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【ジョグジャカルタ】14.ジョグジャカルタ、そこに世界遺産があったから。

※ガールダインドネシアは神様のエアライン

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クメール遺跡ボロブドゥールの旅【10】Apr 28, 2016~May 04, 2016

 

チェックアウト後の3つ+のアクシデント

昨日、お願いしておいたレイトチェックアウト。1時間ほどでしたが希望が叶ったので、ゆっくりとシャワーを浴びる事ができます。外は、相変わらずの暑さで出発前にさっぱりできるのはありがたい。

ジャカルタまでの国内線の搭乗時間は、夕方なのでたっぷりと時間がある。14時ぐらいににタクシーをまわしてもらうとちょうどいい。ロビーで少し時間つぶしでもいかなぐらいに考えていた。

タンブラー形のグラス割っちゃた!(1番目)

荷物をもって忘れ物チェックは相方の役目。部屋を出る時間が近づいていた。
最後に、洗面台の横に置いてある2つのグラスを元の位置に戻そうとしたのが悪かった。
その一つを手に取った瞬間である。

「カシャーン!」と軽い音がして割れた。

洗面シンクに、乾いた指で持ってしまったため滑って落としてしまった。

タンブラー形のグラスでも、こしがふくらんで口がすぼまったタイプの形状である。このようなところへ、先細りして重心が底にあるグラスは滑って壊しやすい。はじめからそんな事は明白だった。(同じような重さのガラス製グラスでも口に向かって末広がりならこんなことはなかった)

日本で言えば、100円shopアイテムのグレードだと思うが、旅行者としてチェックアウトで正直に報告した。

内線で、何やら色々とやり取りをしている。部屋の確認も行われたようだ。
聞き慣れた、汽車の汽笛の音が駅の方から鳴っている。そんな会話のない間が長く感じられる。

「 4$(フォーdollar)」と言うので、400円~500円位かと瞬時に計算した。それでも随分高いとと思ったけど、自分に非があるという自責の念とそれを認めたくないという葛藤があったのも確かである。
しかし「あんなところにあの形状のグラスを置くのが悪い」という英語力もなく、ディナー分と一緒にカードで会計を済ませた。

その後気づいた事がある。4$は、実際は20$で日本円で約2000円。さらに、ディナー分に合算して請求されていたので聞き違いをまったく意識しないでサインしていた。ルピアでもう一度確認すれば良かった(おおよそ250,000Rpと言ったのだろう)・・・あとのまつりだ。

チェックアウトでそんなやり取りがあったので、すぐにタクシーを呼んでもらう事にした。予定の時間よりも20分ほど早いが、空港で少し時間をつぶす事にした。

『この調子なら、あと2つくらいアクシデントに遭遇しそうだな?』と意味のない経験値がよぎっていた。

「タクシーが着いた」というので、ホテルを出ることにした。

ガールダで国内線に乗る、と言っておいたのに・・・(2番目)

ドライバーがスーツケースをトランクに入れる。それが終わったあと目があったので、
「ガルーダ デパーチャー!」と行き先の補足として付け加えていた。

数日前、夜だったのでの全容が見えなかったアジスチプト国際空港が見えてきた。ドライバーは、ほんの35分前の会話を忘れていたようだ。

「International!」と言って見慣れた空港の横を通って、比較的新しい建物のある方へ進んで行く。しばらくするとゲートがあり「通行料」を請求される。

タクシーのメーター料金は、到着時にタクシーカウンターで言われた金額の1/2以下であった。ホテルで配車してももらう方が安心なようだ。

※LCCが就航する国際線ターミナルに下ろされる・・・

LCCが就航する国際線ターミナルに下ろされる・・・

LCCがメインの国際線ターミナルに降ろされた!

建物の入口で、航空券とパスポートの提示を求められ手荷物の検査をするが、そこでこのターミナルではないと言われる。

よく見ると、LCCの国際線の出発が並んでいる。空港の係り員に事情を話す。
今さっき入場したばかりの建物からの出口まで案内してくれる。そこは鍵がかかっていて、普段乗客が出入りする場所ではない。

建物内で移動する事はできないという

外に出ると、国内線のターミナルの方向を指さし、歩いて10~15分だろう、と言う。スーツケースの車輪を引きずるように、とぼとぼと歩いていく。

※小さな空港で良かった!

小さな空港で良かった!

