海外旅行ではモバイルバッテリーもPD仕様で兼用する。 | テクテクと。

海外旅行ではモバイルバッテリーもPD仕様で兼用する。

これまでは、持ち歩くモバイルバッテリーは、あればいいくらいに思っていました。そんなに不自由を感じたこともありませんでした。そこに登場してきたのが、いかに速くスマホの充電するかの技術や方式に出会ってしまうと後戻りはできないような・・・。

Quick Charge 3.0に対応「Xperia XZ Premium」

これがきっかけで、急速充電を考えるようになった。このリチウム充電の世界は日進月歩のなのがわかります。

Quick Charge 3.0対応ACアダプターも現在はPD(Power Delivery)が主流になりつつ・・・

Quick Charge 3.0対応ACアダプターも現在はPD(Power Delivery)が主流になりつつ・・・

ACアダプターの「ANKER Power Port Speed 4」との接続で十分な充電ができます。

「Xperia XZ Premium」のスマホ充電に満足してたのですが、今度は今まで使っていたモバイルバッテリーにつなげても、なかなか思ったように容量が回復してくれません。

薄型が気に入って長年使ってきたモバイルバッテリー

薄型が気に入って長年使ってきたモバイルバッテリー

海外で郊外へ行くと空港のラウンジなどは別ですが、なかなかACアダプターなどを使った充電ができないです。そこでいつもお世話になっているのは、モバイルバッテリーです。

「Xperia XZ Premium」は本体で充電の制御をしてバッテリーの劣化を防ぐようなので、急速充電で満充電となると時間がかかります。過度な期待はしていませんが、充電容量30%以下で通常の充電器より、Quick Chargeの方が心持ち速いような気がします。

PD(Power Delivery)で悠々と海外旅行へー兼用その1

最近では、カメラを持たずにスマホだけで写真を撮り、Google Mapsを使うためにGPSをフル活用、場合によっては評判店の検索などをして、SNSにも投稿する、そんな使い方が一般的になりました。

そのとき、一番負荷がかかっているのはスマホなどのバッテリーです。海外で朝から夕方くらいまで動きまわると必ずモバイルバッテリーのお世話になります。(完全に相方はそうです)

そこで、モバイルバッテリーから充電をはじめるのですが、なかなか容量が増えていきません。そこで、最近バッテリーと端末(スマホやタブレット)の関係を見直すことにしました。

ただし相方は、iPhone7を使っているのですが、Appleの高速充電に対応するiPhone8以降のモデルになかなか変更しようとしません。何か写真の撮りやすさなどがあって手放せないようです。

これまで海外旅行に使っていたモバイルバッテリーは5年ほど経っています。ただ、旅行専用に持っていくので、劣化は少ないとおもいますが効率が悪くなっていることは確かです。

一世風靡したモバイルバッテリー10色展開のHyperJuice の最小モデルの「HyperJuice Micro」

一世風靡したモバイルバッテリー10色展開のHyperJuice の最小モデルの「HyperJuice Micro」

この当時は小型で軽量など使い勝手が主流だったのです。

海外へ行くと、スマホ本体と充電器は毎日夜に充電して翌朝までに「満充電」状態にしておくのをみなさんもやっていることだと思います。そうすると、そのすべてが急速(高速)で充電が終了してくれるとありがたいです。

高速充電&急速充電のモバイルバッテリーの注意

ここで注意喚起のメールが、今回購入したAmazonからきていました。表題は以下のようなメールです。

【重要】モバイルバッテリー関連商品を購入されたお客様へ
モバイルバッテリーおよびその関連商品につきましてはNITE(製品評価技術基盤機構)より以下の通り注意喚起が行われております。』
その内容としては、
・就寝中は充電を控えるか、枕元や寝具の側で充電せず、燃えやすいものが周囲にない場所で充電してください。実際の事故事例やその他の注意事項は上記の詳細リンクからご確認ください。
「上記の詳細リンク」の部分「こちら
     (NITE:ナイト(製品評価技術基盤機構)のページですl
どんな時も発火には注意です。

どんな時も発火には注意です。

急速充電の可能となったかわりに、目の届く方法でということでしょうか。実験では、まったく空のバッテリーの状態から約1時間程度で、iPad Pro 10.5inchを50%までという感じなのでモバイルバッテリーとしての使い方としては、就寝中などには使わないのです。
しかし、モバイルバッテリー本体をPD入力から急速充電をするとき、就寝中が一番なので注意が必要です。
前回のPD対応ACアダプターの記事では、海外の変換コネクタプラグ付きを紹介しました。これはUSB-Cという規格が速い充電を可能としています。そのため、この仕様にACアダプターも端末(スマホ・タブレット)対応し、さらに接続コードも対応していなければならないことを書きました。
変換プラグ付きのPD(Power Delivery)ACアダプター

変換プラグ付きのPD(Power Delivery)ACアダプター

そこにさらにモバイルバッテリーが出てきたので混乱します。
本来は、単純にスムーズに海外の渡航先で観光巡りをしたいだけですが、色々な規格が乱立していて迷ってしまいます。

