Appil 30,2023~May 05,2023
いよいよ、東北の旅も最終日、お気に入りの盛岡の酒蔵会社の工場見学を予約しています。ここでしか手に入らない日本酒を購入してみたいと思っています。
酒蔵あさびらき十一代目 源三屋 「あさ開」へ
よくネットで購入していいた「日本酒」、原酒の発売も待ち遠しいお気に入りの酒造メーカーです。
今日は、旅の最終日で20時35分にはJR札幌駅に到着している予定です。(旅も終盤です)
ここ、あさ開へ行く交通機関はすでに昨日盛岡駅に到着した時、駅前のバスターミナルでバス停を探し確認済みです。交通系ICカード決済ができるバスが増えているが、一部はまだ対応していないと岩手県交通の案内に書いてあったので、現金払いの可能性が高いので小銭を用意しておく。
岩手のお酒:駅ナカ「南部ビストロ うんめのす」へ
JR盛岡駅で、少し時間があったので宮沢賢治の本を駅ナカの書店で購入した。その間にさっきまで、空席が多かった目的の店「南部ビストロ うんめのす」の席が埋まっていく。
カウンター席だけの店なので、すぐに客で埋まってしまうのですが何とか空席があってすぐに座ることができました。
食事も美味しいので、お酒も進みます。レンタカーや車の旅だったら駅ナカを選択しなかっただろうし、この時間からお酒を呑んでいないです。
列車を使った旅は、ここも時間の都合で行けなかった、その場所をもっと見たかったなど、多くの希望を叶えられないかわりに、ゆったりと気に入った場所で過ごすことができます。
食が進むにつれて昨日の龍泉洞にあった「龍泉 八重桜」を呑んでホテルに戻ります。
今日は「松尾前」のバス停で下車します。
目的の「酒蔵あさびらき十一代目 源三屋」に一番近い停留所というのが一つ、もう一つは目の前にある「茶畑児童公園」内にある「十六羅漢と五智如来像」存在が気になっていました。
この茶畑児童公園(通称ラカン公園)は、曹洞宗 青龍山 祇陀寺(ぎだじ)の末寺、宗龍寺のあったところで明治維新後、祇陀寺に併合されて廃寺となったようです。
江戸時代、南部藩の「四大飢饉(ききん)」元禄8年(1695)、宝暦5年(1755)、天明3年(1783)、天保4年(1833)に餓死者の供養のための石像造りであったと記されています。
公園内の周囲に石像は置かれています。
岩手のお酒(工場見学)2 あさ開
旅の予定を立てていた時、工場見学の予約を入れておきました。
19年前でしたか美味しい日本酒を探していたところ、楽天市場「あさびらき十一代目 源三屋」で販売されていたのが目にとまり購入したのがきっかけで、こちら盛岡に行ったら是非寄ってみたいと思っていた酒蔵です。
地酒物産館で受付を済ませれば、いよいよ工場見学です。
守護神は八幡稲荷神社の豊受姫大神を祀っていて、商売繁盛・家内安全・所願成就を願い、事業繁栄の守り神と由緒に書かれています。
創業者の村井源三は南部藩士だった武士を返上し商人の道を選んだと言うのも、歴史上「明治」という年号によって新たな時代の対応力を備えた人だった事が伝わってくる。
その新しい世界が「あさ開」と名付けた社名に表されていると痛感します。
この時期日本酒造りの旬は過ぎていて、稼働はしていませんが酒造としての旬は12月頃~3月なのでその頃なら日本酒造りの醍醐味を感じられるように思います。
日本酒造りの年始めは7月と言われていますので、このBlogを書いている頃には少し工場のようすが動き始めているかもしれません。
工場の見学は、実際に体験されるのが良いと思いますので、その行程をサラッと写真で紹介します。
この研究室から、スタートします。
⇒「麹室」:手作業による米麹をつくる作業室(室温28℃~30℃)
⇒麹枯らし場(出麹室):出来上がった米麹(約40℃)を棚に広げ、自然に10℃まで下げる。
⇒釜場(蒸米室):洗米後、水に漬けておいた米を、水を甑(こしき=せいろ)に移して釜の上で蒸米にします。
