海外旅行に英語が不得意なんて関係がなかったと思う
私の周りでは、年齢にも関係あるかもしれませんが、意外と英語が話せないのを理由にして海外旅行にいかない、個人旅行をしないと言う人がいます。
海外旅行へ行く旬は行きたい時で、そう「今」です。
日本語の得意な現地のガイドをつけたり、ツアーなどなら英語が得意なツアーコンダクターに頼ってしまうのも旅を楽しむのいいかもしれません。
しかし、いつでもどこでも情報を得て共有できるiPhoneはじめスマホなどを使いこなすだけで、大半の海外旅行の「共通語」としての英語の不安が取り除けると思っています。
それ故に、旅行会社へ丸投げツアーとかに参加しているけどあまり個人旅行を楽しんでいる人たちが少ないようだ。
私も、海外旅行になれてきたのは最近です。そのきっかけとなったのがiPhone 3Gがソフトバンクから発売され、世界共通のグローバールモデルを手にした時でした。鎖国状態が解き放たれたイメージでしょうか。
海外旅行へいかない理由の第二位に「異なる言葉、文化などへの不安・負担感」があるようです。
もし英語が不自由なく話せたら違った人生だったかも?
と思えるほど、大学4年間も含めて英語に関してはおろそかにしていたように思います。
そこで、こう思うことにしました。
語学がだめならiPhoneがあるさ。そんなオヤジが海外旅行に出かけている。
同じ年代の友人たちは、ツアーに参加したりして旅行を楽しんでいる。それは旅行のプラン作りが面倒とかわからないという理由をつけるが、本当は、言葉の壁(英語)を付け足しのようにカモフラージュしているに過ぎないように思う。
そんな言葉の不安があるから「ツアーがいい」と言う。
それにまた会話に出てくるのは
私もご多分に漏れず英語がだめかと言うとその通り。
よく中学英語がわかれば大丈夫などと言うが、そんなことを再学習していたら、いつまでも海外には行けなくなるレベルと思ってもらえればいい。
多少、英語力を補っている私の優れた点を言う(自画自賛?)とかなり早くからインターネットに接する機会に恵まれたこと、早いうちにiPhoneを手にして機能を理解できたこと、言い換えればグローバルな視点に立ったアイテムが自然に入ってきたことくらい。
その情報のなかで、調べていくと海外の情報が見えてくる。日本人以外のサイトも数多くの情報があるが、サイトを見るとGoogleで翻訳もしてくれる。日本語がわからない訳ではないので、文脈がわかれば完全無比な翻訳でなくても事足りる。
この変な日本語訳が海外に行くきっかけの一つである。
翻訳ソフトのような不完全さが自信をつける
海外旅行にいこうと思ったもう一つの理由は、「インターネットが繋がっているから」というのは、旅行記の中になんども書いてきたので読んでもらうとよりわかるとおもう。
現地で言葉に困ったらスマホが繋がっていれば「Google 翻訳」っていうのがあるじゃないですか。
それだけで充分なんです。
こっちの言いたいことが伝わることが大事で、現地の言葉で返ってきたら知らないふり、英語で返されても即座に答えずらからないふり。自分が伝えるのに必要であればGoogle等で翻訳した単語で会話は成り立って行きます。
英語が得意な人がトゥクトゥクなどで値段の交渉を始めると、ボラれることってあるんです。
帰国後に武勇伝として自慢話にするにはちょうどいいつまみなんですが、私のようにあまり現地の言葉や英語とかに詳しくないので、交渉はあまり首を突っ込まないで素直に聞くに徹する。
こちらが言葉を発して交渉すると、その仲間が集まってきて「談合」されているのに気づかない。そういうときは、値段交渉するには、言葉で論破しようと思わず、希望価格をメモ帳(スマホ画面でもいい)手書き文字で値段を書いたりして希望価格を書く。
相手が値段交渉の時、自分の手に書いて来ることがある。その時は相手のペンを借りて自分の手に希望価格を書き込む。ここまで、自分から英語は全く必要なかった。
最初に言った半値以下が相場のようなことも多いので4掛け以下からスタートだ。
英語のフレーズをモグモグ言っても通じない
初めてタイに個人旅行をしたときも、どうせ通じないと思って自分にとって必須事項の以下の二つ文を翻訳ソフトを使って調べて行った。
これを、何回も渡航前に通じるように、流暢ではなく主たる単語を理解してもらえるように、本番で大きな声で言える練習をしたくらい。
1,I’d like to pay by credit card.
2,Could you keep my baggage until my departure time five (pm).