PDで充電するタイプとPDで給電するタイプ

モバイルバッテリーの進化についてはほどほどにしておきますが、そのタイプについての確認です。

PD対応のスマホ・タブレット・(※PC)がある場合
USB Type-Cによって PD規格の高速充電・給電が可能となった。Anker PowerCore Slim 10000 PD

USB Type-Cによって PD規格の高速充電・給電が可能となった。Anker PowerCore Slim 10000 PD

USB Type-C規格のケーブルとPD形式でモバイルバッテリーを充電し、その供給もPDでするタイプ。

PDにまだ対応していないスマホなどは、PD形式でモバイルバッテリーを高速充電して、従来のUSB Type-Aから出力して、スマホなどに給電するタイプ。
PD充電と従来からのMicro USBからの通常充電が可能。

PD充電と従来からのMicro USBからの通常充電が可能。

もう一つ、USB Type-Cのケーブルでもすべてが高速・急速PD充電に対応している訳ではないことに注意が必要です。

USB Type C to LightningケーブルはApple MFi認証取得のもの

USB Type C to LightningケーブルはApple MFi認証取得のもの

こちらは、iPad Pro 10.5inchに使うために購入。「Anker PowerCore Slim 10000 PDD」のモバイルバッテリーとの接続用に購入。

Apple MFi認証取得が付いたものがオススメ。

USB-C & USB-C 2.0 ケーブルは、PD対応でなければ本来の性能を発揮しません。

それぞれの実験

PD対応モデルではありませんが、iPhone 6sを急速充電してみました。

USB Type C to Lightning ケーブルとPDモバイルバッテリー

USB Type C to Lightning ケーブルとPDモバイルバッテリー

PDモバイルバッテリーとiPad Pro 10.5

PDモバイルバッテリーとiPad Pro 10.5

本体が対応モデルではないので、さすがに効果はあまりなく?75%から100%の満充電まで、1時間かかっていまるところをみると、通常充電とほぼ変わりありませんでした。

今度は、iPad Pro 10.5を先ほどと同じ「USB Type C to Lightning ケーブル( Apple MFi認証取得)」でPD充電対応ケーブルを使った場合は、60%のバッテリー残量から1時間ほどで満充電近くまでの能力を確認できます。

これなら、海外旅行先でもアドバンテージがあります。今後、相方にも、iPhone 7の対応していないモデルから対応モデルのiPhone 8以上を勧めることにします。

こちらは、通常の充電です。iPhone 7を充電するありきたり写真です。ところが、このモバイルバッテリーは、PDで急速充電ができます。出力端子が無いのは不思議ですが、モバイルバッテリーを普段よく使う場合には、この急速充電できるのは助かります。

PDでモバイルバッテリー本体の充電ができる優れもの。

PDでモバイルバッテリー本体の充電ができる優れもの。

相方のように海外旅行先での写真撮影や検索をiPhone 7ですべて行い、途中でモバイルバッテリーのお世話になっているので、このPD充電ができるモデルは、その容量とともに貴重です。

PD充電用ケーブルを吟味するー兼用その2

今回はPD対応のモバイルバッテリー購入とともに決めたので余り間違いははっせいしないように思いますが、今後古いコードをつかったり、「USB-C to USB-C」というケーブル規格であっても、PDの充電には対応していないことか考えられます。

USB-C to USB-Cのケーブル

USB-C to USB-Cのケーブル

最新のiPad PRoなどのモデルは、上記の「USB-C to USB-C」が使えますが、iPhone シリーズなどは、AppleのLightningでつなげます。PDの出力がUSB-C(Type C)のため、専用の「USB C/Type C to Lightning ケーブル」が必要です。

USB C/Type C to Lightning ケーブルはApple MFi認証

USB C/Type C to Lightning ケーブルはApple MFi認証

Lightning ケーブルには、従来から 「Apple MFi認証」の規格がありますので認証されたケーブルを使います。

今後、Quick Charge 3.0の規格は微妙ですが「USBーA to USBーCケーブル」です。すでに、Quick Charge 4.0になっていることや、Quick Charge 3.0が本来のUSBーC規格外であるということもあります。

AndroidのOSモデルには、私がつかっている「Xperia XZ Premium」もQuick Charge 3.0に対応しています。100%の充電までの早さは微妙ですが、それ以下のちょっと充電して置きたいときには有効です。

ケーブルはこんな感じです。

Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブル

Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブル

iPhoneを従来通り充電するなら、「MFi認証」されていればApple社純正でなくて保護、強度、柔軟性のために耐久性のあるナイロン繊維布をつかった丈夫な社外品がでています。

Amazonベーシック ライトニングケーブル iPhone対応 / Apple MFi認証

Amazonベーシック ライトニングケーブル iPhone対応 / Apple MFi認証

この方が海外に持ち歩くには都合がいいように思います。

これで、海外旅行でスマホ充電用の「USBーA to micro USB(Type-B)」や一時期モバイルバッテリーの充電端子に使われた「USBーA to mini USB(Type-B)」など規格別に持ち歩いていたのが嘘のように少なくできるようになりました。

前出のモバイルバッテリー「HyperJuice Micro」は、小型軽量でつかいやすかったのですが、充電が「mini USB」で、うっかりケーブルを忘れて現地で充電できない事がありました。

