1、プノンペンへ直行便が飛び、新たに世界遺産が生まれていた。【渡航準備編】

プノンペンから行くサンボープレイクックや南部遺跡の旅【1】Dec. 30, 2017~Jan. 04, 2018

カンボジアにもう一度行く条件が整った。

アンコールワット遺跡群を観に、世界遺産があるシェムリアップに行ったのが2014年。その時は日程的に厳しかったこともあるが、もう一つの世界遺産天空の寺院ブレア・ヴィヘアは、行くことができなかった。特に、カンボジアとタイの国境近くにあるため、紛争が数年前にあったばかりで、日本でも渡航先のレベルとして注意を促していた事もある。

シェムリアップ(というよりも世界遺産であるが)に未練を残しながら、カンボジアは気にかかる国の一つだった。

Angkor Wat Sunrise

アンコールワット・サンライズ:2014年5月5日撮影

そんななかで、2016年9月にANAが日本からプノンペンへの直行便を就航するのをニュースで知った。その時、年末年始はブレア・ヴィヘアのあるシェムリアップへと夢を広げていた。

さっそく相方にきいてみた。

「直行便ができたから、カンボジアのシェムリアップに行かない?」

すかさず返ってきたのが、
「また行くの?アンコールワットもトゥクトゥクのお兄さんもとってもよかったけど・・・」

その時は、

「ブレア・ヴィヘアへ行きたい」と言うこともなく、話は終わってしまっていた。

そんな会話も忘れかけていた2017年7月、

サンボープレイクックが世界遺産に登録されたという旅行を切り出すには絶好のタイミングと話題。

「サンボープレイクックを観るのにプノンペンに行かない?」

これなら、日本からの直行便があるという話題よりもむしろ相方の心を動かすチャンスがあるとみた。相方が予想しているように、日本からの直行便といっても札幌からは絶対になく、羽田か成田と思っているから、インパクトに欠けてしまう。

それが、新しい世界遺産となれば話は違ってくる。
興味をもたないはずはない。

シェムリアップからか、それともプノンペンからかを悩む

サンボープレイクックと言いながら、
「それどこ?」と思った。アンコールワットに関してもガイドブック以上の専門書もあさって読んだのだが、あまりピンとこない。

サンポープレイクック

新しく世界遺産になったサンボープレイクック遺跡は、まだ過去の書籍やネット情報も名称はまちまちだった。

「そう言えば、ソンボールとか ソンボー遺跡って言われているのがあったよな?そのことか・・・」
SOMBORというスペルから、じゃなくソンボーって発音されていて今までは、ガイドブックの片隅に載っていた・・・」

となると、場所はシェムリアップからの方が近いしアクセスが良さそうだ。

「行くならシェムリアップのあの小さな空港ですが・・・」と相方に許可を求めていた。

「でも、ANAの直行便は,プノンペンなんだよね!」

結局、直行便のこと覚えているじゃないか。一応ルートの説明をすることにした

「シェムリアップへANAで行くなら、札幌(新千歳)~東京(成田)~カンボジア(プノンペン)そして乗り換えて、という行程になるね」

「それなら東京方面から行くならいいけどねぇ~、札幌からなら前回のソウル経由とか、台湾経由とか、香港経由とか・・・一回の乗り継ぎでシェムリアップへいけないの?」

これまでと同様、海外に渡航する日取りは、大きな連休しか使えない。そのような環境の場合、国内で乗り継いで時間をかけるよりも、さっさと海外に行ってしまいたい、という心境になる。

それは、国内は大型連休で人も多いし、特に空港はいつも以上に混雑している。しかしながら、海外の空港に入ってしまえば多少日本人は多いと感じるもののいつもと変わらない通常の混み具合であることが多い。

さらに言えば、羽田や成田で前泊しようとすると、通常の金額に比べて高い宿泊代が必要になってくる。この繁忙期コストが意外と大きく、海外なら空港に近くて便利なホテルが格安であったりする。

ここら辺が、首都圏に住む人とは違った感覚かもしれない。

ANAの直行便を選び、プノンペン決めたわけ

ANAのサイトでプノンペン行きを調べてみると、さすがに金額も安い印象である。シェムリアップまで行くとすると、カンボジアの国内線に乗り継ぐことになる。幸いなことにどちらも出発日当日に到着できるようだった。