1は、早速使う機会が訪れた。バンコクの鉄道駅であるファランポーン駅の近くのスーパーマーケットだった。クレジットカードは使えるのだが、その店員が操作にあまり慣れていなくて、店の上司とかが出てきて20分も要してしまった。
2は、ホテルのチェックアウトが12時。帰国便のの出発が21時45分。空港までの時間を除くと5時間は自由になるし早めのチェックアウトなら8時間くらいバンコク市内で過ごすことができると思っていたので覚えておいた。
しかし、 「Could you keep my baggag・・・」 と言いかけた時、すぐに「タイム(time)?」 と聞かれたので、 「five pm」と答えるだけだった。
結局のところ
英語が話せる(得意)なことに越したことはない。年代にもよるが海外への個人旅行をしない理由が「言葉の問題」とする人が結構いる。
言葉に苦労しない人が海外旅行へ行っているともとれるが、私のように英語が不自由でも、海外旅行へ出かけている人がいることも確かです。本当は英語が得意という人とそうでない人の公もデータがあれば、なお詳しくなるのですが探し出せませんでした。
自分からの表現することだけ考えると、言葉はあまり関係がないかなと思う。話かけられて、苦慮するなら一度考えてみる。重大なこと以外はそれで終了する。
あとは海外旅行先で、どの程度の言葉が必要になるか調べておく。それも、昔のように辞書を持ち出して文法があってるか、英語の得意な知り合いに合っているか確かめたりは必要なくなった。
インターネットでサクッと調べると、自分が必要とする言葉がそこにある。
わかりやすい、大好きなジョンミューアーの邦訳の書籍が出版されていた「My First Summer in the Sierra(邦題:はじめてのシェラの夏)」のペーパーバックで実験してみるとそこそこ理解できる。
本文も込み入ったところは無理だが、内容が理解しているのでそこそこわかる。
きっと会話の流れは、こんな感じで理解していくだろう。
最近では、ベトナムのニャチャンのホテルで、フレンドリーなホテルマネージヤーにしょっちゅう話しかけられたが、話が濃くなると、互いにスマホの「翻訳アプリ」で話す始末。
海外で現地の人との会話では、スマホアプリを付け合わせていることで不自由がなかったのがほとんどだった。
言葉の壁を気にして個人旅行を目指さないのはもったいない。
行かないより行った方がいい。ツアーで添乗員付きの旅もいいけど、自分のプランで行く旅がいい。言葉の壁があるなら、プランを立てる時に一緒に会話プランもたててしまうこともできる。
先ほどのgoogle翻訳など翻訳秘密兵器があるじゃないですか。
こんなアプリも日本で開発されていて、カンボジアでクメール語で子供に話してもらったら正確に翻訳し、こちらの日本語もクメール語で問いかけた言葉がちゃんと通じてくれてお互い笑顔が出しまいました。
Voice Tra(多言語音声翻訳アプリ<ボイストラ>)
また、こんな私にもぴったりの本がKindle版で書かれていました。最大の障壁は「時間」と「語学力」という著者が、時間があっても「英語は突然解決されることはない」との思いのなかで、東南アジアを旅することで「何とかなった」という体験談に共感しました。
Kindle Unlimitedなら無料で、購入ななら100円でした。英語ができなくても行ける! タイ-カンボジア-ベトナム周遊旅行というのがぴったりはまりました。英語圏ではないので聞き取りやすく、会話が成り立っていたのは事実ですが・・・。
今は分かりませんが、当時、中学・高校と覚える英単語は9,000~10,000語くらいありました。きっとそれを熱心に記憶しても話すことはできなかったように思います。
もともと、文法が違っているのに、強制的な暗記だけでは海外へ行って応用もできません。
Amazonでも1位を独占している西東社の「海外ドラマはたった350の単語でできている 」含む英語マスターシリーズ (全5巻)は、Kindle Unlimited 会員なら「0円」で読み進める事ができます。
こんなアプローチの仕方もあるようですが「海外ドラマ」の会話はなかなか聞き取りにくい。
丸善・ジュンク堂・文教堂と実店舗とネットの総合書店として「hontoハイブリッド書店」にて電子版がセールになっていたことがあります。また、紙の書籍として購入することや実店舗でポイントが加算されるのもハイブリッド書店の強みとなっています。
英語は、なかなか上達しないのですが、決して嫌いなわけではありません。
それならば、年齢を重ねても海外へ出かけて行き、色々な機能を使いながらも「体験する」ことの素晴らしさを享受するほうが良いように思います。
たくさん海外旅行をしましょう。
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