モバイルバッテリーは、海外旅行へ出かける前に給・充電をかかさない。

実はこの記事を書きながら、今回新しくしたモバイルバッテリーをテストしています。海外旅行の旅先に着いてから、モバイルバッテリーを初めて使う事はしたくないからです。

初期不良というのもありますが、充電と給電をちゃんとしてくるか?を確かめておきたいところです。

モバイルバッテリーを満充電にして(必ず、見えるところに置いています)、スマホややタブレットの充電をして見ます。スペック通りかよりも、発熱やニオイなどの不具合が出ないかの点検です。

これだけは、国内でやっておいたほうが良いと思います。

一応、記事の通り無事テストは終了です。

モバイル小物収納ケース

モバイル小物収納ケース

どこに何を入れようか思案中ですが、ひとまとめにすることで、自分自身の空港手荷物検査場での出し入れにスピードアップを図れるような気がします。

最後に、モバイルバッテリーの海外への連れて行き方です。

機内に持ち込めるモバイルバッテリーの決まりー兼用その3

さて、海外旅行の場合、リチウム電池を使っているスマホやタブレット・モバイルバッテリーなど、預け入れ手荷物には入れられません。そこで、機内に持ち込むことになりますが、どれくらいまで持って行けるか疑問に思いましたので調べてみました。

各航空会社は現在、160Whを超えるモバイルバッテリーは持込を不可としています。

さらに、持込の個数にも制限があり100Whを越えるものは規制があり、100Wh未満100Whから160Wh未満でそれぞれ規制があります。

いったい、この容量(Wh)はどれくらいか?計算してみる事にします。

実際、自分が持っているのもやこれから購入するものの目安になればと思います。

この計算式は電気物理のような式を並べますが、なるべく市販されているものを例にして説明したいと思います。

公式: Wh(容量) = V(電圧)× Ah(バッテリー容量)

この計算式で容量を計算できます。

ただし、モバイルバッテリーの定格表示はmAhですので、Ah(バッテリー容量)に単位を合わせる必要があります。

リチウムイオンバッテリーの規格の電圧は、

以下のように定められています。

定格電圧3.7V、満充電状態で4.2V、終止電圧で2.8Vの電圧特性

この中で、必要(計算に使う)なのは、3.7V(定格電圧)だけ覚えておきましょう。

Ah=1,000mAhと単位をそろえます。

先ほどの公式に当てはめます。

V(電圧)× mAh(Ah=1,000mAh)÷1,000=Wh(容量)

なので、今回の 「Anker PowerCore Slim 10000 PD」や「PHILIPS モバイルバッテリー 10000mAh 薄型 【PSE認証済】」は10000mAh の大容量とうたっていますが、

10,000aWhとリチウム電池は3.7Vを覚えておく

10,000aWhとリチウム電池は3.7Vを覚えておく

Ans: 3.7V × 10000mAh ÷1,000 = 37Wh(容量)

国内の航空会社各社は、100Wh未満は機内持込ができます。(※スカイマークは2個迄)

今回の実験した2つのモバイルバッテリーは、一応制限を受けないようです。

機内持込可の100Wh未満とは・160Wh未満とは、「何mAh」

それでは、逆算をして「100Wh」未満は、市販のモバイルバッテリーの「何mAh」迄可能なのかかが気になります。

Ans:(100Wh×1,000)÷3.7V=27,027mAh

答えは「27,027mAh」です。

これなら、USB-C PD出力でMacBook ProなどPCの急速充電可能なものが発売されています。「Anker PowerCore+ 26800 PD (26800mAh 2ポート 超大容量 モバイルバッテリー)は、商品名の通り26800mAhですので、「100Wh」未満となります。

それでは、「160Wh」未満はどれくらいの「mAh」でしょうか?

Ans:(160Wh×1,000)÷3.7V=43,243mAh 

答えは「43,243mAh」です。

こちらになると手荷物でも制限が強くなります。

これに近いのが、Macbook airバッテリーで好評のMAXOAK 36000mAh の 133Whがあります。

ここまで行くと、短期の海外旅行の荷物としては898 g とモバイルパソコンに近い重量で私の選択から外れます。ただ、長期の旅行の備えとして考えると、機内持込もできる160Wh以下なのがうれしいところです。

また、自宅と兼用で災害時のモバイルバッテリーと考えて持っているというのなら、有効な非常用バッテリーとして捉えると優れたスペックだと思います。

海外旅行用のモバイルバッテリーを選ぶには、27,000mAh以下43,000mAh以下という2つの数字を覚えておくと便利です。

Anker PowerCore Slim 10000 PD

今回はAnker PowerCore Slim 10000 PDを使用。

※各航空各社に最終的に問い合わせください。また、空港による持込制限がある国もあるようです。

海外の航空会社では、その内容が違います。トランスファーなど複数の航空会社を使う場合はよく確認しておく事をオススメします。

今回のモバイルバッテリーの急速充電を行うには、PD(Power Delivery)のACアダプターが必要です。付属しているものもありますが、別途購入時は注意が必要です。

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