フリーキップを使いながら東北を満喫【3】Aug 14, 2019~Aug 18, 2019
昨日から天気予報とにらめっこしながら、今日15日の予定を決めました。天候は崩れそうもないので、トレッキングの用意もしているので「白神山地」を目指す案が有力でした。しかし、行くならもう少し時間をかけて歩いて見たいとも思い、急遽「岩木山」へと変更します。
朝、ドミーイン弘前の送迎を使わせてもらい、弘前駅へ。バス乗り場は6番なので並んでまっていると、昨日まで迷っていた白神山地への暗門号や白神山地のビジターセンターがある西目屋村役場前行き(津軽フリーパスエリア内)も同じホームのようだ。
津軽フリーパス2日目を使って嶽温泉へ
岩木山に行くには「嶽(岳)温泉」方面の「枯木平行き」9:11発に乗車する。嶽(岳)温泉で下車するので、津軽フリーパスが使える。
岩木山の後に立ち寄る岩木山神社前のバス停を通り過ぎます。
嶽(岳)温泉前に到着(9:58)から乗り換える、岩木山の八合目までいくスカイラインシャトルバスは、10:20発と余裕があります。
シャトルバスを使わず、ここから岩木山へ登る登山口もあります。
スカイラインシャトルバスで岩木山八合目まで
津軽岩木山スカイラインに乗車します。片道1,000円なのでちょっと高い気がしましたが、有料道路を通るので納得です。
料金所は、少し渋滞中です。坂の途中で停車するので、それぞれ車のドライバーやバイクのライダー達は気をつかいます。
30分ほどで、スカイライン八合目に到着です。
八合目からは、リフトがさらにあります。
と言って、八合目からは軟弱にも登りません。リフト乗り場に目がいきます。
津軽岩木山スカイラインリフトに乗車
私達の前の人達は登山客だったので、片道キップを購入していました。でも、相方はウンも言わさず「往復」です。
高度をぐんぐん上げてくれます。今日ここへ来たのは正解だと思いました。色々と登山をしていますがこのような天候に恵まれる事はなかなかないからです。
岩木山神社で、2時間ほど時間を取りたいので、山頂付近の人の渋滞もあり登頂はあきらめます。岩木山鳥ノ海噴火口への登山口がありましたので行くことにします。
岩木山鳥ノ海噴火口へプチ登山!
天気に助けられて、遙か向こうまで澄んで見えます。
こちらの方から、岩木山の山頂方向を見上げます。リフトの降車から30分~40分ほどのようですが、最後の急坂が待っていそうです。
そろそろ下山することにします。ここは、遊歩道的な扱いになっているので、ビジネスシューズや革のパンプスなどで登って来ています。帰りとなる下山時に足を滑らせている人も多くいます。
せめてスニーカーに類する靴の方が安全です。(山頂を目指す人にはいないとおもいますが)
復路のリフトに乗り込み11:50発の八合目のバス停に向かいます。
まもなく、八合目バス停から、嶽温泉行きが来ます。
嶽温泉から岩木山(いわきやま)神社
山の呼び名は「岩木山(いわきさん)」ですが神社は「岩木山(いわきやま)神社」だそうです。
石を引き詰めた参道を登っていきます。
楼門が見えてきました。
ここには、運気がアップする?という「玉垣狛犬」がいます。柱にしがみついているような変わったポーズです。
恋愛運という運気を運ぶと言います。
上向きといって金運が上昇すると・・・。
本殿・奥門・瑞垣
白雲大龍神社。その両脇の池には鶏卵が投げられている。きっとこれが理由で濁りが強くなっているように感じる。
帰り道にある奧富士出雲神社
近くにあった狛犬
岩木山神社の近くにある温泉へ行きます。行きのバスの車内からチェック済みでここから歩いていけそうです。
株式会社百沢温泉へ
岩木山神社あたりには、百沢温泉地帯というべき宿泊施設がそばにある。その中で、ちょっと離れた場所にある温泉が今回行ってみた「株式会社百沢温泉」です。
