉に絵を描き始める。
絵筆を渡された、象はその色のパレットに絵の具をつけて、キャンバスなぞっていく。
これは、不思議な事のように思える。「象が絵を描く・・・うそだろ~!と。」
象が、描くタイミングを「人」が指示しているとすれば、色を変える毎に「絵筆」を変えている。しかし、それを鼻で巧みに筆を使って描くのは、象自身である。
それを実感させられるのが、エレファントギャラリーに展示された作品である。一点一点、違うものが描かれていて、1500バーツから3000バーツといった価格がつけられ販売もされている。購入していく観光客もぽつぽついる。(芸術性の高さと言っても良いように思う)
象の賢さと器用さが芸術の域まで高めていく
作品をみると、超大作から、草木、花のような単純なものまで様々であるが、今回のショーで描いた「2015 Happy New Year」というグラデーション文字は圧巻であった。アジア象の賢さの一端を見た気がした。
ツアーを終えて、一度ホテルの部屋へ。
時間があったので、ホテルの中や周りを散策に。このホテルは長期滞在者を受け入れていて、何人かはそれらしい人たちにエレベーターで出くわした。なぜ、わかったかというと、洗濯物をバケットに入れていたからだ。
ホテルの洗濯機で面白がって洗ってみる。
ものは試しに、長期滞在者用の洗濯機(コインランドリー)で、ここ数日の洗濯をしてしまう。まったくする必要もなかったのだけど、20バーツでできることと、ちょっとした実験として、どの程度で乾くかなという興味本位。
時間にして40分程度の間、ガイドブックなどで下調べ。
奇数・偶数の通り名「Soi○○」がわかると歩きやすい
結構、不思議に思うのが、日本向けのガイドブックの地図。
ちょっと、書いておいてくれたらわかりやすいし、不案内な通りの道一本を間違えずに、目的地にたどりつける。よく場所を聞いたら、すぐ目の前だったということがたびたびある。
歩く段取りをして出かけることに。(よく海外に行っても、Google Maps片手に歩いてどこかに行く)昼のランチをどうするかが一番の課題だったのだが・・・。
昨年できたという「MAYA」というショッピングモールへ行く。
「メイヤー」という方があってる?
「MAYA」はマヤではなく、「メイヤー」と発音しているのを店内で聞いた。地元では、そういう風に言うのだろうか。あらためて思う、こちらはホテルの名さえもカタカナ英語の読みで話すので、通じる訳がない・・・(もっとネイティブにならなければ)
ここ数日、タイ料理に挑戦していたため食が細くなっていた。がっちりと食べた記憶がない。
ステーキなどの一般的な物を食べたいと思い、鉄板焼店へ。日本の経営のようで、とにかくキレイである。
地元の人も来るようだが、海外からの人が断然多いのはクオリティの高さだと思う。入店してすぐ記念写真を撮ってもらうビジネスマン、満足して食べ終わる人など、みな表情が明るくなる。
このあと、ニマンヘミン通りを見て回ることに・・・。
道を渡る。(これが、慣れないと難しい、どちらかというと車優先?と思うくらい)思い出したのが「赤信号、みんなで渡れば怖くない」、そんなことは決してないのであるが「横断」には慣れがいる。
ここチェンマイでは雪景色が憧れ!札幌は本当の雪国なんだけど
新しくできたEASTホテル前でスノーフェスティバルが開催されていた。
白い砂状のものを敷き詰めて、南国なのに、雪景色を演出している。タイにいると、この30℃を越えていて季節感を失ってしまう。この催し物をみて、「今は冬」というのを教えてもらった。
気温32℃のダウンジャケット
雪にあこがれがあるのか、わざわざ暑いなかダウンジャケットを着て、毛糸の帽子に手袋と、熱中症になっちゃうだろうと思うくらい、楽しんでいる姿が印象的。
気温は少なくとも32℃はあるだろう。(ジメジメしていない乾期なのが救いだが)
ダウンジャケットはどうやって手に入れるのか?
仮に売っていてもいつ使うのか?
こちらは、本当の雪の世界からせっかく南国の温かい地方に来たのに・・・。タイの人は「白い雪」に対するあこがれが強いのかなと思った次第。
タイの人には、今時期の北海道に来てもらって「雪かき体験ツアー」でおもてなしするのはどうかなぁ。
セラドン焼きのアウトレットへ
陶器の有名店のアウトレットがこの通りSoi2とかSoi4の間にある。「KASAMA(カサマ)」によってみることに。
タイで有名な陶器、セラドン焼きのアウトレットである。この独特な、風合いの陶器に興味があるのなら、押さえておきたい場所。安いので、ついつい・・・となりがちだが帰りの荷物を思い浮かべて冷静さを保つ。
いつものような夕暮れの時間である、ここ数日でやっと日常らしさ(旅行としての)を取り戻す。
セブンイレブンは、安心です。
チェンマイでも、セブンイレブンは、バンコクと同様に店舗が多くいろいろなところで目に入ってくる。おかげで、ちょっとしたものの購入に困ることはない。(明瞭な会計レジが、便利)必要な水分補給用の水と夜食などを購入して、ホテルに戻ることにした。
つづく・・・
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