バックパックを背負って雨の旭岳へ | テクテクと。

バックパックを背負って雨の旭岳へ

7月のGO TO・・・一泊を使って? Jul 24,2020

一週間前の天気予報が4日間ほどずれ込んだ7月の4連休、延期となったオリンピックのための連休とも言われています。さらに、内容が見えにくいGO TOキャンペーンも始まっています。

なんだかわかりにくいし、観光庁の説明はPDFなのでモバイル端末で見るにはちょっとつらいです。モバイル通信容量のギガを節約している人も大勢いるなかで不親切ですね。

国土交通省 観光庁 > Go To トラベル事業関連情報

個人旅行において、宿泊業者しだいの面もありますが、必要書類は確認していきたいものです。

わかりにくいですが、旅行者としてはこんな書類が必要?

わかりにくいですが、旅行者としてはこんな書類が必要?

領収書以外には、チェックアウト時に発行される「宿泊証明書」が必要な書類であるのが注意点のように思います。

本来であれば、1年ほど前がら5月のGWと7月の連休は混雑する日本から脱出して海外旅行の計画を練っていましたが、新型コロナという理不尽なウイルスの蔓延で状況が変わってしましました。

と言うわけで、予約してあった道内での宿泊をかねてトレッキングをすることにします。当日は朝3時30分に起きて、目覚めの体調を整えつつ5時頃に札幌を出発し、旭岳ロープウェイへ。

天候が曇り空で安定していれば、久しぶりに
ロープウェイ姿見駅⇒旭岳山頂⇒間宮岳⇒中岳分岐⇒中岳温泉⇒裾合平(スソアイダイラ)分岐⇒ロープウェイ姿見駅という周遊トレッキングをと意気込んでいました。

旭岳を選択したのは、ロープウェイに道民割があったから

大雪山旭岳ロープウェイの駐車料金所に到着するも。すでに小雨が降っていて、係の人にこれからの天候を聞くと、今よりもっと風雨が強まる時間がありそうなこと、ちょっとだけ晴れ間が午前中少しだけあると細かい予報を聞くことができた。

天候がすぐれないので、駐車場もまばらです。

天候がすぐれないので、駐車場もまばらです。

通常であれば、この季節は旭岳ロープウェイは、トップシーズンです。通常の料金は、山麓駅←→姿見駅の往復料金3,200円ですが北海道民であれば、1人2,200円と1,000OFFになります。(7月31日迄)

道外からも登山者として思った以上に来ていたので、道民以外はお得感が無かったのは残念に思いながら購入カウンターで並んで見ていました。

※8月1日から31日までの期間中、「こくみん割」がはじまり、日本国内すべての方を対象(日本国内に在住の外国人の方も対象)で500円OFFとなります。
ロープウェイ内は、全員がマスク着用していました。

ロープウェイ内は、全員がマスク着用していました。

ロープウェイ駅舎内では、「三密」のためマスクの着用の要請を守っています。登山をはじめる上で、マスクをしている人は、私が見る限り1人もいません。
あの広い登山道という空間は、すれ違いで「感染」するとは思えませんし、もし着用しようものなら息苦しくて酸素不足で事故が起きそうです。

ほぼ直線的な登山ルートですが、山岳事故も多いです。気をつけましょう!

いつも携帯しているの物として「OS-1」の顆粒があります。
パウダーなので、持ち運びに便利なのと緊急時に「水」に溶かして使えます。
私が知っている限りでは、「大塚製薬公式通販」サイトでのみ「パウダー」タイプは手に入ります。
OS-1のパウダータイプは便利です。

OS-1のパウダータイプは便利です。

もう一つ、冬山の登山ではありませんが「 「めっちゃ熱いカイロ マグマ」」を持って歩いています。夏山なのにとバカにする人は多いと思いますが一袋あたり「34g」程度の備品のウエイトをケチる必要はないと思っています。

3袋でも100g程度(正確には102g)強力な桐灰のカイローマグマ

3袋でも100g程度(正確には102g)強力な桐灰のカイローマグマ

ロープウェイに乗車した時点で雨は小ぶりでしたが、姿見駅に到着すると雨が強くなってきています。遠くの視界もガス濃くなっていて見通しが悪くなっています。そこで当初予定の中岳温泉で足湯をする計画の周遊トレッキングは断念して、旭岳山頂往復に切り替えました。
アウターを本格的雨具に変更したりして出発が遅れました。

アウターを本格的雨具に変更したりして出発が遅れました。

山の天気です。刻々と変化していくのでアウターなどの装備の変更をしながら結局40分以上姿見駅に留まっていたのです。

真夏に雪が残っています。

所々真夏に雪が残っています。

また、この大雪山系を登る時は、真夏の7月であってもライトダウンのジャケットをバックパックに入れています。1,000mで6℃低下すると計算すると・・・、北海道の最高峰ゆえ2000m級の山を侮らない温度管理は重要です。
強い雨とモヤのなかを歩き始めます。姿見の池の横にある旭岳石室
姿見の池の横にある旭岳石室
そんなに難しい登山ルートではありませんが、ガスがかかって踏み跡だけに頼るような行程になると事故が起きやすいです。
金庫岩とニセ金庫岩のある山頂への直角カーブ付近

金庫岩とニセ金庫岩のある山頂への直角カーブ付近で「道迷い」に!

