昨日11月3日、丸1日を使って冬支度を終えたので、連休の今日はどこかトレールしようと相方が言っていた。朝起きると、気温は低いけれど天候は晴れています。そこで歩いた後は「温泉」がいいという事で、登別に決定です。
迷うのが現地までのルートです。国道230号線を使っていくか、国道453号線で支笏湖経由で行くかを迷います。
国道230号線を使う場合は、洞爺湖水の駅への道道66号線に入って、湖畔沿いの財田キャンプ場がある道道132号線に入り国道453号線から分岐するオロフレ峠で登別に入る方法。支笏湖経由の場合はモラップから、国道276号線で苫小牧市内に入り国道36号線を使う方法。
いずれも、なんだか遠回りのような感じがします。(若い頃なら、その距離がドライブと考えると魅力でもあった)しかし、今回は目的が違っています。手っ取り早く、高速道路を使う事にします。
1時間弱の時間節約ができるので、北広島ICから登別東IC経由がもっとも楽で時間の節約ができそうなので、高速道路ナンバリング「E5(道央自動車道)」で行くことにしました。
登別温泉街にある地獄谷駐車場へ
温泉街に着くと。数年前に来たころに比べて賑わいをみせています。中国の方が多いようですが、昔のように団体が集まってと言うよりも個々の行動が目立っていました。いつもなら多い韓国語の音を聞くことはなかったのは残念です。
地獄谷の駐車場は、二ヶ所あってより地獄谷に近いところと、第一滝本のホテル横で温泉街に近い場所に別れます。
いつものように、手前の温泉街に近い方に駐めます。この駐車場は「大湯沼」の駐車場にも駐める事ができる半券付きで「500円」で1日1回です。
昼前ですが、「ランチ難民」になる前に店探し
札幌を10時くらいに出てきたので、ちょうどランチの時間です。いつもなら先に目的を果たして、昼を外して最後に食事をする事が多いです。しかし、その調子でいると食事にありつけなくなること十数回。
もう少し、経験値を発揮しても良さそうなのですが、アイドルタイムにぶつったり15時で閉店となり食いっぱぐれることになります。ーーーこれランチ難民と私は言っています。
ただ、人気店の昼時の混み方はすさまじいという経験があり、時間を避けていたというのが始まりでした。
今回は、ピザが人気の店へ行くことにします。
食レポの蘊蓄よりも、おいしさが引き立っております。外観の写真を撮っていたら先に数人の団体?が入店してしまった後次ぎに並びます。そのため、すぐに後ろにも続いた客が並びすぐに満席となりました。
私と相方はともにランチセットのコーヒー(アメリカーノ)とサラダを付けて。
混み合って早々に食べるのをあきらめてしまう人もいるので、すぐに切り上げて最初の目的の地獄谷からトレールを開始です。
原泉公園の間欠泉
極楽通り商店街を地獄谷に向かう通りにあり、ちょうど間欠泉が噴き出していたので見に行きます。ここには、鬼の金棒が9本立っていて「金棒伝説」があります。
九星気学なので、中国の方のほうが関心があるようで、説明の看板の前をなかなか離れません。信心深いのでしょう。
縁結びの神、湯澤神社へ
原泉公園の通りが交差するところある神社です。これからテクテクと。歩きますので旅の安全を祈願して参拝します。
階段の途中右側には小さな祠の「三吉神社」があります。
さらに階段の参道を登ると両側に狛犬が見えてきます。
手水舎には、カラス防止のため蓋を閉めて使っています。
参拝を済ませたら早速、地獄谷へいきます。お賽銭は小さなガラスの扉を開けて入れます。
地獄谷の入口に付きました。登別ビジターセンターと鬼っこトイレがあります。
現在では、木道などが整備されて地獄谷の地熱を直に感じることはできませんが、このパイプからの煙がその熱量を感じさせてくれます。
自然の神秘を感じさせてくれます。ここでほとんどの人が足を止めて息をのむように言葉がなく一瞬ですが無口になってしまうみたいです。
地獄谷遊歩道から大湯沼遊歩道へ
紅葉の季節からは少し過ぎてしまいましたが、まだ、黄色や茶色の葉に僅かながらの赤色の葉が残っていました。北海道内では紅葉は済んでいますが、ここ地獄谷は地熱で気候的にも温暖なため遅れているように感じます。
地獄谷遊歩道に入るとまもなく「薬師如来」が見えてきます。
硫黄の臭いが風向きに寄っては強く当たります。このガスに弱い人はマスクなどあるとよいかもしれません。
長い下りの木道が続きます。
鉄泉池の注意書きです。80℃で間欠泉であることが書かれ周囲は立入禁止です。木道を降りる人はいないと思いますがキケンです。また、池を囲むもう一方の柵の面には、「お金を投げ入れないでください」と日本語・英語・中国語・韓国語で書かれていました。
気温はかなり低くなっていますが、寒さを感じません。鉄泉池は沸々と湧いていて幻想的な雰囲気です。
木道を一度戻ります。海外の人達はそのまま、私達と同じ大湯沼遊歩道を使い歩きを選択する方がいようです。日本人の場合は、マイカーやレンタカーも含めて地獄谷駐車場に戻り、共通券を使って大湯沼駐車場へ足を運ぶ傾向が強いように感じます。
ここから25分くらいでしょうか、「奥の湯」へ向かいます。
観光地を国立公園のくくりで書かれた書籍はあまり人気がないですが、観光ガイドブックに比べて自然に対して整備している内容が掘り下げられていて「歩く」を基本とする旅には参考になる内容が多いです。
その2につづく・・・
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