iPad海外ではSIMフリー
キャリア版も使ったりしましたが、海外へ持って行くと海外のSIMがそのまま使えました。その後、期日が来たらSIMロック解除して、キャリアのSIMカードから通信回線の安い「MVNO」に変更してもいいし、通信容量で使い分けることで節約することも出来ます。
また、2021年10月1日以降に 新たに「発売」される携帯電話端末について、正当な理由がない限り、SIMロックを設定せず販売することを義務付けと総務省から発表がありました。
また、docomoにおいては、2021年8月27日(金曜)以降に発売された機種は、SIMフリーでの販売している(一括やクレジット分割の場合)など、各キャリアにおいても多少の違いはありますが、「SIMロック解除いらない」状態で販売されています。
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iPadシリーズの例で示すと、2019年製iPad10.2(第7世代)は、SIMロックがされた状態でキャリアから販売されていました。
PCの画面ですが、docomoはスマホからのSIMロック解除に対応しています。
現在はすでに、このソフトバンクのキャリアの「iPad Pro10.5inch」も、SIMロック解除を行いSIMフリーのタブレットになっています。(このiPad Pro10.5inchは一番多く海外へ持ち出しました)
(国内で格安SIMカードを使う目的なら有効ですが、海外旅行へ持って行く時などは、SIMフリーとなり必要ありません)
まず、海外でモバイルルーターの代わりにしようとの計画です。
それをiPad Proにできれば、海外旅行先のSIMカードを使えるので便利になります。
別途モバイルルーターがいらなくなるのは大きいです。(モノのサイズでは無く、充電するモノが1つなくなるのは海外では利点です)
それ以上に、iPad Proなら持ち物の軽量化につながります。
iPad Pro海外ではSIMフリー、旅に気兼ねなく持ち歩く
今回は、いつも海外旅行で使うMacBook Air11inchをiPad Proに変えてしまおうと思います。
iPad Proも購入から101日からSIMロック解除はできるのですが、海外で使うにはあまりメリットがありません。
そのため海外で使うのであれば、あえてSIMフリーのiPad Proを購入しないで、キャリアでの割引(SoftBankの場合は月月割)で購入して相対的な維持費用を浮かせることも可能です。(3年の縛りはありますが・・・)
実際、現地の空港などで並んでトラベラー用のプリペイドSIMカードを買うより日本で購入したほうが安いことが多いです。
「Amazon」や「Yahoo!ショップ」でも格安のSIMカードを見かけるようになりました。こちらは、東南アジアへ渡航するときにトランジットや数各国移動しても1枚のSIMカードで済む周遊SIMカードです。
日本でSIMカードを購入するメリット。
たとえば、海外空港へ日中のうちに到着するならいいのですが、22時以降の深夜到着便などの場合、SIMの販売ブース(特にキャリア)が終了している場合もあります。
なかなか空港到着後の自由時間がなく、買いそびれるケースもあると思います。(一切海外では、携帯等使わないという人はのぞく)
レンタルの場合は、それなりのコストがかかりますが、繋がらないというリスクが少ないので安心を取るなら選択肢としてあります。
現在、16カ国~33カ国に周遊できる国が増えています。台湾とか香港経由で、カンボジアなどに行くなどトランジットでも、日本でSIMカードを取り替えたまま何カ国も渡航できます。
8日間の有効期限のあるSIMカードなので、期限を有効に使うにはなるべく1ヵ国目の渡航先でSIMカードの取り替え作業が理想です。
iPadは、SIMカードが固くて出せないことがある。
初めて、自分でiPadのSIMカードを出し入れするとき、固くて専用のSIM用ピンでも取り出せないことがあります。