「1月は天候が安定する季節、アンコールワットは人が凄そうね!」と相方。

「前回のカンボジア、5月のGW頃の雨期に入る手前だって人の数は半端じゃなかった。ホテルから考えるのもいいかもね。サンボープレイクックも生きたいけど、ブレア・ヴィヘアも行きたいから・・・」

しかし、シェムリアップに札幌から行くなら、ANAを使わずにタイ航空のバンコク行きから乗り継ぐ方法や香港経由の方が効率が良さそう。結局ここで考え込んでしまう。

今なら、ANAでプノンペンが便利である。予算的にもお得な感じがする。シェムリアップのように観光都市ではないので、ホテルの価格も比べるとリーズナブルに感じる。サンボープレイクック遺跡までは、若干プノンペンからは時間がかかるが、車をチャーターすることもで解決できそうだ。

ブレア・ヴィヘアへの未練は残るが、時間があればカンボジアアンコール航空日本語のページがあり予約もできて便利だが、ドル建ての換算から見ても高いように思うープノンペンに入ってからチケットを考えることにしよう)を使い、日帰りの往復もできるので、相方には一通り説明して「プノンペン」にした。

カンボジアは、VISAが必要です。

「ビザなし渡航が認められている国ランキング」を毎年発表しているヘンリー&パートナーズによると、2018年、日本のランキングは昨年の5位から3位に上がりました。

The Henley Passport Index 2018 から「Download the latest Henley Passport Index」にアクセスすると、PDFファイルで詳しく見ることができます。各地域別にもランキングがあり、「North Asian Countries」のファイルでは’175国ビザなし渡航ができる‘日本が1位になっています。

それでも、カンボジアはVISA(査証)が必要です。

札幌なので、「在札幌カンボジア王国名誉領事館」にパスポートを預けて数日後に取りに行く方法が簡単な方法です。

また、空港でVISA取得が一番安いとされていますが、顔写真を持っていくのを忘れそうですし、証明写真を撮るとなるとボックスタイプで撮影しても900円位かかってしまいます。

そこで最近知ったのが、ネット上で完結する「e.VISA」申請。支払いはクレジットカードのみのドル建ての金額。一人36$でした。必要な写真はスマホで自撮りしたファイルをアップロードするのでタダです。

代行などの複数サイトがあるようですが、安全なのはオフィシャルサイト(eVisa Kingdom of Cambodia (Official Government Website)にアクセスです。英語のページが表示されますが、言語を選択して日本語を表示できます。

eVisa Kingdom of Cambodia (Official Government Website)

eVisa Kingdom of Cambodia (Official Government Website)にアクセスすること

日曜日に、申請して支払ったので数日かかるのかと思いきや、1時間もしないうちに、メールアドレスに「e.VISA(査証)」が届きました。

e.VISA

e.VISAは、支払い申請して1時間以内にPDFファイルとなって届く。

入国用と出国用の二枚をプリントアウトして持参します。この「e.VISA」は多少メリットがあります。通常のビザ申請をすると、パスポート1ページ分を使ってビザが貼られます。ページの節約にはなるように思います。

「e.VISA」はカラー印刷以外にモノクロでも良いようです。

カンボジアのネット環境をどうするか?

プノンペンの中心部では、快適に4Gでつながるようなので、人気のキャリアSmartが良いようだ。しかし、郊外では3Gで安定的に接続してほしい。

Metfone、Cellcard、SMART

現地の人は、Metfone、Cellcard、SMARTの回線が多いように思えた。

持って行く環境は、そろそろ電池の持ちが悪くなってきた私のXperia Z5 Premium、そして

SIMロックを解除したばかりの相方愛用のiPhone7

(こちらは、記事「海外旅行は、iPhoneのSIMロック解除後アクティベートをしてから出かけよう」で、海外で慌てないために心得を書いている。--SIMロックの解除をして、一度アクティベートをしてからが安心です。なぜか?は、記事に詳しく・・・

