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青森から秋田の旅「リゾートしらかみ」へ乗車【3】

津軽「2号」

昨日までの天気はうって変わって雨模様です。この雨は東北地方の全体に覆い被さるような雲の動きです。

路面が濡れたせいで、空気が冷たく感じます。

Nov 03, 2023~Nov 05, 2023

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秋田県立美術館「藤田嗣治・斎藤真一」展へ

秋田美術館「旅する画家」

もう一度、本来の旅行プランは、今日青森駅から「リゾートしらかみ2号」で秋田駅。ランチ難民を覚悟して「秋田県立美術館」へ。翌日の昼頃に秋田新幹線「こまち」に乗車して盛岡駅乗換して「東北新幹線」~「新青森駅」そして、そのまま北海道新幹線「新函館北斗」-在来線で札幌という予定。

それを大きく変えた理由は、天候でした。

雨の特急つがる2号

特急つがる2号秋田行き

明日、リゾートしらかみに乗車することにしたので、大幅に秋田の時間配分を変えることができた。午前中には、到着するのでランチも十分余裕を持って食べられる。

奥羽本線と五能線が分岐する川部駅はともに通過してしまうが、この特急つがると「リゾートしらかみ」の別れの駅でもあるので感慨深い。弘前駅はさすがに大きな駅らしく、観光客の乗降が目立っていた。そうこうするうちに、まもなく1時間「大鰐温泉駅」に到着している。

青森駅を出てきた時より、南下している車内から見る空は明るくなっていました。

しかし、雨は降り続いているので、車内からみる景色や景観は寂しさがあるが、北海道では体験済みの「紅葉」の旬が近づいているのがわかる。

このような景色が続くので、ネットでこの辺を調べていると秋田名物に出会います。

ババヘラアイス

ババヘラアイス」と言われるもので、ピンク色はイチゴ、イエロー色はバニラという味で売り子さん(おばあちゃん)がヘラでアイスを盛ることから名付けられた「児玉冷菓」にルーツがあるとのこと。

秋田駅に到着

2時間40分ほどの乗車で秋田駅に到着です。気温は低いですが雨は上がっています。

子供達に人気で、なかなかシャッターを切らしてくれません。乗車アナウンスと共に一瞬周りを囲む人がいなくなった隙に撮った一枚です。

さて、念願の美術館へ向かいます。

藤田嗣治・斎藤真一、旅する画家特別展

秋田には、駅から乗車可能な「ぐるる(中心市街地循環バス)」があり目的の美術館へは100円で行けそうです。さらに市内を周遊するには乗り放題1日券が300円があり利用する価値がありそうです。特に、車を使わずに交通機関をメインに使う旅にはありがたい仕組みです。

駅の西口の「ぐるる」のバス停前で悩みましたが、カマボコ状の屋根が付いたアーケードの仲小路商店街を歩くと街並みを見ながら移動できるとGoogle Mapsが教えてくれます。

展示会場は撮影不可なので、館内フロアは特徴的ならせん階段となっています。1階は天井が高い吹き抜け構造で、入口から入った瞬間に印象に残ります。

会期も終盤ですが、会場には多くのファンが鑑賞していました。斎藤真一の絵を身近に見たのははじめてだったので、引き込まれてしましました。

開催期間途中からインボイス制度が始まり登録番号が添付されている貴重なチケット。

適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応して登録番号他、税率表示(税込10%)を表示するのにシールが貼られています。10月からの限定チケットという事になるのかな!。

昼過ぎに入館して2時間ほど館内で過ごして、千秋公園内の久保田城の城跡へ散策します。

久保田城は、ちょうど紅葉に包まれて

紅葉が四季によって公園の雰囲気を変えているのがわかります。千秋公園内の散策に向かいますが、意外と人の混雑は無いようです。

紅葉はその名の通り「紅」がアクセントになると綺麗と感じます。

園内は30分くらい滞在しました。駐車場も混み合っていないので訪れる人は少ない時間帯だったようです。近隣の人でしょうか、ウォーキングや散歩の姿が見られたので地域には親しまれている場の印象です。

本丸跡

久保田城主佐竹義堯公銅像がある場所は、城址の本丸跡で手前には紅葉を彩る大きな木が周りを囲んでいます。また、与次郎狐の伝説(飛脚)の与次郎稲荷神社があり、鳥居のある参道の両側には狐が神として祀られ、現在は商売繁盛とスポーツの神としても信仰される。

八幡秋田神社

秋の深まる公園を散策しましたが、いつのもようにランチ時間を通り越しています。美術館が充実していたので、食事を忘れていました。

表門まで戻り、駅の商業施設へ向かうことします。これから食べると昼食兼夕食となりそうです。

この千秋公園の今日のイメージに1番近いのは、黄色の千の秋という名にふさわしい落ち葉に覆われた道とのコントラストです。

表門に戻り、駅前のAIS Topicoへ

この千秋公園の今日のイメージに1番近いのは、黄色の千の秋という名にふさわしい落ち葉に覆われた道とのコントラストです。

秋田と言えば、比内地鶏と曲げわっぱ+桜皮細工

南部鉄瓶の急須に桜皮細工が増えました。

美術館のショップで購入した桜皮細工(藤木伝四郎商店)のたたみ茶箕(ちゃみ)と、以前から所有していた南部鉄器の急須3号岩鋳」製の鉄瓶(中がホーロー仕上げでないもの)が、茶道具として加わりました。

※私のは1番小さなものですが、そのサイズの上5号の方が使いやすいかもしれません。

新茶の季節が楽しみになりました。決して高級な茶葉を使うわけではありませんが甘みのある白湯に苦みを抑えた鮮度の良い葉は、最高の組み合わせとなってます。

桜皮細工 茶箕 茶さじ 茶匙 藤木伝四郎商店
ノーブランド品
桜皮細工 茶箕 茶さじ 茶匙 藤木伝四郎商店

駅前に再び戻る事にしたのは、せっかく秋田に来たので伝統工芸品の「曲げわっぱ」を器に使っている「秋田比内地鶏や」を目指したからです。

Topico 3Fにある「比内地鶏や」

ちょうど、待ち時間もなく入店できましたが、いくつかのメニューが売切れとなっていました。究極と極上親子丼がありましたが、二人供に極上親子丼のMサイズを満喫しました。(※この頃、全国で鶏卵(生卵)が不足しているニュースで賑わっていました。)

これは大満足の食事となりました。

この秋田駅に着いて、空模様は曇りから晴れに変わりました。気温は低い状態ですが明日は、晴れの天気予報となっていて一安心しています。

明日、今回の旅行の主たる目的「リゾートしらかみ」の乗車に備えて、リッチモンドホテル秋田駅前iconにチェックインです。
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秋田と言えば、忘れてました。

秋田犬です。歩きを選んだのので、美術館手前で人だかりがありました。前に移動すると、向こう側には秋田犬がいます。(「エリアなかいち」の1F秋田犬ステーション)見ている人はみなスマホで撮影しています。その優しい仕草が人気の訳と知りました。

秋田犬ステーションに寄り道(秋田犬をガラス越しに見学できます)

参考にした書籍

特別展と同様のタイトル

斎藤真一の作品で、東北を語ると「瞽女(ごぜ)」

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