インドネシアのジョグジャカルタでは、コンビニなどではアルコールの販売はなく、限られた場所以外の提供もない。
クメール遺跡ボロブドゥールの旅【6-2】Apr 28, 2016~May 04, 2016
プランバナンの方向を見ながら日が沈むボコの丘である。
夕日を観るには、まだ早いようなのでラカイ・ワラン王国が消滅した跡を見て歩く。
ジョグジャカルタに来て間もないのだが、数日この時間になると、天候が変わるので雲に隠れるのかなと・・・。
ボコの丘はジャワ島のデートスポットか?
それでも、この遺跡が地元のデートスポットらしく、カップルやグループがたくさん集まって来ている。これだけここの天候に詳しい人が集まるのだから、きれいな夕日が見られるはずと根拠のない推論をたてている。
「いっぺんにジョグジャカルタの見所を詰め込んだせいで、疲れちゃった」と相方はギブアップ気味に言う。
「これを見たら夕食を食べるだけだから・・・」と私が言い返す。食べ物の事となると一瞬目が輝いていた。
マイカー(バイク)でも無いかぎり、ここに足を運びにくい。それは夕日という自然をコントロールできないからである。
「疲れたでしょう、身体のマッサージがありますが、どうですか?」とガイドさん。
『たしかに、疲れてきているにだよなぁ~。それでもここから夕食で終わるからさっさとホテルにも帰りたい・・・』 と思っていたら、
「ここの夕日の帰りまでに決めてくれればいいよ。あとは、レストランだけだから」と即答できないでいた私に考える時間をあたえてくれた。
遺跡内を色々と歩いていると、夕日の時間である。ここに着いた時には、遠くにあった雲は無情にも、太陽を隠すように風にのってやってきた。この厚い雲は、ひと雨来そうな雰囲気がある。
夕日が見られないとなると、今までいた人々は、ゆっくりとレストハウスの方向へ下山していく。そこで、思わぬ事がおきた。
離れた駐車場で待っている車がなかなか来ないのである。確かに、他のチャータータクシーなどもどこからかまわって来て、客を乗せていくが待ち時間が多いように見えた。
かなり遠い場所にあるのだろうか?私達の車もガイドさんの心配をよそに、なかなか来ない。陽が急激に落ちてきてくらくなってきたくらいだから、どれくらい待っただろう。
ガイドさんは、少し強い口調でドライバーを怒っている(ように聞こえた)。
真相はどうだったがわからないが、この予期せぬ待ち時間があったために、先ほどの身体のマッサージの件を言いそびれてしまった。
ゆっくりと疲れを取ってくれたマッサージ
外はすでに、暗くなり予定していたレストランも『遅れているのかなぁ!』と心配をしつつも、マッサージをお願いした。
「これから2人だけど、大丈夫?」とスマホで店と交渉している。
ガイドさんは、少し困っているようだ。
「とても混んでいて、なんとか頼んでみている・・・」
建物の前は、駐車スペースは1台分、係員も忙しそうに案内している。
空港に近くのようだ。なんとか1時間もコースが取れたようだ。
非常に気持ちが良かった。
最後に、「シャワー?」と聞かれたが、レストランの時間も時間が押しているし、このコースも他のプランの選択肢もなかったので、やめることにした。
「フランス人?」と英語で言われてしまった。(英語が得意ならもっと説明したのに・・・)
最後は、ホテルでディナーを
今日の最後はホテル(Prime Plaza Hotel :閉業したようです。)内のレストランである。
ホテル内に入ると、高級なホテルの佇まいである。
そして明らかな違いは、私達が泊まるホテルは日本人をあまり見ないし国際色豊かであるが、その中で、ここのホテル内は圧倒的に日本人が多いのである。
やはり、このクラスに日本人は泊まるのか、と思ってしまった。
ナシゴレンかミーゴレンのセットなので、相方とふたりそれぞれ別メニューを頼む。
飲み物は、相方がミネラルウォーターで、私は、折角インドネシアなので「Bali Hai (バリハイ)Beer」でひとり乾杯! Bintang (ビンタン) ビールよりちょっとコクがありました。
ツーリストホテルのような場所しかアルコールは飲めない
このように、インドネシア国内(バリ島を除く?)は、ツーリストホテルのようなところでないと、ビールは飲めないのでありがたい場所(ホテル)であります。
インドネシアと言えば「バリ島」ですが、そこでNo.1ビールと言えば「Bali Hai Beer(バリハイ)」です。ホップの香りが強くどっしりとした喉ごし。日本でも手に入りますが、亜熱帯の気候の現地で飲むのをオススメします。
明日は、ジョグジャカルタ駅から列車を使って「ソロ駅」へ行くことにしている。
つづく・・・
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