海外旅行に英語が不得意なんて関係がなかった
私の周りでは、年齢にも関係あるかもしれませんが、意外と英語が話せないのを理由にして海外旅行にいかない、個人旅行をしないと言う人がいます。

英語ができないから海外なんて・・・
それ故に、旅行会社へ丸投げツアーとかに参加しているけどあまり個人旅行を楽しんでいる人たちが少ないようだ。
私も、海外旅行になれてきたのは最近です。そのきっかけとなったのがiPhone 3Gがソフトバンクから発売され、世界共通のグローバールモデルを手にした時でした。鎖国状態が解き放たれたイメージでしょうか。

※平成20年 国土交通省 総合政策局 海外旅行者満足度・意識調査より
海外旅行へいかない理由の第二位に「異なる言葉、文化などへの不安・負担感」があるようです。
もし英語が不自由なく話せたら違った人生だったかも?
と思えるほど、大学4年間も含めて英語に関してはおろそかにしていたように思います。
そこで、こう思うことにしました。

語学教室に行く前にサッサと行動。
語学がだめならiPhoneがあるさ。そんなオヤジが海外旅行に出かけている。
同じ年代の友人たちは、ツアーに参加したりして旅行を楽しんでいる。それは旅行のプラン作りが面倒とかわからないという理由をつけるが、本当は、言葉の壁(英語)を付け足しのようにカモフラージュしているに過ぎないように思う。
そんな言葉の不安があるから「ツアーがいい」と言う。
それにまた会話に出てくるのは
私もご多分に漏れず英語がだめかと言うとその通り。
よく中学英語がわかれば大丈夫などと言うが、そんなことを再学習していたら、いつまでも海外には行けなくなるレベルと思ってもらえればいい。
多少、英語力を補っている私の優れた点を言う(自画自賛?)とかなり早くからインターネットに接する機会に恵まれたこと、早いうちにiPhoneを手にして機能を理解できたこと、言い換えればグローバルな視点に立ったアイテムが自然に入ってきたことくらい。
その情報のなかで、調べていくと海外の情報が見えてくる。日本人以外のサイトも数多くの情報があるが、サイトを見るとGoogleで翻訳もしてくれる。日本語がわからない訳ではないので、文脈がわかれば完全無比な翻訳でなくても事足りる。
この変な日本語訳が海外に行くきっかけの一つである。
翻訳ソフトのような不完全さが自信をつける
海外旅行にいこうと思ったもう一つの理由は、「インターネットが繋がっているから」というのは、旅行記の中になんども書いてきたので読んでもらうとよりわかるとおもう。
現地で言葉に困ったらスマホが繋がっていれば「Google 翻訳」っていうのがあるじゃないですか。
それだけで充分なんです。
こっちの言いたいことが伝わることが大事で、現地の言葉で返ってきたら知らないふり、英語で返されても即座に答えずらからないふり。自分が伝えるのに必要であればGoogle等で翻訳した単語で会話は成り立って行きます。
英語が得意な人がトゥクトゥクなどで値段の交渉を始めると、ボラれることってあるんです。

トゥクトゥクの並んでいる様子。
帰国後に武勇伝として自慢話にするにはちょうどいいつまみなんですが、私のようにあまり現地の言葉や英語とかに詳しくないので、交渉はあまり首を突っ込まないで素直に聞くに徹する。
こちらが言葉を発して交渉すると、その仲間が集まってきて「談合」されているのに気づかない。そういうときは、値段交渉するには、言葉で論破しようと思わず、希望価格をメモ帳(スマホ画面でもいい)手書き文字で値段を書いたりして希望価格を書く。

ベトナムフエのシクロ、商売なので相手の英語のペースに巻き込まれない。
相手が値段交渉の時、自分の手に書いて来ることがある。その時は相手のペンを借りて自分の手に希望価格を書き込む。ここまで、自分から英語は全く必要なかった。
最初に言った半値以下が相場のようなことも多いので4掛け以下からスタートだ。
英語のフレーズをモグモグ言っても通じない
初めてタイに個人旅行をしたときも、どうせ通じないと思って自分にとって必須事項の以下の二つ文を翻訳ソフトを使って調べて行った。
これを、何回も渡航前に通じるように、流暢ではなく主たる単語を理解してもらえるように、本番で大きな声で言える練習をしたくらい。
1,I’d like to pay by credit card.
2,Could you keep my baggage until my departure time five (pm).
1は、早速使う機会が訪れた。バンコクの鉄道駅であるファランポーン駅の近くのスーパーマーケットだった。クレジットカードは使えるのだが、その店員が操作にあまり慣れていなくて、店の上司とかが出てきて20分も要してしまった。

