山鼻川緑地を経由して藻岩山縦走一筆書き | テクテクと。

山鼻川緑地を経由して藻岩山縦走一筆書き

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藻岩山山頂を目指して一筆書きの旅 Aug 02,20

今年は海外への観光旅行の渡航もできないようですので、国内の話題ばかりになりそうです。
普段、頻繁に登山をしてもあまりブログにはアップしていませんでした。なぜなら、多くが登頂記をメインとするなかで、登山と旅行記の違いが見いだせないからでした。

今回は、自宅から歩いて藻岩山の縦走を交えて一筆書きをしたいと思います。登山のガイドブックにもあまり載っていない(登山では必要のない情報でもあるのですが・・・)ところに踏み跡を残しながらテクテクと、歩いてみたいと思います。

ルートとしては、自宅を出発して自宅へ戻る「一筆書き」トレッキングです。

ルートとしては、自宅を出発して自宅へ戻る「一筆書き」トレッキングです。

 もう一つは、一年間無料の「楽天モバイル」を契約して周波数変更で話題となった「1円」端末のRakuten miniのカメラ性能を確かめようと持ち出しています。

と言っても、blogの記事用には、ファイルサイズを節約して軽く仕上げているので、カメラの性能比を比べてもあまりわからないと思います。
この小さなモバイル端末の実力はいかに!

この小さなモバイル端末の実力はいかに!

楽天モバイルの通信エリアは比較的郊外から中心部へ拡大しているようですので、南区の周辺ではauのパートナーエリアから楽天モバイルのエリアに切り替わる場所もありました。

ちなみに、自宅マンションは楽天モバイルのエリアには入っていまんが、南側の部屋は楽天エリアになります。

札幌の中央区と南区の境目の山側に軍艦岬!?

この存在を知っている人は、よっぽど札幌を研究しているか、昔から住んでいて会話のなかに「軍艦岬~~~の方にある・・・」とかぐらいしかピンと来る人がいないように思えます。南区のHPの説明があるので、区民なら知っているのかな?

札幌市の中央区と南区は、住所で言うと南30条あたりでしょうか、通称「石山通り(国道230号線)」と福住・桑園通りと交差する付近から、今では車が通ることができない「藻岩上の橋」あたりまでの山沿いを「軍艦岬」と総称しているようです。

軍艦岬

南区の豊平川右岸からみると「軍艦の舳先」に見えることのようですが、子供の頃はざっくりこの辺と記憶していました。その形状は、中央区側の自衛隊北部方面総監部近くからも見えたはずですが、今となっては住宅地やマンションなどが建ち並び形状を判断することができないくらいに発展しています。

その山裾を流れているのが「山鼻川」でそこを緑地帯として整備されています。

本来のスタートは自宅でゴールも自宅としています。ここまでは歩いて15分程度でしょうか。

この場所は、札幌市にとって重要な位置を占めています。電力と浄水(今回のルートで使う伏見の浄水場に繋がっています。

230号線(石山通)から山鼻川緑地へ降ります。ここがスタートです。

230号線(石山通)から山鼻川緑地へ降ります。ここがスタートです。

国道の喧噪が和らぎます。

さっそくですが、このあたりでは「楽天モバイル」の通信エリア内で、ユーザー数が少ないのか、激早の通信速度でした。
1:1の900万画素サイズで撮影、天気がいいので十分の画質でした。

1:1の9Mサイズで撮影、天気がいい(明るい)ので十分の画質でした。

 このRakuten miniのカメラですが、F値2.0「4:3で1600万画素」「1:1で900万画素」「16:9で800万画素」の普通です。レンズの大きさやCMOSのサイズからしてこれで十分かなという性能があります。

手ぶれ補正やAI解析などが付いていないのに、色味も不自然さは感じられないし明暗部のノイズも許容範囲で破綻がない性能だと思う。他のスマホとスペックの比較をすれば、粗がでてくるよ思う。

撮影したままのファイルをカラーレーザーを使い600dpiでA4サイズ出力でも十分な結果がでています。

すこし気になるところと言えば、シャッターボタンの反応がワンテンポ遅れる、イメージで言うと通常のカメラ撮影でスローシャッターを使ったような「間」を感じます。これだけ明るい屋外の撮影なので一層気になるところです。

ただし、スマイルシャッターの感度は十分に使えていました。

スマホのカメラですので、お気に入りの写真編集ソフト(Photoshop・無料で高機能なIrfanView 等)で編集すればなお好みの画像調整ができます。

山鼻川緑地には名所旧跡、札幌の歴史が詰まっている。

鳥居をくぐると石の階段が続き、「馬霊奇神社」の石碑が横にあります。この組み合わせなら、階段上に見える祠はこの神社という風に思いますが、実際、昇るみると、両側に比較的新しい狛犬が見えてきます。

口元を赤く塗られているのが、今までみた狛犬とは違っています。

階段を上り進んでいくと「上山鼻神社」の社殿であることがわかります。子供の頃、このあたりを探検してまわった記憶が正しければ、神社はもっと上にあったように思っていました。