相方がこちらを気遣って「雨が降ってなくてよかったね!」

『これで2つ目のトラブル発生か・・・』と思いつつ
「小さな空港でよかった・・・」 と答えた。相変わらずの暑さで、せっかくシャワースッキリしたのに汗が吹き出していた。

※数日前に来た、見覚えのある雰囲気

数日前に来た、見覚えのある雰囲気

※目指す方向は、いつもこの黄色い看板。見落とさないように・・・

目指す方向は、いつもこの黄色い看板が頼り。見落とさないように・・・

「搭乗手続きをして、なかで何か食べようか?」
「ラウンジでゆっくりできそう?」
「なかで食べたいものが特にないならラウンジに入っちゃうのもいいかも」

バッゲージスルーの恐怖(3番目)

ジャカルタを経由して、日本の飛行なのでバッゲージスルーをお願いした。

その時、

「ちょっとおかしいな?と思いつつ最終到着地のChotose(千歳)までOKと言う」

もう一度聞き返した「千歳?」

手荷物の半券と、手荷物に今付けたタグシートを、同時に見せて「チ・ト・セ」と念を押された。

これが、羽田に到着後に連鎖的なアクシデントに発展するとは思ってもいなかった。

預入手荷物の連鎖的アクシデントになるとは

プライオリティパス (PriorityPass)のラウンジが、国内線にもあったので入ってみることに。
意外と国際線の乗り継ぎの場所にはあったりするが、これがあると便利である。

旅に合わせて 「スタンダード」 「スタンダード・プラス」 「プレステージ」の3種の会員プランをご用意!!空港ラウンジをご利用なら、【Priority Pass】である。年に何度も海外旅行に出なくても有効利用ができる。
楽天プレミアムカード なら年会費10,000円(税抜)でPriorityPassの「プレステージ」が付いてきます。

 

※国内線にプライオリティパスのラウンジ

国内線にプライオリティパスのラウンジ

離発着が見渡せる窓側の席が空いていた。レガシィキャリア・LCCと頻繁に目の前で見ることができる。飛行機ファンならベストポジションのようなラウンジでした。そう思っていたら、横を今到着したばかりの乗客が到着ゲートまで歩いて行きます。

※窓から見える飛行機との近さは捨てがたい情景

窓から見える飛行機との近さは捨てがたい情景

1時間ほどいただろうか。搭乗案内まではまだ早いが、待合室に出てみることにした。国内線といっても、様々な国の人がいる。その人数には多様な宗教があるのだろう。そして色々な言葉が聞こえてくる。その音圧は館内に溜まって行き場を失ってサウンドを奏でている。しかしうるさいというレベルではなく、極めて心地良い音だった。

今更と思いつつ、本屋に入ってみた。意外と現地の言葉と英語で書かれた日本の観光情報誌が多かった。

※空港の本屋はどこでも賑わっている。電子書籍はこんなところまで駆逐してしまうか興味深い

空港の本屋はどこでも賑わっている。電子書籍はこんなところまで駆逐してしまうか興味深い。

モニターの案内が変わる前に、搭乗受付のアナウンスが流れた。

※ワンフロア内に搭乗ゲートが配置されている

ワンフロア内に搭乗ゲートが配置されている

 

※いよいよ乗り込みます。

いよいよ乗り込みます。

機内に乗り込み離陸したのは、少したってからだったように思う。

やっぱり世界遺産ボロブドゥール遺跡があったから

世界遺産のボロブドゥール遺跡がなかったら、このジョグジャカルタへは来なかっただろう。かといってジャカルタだけに来たかったと言えば動機が見当たらない。単なる観光が嫌いだからだ。

遺跡は圧倒的な歴史の重みをえぐってくる。これで少し遺跡の旅はいいかなと相方に言った。私は、遺跡巡りは趣味に他ならないが相方は世界遺産を学問として専攻していた。きっと、その遺跡に対する意識は違っているのだろう。相方が座る隣の席をみると突然こう言った。

「世界遺産じゃないけどバガン遺跡があるわよ(※20197月世界遺産登録されました)」

今、まさに遺跡巡りを考えていたところだったので驚いた。そして続けて

「アンコールワット・ボロブドゥールと巡ったら世界三大仏教遺跡のバガンは外せないでしょう!」

ミヤンマー、考えておくよ・・・

このあと、何度かミャンマー行きを計画し期間限定で日本人のVISA無し観光ができるようになり、予定を組もうとしたら、政情が不安定になり「世界三大仏教遺跡」巡りの夢は一歩手前で挫折しています。

国内線は、離陸してしまうとあっという間のフライトである。

国際線への乗り継ぎはおもったよりもスムーズだった。

※トランジットは、案内板に従う

トランジットは、案内板に従う

広い通路に出るとスカルノ・ハッタは、さすがに大きな空港だと実感してくる

※スカルノ・ハッタ国際空港に到着

スカルノ・ハッタ国際空港に到着

あとは、ANAに乗り換えて羽田経由で帰国である。

羽田乗り継ぎは鬼門だった?

