クメール遺跡を求めて6年越しのシェムリアップへ【10】Apr. 29, 2019~May 06, 2019
昨日は、意外と早くホテルの戻ったのでホテルのプールで過ごすことに。
今回は日本人が多く宿泊しているのですが、この時間は欧米の人達がほとんどです。リゾート施設の過ごし方は見習わなくてはいけません。
なかなか追い払おうとしても、どけてくれません。食べ終わった皿を無心に近づいてきます。私達も美味しかったので、ネコも同じ気持ちなのでしょう。
朝からアンコール遺跡三昧
朝食を済ませて、すぐにホテル入口外に待機しているトゥクトゥクの場所へ。
一昨日のドライバーに会いに行くが、あいにく出ているようだ。スマホで撮った写真を見せて呼び出してもらうと、9時からなら大丈夫なようだ。
20分前くらい前から、ホテルの周りを見ていた。時間があるのでホテル内のトイレに行って戻ったらすでに、トゥクトゥクのドライバーは来ていた。相方と何やら話していたのだが、ホテル正面に止めると、ホテル側でその場所からどけるように言われたらしい。
そこにツアー用の車両が入って来たタイミングであったらしいが、どう見ても「排除する」ような態度だった。
文句を言おうと思ったが時間の無駄と今日1日のスタートで気分を落とすのも大人げないと思い、すぐに乗り込むことにした。
ここのホテルは、それ以来不信感をもったのも確かだが、明日の昼にはチェックアウトなので、流しておいた。
アンコール遺跡をまわるのだが、最初ドライバーから地図を見せられて、観光ルートでもある「小回りコース」がいいか「大回り」にするかと言われた。料金にも関係するのだろうけど遺跡を示していたら大回りコースになってしまった。
時間にすると全部見ると8時間から10時間という。全部の遺跡を見るわけでわないのでお願いすることにした。今日も炎天下、水分補給が要だと思いながらトゥクトゥクに乗り込んだ。
チャールズ・デ・ゴール(Charles De Gaulle)通称アンコールワット通りを使わずにシヴォタ通りを使っている。木々が生い茂っていて交通量も少なめで快適。
周囲を水で張り巡らせた堀が見えて来たのでまもなく到着である。
アンコール・ワットの西塔門は修復中で浮き橋を渡る
今回は、西塔門に直接つづく橋は、まだ修復中ということで、浮き橋を渡る。
こんな浮きを組み合わせて強度を出しています。参道としては立派です。
ちなみに、2014年の5月のアンコールワットは西塔門へ向かってまっすぐ続く参道でお堀を渡っていました。
現在の参道として使われている浮き橋は、西の塔門に対して向かって右にオフセットされて設置しているので、上の写真のように、2014年のようなアングルで記念写真は撮ることができません。この時は、随分ここで写真を撮っている人が多かった事を記憶しています。
このアンコールワットをまわるのであれば、順光で写真が撮れる14時過ぎぐらいが理想かもしれません。
本当は、西塔門から入る予定でしたが、何やらアンコール遺跡の「書籍」を購入しないか?と言われて立ち止まったのがわるかった。英語版だったので断ると、日本語版もあると言う。決して悪い本ではなにのだが、これからの道中にしても、帰りの荷物の重さを考えてもヘビーウエイトなのでお断りした。
そんな事を対応していたら、そのまま中に入ることになってしまった。
少しズレると、三つの塔が五つになります。
さすがアンコールワットです。年間300万人が来るというのは本当だと感じる瞬間です。
第一回廊のレリーフをもう一度
この第一回廊に来たら「東面南側」の乳海攪拌を見逃す訳にいきません。
綱引きの中心で指揮する「ヴィシュヌ神」
すべての面の壁面をまわり写真に収めてきた。前回のように人が多くて撮影がままならないこともなく、来てよかったと思う。
前回に比べて人の数が圧倒的に少ないので、よく言われるように絵巻のように見て歩くことで完結する物語をゆっくりと観賞できた。そうしたら、二周しても圧倒される存在のレリーフは、カンボジアで他の遺跡を寄せ付けない魅力がある。
誰も並んでいなかったのですぐに登れる第三回廊
第三回廊と中央祠堂への階段を楽しみにしている人も多いようです。今回は昇降はしませんでした。ただあ、みなさん、よく知っているようで、休憩するなら日影となるこの場所は都合がいいようです。
ツアーガイドさんも階段を登り見学をして戻るまでは、ここで見守っているように思います。
今回は比較的人も並んでいませんでした。それならば登ってもよかったのですが、ここで時間の節約をしたかったので断念しました。まだまわるところはたくさんあります。
一通り今回の課題としていた場所は見てまわったので戻ります。
最初トゥクトゥクのドライバーに「バルーンに乗る?」と言われたのを思い出しました。今日の無風で天候に恵まれているのなら快適だと思います。
帰りの参道を歩いているときに目の前に、気球がスーッと上がって行くのが見えます。
正規の順路の西塔門を抜けてもどります。
帰りに西塔門の本来の参道を見ることができました。
アンコール・トム遺跡周辺をまわるならトゥクトゥクがいい
これから、バイヨンのあるアンコール・トムへ向かいます。
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