上山鼻神社

上山鼻神社

登山をするという観点から見ると、この社殿の奥から山側に伸びる薄らとした踏み跡が気になるところです。

階段を降りるのですが、この石段は季節的に苔が被っていて滑ります。トレッキングシューズの弱いところをつかれた感じです。登山靴のアウトソールで有名なビブラムソールといっても無敵ではありませんね。

鳥居の中には猿田彦大神・馬頭観世音・馬霊奇神社と三つの石碑が建立されています。

鳥居の中には猿田彦大神・馬頭観世音・馬霊奇神社と三つの石碑が建立されています。

写真を撮っていて気づいたのですが、Rakuten miniのカメラは、すべてオートで撮影っすると光源が強いと反射して色飛びを起こしやすいように思います。

隣の敷地には、「殉職者之」碑が鎮座している。「ほくでん」が発電所と浄水場の建設において強制労働の犠牲者追悼のためとされている。34名の犠牲者の鎮魂の意。

北海道の強制労働に関しては、

吉村昭 著作:「赤い人 (講談社文庫)」がフィクションながら当時(明治時代)の背景がヒシヒシと伝わってくる。この昭和初期とは時代が違うが過酷さが想像できる。表題の赤い人は囚人をさしている、

先へ進もうと思います。

札幌市内で水天宮というと「中島公園」鴨々川沿いが有名です。北電の藻岩発電所の敷地内に「水天宮」があります。

水つながりという事でしょうか?

藻岩発電所にある水天宮

藻岩発電所にある水天宮

豊平川流域は、昭和56年の8月の二度の最大規模の洪水からその対策を講じてきています。真駒内のマンションの基礎が露出したり、川沿では鉄砲水が発生したり大きな被害がありました。近年気候が大きく変化してハザードマップの役割が大きくなっています。

昭和56年(1981年)から来年は40年、当時からは多くの対策が講じられているはずですが、今年の九州地方を襲った豪雨被害をみても、片隅にでも置いておく必要があるかも知れませんね。

藻岩発電所と水天宮の位置関係

藻岩発電所と水天宮、相方のiPhone SE2にて撮影。やはり色作りのエンジンはさすがです。

マムシに注意の立て看板に、思わず足もとへ目線を落としつつギョっとしながら河川の石積みを渡ります。

川岸の右岸と左岸を何度か行ったり来たりして行きます。日差しはつよいのですが、国道沿いを歩くよりは、涼しさを感じます。反面、水辺の反射が強く紫外線による肌の日焼けが気になるレベルです。

あと少し南へ進むと、藻岩山スキー場への旧道と交わります。大回りの車道を行くよりも圧倒的にこちらの道が、距離が短いです。

こちらからは、橋の欄干があり下には降りられません。

こちらからは、橋の欄干があり下には降りられません。

丸で囲んであるのが山鼻川に架かる「藻岩下橋」です。

こちら側には、藻岩かつら橋があります。

こちら側には、藻岩かつら橋があります。

横を通るジャリ道を通るのですが、舗装路に比べて柔らかさを感じます。

藻岩山スキー場コースを麓から登山口を目指す

かつて未舗装の時代も知っている。

かつて未舗装の時代も知っている。

それでも、「藻岩下橋」から登山口のある雪友荘までは、10分位で到着するはずです。

市民スキー場入口-藻岩山山頂-慈啓会病院入口へ縦走します。

市民スキー場入口-藻岩山山頂-慈啓会病院入口へ縦走します。

市民スキー場の登山口から藻岩山山頂までが2.5kmです。山頂から慈啓会病院登山口へは、途中馬の背まで1.1km、そして慈啓会病院コース入口まで1.8kmです。

自宅から雪友荘の登山口まで、約1時間かかってます。

自宅から雪友荘の登山口まで、約1時間かかってます。

ここまでの到着を目標として歩き続ければもう少し速いペースが可能です。足慣らしとしてはちょうどいい感じです。

● Rakuten miniで撮影

 カメラ性能についてですが、明暗がはっきりした場所の撮影では、明るいところの「白トビ」が多いように思えます。 ポートレートの調整などの機能は多少ありますが、それ以外はフィルタの処理ぐらいでほとんどオートでの撮影しかできません。

色が破綻しないのは、このスペックのスマホでは優秀です。手のひらにすっぽり隠れて、軽量ですので使い勝手はいいように思います。また、顔認証で解除からのカメラ撮影モードも合格点です。

明らかにカメラは、明るい部分のコントロールできてません。

カメラは、明るい部分のコントロールできず白く飛んでしまってます。

マクロの性能を決めるレンズスペックF値2.0を確認するのにシャッターを切ります。

アジサイ科のノリウツギ藻岩山で比較的高い場所に生息

アジサイ科のノリウツギ藻岩山で比較的高い場所に生息

ISO144 シャッタースピード1/60という数値が「Exif情報」から読み取れます。ただ良いも悪いもオートなので、マニュアルで調整しようがありません。どこにピントを合わせたかも確認しづらいです。