そして、今回の旅からお供に入れたSoftBankのiPad Pro10.5 。

PC以上の便利さと軽さを享受できる。

MacBooK AirをやめてiPad Pro10.5 にしたのは、軽量化と国内のキャリアロックがかかっていても、海外ではSIMフリーという事で利便性を求めた。充電用のアダプターが減量できたし、スマホとも共用できる。また、SIMカードを内蔵してくれるので、PC用に持ち歩いていたモバイルルーター(SIMフリー)が必要なくなった。

まだ、渡航日まで日にちがあるので、現地でSIMを購入しようか。日本でアジアの周遊SIMカードを買っていこうか考えていました。現地のSIMカードなら、購入したキャリアオンリーになりますが、周遊SIMカードの場合は、現地で一番都合の良いキャリアに接続する可能性があり、フレキシブルな使い方ができそうです。

実際、日本で購入した周遊SIMカードを機内で交換し、プノンペンの空港に着いてそれぞれ端末の電源をONにしたところ、なぜか相方のiPhone7は「SMART」に、私のXperia Z5 Premiumは「Metfone」に、そしてiPad Pro10.5 は「Cellcard」にローミングしていました。

侮ってはいけない、現地の蚊対策

東南アジア全般に言えますが、蚊の対策はしていった方が良さそうです。日本国内でも夏の時期デング熱が流行して 厚生労働省も注意を呼びかけています。そんな中で、カンボジアの熱帯地方では充分に気をつけるようにしています。

カンボジアでも言われましたが、

「日本人は皮膚が柔らかくておいしいので蚊が寄ってくる。おいしいモノばかり食べているかからじゃないの!・・・」

と言われるくらい、刺されます。

近年、日本でも蚊を媒介するデング熱の発症や、マダニによる死亡者がでるなど、厚生労働省でもその対策の指針がでています。今までは、海外旅行へ行く時に用意する虫除けは、DEET(ディート)の配合比率の8%~12%のものでした。

しかし、デング熱とマダニによる死亡例によるのか、ディートの含有量をアップしています。

その推移として、平成28年にDEET(ディート)の含有量12%を30%に引き上げる検討がされています。

一部の自然派の化粧品製造メーカーなどでは、DEET(ディート)の危険性を訴えていますが、それも死亡事故が出ていないならいざ知らず、現時点での防御するすべを否定するのはどんなもんでしょうか?

肌が荒れやすいとか、上記の資料に書かれているように「12歳未満の子供には禁止」となっています。

このように、国内の対策が進んでいたので、DEET(ディート)の含有量30%のモノを探しましたが、日本の冬の季節、なかなか虫除けをそろえてくれているところが少ない。まして、北海道の雪景色に「虫除け」というのもあまり需要がないのが当たり前です。

東南アジア方面と言えば、乾期と雨期の違いこそあれ、年間の平均気温は30℃を超えるような暑さです。常々、虫刺されに弱い私にとって、虫除けは重要なアイテムです。

今までは、DEET(ディート)8%程度の表示のモノを持っていきましたが、現地の方達が口をそろえて言うように、蚊には刺され放しです。なるべく露出を避ける服装といっても、なかなか実行できません。ほとんど日中は30℃を越えています。

そこで選んだのが、

プレシャワー30EX を楽天市場で比較する。
「プレシャワー30EX」です。商品名の通りDEET(ディート)30%の含有量が売りになっています。ボトルの容量も80mlと海外旅行でも扱いやすいサイズです。

ディート(DEET)フリーで探すなら、プレシャワーPRO イカリジン 80ml-15%配合

イカリジンを選択する人も多いようですが、私はDEET(ディート)を使っています。実際プノンペン及びその郊外の遺跡で使いましたが、扱いに慣れているのと虫除け効果も期待できるものでした。(DEET(ディート)は、肌荒れの心配があるようですが、その症状はあらわれませんでした。また、お子さんのいる場合は、DEET(ディート)を使わない選択肢を残すべきでしょう)

あっ、忘れてました。

虫刺されの薬も大切です。刺されたら「かゆみ止め」が必要です。

渡航準備は整った!

カンボジアのプノンペン行きについて、チョッと違った視点からの準備計画をしてみました。

平成29年も残すとこ2日前、12月30日の朝カンボジアの首都プノンペンへ向けて旅立つのでした。

つづく・・・

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