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【青森・久慈・宮古へ鉄道の旅】東北ぐるっと巡り・龍泉洞編

ドラゴンブルーの龍泉洞

ドラゴンブルーの龍泉洞

Appil 30,2023~May 05,2023

龍泉洞のドラゴンブルーを求めて

日本三大鍾乳洞の一つで天然記念物に指定されている龍泉洞です。他の2つは山口県の「秋芳洞」と高知県の「龍河洞」です。それぞれ特徴がありますが、ここ岩手県の龍泉洞はコウモリの生息で有名です。

鉄道で旧岩泉駅と小本駅(現:岩泉小本)を結ぶはずだった。

岩泉町営のコミュニティバスに乗り込みます。そ

の時刻表を見ていると、一度「龍泉洞前」の停留所からUターンして今来た岩泉中学校前まで戻り進行方向を変えて、役場の方へ進み終着「岩泉消防署前」となっています。

旧岩泉駅舎は、岩泉観光センターとなっている。

旧岩泉駅舎は、岩泉観光センターとなっている。

この停留所こそ岩泉線の終着駅「岩泉駅」でした。

それはJR山田線の茂市駅から分岐して岩泉駅:2010年7月運休のままになり、とうとう2014年4月1日まで復旧されることなく廃線となった駅舎がある場所です。

当初その岩泉駅から三陸鉄道の小本駅(現在の岩泉小本駅)を結ぶ鉄道路線の計画がありました。その鉄道のかわりに、今回乗車した「コミュニティバス」が走っているようです。

岩泉町コミュニティ小本線の運行表

岩泉町コミュニティ小本線の運行表

この旧岩泉駅舎には観光センターがあり、岩泉の街を中心に観光するなら盛岡から経由する方法もあります。また、運行表が示すとおり龍泉洞を見て、廃線となった岩泉線をバスで、茂市駅(現:JR山田線の駅)に向かう方法やバスで盛岡駅へ行くルートも考えられます。


最初は、ここまでバスで乗車して、当時の岩泉線の面影を残す「鉄道ジオラマ」がロビーにある「ホテル龍泉洞愛山」の宿泊も考えました。

岩泉の中心部なので宿泊以外にも便利でなこと、鉄道好きも納得ですね。

それでも、龍泉洞の観光は、マイカーなどで公共の交通機関という人は、バスの乗客をみても少なく、そのほとんどを住民の足となっているように、設備や人の問題をクリアするにはキャパがあまりにも小さいのだと感じます。

さて、私達はこのコミュニティバスを旅行計画通り「温泉ホテル前」で下車しました。

龍泉洞温泉ホテルに宿泊を決めたのは、ここの立地です。県道沿いに流れる清水川に敷設される遊歩道は、散歩気分で龍泉洞へ行くことができます。

龍泉洞へつづく清水川遊歩道があったから

清水川遊歩道

清水川遊歩道は、ホテルの敷地から龍泉洞の入口まで

温泉ホテル前バス停での下車は、ちょうどホテルのチェクイン時間です。そのまま、一度部屋に荷物を下ろして早速遊歩道探索です。

ホテルから駐車場の方向へ

ホテルから駐車場の方向へ

龍泉洞の営業時間は、5月から18:00PMに1時間延長になっているので、混雑していなければ明日予定していた、鍾乳洞巡りができるかも知れないと思い向かっています。

清水川

川の透明度が高く名前の清水川にふさわしい流れをしています。

遊歩道の上を県道が走っています。このあたりは一番車道に近いところですが、あまり走行音などは気になりません。

まもなく到着というところで、振り返ると象の顔のような岩に張り付いた木の根が面白い。

振り返らないとこのように見えないところがまた楽しい。

振り返らないとこのように見えないところがまた楽しい。

遊歩道の最後は、釣り堀となっています。写真は、ちょうど親子専用スペースで危険の無いように配慮されています。

親子連れで楽しんでいます。

親子連れで楽しんでいます。

龍泉洞の入口です。外気温は16.4℃、鍾乳洞内は8.1℃とヒヤンと感じるレベルです。洞内は、10℃以下が1年中続くというので、真夏の暑い時は避暑地気分でしょうか?

外気温は16.4℃、鍾乳洞内は8.1℃とヒヤンと感じるレベル。

外気温は16.4℃、鍾乳洞内は8.1℃

入場券はクレジットカードやsuicaなど電子マネーが使えました。龍泉洞と新洞科学館がセットで1,100円となっていました。

明日ならもっと混み合いそうなので龍泉洞に入洞

混み合っている季節なので入場に制限がかかっているようなら、明日の朝にしようと思っていましたが、一方通行にはなっているようでしたがすぐに入る事ができました。

龍泉洞のあらましと珍しい鍾乳洞に生息するコウモリの説明です。

龍泉洞のあらましと珍しい鍾乳洞に生息するコウモリの説明です。

最初に二股にわかれるのでルートを選択します。滝の淵コースとコウモリ穴コースがあり、後者の階段20段のほうを選びます。他の人達は、コウモリがいるとスマホライトを当てていましたが、私達は暗くて見ることができませんでした。

地蔵岩あたりで合流

地蔵岩あたりで合流

地蔵岩が見えてきたら、先ほど二股に分かれたルートは、ここで合流です。

ドラゴンブルーはいくつも見ることができますが、地底湖としては第1・第2・第3と続いてます。ここは階段30段を登った所から見下ろす感じになります。湖底まで透き通った透明の地下水は吸い込まれそうになります。

最後に60段の階段があります。鍾乳洞なので踏み段は常に濡れていますので、スニーカーなどのノンスリップ平底の靴が安全です。

最後に60段の上り階段があります。

最後に60段の上り階段があります。

龍泉洞の洞内が一定温度を保っていることから、山ぶどうワイン「宇霊羅」の保管庫として貯蔵されていました。

山ぶどうワイン「宇霊羅」

山ぶどうワイン「宇霊羅」は予約販売のようです。発売時期はいつでしょうか。

出口が近いのが、外からの光が逆光として目に入ってきます。

トンネルを抜けると出口となりました。

 

新しく開店した「龍泉洞 わっか」で一休み

新しくできた「龍泉洞 わっか」へ入ってみます。龍泉洞のほか岩泉の名産品の販売がされて賑わっています。

ホテルの部屋に戻って飲む「龍泉洞炭酸水」と「龍泉洞ビール」を買って帰ります。地方発送もやっていたので、ここで頼んで旅を続けることもできます。

岩手県道7号久慈岩泉線沿いにある建物です。

岩手県道7号久慈岩泉線沿いにある建物です。

龍泉 新洞科学館は、明日に持ち越しです。来た道の遊歩道を使って部屋に戻ります。

振り返ると、今日一日歩きどうしとだったと思いました

振り返ると、今日一日歩きどうしとだったと思いました。

夕食の前に温泉に浸かって冷やしておいた「炭酸水」を飲むことにします。

龍泉洞の炭酸水

一般的には、龍泉洞を水源とする水の事をドラゴンブルーと言いますが、その場所を表す「リュウセンブルー」と日本語読みで表す場合もあります。

折角なので、夕食は「龍泉 八重桜」の日本酒飲み比べセットをいただきました。

H31金賞受賞酒 泉金酒造 龍泉八重桜 大吟醸 720ml 木箱付
泉金酒造
日本名水百選・龍泉洞地底湖の水を用い厳選し高精白した酒造好適米を長期低温発酵させました。キリッと爽やかな飲み口に吟醸香が薫る南部杜氏の巧の粋。

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