40分ほど登ると視界が開けるスキー場コース(うさぎ平)です。

40分ほど登ると視界が開けるスキー場コース(うさぎ平)です。

前回は、営業を自粛中だったロープウェイも運行されて中腹駅も営業中。自動車観光道路も開通しているので、観光客も大勢集まっていました。モーリス号へ乗車する人が列を作っています。

藻岩山神社が見えてきました。

藻岩山神社が見えてきました。

モーリス号も動いていて活況を呈しています。

このモーリス号の横に登山道が続いています。

このもーりすカーの横に登山道が続いています。

階段状に急勾配となって行きます。

自家用車などで観光道路を使って来た人に多いのが、往路は「もーりすカー」に乗って、帰りの復路は歩いて降りる。しっかりした遊歩道があって安全に歩くことができるのですが、岩場がゴツゴツした登山道を使う人が目立ちます。

靴のせいでもあるのですが、足もとがふらついて今にも転倒しそうな方達がいて気を遣います。

一応、登山道を使う場合「登りが優先」というマナーがあります。

まもなく山頂です。

さすがに登山客より観光客が多いです。

さすがに登山客より観光客が多いです。相方のiPhone SE2にて

撮影のエンジンやCMOSどれをとっても、画素数の1200万画素のiPhone SE 2の性能には負けます。チューニング次第ですぐれた性能を引き出すところはAppleすごさです。このカメラ用部品のCMOSを供給するSONY技術力も賞賛ものですね。

慈啓会コースへ下山、そして帰宅

11時10分、下山を開始します。

お腹が空いてへこたれ気味の相方は、昼(12時)までに、自宅に帰宅できるんじゃないかと言うが、絶対無理なので、目安として慈啓会病院の登山口くらいまでなら、大丈夫だと思うと言っておきます。

馬の背の分岐付近で、30分ほどかかっています。

慈啓会コース・旭山公園コースの分岐となる馬の背。

慈啓会コース・旭山公園コースの分岐となる馬の背。

もうここで11:35分と言う事は、山頂から慈啓会の登山口までが50分と計算していましたが、私達の足では到着時間は、12:10頃になりそうです。1時間ですね!(>_<)

数日間天候に恵まれていたのですが、随分トレールが湿っていますね!

数日間天候に恵まれていたのですが、随分トレールが湿っていますね!

このコースの特徴として階段が多く続くのと、湿っているのでどちらかと言うと旭山公園の登山口を使うロングコースの方が好きです。案の定、カメラ片手に歩いているので、スリップダウンを二度もやっちまいました。

ここは、日本ではじめてのリフトが設置されたリゾート地?でもあります。その跡が残っています。

現在の伏見の浄水場がリフト乗り場だったと記載されています。

現在の伏見の浄水場がリフト乗り場だったと記載されています。

その隣の伏見地区にある藻岩浄水場付近は、朝に行って来た藻岩発電所と水系を同じでこちらは浄水場からは札幌市民の水道に利用されています。

また、このリフト乗り場の浄水場の付近は、そのリフトがなくなった後もスキー場(坂だけですが)利用されていました、近隣の小学校のスキー学習は、この浄水場付近の場所で行われていた時代がありました。

また、今ではスキーの滑走は禁止されていますが、ロープウェイの横を「北斜面」と言って使われていた?こともあるようです。

結局、慈啓会病院の登山口に到着時刻は12時8分です。自宅まではここから30分ほどかかります。

赤い鳥居が幾十と導く札幌伏見稲荷神社

赤い鳥居が導く、札幌伏見稲荷神社

札幌伏見稲荷神社の横を通り、藻岩浄水場からロープウェイの山麓駅の乗り場へ、わざわざ登り返します。

今年から、神社・境内が撮影禁止になっています。10月11日に神社内に「撮影禁止」のポスターがあり、とても神社らしさを感じませんでした。昔からこの神社の事を知っていますが、一般の参拝者を排除するような雰囲気で残念です。

北海道新聞にその取材内容が載っていました。「商用の撮影禁止」とのことですが、現地の様子はそうとは感じられなかったです。

市電の電車事業所前停留所へ続く階段。

市電の電車事業所前停留所へ続く階段。

東本願寺会館 北海御廟に通じている「階段」を降りてしばらく歩くと自宅です。これで、藻岩山をぐるっと一周する自宅を基点として一筆書きの縦走トレールを終了します。

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登山の中でも縦走のスタイルが好きなのは、『ジョン・ミューア・トレイルを行く―バックパッキング340キロ』の著者で、故加藤則芳氏の書いた作品に影響されています。

当時は「トレッキングマスター試験」の講師でもあり、アパラチアン・トレールの3500キロを歩いた旅から帰国し執筆に追われていた時期に講義をうけました。それから、待つこと数年間やっと「メインの森をめざして」が発刊されます。

ピークをいくつも越えて行くスタイルに共感しました。

オンデマンドペーパーバックの仕様でも出ています。


メインの森をめざして (日本語) オンデマンド (ペーパーバック)

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