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青森から秋田の旅「リゾートしらかみ」へ乗車【2】

国内はモトより海外でも写真が撮りたくなるオブジェ。

Nov 03, 2023~Nov 05, 2023

11月3日は、風は強いが天気はいい。この風が明日には雨模様を運んでくるのだろう。

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旅はいつもランチ難民

この旅は、最近の国内旅行の計画同様に直前予約の傾向になってしまっている。それが、お得な旅となっているかは甚だ疑問ですが、唯一メリットがあるとすれば事前に予想の天気の精度がイイくらいです。

そのため、明日の「リゾートしらかみ」の青森駅発を諦めました。せっかくのリゾート列車なのでゆったりと乗りたいという願望とよい景色と天候に恵まれたいというのがあって、青森から秋田へのスケジュールの変更などをしたので、秋田の宿泊や青森の宿泊も連休という日程のなか迷ったいきさつがあります。

いつものように、旅の目的の前日は無計画

青森は何度か来ているので、何か名物など特別な食事をしようとは思わないが、旅先といえその主体性のなさが仇となっているようで、ランチの場所が決まらない。一層、鉄道車内で食べる弁当の方が都合がよかったりする。

今までは、旅先で、目的地を意識するのあまり、昼食をないがしろにする傾向があり、その心を改めつつあるが、今度はなかなか場所が決まらない。
特に、ココの名物を堪能しようとも思わないので「食べログ」「ぐるなび」そして「ググる」などをしながら、決めているが、大概ランチは、普通で感動が少ない。

昔、コンパクトシティをコンセプトに作られたという、市役所が入っている商業施設のアウガ(AUGA)に青森駅東口から青森駅前公園内を通り、地下1階へ向かう入口を目指して入場。

結構、海外からの観光客がいて、海鮮を食している。市場の中に食堂があるという立地なので鮮度はなかなかよさそうと思いながら「丸青食堂(まるあおしょくどう)」で足が止まる。

海鮮ならランチメニューの寿司があるのでココでイイと思ったが、意に反して生ものは食べたくないという。ランチのメニューに書かれた目の付け処が違っていてフライものの定食だそうである。他のところは、海鮮が多いのでここに決める。

このような寿司の握りは少し雑。北海道の鮮度にも負けるかな。

食べながら口コミサイトを見たら、カレーライスが名物らしい。

海外の家族も含めて、満席だったので人気店なのは間違いはないのだろう。

青森港北防波堤西灯台まで歩いていくと言う

青森市内は、旅の基点として北海道から上陸しつぎの目的地へ向かうため一泊することが多い。北海道新幹線に乗って帰路に着くための前泊もあった気がする。そのため、街中の観光は意外にしていて、ガイドブックに沿うような見て回るとこは少ない。

そのため、お腹を満たした身体のエネルギーを放出するのにどうするかか課題となっている。そういえば「ねぶたの家ワ・ラッセ」は入った事がなかったように思いみることに。ちょうど公演が始まったばかりでタイミングが合わないので、展示品を見てまわりましたが有意義でした。

ねぶたの家 ワ・ラッセ 祝日ということもあって、観光客は日本人と海外の人半々くらい。

赤い美術館をあとにして、青森ベイブリッジの下にある遊歩道へ向かいます。

それにしても今日は天気がイイ

赤い絲のモニュメント「ふたり」は太宰治の「晩年」に書かれた作品集「思い出」の中に旧制中学校で、弟と一緒に青森港の桟橋にて青函連絡船を見ながら「男女を結ぶ赤い絲(いと)」の物語を語っている。

この場所から青森港北防波堤西灯台へ向かう人は少しまれかもしれません。その手前に青森港中央埠頭公園があり、車で来れば歩く距離は節約できるからです。特に、先端までいっても満足感くらいなので、ガイドブックで紹介することもなく、ツアーで組み込まれることはないだろうと思います。

風は強いですが、海の波に与える影響は少なく堤防内まで海水のしぶきが上がることがないのは幸いでした。それでも、歩く距離は写真を撮りながらといえ45分ほどなので、片道5000歩弱でした。

