Dec 29, 2019~Jan 04, 2020
2回目のハノイの旅【2】ホアンキエム湖と2階建てオープントップバス
12月30日、今日も空はどんよりとした曇り空です。しかし、決して寒いことはなく地元のハノイの人には悪いが、私は半袖のTシャツです。バイクに乗る地元の人を見るとダウンジャケットを着ている。それにファッションマスク(新型コロナではなく)という出立ちです。
まあ、気温は24℃ほどありますし曇って風が少しあるといっても、ウルトラライトダウンを着る札幌人はいないだろうと思います。
ベトナムは、経済の発展が著しい。
街は騒々しいが若い人で溢れているし、日本製のホンダのバイクは9割を占めるという。それならばと歩道上に駐められているそれらを、交差点から交差点まで数えてみると53台中48台までがその通りホンダだった。
前回行ったカンボジアのシェムリアップの遺跡を案内してもらったトゥクトゥクのお兄さんが言っていたホンダは高くて買えないとは大違いのようです。
ホアンキエム湖にある玉山祠(ほこら)へ
ホアンキエム湖にある玉山祠(ゴックソン祠)に入場すると、伝説の大亀の剥製がある。それが二体が展示されていた。
これは、この湖に生息していた大亀「シャンハイハナスッポン」が2016年1月に死亡したものかと思う。
玉山祠(ゴックソン祠)には、多くの観光客や地元の人が入って行きます。特にお子さんがいるファミリー層に人気です。
2階建てバスに乗車
2018年より運行が開始されたようなので、乗ってみる事にします。ホアンキエム湖周辺を歩くと、よく見かけます。2階部分はオープンになっていて開放感があります。
この2階建てバスは、「赤バス」と「黄バス」がありコースなどが若干違うようです。
停留所のどこから乗ってもチケットを購入できるようですが、チケット売場は、ホアンキエム湖の北側、今いた玉山祠近くに「赤バス」用が購入できます。(土・日曜日は、オペラハウス前にかわります。)
※赤バス公式ページ
ここまで、説明しておいてなんですが、私と相方(妻)が乗ったのは「黄バス」の方です。それは、値段が若干ですが安いからです。
チケット売り場はホアンキエム湖から離れて「Frog Garden(Vườn hoa con Cóc)」の横にあります。
ホアンキエム湖方面からくるとこんな感じで見えてきます。
4時間券・24時間券・48時間券があります。乗り降り自由と言っても4時間券で十分です。
また、出発地点「1」のFrog Garden(チケット売場)」の出発の最終が18:15PMで、戻ってくるのが19:35PMが終了です、24時間券は1日券、48時間券は通しの2日券と解釈する方がわかりやすいように思います。
一応どんなルートか知りたいので、12:45PM発で1時間20分の周遊の旅にでます。
昼食も食べずにバスの出発時刻を待ちます。
この2階建てバスの乗り方に不安があるなら「his ハノイ」で提供している現地オプショナルツアーで申し込む方法があります。ハノイ大教会近くにある「SKYhubラウンジ Ajisai(アジサイ)-閉鎖」で、チケットを受取る安心な方法があります。
価格も「 1,120円 (US$10.00)」とここでチケット代を支払った「219,000VND」と差額が僅かなうえ、わからない事も日本語のみで確認できます。
さらにここでは、特別なプランがあり「2階建てオープントップバスチケット(4時間)+ ベトナム名物料理」という組み合わせも可能です。
1時間半ほどで一周の旅
実は、前回のハノイの旅でほとんどハノイの街を歩きまわっています。特に行きたいところというのが湧いこないです。それならなぜ来たの?と言われそうですが、ハノイの旧市街が変わっていることがたくさんあると感じていたからです。
さすがに動き出すと、風を受けます。いままで半袖でいたのですが、一枚、ウインドブレーカーを着込みました。特に寒いという訳ではないのですがオープンエアの風よけです。
2階からの目線はこんな風景が流れていきます。この位置からは見る事がなかったので、何度も見た景色が新鮮にうつります。
ベトナム軍事歴史博物館でも停車します。タンロン遺跡とともに世界遺産に含まれている国旗掲揚塔(Frog Tower)が見えてきます。乗車中のイヤホンから流れるガイダンスも的確でわかりやすいです。
タンロン遺跡の道路をはさんで向かい側にある「国会議事堂」の広大な敷地がよくわかります。
世界遺産のタンロン遺跡では、乗降する人が多かったです。
クアバック教会(北門教会)が見えて来ました。