それが、海外の渡航先だったら焦ります。
経験ではiPad2を使用していた時は、キャリアショップでも難儀したくらい取り出すのに苦労したのを思いだします。
そこで、初めてiPadなどのタブレットを持って行く場合、一度日本のSIMカードが入っているところから取り出せるか事前に試しておくと安心です。
1,「AIS SIM2Flyなどの周遊SIMカード」を使い日本で設定していく
2,日本でローミングで接続して繋がる事を確認して電源を落としておく
3,渡航先の海外の空港に着いたら、電源を入れてキャリアに接続
4、データ容量と使用期間に注意してモバイル通信環境が整った旅行をエンジョイ
5,データ量を使い切れなかったら国内で使ってしまう。
トラベラー用プリペイドSIMカードのデメリット
旅に慣れてくると、現地でSIMカードを買う方法もいいと思います。
現地の格安プランなどを使えたりしますし、その都度容量の追加などもできた方が金額を抑えることができたりします。
私の場合アジア方面の旅行はほとんど7日以内で、iPad ProのタブレットでさえホテルのWi-Fiをまったく使わないで過ごしても2GBも使わない状況です。相方はiPhoneで撮影した写真をその都度、Googleフォトにアップロードをする設定で使っても2GB程度で終了します。
周遊SIMカードは日本で設定し期間内なら帰国しても使える
旅行の日程がSIMの有効期間内に帰国した場合は、日本でもそれがつかます。期間内であれば、日本で前の日にセッティングして日本のローミング指定SoftBankの通信として使えます。
何度も、夫婦ともども海外旅行では、プリペイドSIMカードを使っていますが、渡航先の国が対応していればAIS SIM2Flyがいいです。
その理由は、旅のスタイルとしてモバイル通信は無くてはならないですが、そのことに気を使うのは、旅の本来の目的ではないからです。
アジアからヨーロッパへと乗り継ぎ(トランジット)などをする場合は、ひとつのSIMカードで使えるプリペイド SIMカードがあります。
渡航期間の15日間有効ですので、注意が必要です。
SIMカードが多くなるなら専用のSIMカードケースを用意
SIMカードは小さく無くしてしまいそうになります。
家族の分を全部、責任を持ってという場合はなおさらです。
現在の状況では、私と相方のSIMカード交換で二枚、iPad Proで一枚、予備の実験用iPhone 6sで一枚で計四枚のSIMカードの保管が必要になります。
あとSIMカードはリリースピンと一緒に保管すると決めてます。かといって適当なものに入れて置くと帰国後、日本のキャリアのSIMカードに戻すとき紛失してしまったら本末転倒です。
日本で使う本来のSIMカードは、専用のケースに入れて置くと意外に安心します。以前は 「JAPAN EMOTION(JAPAEMO)」のSIMカードケースをつかっていましたが、キーボードやマウスで有名な「ペリックス(Perixx)製」に変えました。
粘着性のケースはどうしても劣化していまうのが欠点です。結局数年で使い捨てのようになってしまいました。
そして、粘着タイプのケースは、なかなか手に入らなくなってしまっていますし、粘着力も落ちてくるので取り替え時期に迷います。
消耗品として考えているので、できれば継続販売をしてほしいのですが、生産が終了してしまします。この粘着タイプは使い勝手はいいのですが、耐久性がないのか次々と廃盤になっています。
最近使おうと検討したのが粘着タイプではありませんが、コンパクトなエレコムの薄型です。
日本に帰国したときに、使っているSIMが無いなんてこと無いように・・・。
プリペイドSIMを機内などで交換する場合、落とすと大変なことになります。グリップパット技術で落ちないSIMケースがあれば便利ですが、劣化が早いのかなくなっていきました。スマホから取り出したSIMカードを置くだけて支えてくれて便利でした。
今は国内をeSIMにして、海外を物理SIMカードという方法もあるので紛失リスクは減っていますね!