⇒酛*場(もとば=仕込室):蒸米と米麹と水に酵母菌加えて培養したものを酛(酒母しゅぼ)と言い、それがお酒となります。
⇒槽場(ふなば):発酵熟成した醪(もろみ=にごり酒)を酒袋に入れて酒槽(ふね)の中に積み上げて圧縮する行程。
(※出来上がったものが原酒となり、酒袋には酒粕となっていきます。)
近代的な工場であるが、ここまでの作業はほとんど人の手作業で作られているのがよく分かります。
⇒酒母室(しゅぼ):現代の酛場。コンピューターで24時間管理されて、櫂入(かいいれ=攪拌)も自動的にコントロールされています。
⇒発酵タンク室
発酵タンク室の構造の図解です。
岩手のお酒(試飲と限定酒)3
無料の試飲と有料の試飲。相方は飲めないので一人で続けています。
純米生原酒だけは、限定品なので通販では手に入りませんが、同様の飲み比べセットは入手することができます。
季節のおすすめ日本酒セット720ml×3本 (熟麗本醸造・純米大吟醸赤・純米吟醸白)御中元 送料無料 お酒 あさ開 感想:2件 |
純米生原酒は、店舗で購入するしかありません。サーバーから手詰めしてくれます。人気のお酒で手詰め用の瓶がどんどん無くなっていきました。車できた方はお土産にしているようでした。
相方は、手詰めのシーンを動画に収めていましたが、私はまだ有料試飲を続けています。
日本酒のソフトクリーム(アルコール無し)は、呑まない相方にはぴったりの商品。
盛岡八幡宮へ行く前に寄り道2つ
酒蔵あさびらき十一代目 源三屋を出てほぼ直線の位置にある「もりおか町家物語館」が気になっていました。
外観はこんな風情のある建物で、入場は無料でした。
昭和レトロブームが再来しているようなので、懐かしいと思う人が多く訪れるきっかけになるのかなと思います。
ホンダCB50は、名車でした。つい最近このエンジンを使った派生モンキー50ccもなくなり、長年作られているのはHONDAカブくらいになっています。
排ガス規制の名の下に電動(EV)化されて、日本のレシプロエンジンの技術も、だれもが作れる電気モーター搭載のモノづくりに変わって行くのでしょう。
大正蔵と近藤の酒蔵(岩手川)の展示がされています。
かつての銘酒と言われた「岩手川」のラインナップ。
今回の旅で、めちゃくちゃ日本酒を飲んでいるように思われますが最近は呑んでいません。通常モードの生活の中では、日本酒はたまに、が良いように思っています。
昭和レトロと日本酒の歴史を家族で訪れて世代間のギャップを補うにはいい施設だったように思います。
もう一つ朝のバス停「松尾前」にゆかりがある場所?ではないかと思っています。松尾大明神という神社なのですが、「大」が付いていいのかという規模です。
ただ、松尾と名の付く神社は、京都の松尾大社にせよ、出雲の佐香神社(松尾神社)にしても、お酒にかかわる事が多いように思います。
参道は、普通に手入れが入れられているようです。小さな神社ですが、社殿には、扁額(へんがく)があり記載されているのは「松尾社」です。それを書いたのは、新渡戸姫岳(にとべきがく)と言われているようです。
今見てきた、「あさ開」や「岩手川」など南部杜氏のお酒にかかわる神社だったと近隣を見て来ると自然のような気がします。
今回の宿泊場所は、盛岡駅に近いと言う条件で決めました。また、禁煙室が必須で、時間が許せば「朝食付き」をオプション検索しています。
旅の最終日は、駅から始まり駅の戻って、新幹線乗車なので宿泊場所の選択は意外とむずかしいです。駅ならバスやタクシーなども乗車しやすいというのもあります。
そういう意味では、Yahoo!トラベルは目的がハッキリしている時使いやすいです。
今回は「盛岡駅」・「禁煙」・「朝食付き」で選んでいます。たとえば追加して「温泉付き」とかを選ぶと絞り込んでいけます。
旅の目的に合わせて、トラベルサイトを利用しています。
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