旭岳を往復する場合、登りでは多少視界が利かない霧でも山頂へ踏み跡で登れてしまいます。しかし、復路で真っ白な視界がきかなくなった場合は、直角のカーブの下山方向を誤ってそのまま下ってしまう場所があります。

金庫岩ニセ金庫岩という似たような形の岩に惑わされることもあるようです。

金庫岩、写真はかすみ除去して見やすいですが、実際もっと霞んでいます。

金庫岩、写真はかすみ除去して見やすいですが、実際もっと霞んでいます。

昔から両側にロープが張られているので、跨ぐことがなければ大丈夫のように思いますが、山頂付近では、ロープの高さが低いので、視界のない時は注意が必要です。

九合目近くで昼食を摂って休憩していますが、3時間かかって山頂へ

九合目近くで昼食を摂って休憩していますが、3時間かかって山頂へ

ガイドブックでは、姿見駅から山頂まで2時間の登坂時間ですから凡人以下の山行となりました。たとえ休憩なしで登れても2時間のタイムは無理なような気がします。目線が遠くに置くことができない時は、モチベーションも下がり気味です。

下山を開始・・・神々の遊ぶ庭(カムイミンタラ)

山頂はまだ天候がすぐれませんが、黒岳方面から縦走して来ている人達の話では、晴れ間がのぞいたりして、こちら側より天候が良かったようです。
登りの往路では、視界がなかったために周りの景色がない白い世界と足もとの踏み跡だけでしたが、少しずつ回復していきます。
これから山頂を目指すトラッカーの存在まではっきりと視界がききます。

これから山頂を目指すトラッカーの存在まではっきりと視界がききます。

神々が遊ぶ庭(カムイミンタラ)の全容が見えてきます。

晴れ渡っていればどんなに素晴らしい景色を堪能できたか、と思うと・・・。

噴気口からモクモクと絶え間なく噴き出しています。

噴気口からモクモクと絶え間なく噴き出しています。

ここまで下山してくると、外気温が高くなっているのがわかります。姿見展望台でアウターを替えてロープウェイ姿見駅に向かいます。

姿見の池が見えてきました。観光用の散策路も視界にはいります。

姿見の池が見えてきました。観光用の散策路も視界にはいります。

緊急避難小屋としての役割の旭岳石室がもうすぐそこです。

姿見の池の展望台で雨のアウターを着替えて、20分間隔で運行しているロープウェイに乗り込みます。
天候は散々でしたが、また挑戦します。
ロープウェイ姿見駅⇒旭岳山頂⇒間宮岳⇒中岳分岐⇒中岳温泉⇒裾合平分岐⇒ロープウェイ姿見駅

旭岳ビジターセンターを見て帰路につきます。

翌日は、打って変わって天候は晴れ、早い時間から自家用車がロープウェイの駐車場に集まり、入りきれない車が道路まで渋滞を作っていました。
やはり、周遊計画をするなら天候が良い日ほど、前泊して朝早くから登り始めるのが理想だと思います。
昨年、新たにオープンしたようですが、立派なビジターセンターができていました。
実は、「旭岳」⇒「中岳温泉」⇒「裾合平」と周遊トレッキングをしてみようと考えたのは、中岳温泉に携帯トイレブースが設置されているという情報があったからです。
※『7月17日(金)~7月30日(木)』までの期間限定
トイレがあるわけではありませんが、ブースがあるだけで安心ですね。

トイレがあるわけではありませんが、ブースがあるだけで安心ですね。

ブースの使用はきれいに使いましょう。(あくまで携帯トイレ用です!)

ビジターセンター入口にある「携帯トイレ回収ボックス」

ビジターセンター入口にある「携帯トイレ回収ボックス」

旭岳を離れてここで飲み水としても使われている大雪の源泉を見に行きます。
旭岳のある東川町は、全国で唯一上水道がないので有名です。その代わり大雪山の地表をフィルターにした大雪山伏流水が通っています。
伏流水の源泉です。

伏流水の源泉です。

大雪旭岳源水公園では、多くの人が水を汲みにきています。

8月下旬には初冠雪という年もあるので、夏山でも防寒の対策は滞りなく・・・テクテクと。
もう随分と時間が経過してしまっていますが、1978年に日本語で上下巻二冊構成の出版で、バックパッカー、ハイカー、トレッキングのバイブルの「コリン・フレッチャー 著(芦沢一洋 訳)の遊歩大全」が文庫になって発売されました。
さらに電子書籍Kindle版ならもっとお得に読む事ができます。7月の月間セールになっていました。
自然との共生の必読書が帰ってきました。

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