前回のハノイの旅では、タイ湖(西湖)周辺までは行っていなかったので、様子を見てみます。こちらの近くに泊まるのもよかったと思えてきました。
このバスルートに日本国大使館などがある「ハノイ新市街」などもルートに入るといいのにと思います。
高望みですが、ガイドブックなどにも余り情報がない「新市街」をもっと見てみたいものです。ビジネス街でもあるのでコンビニやテナントビルなどが多くあるので、ちょっと一休みするとか、限られた時間内でお土産を探したりにも効率的なように思います。
ここは高層のオフィスビルやホテルが並び、何棟もの高層マンションに人々が入居しています。
これを見ると、確実にすぐ経済力をつけて世界の先進国へなって行く道のりが見えます。国の平均年齢が若いという事はすごいことだと思います。
話はズレてしましましたが、13時を過ぎてタイ湖が見えてきました。
とりあえず、一周しているのですが次ぎの周回ではどこで下車するのがいいかを考えるのに、もらったパンフの時刻表を見ながら停車位置に番号を手書きで振りました。
このように、ワンウェイ(一方方向)の走行は、途中下車したときに、「次ぎ」のバスに乗車するか「次ぎの次ぎ」に乗るかで効率が違ってきますし、下車位置から歩いて次ぎの停車場とかで乗車するなど色々考えることがいっぱいです。
バッチャン焼きタイルを使ったギネス認定のウォールストリート
一度、チャンクオック寺を通り過ぎて、壁にタイルが貼られた芸術作品があるストリートがあります。途中でUターンしてしまうのですが、ロンビエン橋を越えて続いていてギネスにも登録されていると解説があります。
焼き物で有名なバッチャン焼きで作られていて2010年にハノイ遷都1000年を記念して作られました。ロンビエン橋入口から歩いて見るのも良いかなと事前チェックしました。
宿泊しているホテルからロンビエン橋入口経由で2.5Kmくらいです。散策にもちょうどよい距離だけど、近くから見てもあまり綺麗じゃない、との風評もあります。バスの上からがちょうどいいのかも。
タイ湖の「チャンクオック寺(鎮国寺)」の通りに戻ってきました。ここでは、多くの人が乗降していました。
ホーチミン廟の「8」のバス停に到着します。ここで下車すれば、ホーチミンの家や一柱寺、ホーチミン博物館へ効率よく見学できます。
世界記憶遺産の文廟
ここは、行ってみたいところで、大体のロケーションを把握しておく。旧市街を歩くと疲労感のうち多くを占めるのが「耳」からの疲れです。騒音とクラクションで五感を働かせているからだと思います。
その点ここ文廟は教育施設だったこともあり、雑踏をちょっとだけ離れることができそうです。
ここは、一番歩くには遠いところかな?と言うことでバスの旅は、大体見えてきました。ホアロー収容所を過ぎて、裁判所が見えてきます。
ハノイ大教会の前を通り、ベトナム女性博物館にバス停があります。
それにしても、前回のノイ大教会はこんなにも込んでいなかったように思っていてけど、クリスマスと新年で違うのかな・・・と高みの見物となりました。
最後にオペラハウスでチケットを購入した場所に戻ると終了です。
ここで、時間調整がは入りました。ハノイ歌劇場(オペラハウス)では乗降が多くありました。外観の写真くらいは撮れたかな、ってくらいの時間調整です。
ライバル?の赤バスの横に並んで、お互い出発時刻調整をしていました。
コミュニティ ガーデン(Vườn hoa con Cóc-Frog Garden)前の出発地点に戻ってきました。
時間調整をしていたためか、14:15PM発の便になりすぐに発車です。多くの人が新たに乗り込んでいました。
私達は、昼食を食べていなかったので、ホアンキエム湖「3」の(Hanoi Cathedral-ハノイ大教会)に近い停留所で下車しまました。もう一度乗るつもりでいましたが、かなり離れた場所に行ったため、他の停留所で近い場所はありましたが、ホテルとの距離が広がるため4時間のバス旅は、2時間ほど残して終了となりました。
それでも、なんとなくハノイの旧市街に数多くある名所は理解できたように思います。自分達が旧市街で見たいところを自由な時間使って見られるので、ハノイに初めて来た時にもお勧めします。
5年前に来たときにこれがあったら、もっと効率よく楽しめた気がします。このバスの停車場所付近で、食事の場所を決めたり、ショッピングのリストをつくったりワクワクできます。今回は曇り空で雨も降らなかったですが、ハノイのハイシーズンの期間に使う場合、日差しを遮る帽子とかスコール用に傘などもっていると良いかもしれません。
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