日本時間の朝7時前には、到着予定である。そのあと東京から札幌へは、夕方に乗り継ぎの便を選択してある。

羽田に着くと、強い雨模様だった。

※やっと日本に着いた。

やっと日本に着いた。

手荷物の不安があった。少しレーンの前で待ってみようとも思ったが、入国審査から一連の手続き後そのまま、予定していた京急線に向かっていた。

昨日までいたジョグジャカルタのボロブドゥールラウンジ(BOROBUDUR LOUNGE)で相方が計画を立てていた。羽田に到着後のプランである。

現在、アジスチプト国際空港(JOG)のPriority Passを使ったラウンジサービスは、国際線Bターミナルにある「Concordia Lounge」となっています。
※またジョグジャカルタのアジスチプト国際空港(JOG)は、2020年3月29日(日)移転しジョグジャカルタ国際空港(YIA)と新しい空港となっています。プライオリティパスが使えるラウンジは、できていないようです。

東京に到着後のプランである。

スマホにANAから電話が・・・

平和島駅で降り、改札に向かう階段の途中で、スマホが鳴った。

『何だろう!こんな朝に。さっき思った不安的中かなぁ?』

電話口では「手荷物の受取がされていないが、何時ぐらいに戻ってこられるか」と言っている。

『やっぱりそうだったか!これで3つ目のアクシデント!!』
預けた手荷物には、新千歳(CTS)までのタグが付いていたのでスルーしたのだが、どう考えてもそんな事無いはず、と内心思っていた。

15時迄には、空港に戻る事を伝えて、ジョグジャカルタで、国際線ターミナルから国内線ターミナルへの移動でかいたよけいな汗を流すも、平和島温泉に行く予定を変更せずに済んだ。

※疲れが取れました。

疲れが取れました。

空港に戻り、手荷物を受け取る。係員から注意を促されるが、新千歳(CTS)のタグが付いていたこともあり受取はスムーズだった。

羽田空港に戻って預入手荷物をピックアップ

空港に戻り、空港スタッフの立ち会いの下で、手荷物を受け取る。国内線の札幌行きに向かう。チャックイン時、預け入れ手荷物の新しいサービスが始まっていたので興味本位で使ってみた。

手荷物を入れ航空券と紐付けするだけなのだが、ここでもう一つ、不注意で普段ならあり得ないことをしてしまった。

自動手荷物預け機(ANA BAGGAGE DROP)の航空券と紐付けは大事

セキュリティチェックへ向かい、相方はそのまま入っていったが、私の航空券はエラーが出てしまう。そこで、カウンターで再発行の手続きを行う指示をされる。

しかし、その再発行の券もエラーが出る。

はじめは原因がわからないでいたが「BAGGAGE DROP」を使って預けたこととを伝えると、この航空券ではまだ持ち込まれていない状態になっているらしい。

そこで、フト思った。

「もしかしたら、相方の航空券で手続きしたかも・・・」

「預けた手荷物は1つですか?」といわれた。

荷物は、二人分を1つにまとめている。

更に悪いことに、機内への手荷物とスマホやタブレットといった貴重品類はゲートを進んでしまっている。相方に事情も説明できない。

なにやってるの?・・・

セキュリティチェックを何事もなく通過できたとき安堵していると、相方が心配そうにこちらを見ていた。ずーっと、この場所で待っていたという。

事情を説明したら笑っている。そもそも、BAGGAGE DROPの手続きの時、勝手に自分の航空券で手続きしたのが、事の真相なのに・・・。

・・・やっと、再発行の手続きが終了した。

BAGGAGE DROP」は、手荷物と航空券とが紐付けされていてエラーが出たらしい。例えばロッカーに預けたまま、うっかりミスでセキュリティチェックを抜けてしまい、後戻りできないよりはいいのかなと思う。

アクシデントは3+1の4つになった

昨日のジョグジャカルタのチェックアウトの時に予感のあった、アクシデントは3+1の4つにもなった。

十分の余裕のあった搭乗時間が迫って来ていた。

短い旅の日程がこれで終了する・・・

このように、一つひとつを解決していくのも、ツアーにない自分旅だと思えている。

 

・・・家に着くと、ジョグジャカルタ滞在中にネット上で注文しておいた商品の不在者伝票が入っていた。

水割りにも最適ですが、東南アジアの料理に慣れた味覚をリセットするのに使ってます。ちょっと国産炭酸水としては高価なのでリッチな気分も手伝っているとおもいます。


帰ってきたという実感がいっぺんに襲ってくる。

またどこか旅にでよう。テクテクと。

ジョグジャカルタの空港が変わったので、ホテルの選び方はむずかしくなったようです、
ジョグジャカルタ マリオット ホテル

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