フリーキップを使いながら東北を満喫【2】Aug 14, 2019~Aug 18, 2019
JR奥羽本線の川部から乗り換えてJR五能線へ。津軽鉄道駅と交わるJR五所川原駅でさらに乗り換え津軽五所川原駅に到着します。
JR五所川原駅で下車すると、これから乗る予定のオレンジ色の車体が印象的な津軽鉄道が待っています。時刻表によるとそんなに長い乗り換え時間がなかったはずと思い、小走りにホームに向かいます。
この車両は人気が高いようで、JRからホームへ来て写真だけを撮る人に注意書きがありました。
津軽飯詰駅駅を過ぎたあたりの田園風景がきれいです。
太宰治の生家へ行く人が多く乗っている。2004年国の重要文化財に指定された太宰治記念館「斜陽館」がほとんどの目的のようだ。
太宰治のふるさと斜陽館へ行く前に
金木駅は交流プラザや2階には食事ができる「ぽっぽ家」が併設されて、鉄道車両が停車すると賑わいを見せてくれます。
観光客用に、コインロッカーも用意されているので、またこの駅に戻る計画なら利用して身軽にするのも良いかもしれません。また、斜陽館や津軽三味線会館にすぐに向かうなら「金木タクシー」が待機しているか、呼びだすことも可能です。
私達は「太宰治疎開の家「旧津島家新座敷」」に寄るので徒歩で荒馬通りとメロス通りに別れるY字道路の一方の「メロス通り」を進みます。
不用意に前だけ進んで行くと、見逃しそうになります。駅から来ると手前に数台とめられる駐車スペースがあるようです。
入口を開けると、館内の客は私達だけでしたが、しばらくすると数人が集まってきました。ガイドさんの話が聞けると言うことで中に入ります。
その館内は、それぞれが当時では素晴らしい内装だっただろうと感じさせてくれます。
その中でも、この場所がメインイベントではないでしょうか。太宰治が実際に執筆した部屋がそのまま残っています。
ここに座ると「文章がうまくなる」とも言われています。早速、太宰の膝を立てるスタイルでポーズを取ってみましたが、文章の才能は開花していないようです。
ここは、太宰治が暮らした家として、唯一現存する建物として公開されています。
斜陽館に比べると、観光客が大挙するようなメジャーな場所ではないようですが、貴重なミュージアムとしては一見ありだと思います。
ここを出て、再びメロス通りを進みます。小さな交差点がありそこにY字に別れる細い小路があります。斜陽館への徒歩での近道のようです。
それにしても、日差しが強く暑さが身に堪えます。
斜陽館と津軽三味線会館のお得な入場方法
マイカーやレンタカーで訪れる人が圧倒的に多いですね。
斜陽館の入場券を購入します。ここではすぐ向かえにある津軽三味線会館との共通券があり、両館で1,000円のところ900円です。さらに「津軽フリーパス」のきっぷを提示すると、さらに10%OFFの810円となります。
ちょうど、津軽三味線会館で、生演奏の時間になると言うので先に入館することにします。
入場券を見せると、まさに始まろうとしています。
再び斜陽館へ戻ってきました。
太宰治の親は、相当なお金持ちだったことがわかります。
貴重な建物なので、随分維持管理が大変だろうなと、ケヤキの階段に圧倒されてしまします。
大富豪の家を出て、金木駅に戻ります。
小説家太宰治のファンは、斜陽館よりも旧津島家新座敷に立ち寄るようです。事実、作家を目指す人や多くの作家達が訪れる金木町となっています。
これから、再びJR五所川原駅へ行き、川部駅のスイッチバックし弘前駅へ行きます。
今日、札幌からの旅程は弘前駅で終了です。
15日の予定は、3つの案を残したまま決めかねています。台風が近づいていて、風が強くなるということも予想されているからです。
津軽フリーパスを有効に使うか、まったく別に弘南バスの「暗門号」を使って津軽峠まで行き、白神山地のトレッキングをするか、岩木山へ行くか、弘南鉄道で黒石駅と悩んでいます。
今日と明日の宿泊は、弘前駅近くのホテルを、弘前駅前(温泉付き)で探しました。
弘前駅に到着して、予約したホテルに連絡を入れると、リンゴのオブジェが置いてある郵便ポストの近くで待つように言われて数分後に送迎の車が迎えにきました。
これから2日間、ここ弘前にお世話になります。
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