結局こんな場面でも、英語のフレーズは無用でした。
2は、ホテルのチェックアウトが12時。帰国便のの出発が21時45分。空港までの時間を除くと5時間は自由になるし早めのチェックアウトなら8時間くらいバンコク市内で過ごすことができると思っていたので覚えておいた。

スーツケースをチェックアウト後に預かってもらう。
しかし、 「Could you keep my baggag・・・」 と言いかけた時、すぐに「タイム(time)?」 と聞かれたので、 「five pm」と答えるだけだった。
結局のところ
という投げやりな結論に達した。
Amazonでも1位を独占している西東社の「海外ドラマはたった350の単語でできている 」は、期間限定ですがhontoの電子書籍なら99円・199円・299円のセールをやっています。(2018年11/20~11/22迄)紙の本の1,404円より1,205円もお得です。
英語が話せる(得意)なことに超したことはない。年代にもよるが海外への個人旅行をしない理由が「言葉の問題」とする人が結構いる。

言葉・文化・人種の違いで海外へ行かない人と行く人の差
言葉に苦労しない人が海外旅行へ行っているともとれるが、私のように英語が不自由でも、海外旅行へ出かけている人がいることも確かです。本当は英語が得意という人とそうでない人の公もデータがあれば、なお詳しくなるのですが探し出せませんでした。
自分からの表現することだけ考えると、言葉はあまり関係がないかなと思う。話かけられて、苦慮するなら一度考えてみる。重大なこと以外はそれで終了する。
あとは海外旅行先で、どの程度の言葉が必要になるか調べておく。それも、昔のように辞書を持ち出して文法があってるか、英語の得意な知り合いに合っているか確かめたりは必要なくなった。
インターネットでサクッと調べると、自分が必要とする言葉がそこにある。

Google 翻訳でテキスト翻訳も可能。
試しに、Google 翻訳を使ってテキストを日本語訳にしてもらう。わかりやすい、大好きなジョンミューアーの邦訳の書籍が出版されていた「My First Summer in the Sierra(邦題:はじめてのシェラの夏)」のペーパーバックで実験してみるとそこそこ理解できる。本文も込み入ったところは無理だが、内容が理解しているのでそこそこわかる。
きっと会話の流れは、こんな感じで理解していくだろう。
最近では、ベトナムのニャチャンのホテルで、フレンドリーなホテルマネージヤーにしょっちゅう話しかけられたが、話が濃くなると、互いにスマホの翻訳ソフトで話す始末。

ベトナムニャチャンは、ビーチフロントの景色よりホテルのマネージャーが印象に。
言葉の壁を気にして個人旅行を目指さないのはもったいない。
行かないより行った方がいい。ツアーで添乗員付きの旅もいいけど、自分のプランで行く旅がいい。言葉の壁があるなら、プランを立てる時に一緒に会話プランもたててしまうこともできる。
自分の要求以外は「英語はしゃべらない」覚悟でのぞむのも楽しい。
先ほどのgoogle翻訳など翻訳秘密兵器があるじゃないですか。
それでも心配なら、バージョンアップして翻訳精度の高くなったAI通訳機「POCKETALKⓇ(ポケトーク) W」が頼りになります。
また、頭の体操として、アメリカの小学校の「英語・算数・理科・社会」を小学校1年~6年生までの基礎学習を英語で書かれた電子書籍です。私のように英語が苦手というならこれを読むと英語の考え方が身について来ました。
Kindle 価格: ¥430なのでツイ購入してしまいました。読むと少しは昔習った英語がよみがえってきました。
好評だったのかPart 2
頭の体操にオススメです。
今は分かりませんが、当時、中学・高校と覚える英単語は9,000~10,000語くらいありました。きっとそれを熱心に記憶しても話すことはできなかったように思います。もともと、文法が違っているのに、強制的な暗記だけでは海外へ行って応用もできません。
それならば、年齢を重ねても海外へ出ていって、色々な機能を使いながらも体験する素晴らしさを享受した方が良いように思います。