この防波堤の人の流れと雰囲気はこんな感じで歩いてきています。私達と同じようにベイブリッジ近くから歩いて来た人は数人、あとは車で公園に来て歩いているひと、さらに、目的は違えど自転車で来ている人もいます。

目標は達成しました。この先端からぐるっと330°ほどの眺めは、遠くに薄らと見える山並みが海を囲むような独特の風景でした。

戻る頃には、更に海風が強くなってきています。この風が明日の天気予報で言う雨を運んでくる気配を感じます。

夜鳴きそばで有名なホテルへチェックイン

あっさりとした出汁がきいたスープがスーッと胃の中にとけ込む

ホテルの横にある「善知鳥(うとう)神社」に寄り道しています。

青森市はこの辺を発祥の地とされて、かつて「善知鳥(うとう)村」と言われその由来の原点とも言える神社と入口に書かれています。

弁財天宮の横には「龍神の水」が湧き出していて、うとう沼にゆっくりと注がれているように見えます。

神社のHP内に「うとう考」が書かれています。

  • 【善】徳の究極、すなわち神の意志に叶うこと
  • 【知】神を祀ることによって、神より与えられるもの
  • 【鳥】予知能力をもち、天空の神々と地上の世界を結ぶ神

ウトウ鳥が天空の神々より与えられた神意を地上の世界に使わし、 人々を善へ導く聖なるものと考え神使の象徴として善知鳥の字を充てた。と書かれていました。

鯉用のエサを購入して蒔いていたら、カモが寄って来て横取りをしている。水面に浮いたエサはカモにとって格好の搾取の場になっている。

チェックイン後、「天然温泉 淡雪の湯」に浸かり夕方はおもむろに市内の居酒屋へ繰り出しました。

地酒をメニューの中から、お好みで三種選べるようです。

青森駅へ向かって歩いて見つけました。魚・肉・地酒 弐乃助 は地酒が選べる居酒屋メニューでした。

ホテルの「夜鳴きそばicon」を相方は楽しみにしているので、腹七分目程度で出ることにします。icon
icon天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森でも、好評の「夜鳴きそば」無料サービスが行われています。

懐かしい寝台車両が到着していました。

翌朝、軽くホテルの朝食を済ませて、09:04発の特急つがる2号秋田行き乗車のため駅に向かいます。昨日、13Fにある温泉と外出の人などでエレベータの待ち時間が少し長いので、朝のチェックアウトも余裕を持ったが、思ったよりも分散しているのか影響がなかった。

未明に降りだした雨が路面を濡らしています。icon

駅の改札を通ると、昔札幌駅まで来ていた寝台特別列車「カシオペア」の姿が・・・。

2023年11月3日、JR東日本びゅうツーリズム&セールスの主催で「上野→青森間」を団体臨時列車として運転されたようです。観光列車カシオペアなので先着順はさることながら、ツアー料金の方も高額なんだろうなと思いながら・・・。

昨日上野を出発した「カシオペア紀行 青森行き」がちょうど到着

この青森駅を出発する「リゾートしらかみ」を本日、青森から海岸線を通る「五能線」は、秋田方面の雲の動きを見ると荒れた天候になっているのが、アプリ「アメミルios版Android版」を見ているとわかります。

QRコードにしておきます。

iOS用(iPhoneなど)

旅行当日の天気の変化を知るのにかかせない常用アプリになっています。

アメミルのアプリ概要

普段は、Android版の有料タイプ(広告なし)を愛用しています。

Android用

雲の様子と雨雲がリアルタイム降雨情報をAR(拡張現実)とAI(人工知能)で表現してくれるので、登山などでも参考にしています。

これから向かう奥羽本線の内陸部は時間的に雨模様の中を走るような雲の動くです。

特急つがるを待つ間に、カシオペアを撮り鉄。

たくさんの人が、カシオペアの撮影を目指して普段以上の人がいたように思います。

私達は、えきねっとで事前購入してある指定席に向かっています。

雨の中、特急つがる2号は定刻通り出発です。

「リゾートしらかみ」とは違い、目的地は同じでも内陸部を通って秋田駅に向かいます。

『青森から秋田の旅「リゾートしらかみ」へ乗車【3】』につづきます。