といっても、くれぐれも国内の通信回線のローミング接続になっていないように注意しましょう。
(一度、機内で交換しようとしている外人さんが、忘れたのか、見つからないのか、落としたのかわかりませんが、iPhone用のピンを探していました。ちょうど、私も機内で取り替えるところでお貸しすることにしました。その他は、航空機機内のほかラウンジなどで経験があります。)
特に普段、現地のSIMカード販売ブースでSIMカードの購入と交換をお願いしている人が、自分で交換しようとしたとき忘れていた、という事が多いようです。
ベトナム格安キャリア?SIMカードを使ってみた-2020年版
2020年1月、ベトナムハノイへ行ってきました。日本でも格安のベトナムのSIMカードを購入してiPad Pro 10.5inchに、ハノイに着いてからセッチングしてみました。
あまりの安さに、大丈夫かと思いましたが、説明によるとベトナムの大都市は4Gで、世界遺産級の観光地でも3Gということなので、ダメ元で使ってみることにしました。(※購入時290円)
Vietnamobile 「ベトナム プリペイドSIM 4G・3G 20日利用 データ通信量:1日4GBまで高速利用可能」
ベトナムと言えば、50%以上のシェアと基地局もNo.1政府系「Viettel(ベトテル)」が有名です。
日本で購入すると価格は他の通信キャリアに比べて高上がりですが、現地では、指名買いする人もいるようです。以前ホーチミンの空港で購入して使いましたが普通です。
ベトナムの空港で買うなら別ですが、価格が安いので若者に人気があるVinaphone(ビナフォン)が使いやすいように思います。
Viettel(ベッテル)は空港の販売店でXperiaに設定をお願いしたとき、言語設定を英語にしてくださいと言われたことがあります。(iPhone系は、どんな言語でも位置が同じなのでスイスイと設定していました。iPadも同様でどんな言語が表示されていても大丈夫です。)
価格は、ホテルまでのタクシー代と込みの価格だったので、SIMカードとしては割高だったと思います。当時Viettel(ベッテル)が、通信速度が3Gから4G(LTE)になったとアピールしていました。
海外の格安プリペイドSIMカード郊外では使えないのか?(実験)
iPad の検証と言うことで「iPad Pro 10.5inch」に、ベトナムの「Vletnamobile」SIMカードを入れて郊外へ持って行きます。
120GB・30日という大容量タイプで今回の帰国日を含めても、7日間程度の旅行では絶対に消化しきれない容量です。
ハノイのホテルでは、SIMカード交換時のセッチングでホテルのWi-Fiは使いましたが、あとはすべてモバイル通信だけで使用していました。
ホテル内は、通常の4Gで普通に繋がっています。
また、郊外のユネスコ・アジア太平洋遺産賞を受賞したドゥンラム村でも速度は遅くなりましが繋がっていました。
2G・3G、4Gと通信速度を知っているので、この速度くらいは実用だと思っています。
ハノイからこのドゥンラム村まで1時間30分程度ですが、その車での移動の半分以上で圏外です。さらに、相方のiPhone7や私のXpreia XZ Premiumに入れてある大手キャリアのmobifoneでさえ村へ入る手前の駐車場まで、モバイル通信は微妙になります。
それが村の中に入ると問題無く通信ができる状態です。
また、ニンビンにある世界遺産のチャンアンと古都ホアルーに行ってきましたが、当然移動中の車の通信はできないことが多いですが、到着すると通信は可能です。ただし、チャンアンのホートクルーズでは、すべて見ているわけでありませんが、スマホにいれておいたSIMカードの mobifone と同様繋がっているかな?という程度でした。
一応、チャンアンで撮影したボートクルーズ写真の位置情報は残っていました。
次に、場所を移して古都ホアルーですが、移動までの道路は圏外になります。しかし、駐車場内からは通常の通信状態です。あまり気にはならなかったですが、4Gと3Gが混在しているような体感でした。
Vletnamobileは、1日3GBという制限がありますが,30日間という使用期間と最大120GBの容量で、購入時は290円(現在440円)です。今回はハノイが中心にした旅だったので、すべて同じSIMの「Vletnamobile」だけでも良かったようにも思えます。
ハノイのホテル内でしか実験していませんが、Vletnamobileはテザリングができるということなので、iPad Proを母艦にして使えていました。
そう言う意味では、モバイルルーターとしての使用にも耐えられるような通信環境を実現可能なような気がします。
ホテルでPCを使った仕事をする場合は、この大容量でテザリングできるのは魅力的です。
海外に行って日本のSIMカードと渡航先用のSIMカードを交換したら、紛失しないようにしておきたいです。帰国後どこ行ったとならぬように。
ベトナムキャリアのビナフォンは、日本で購入して現地で設定、プリペイドeSIMも選ぶことができます。
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