館内は、湯治施設なのかなと思わせるサイズですが、宿泊者はいないようでした。温泉は久しぶりの本物の温泉というぐらい高温で源泉かけ流しでしょう。外の気温が高く歩き回った汗ばんだ身体には、桶で湯をたっぷりかぶり湯船につかる。
この泉質は、洗剤などがない方がスッキリするように思います。また、長湯は禁物でどっと疲れがでます。打たせ湯を肩と首に当てて湯船につかっただけですがさっぱりとした感じです。
1階のロビーは広く休憩する椅子が並んでいます。
ここは名湯でした。バスの時間を気にしながらですが、さっぱりできました。
再び、岩木山神社へ戻ります。
バスの時間まで、15分ぐらいあったので鳥居の横にあるカフェでアイスコーヒーを飲んで煎るとき、急に来ました。iPhoneのアプリ「ゆれくる」が大きく反応します。
数秒して、ガタガタと揺れを感じます。こちらの人は震源地を真っ先に気になるようで「三八上北」で震度4とアプリで確かめて知らせます。揺れの具合から、体感で震度2~3位かなという感じです。
「三八上北」ってどこら辺?とここの店員さんに聞くと三沢の上の方といいます。海岸線沿いのようで、津波を気にしていました。
弘前駅行きのバスに乗車したあとも、何度か地震があったようです。
市役所前公園入口のバス停へ-修復中の弘前城
津軽フリーパスもこの市役所前公園入口のバス停で最後だろう。
赤く綺麗に塗られたばかりの「杉の大橋」が見えてくる。
杉の大橋は整備されたばかりのようだ。
この橋を渡ると、二の丸南内門が現れる。
下乗橋を渡ると「券売所」がありここからは、有料区域になります。
現在は、弘前城の石垣工事中のため、天守部分が曳家(ひきや)されて移動しています。平成27年の10月から5年以上ということなので、令和2年頃には元の位置に同様に曳家によって戻されるのでしょうか。
弘前市の古木名木です。
天守の資料館が見えてきました。
石垣がないので、コンパクトに見えてしまします。
天守の内部は資料館になっていて、かなり急勾配ですが階段で上までいけます。先ほどまでいた岩木山の方向をみると、遠くにその姿が見えていました。
出入口はこちらです。それにしても石垣がないので迫力には欠けてしまします。
城を後にして進んでいくと「鷹丘橋」が見えてきます。他の橋と同様に赤く塗られて整備されています。
鷹丘橋を渡り終え振り返るとこんな感じです。
武徳殿休憩所が目の前にあります。
ここから四の丸にある護国神社がありますが、そろそろホテルに戻る準備です。「津軽フリーパス」は弘前市内の循環バスが使えるのでまだ多くの場所に行こうと思えばできます。しかし、この熱中症にもなりかねない暑さにはそろそろ体力の限界にきています。
明日は、弘前から平泉への移動も待っています。と言うことで、「東門」を目指して三の丸へ。
東内門がら東門を目指しています。
東門への道はこの公園内では広く感じます。
東門をくぐると一度左に折れて進みます。
弘前文化センターが見えてきます。これからイベントの用意をしているようです。
ホテルへ向かう帰り道、旧第五十九銀行本店本館へ。
他の観光客の人もいましたが、ぐるっと一周して移動していました。
ここから、徒歩で、10分程度でホテルに戻ることができます。
「ドーミーイン弘前」に宿泊したのですが、弘前城あたりの市内を観光するには徒歩も可能なことや、弘南鉄道の「中央弘前駅」にも近く便利でした。また、天然温泉付きというのもゆったりくつろげるホテルです。
さらにJR弘前駅などに行くにも朝30分毎に「送迎車」の用意があり、マイカーでなくても駅のアクセスには不安がありません。
※2023年、現在休止しています。予約時に確認お願いします。
ドーミーインの特徴でもある、天然温泉大浴場が旅の疲れを癒やしてくれます。ここ弘前は「岩木桜の湯」と名付けられています。
天然温泉 岩木桜の湯 ドーミーイン弘前
明日は、JR弘前駅から、新青森を経由して平泉へ向かう予定でいます。
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