フリーキップを使いながら東北を満喫【7】Aug 14, 2019~Aug 18, 2019
この浅虫温泉を出ると、青森で一泊して明日の13時過ぎには札幌で旅を終える。
この旅をマイカーやレンターカーで回ればもっと欲張った旅が実現できたかも知れない。また、フリーきっぷの損得勘定は別にして使い勝手もよかった。もう少し行動の方で有益に使いたかったと後悔が残るけど、限られた日数のなかでは仕方がない。
浅虫温泉でこの旅最後の温泉!
八戸駅・向山駅、そして浅虫温泉駅と途中下車をしてきた。レールを繋げる旅はむずかしいし、緊張もしている。計画通り進んでも、またうまくいかない時もその日の目的地へ行く。ちょっと、暑さの汗と疲れがたまった汗があるように思う。
この浅虫温泉駅で途中下車する目的が明確にあるわけでないが、ちょっとだけ身体全身をさっぱりしたい気がしてた。
青い森鉄道のキャラクター「モーリー」のオフィシャルショップがこの駅舎内にあります。
駅舎から出ると道の駅「浅虫温泉 ゆ~さ浅虫」に通じる歩道橋があります。その階段を上がると、さすが海岸沿いと思わせる潮風を感じます。
浅虫沖の陸奥湾内には、大きな湯ノ島が構えています。
海の駅です。
遠くに裸島が見えます。
道の駅「浅虫温泉 ゆ~さ浅虫」の中に入ると5階の展望温泉があります。たしか辰巳館
の日帰り入浴で、青い森ワンデーパスを提示すると50円引きになる。
そうとは思いましたが、湯ノ島の目の前のお風呂というのもいいかなと思い入浴することに。
まだまだ日差しが強くて、熱い湯に浸かるのはつらいように思いますが、短時間ならさっぱりして汗がとまります。
青い森鉄道の列車時刻表を見ると、ここ浅虫温泉発があることが分かります。この便に今から駅に戻ると間に合いそうです。
海も山も温泉も浅虫。
改札を通り
まもなく到着です。
青森駅までは25分です。この浅虫温泉から青森という短い運行の路線でしたが、旅行者など思ったよりも途中駅からも乗車してきました。
今日一日お世話になった「青い森鉄道」に感謝です。
無事ミッション終了です。
ドイツビアフェストinアスパムに入場
東横インに早めにチェックイン。19時頃の予定でいたのでその後は青森市内を少し歩くことにした。夕食をどうするかということもあったけれど、まだ、日が明るいうちに活動を開始。
まずは青森のベイエリアを見に行きます。
「青森ラ ブリッジ」という歩行者用の橋を歩きます。青森ベイブリッジに沿うように歩いて行けます。一応可動式なので注意が必要なようです。(この看板で動くことを知りました)
賑やかな声と音楽が聞こえてきます。
青森観光物産館のアスパム仮設広場で「ドイツビアフェストinアスパム」を開催中のようです。観光客というよりも地元の人が続々開場の受付に並んでいます。
ドイツビアフェストと言うことでしたが、青森の地ビールを飲んだことが無かったので、ブースに行って注文します。その前に、入場料を支払います。
美味しいビールを堪能して、一度外へでます。この入場券を提示すると入場日付当日なら何度でも再入場できます。
再び「ラ ブリッチ」のあるベイエリアに戻ってきました。
青森観光物産館アスパムが小さく見えます。
暗くなっても、迷子にはなりません。
ライトアップされると、先ほどまでの表情を変えていきます。
そして青森の夜は更けていきます。明日はいよいよ旅の最終日です。午後には札幌かと思うとなんだか短かったような気がします。
青森から札幌までえきねっとをWEB購入した切符とともに
朝起きると、青森は晴れ天気予報の情報では、北海道と札幌も晴れのようです。この旅で雨に降られたのは、平泉だけでした。
旅の始まり8月14日。新青森に到着したルートを今日は復路として進むだけである。
3番ホームに向かう。新青森で新幹線に乗り継ぐのか大きなバッケージの外国人も多い。これから、私達のように北海道だだろうか、それとも東北新幹線で東京方面へ向かうのだろうか?
一駅で新青森駅です。
すぐに、新幹線乗り換え口があります。
青森駅からの通しきっぷではなく、青森-新青森間を別の乗車きっぷにしています。
往路では、「津軽フリーパス」の購入し、みどりの窓口から青森駅に乗るために使った改札口です。
結局、もう一度新幹線の改札口から入ります。
1時間かからないで新函館北斗駅に到着です。
JR新函館北斗駅の外観を撮影して、すぐにもどります。
スーパー北斗7号へ乗車すれば今回の旅は終了です。今回は東北地方のお得なフリーきっぷを使って旅をしてみました。時間に追われることもありましたが、予想以上にスムーズな旅だったように思います。
小説「津軽」は観光ガイドブックだった。
今回の旅は、
1,マイカー・レンタカーを使わずに鉄道やバスを基本に乗り継ぐ
2,「えきねっと」を使って事前に予約する。
3,お得な「フリーきっぷ」や「ワンデーパス」など乗り降り自由な乗車券を使う。
4,そして、作家や歌人を訪ねる旅を付け加えた。
特に、目に止まったのは太宰治の「津軽」が印象的である。
その一文のなかで「津軽」を語る場面を引用すると
太宰治 津軽より
この感情ではないが、最初は予定に入れていなかった「平泉」に足を運んだ。
そして、いわて銀河鉄道沿いにあった「石川啄木記念館」へと東北が生んだ歌人が函館やまた札幌までもかかわりが深い。函館に住んだ期間は短かったが、ここの啄木一族のお墓があり、「一握の砂」の-我を愛する歌-の没頭部分の歌が刻まれている。
また、時間の関係で行くのを断念した「青い森鉄道」の三沢駅からほど近い「寺山修司記念館」もいくつかの案のなかで入れていた。現代の天才詩人と言われる足跡を肌で感じたかった。
それにしても、観光ガイドブックよりも太宰治の「津軽」が私に取っては貴重なガイド本になった事は間違いがない。
まもなく3番線に、札幌行きスーパー北斗7号が到着するアナウンスが聞こえた。
JRなど鉄道を使った旅は、移動の楽しさと難しさを同時に提供してくれる。大きな駅は別として、駅に着いて見なければわからないわくわく感。駅からのアクセスどうするかをたくさん悩んだ旅でもあった。
今度東北を旅するなら「宮沢賢治」の旅かな・・・花巻から釜石まで「SL」が走っているというし。
今回は、国内東北方面を「テクテクと。」しました。
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